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麻酔科 科長 鬼頭幸一
責任基幹施設である滋賀県立総合病院、関連研修施設の大津日赤病院と大津市民病院において、専攻医が整備指針に定められた麻酔科研修カリキュラムの到達目標を達成できる教育を提供し、十分な知識と技術を備えた麻酔科専門医を育成する。
プログラム責任者:鬼頭幸一
指導医: 鬼頭幸一、森浩子、疋田訓子、窪田理恵
専門医:大植学、金芳成
標榜医:佐谷由起子
研修実施責任者:篠村徹太郎
指導医:篠村徹太郎、吉川幸子、宇賀久敏
専門医:池上直行
研修実施責任者:三島誠吾
指導医:三島誠吾、橋口光子
専門医:篠原奈緒、神原恵、永井裕子、宮内三津子、福井道彦、小尾口邦彦、蒲池正顕、藤岡尚子
合計症例数 | |
---|---|
小児(6歳未満)の麻酔 | 25症例 |
帝王切開術の麻酔 | 10症例 |
心臓血管手術の麻酔(胸部大動脈手術を含む) | 25症例 |
胸部外科手術の麻酔 | 25症例 |
脳神経外科手術の麻酔 | 25症例 |
安全かつ安心な周術期医療の提供といった国民のニーズに応えることのできる、麻酔科およびその関連分野の診療を実践する専門医を育成する。具体的には下記の4つの資質を修得する。
麻酔科診療に必要な下記知識を習得し、臨床応用できる。具体的には公益法人日本麻酔科学会の定める「麻酔科医のための教育ガイドライン」の中の学習ガイドラインに準拠する。
1) 総論:
2) 生理学:下記の臓器の生理・病態生理、機能、評価・検査、麻酔の影響などについて理解している。
3) 薬理学:薬力学、薬物動態を理解している。特に下記の麻酔関連薬物について作用機序、代謝、臨床上の効用と影響について理解している。
4) 麻酔管理総論:麻酔に必要な知識を持ち、実践できる
5) 麻酔管理各論:下記の様々な科の手術に対する麻酔方法について、それぞれの特性と留意すべきことを理解し、実践ができる。
6) 術後管理:術後回復とその評価、術後の合併症とその対応に関して理解し、実践できる。
7) 集中治療:成人・小児の集中治療を要する疾患の診断と集中治療について理解し、実践できる。
8) 救急医療:救急医療の代表的な病態とその評価、治療について理解し、実践できる。それぞれの患者にあった蘇生法を理解し、実践できる。AHA-ACLS、またはAHA-PALSプロバイダーコースを受講し、プロバイダーカードを取得している。
9) ペイン:周術期の急性痛・慢性痛の機序、治療について理解し、実践できる。
麻酔科診療に必要な下記基本手技に習熟し、臨床応用できる。具体的には日本麻酔科学会の定める「麻酔科医のための教育ガイドライン」の中の基本手技ガイドラインに準拠する。
1) 基本手技ガイドラインにある下記のそれぞれの基本手技について、定められたコース目標に到達している。
麻酔科専門医として必要な臨床現場での役割を実践することで、患者の命を助けることができる。
医師として診療を行う上で、医の倫理に基づいた適切な態度と習慣を身につける。医療安全についての理解を深める。
医療・医学の進歩に則して、生涯を通じて自己の能力を研鑽する向上心を醸成する。
研修期間中に手術麻酔、集中治療、ペインの充分な臨床経験を積む。通常の全身麻酔・硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔・神経ブロックの症例経験に加え、下記の所定の件数の特殊麻酔を担当医として経験する。ただし、帝王切開手術、胸部外科手術、脳神経外科手術に関しては、一症例の担当医は1人、小児と心臓血管手術については一症例の担当医は2人までとする。
合計症例数 | |
---|---|
小児(6歳未満)の麻酔 | 25症例 |
帝王切開術の麻酔 | 10症例 |
心臓血管外科の麻酔(胸部大動脈手術を含む) | 25症例 |
胸部外科手術の麻酔 | 25症例 |
脳神経外科手術の麻酔 | 25症例 |