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当院は黄色いチューブ・注射器を使用しており、退院の際にもこのチューブで患者様およびご家族に退院指導を行っております。しかし、医療安全の観点から2021年11月で現在ご使用されている胃ろう・腸ろうなどの栄養チューブが全国的に変更となり旧タイプのチューブ類は製造中止となります。
そのため、当院でも以下のように変更させていただきます。
今回の規格変更に伴い、交換コネクタが必要となる場合があります。詳しいことは、外来看護師または、医療福祉相談室でご相談下さい。外来受診時に必要な方には、当院看護師から説明をさせていただきます。
詳細につきましては下記URLにてご確認いただく事も可能です。
◆誤接続防止コネクタの国内導入について(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/medical-safety-info/0185.html
◆ISO80369-3経腸栄養分野の小口径コネクタの変更について(株式会社ジェイ・エム・エス)
http://medical.jms.cc/useful/iso/index.html
退院時には患者さんやご家族への指導も行なっておりますが、外来での入れ替えの場合は、在宅サービスと協働し在宅療養を支えていきたいと考えています。そのため、入れ替えの予約が入った時点ですでにサービスを利用されている方については、当院医療福祉相談室から介護支援専門員に入れ替え後の初回の注入時に訪問看護師のサービス導入を連絡させていただくなど、患者さんやご家族が安心して移行出来るようにさせていただきます。
また、サービス利用されていない方で内視鏡室看護師が指導後に訪問看護師にてフォローしていただきたい場合には、患者さんやご家族と相談し一時的に訪問看護の利用をお勧めすることもあります。
旧タイプのボトルやチューブ類が多く残っている方については、当院売店で変換コネクタを販売しておりますので、こちらもご利用下さい。