春らしい暖かい陽気のなか、平成30年度の最終日を迎えました。
本日をもって退任・退職をされる方々に辞令交付を行い、長きにわたり、滋賀県政の発展に誠心誠意ご尽力いただいた皆様への感謝の気持ちをお伝えいたしました。
今後も引き続き、退職される皆様の経験と熱意をしっかり受け継いだ後輩職員の皆さんとともに、一人ひとりが尊重され自分らしく生きることができる「未来へと幸せが続く滋賀」の実現に向けて、前向きに取り組んでまいりたいと思います。
皆様のこれからの新たな分野や地域でのご活躍を心よりご期待申し上げます。
午前中、知事室にて、土壌の養分状態を把握する研究機器「無機態窒素分析装置」を寄附いただいたJAグループ滋賀様に対し、感謝状の贈呈を行う。
正確な土壌分析に基づく営農指導は、おいしい近江米の安定生産につながります。いただいた機器を最大限活用し、平成31年産米での特A取得をめざして関係団体の皆様と一緒に取り組んでまいりたいとお伝えしました。
続いて、滋賀県警の水上警察隊の新警備艇「たかしま」の竣工式に出席。
今回、新たに配備される大型警備艇は、水上事故や災害時の捜索・救助活動に高い能力を発揮することが期待されています。琵琶湖の安全・安心を守るために、今後も警察と連携し、県民の皆様の期待に応えてまいりたいと思います。
午後からは、一般社団法人滋賀県造林公社の理事会に理事長として出席。
平成31年度事業計画および収支予算についてご審議いただき、原案のとおり議決いただきました。
その後、関西広域連合が主催する「関西エコオフィス大賞」の表彰式に出席。
創意工夫に満ちたエコオフィス活動を実施されている事業所として、今年度は大賞1社、奨励賞6社を表彰いたしました。
社用車の事故データ等の分析によるエコ安全ドライブの推進や従業員の夏季の終業時間の繰上げによる節電など、受賞された皆さんの創意工夫と日々の努力の積み重ねによる温暖化防止の取組に敬意を表するとともに、今後さらに取組が広がることを期待しています。
夕方からは、世界農業遺産の認定をめざす「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の総会に出席。
このたび、琵琶湖と共生する本県の農業・水産業が織りなす「琵琶湖システム」が“日本農業遺産”に認定され、あわせて、“世界農業遺産”申請の承認も得られました。関係者の皆様にあらためて感謝申し上げるとともに、今後は、さまざまな主体の参画による取組のさらなる活性化や多言語による発信強化に注力し、「琵琶湖システム」を次の世代への贈り物として、しっかりと引き継いでいきたいとお伝えしました。
滋賀県伝統工芸品第11次指定書授与式に出席。
このたび、「長村梵鐘」と「江州よしすだれ」の2品目を新たに指定し、製造者である株式会社金壽堂様、株式会社タイナカ様、よし藤田井中憲一様へそれぞれ指定書と記念の盾をお渡しいたしました。
どちらの工芸品も細部までこだわり抜いた素晴らしい技術をもって製造されており、伝統を守り継いでくださっていることに深く感謝を申し上げました。
続いて、ピアザ淡海へ移動。滋賀県戦国観光キャンペーン推進協議会の設立総会へ出席。
NHKの連続テレビ小説「スカーレット」や、大河ドラマ「麒麟が来る」の放映が予定されており、名だたる戦国武将にゆかりのある地域が数多く存在する本県の魅力を発信するまたとない機会に恵まれました。この機会をとらえて、関係者の皆様と一致団結した観光キャンペーンを行い、観光素材の磨き上げや受け入れ態勢の整備、情報発信に取り組むことで、世界に誇る観光地にしてまいりたいと思います。
次に、平成30年度滋賀県市長会議の第2回定例会へ出席。滋賀県首長会議の再開に向けた協議をさせていただきました。
宮本守山市長が調整役を引き受けて下さり、私を含め各首長と丁寧に意見交換を重ね、再開の方向にまとめていただきました。深く感謝を申し上げます。
首長会議の早期再開に向けて、調整してまいりたいと思います。
知事室へ戻り、関西電力様より、大飯原発原子力安全協定改定に係る報告をお受けする。
大飯発電所の廃炉が決定し、その廃止措置は約30年にわたる長期的な取組となります。その前例のない作業には相当な困難も予想され、県民の皆様の不安も大きいところです。このような状況を踏まえ、本県から原子力発電所の安全確保および防災対策についての申入れをさせていただきました。
今後も動向を注視するとともに、原発に依存しない社会の早期実現に向けて取組を進めていかなくてはならないという思いを強くいたしました。
平成29年度の子ども県議会で、「子どもにも楽しい観光を!」というテーマで、子ども用の観光パンフレットの作成について提案をいただきました。その時の子ども議員のうち、18名の皆さんが編集委員として、この1年間、観光パンフレット作りに取り組んでくれました。
取組の発案者である北條さんから完成した観光パンフレットを受け取り、皆さんから新たに発見した滋賀県の魅力や、苦労したこと、工夫したところなど、さまざまなお話を聞かせていただきました。
皆さんが一生懸命作ってくれたこのパンフレットをこれからの観光振興にどんどん活用していきたいと思います。
続いて、「第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会愛称・スローガン発表および表彰式」に出席。
応募のあった愛称10,601点とスローガン10,209点の中から最優秀賞に選ばれたのは、愛称『わたSHIGA輝く国スポ・障スポ』、そしてスローガン『湖国の感動未来へつなぐ』。それぞれの発案者である滋賀県立草津東高校の本多美喜さんと、滋賀県立守山中学校の小笠原登真さんに表彰状を授与いたしました。
今後、開催までの様々な場面でこの愛称とスローガンを使わせていただくことになります。本県らしさがよく表現されたすばらしい愛称とスローガンを考えてくれたお二人に感謝申し上げ、県民みんなで大会を盛り上げてまいりたいと思います。
次に、宝くじ「幸運の女神」である谷山美香さんをお迎えする。
4月1日から「ビワイチ」の図柄入りくじが発売されることに伴い、その報告とPRに来てくださいました。
宝くじの販売収益の約4割が県の収入になり、その財源は、ビワイチの推進に欠かすことのできない道路整備事業等にも充当されます。
ぜひ、皆様にもこの宝くじを滋賀県内で購入していただきたいと思います。
続いて、滋賀経済同友会の「知事を交えての春季懇談例会」へ出席。
『健康しがの推進~「世界から選ばれる滋賀」を目指して~』と題して本県の経済活性化に向けた取組等について講演をさせていただき、本日の公務を終了いたしました。
午前中、今後の大戸川治水に関する勉強会に出席。
第3回目となる今回は、瀬田川洗堰操作に与える影響の検証結果の報告を受けるとともに、前回までの内容を踏まえ、勉強会としてのまとめを行っていただきました。勉強会での結果をよく咀嚼し、県としての判断をしてまいりたいと思います。
午後、滋賀県防災会議に出席。
昨年は様々な災害が多発した1年でした。これらの災害から得た教訓を、今後の災害対応にしっかりと活かしていけるよう、滋賀県地域防災計画の修正を行いました。県民の生命と財産を守るという重要な使命を果たすため、委員の皆様とともに、防災・減災対策にしっかりと取り組んでまいります。
本日は、草津で開催された「北村良藏氏旭日雙光章記念祝賀会」に出席。
現在、草津電機株式会社 取締役会長の北村良藏様は、社業の発展はもとより滋賀県中小企業団体中央会の常任理事に就任されるなど、本県のモノづくり産業の発展に多大なご貢献をいただきました。
常に一歩先を考え、新しい時代に向かって未来を切り拓かれる北村様の姿勢を、私も見習ってまいりたいと思います。
北村様におかれましては、引き続き、本県の商工業の振興・発展のためお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
午前中、(仮称)彦根総合運動公園・野球場の利用に関するご要望をお受けする。
スコアボードの改修やナイター設備の利用、駐車場の確保などについてご意見をいただきました。野球場は、建設から年月が経過し老朽化してきている箇所もあります。県民の皆様に快適にご利用いただけるよう、必要な予算を確保しながら改修や運営を進めてまいりたいと思います。
また、午後からは、関西広域連合委員会に出席するため大阪へ。
委員会では、琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会の報告や関西エコオフィス大賞の報告などが行われました。引き続き、関西全体で連携しながら、環境問題をはじめ、広域の課題に取り組んでまいりたいと思います。
春分の日の本日は、滋賀県立大学の学位授与式に出席。
大学生活で多くのことを学ばれた皆さんの晴れやかな表情とこれから新たなステージで活躍しようという若いエネルギーが会場に満ち溢れていました。
滋賀県で学んだ経験を活かして、世界を舞台に活躍されることを心から応援いたします。
その後、「第3回近江の新酒きき酒会」に出席。
県内33蔵が一堂に会し、今年度仕込んだフレッシュな新酒の試飲や各酒蔵の仕込み水の飲み比べができ、県内外からたくさんの方々がお越しくださいました。
米どころ、酒どころの滋賀の地酒を、全国に、そして世界にもっと広めていきたいと思います。
本日は、「知事と話そう!職員座談会」にて総合政策部情報政策課の職員と意見交換をしました。庁内のIT化やペーパーレス化など、業務の効率化について考え、取り組んでくれています。「滋賀県ならできる」を合言葉に、先進的な取組を牽引してくれている皆さんが、これから県の取り組むべき様々な業務アイデアを提案してくれました。
行政経営改革室長にも途中から参加してもらい、県庁の各課で実践していけるよう共有しました。取り掛かれることから、すぐに実践してまいりたいと思います。
その後、草津線の利便性向上に向けた署名活動に取り組んでくれていた高校3年生の隠岐淳一さんから活動報告を受ける。
平成29年9月から署名活動を始め、同級生らの協力を得ながら約500名の方の署名を集めてくれました。皆さんの声をJR西日本へもお伝えしていきたいと思います。
また、午後からは、第2回滋賀県産業振興審議会に出席。委員の皆様と次期滋賀県産業振興ビジョンの策定について意見交換いたしました。県民の皆様とともに作り上げるビジョンにしてまいりたいと思います。
午後、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のための寄附に対する感謝状贈呈式を行う。
このたび多額の御厚志をいただいた滋賀倉庫土地株式会社様、株式会社長栄様、株式会社叶匠壽庵様、ツルタホールディングス株式会社様、株式会社大山建設様に感謝状をお渡しし、お礼申し上げました。2024年に滋賀で開催する国スポ・障スポ大会に向けた施設整備のために、大切に使わせていただきたいと思います。
その後、びわ湖フローティングスクール事業 ネーミングライツ契約調印式を行う。
学習船「うみのこ」の船室や体験学習活動に対し、日本電気硝子株式会社様とネーミングライツパートナーの契約を結ばせていただきました。これまでの乗船児童数は55万人を超え、今や親子2世代で乗船体験を持つご家族も増えつつある「うみのこ」は、ふるさと滋賀での共有体験として、多くの滋賀県民の心の中に息づいています。日本電気硝子様とともに、びわ湖フローティングスクール事業をますます盛り立ててまいりたいと思います。
午後から公館にて、国民健康保険功労者の表彰を行う。
国民健康保険は、県民が健康な暮らしを送り、いざという時に安心して医療を受けられるために、なくてはならないものです。
国民健康保険運営協議会委員や国民健康保険診療施設の職員として、永年にわたり国民健康保険の健全な運営と発展にご尽力いただいた受賞者の皆様に対し、深く感謝申し上げます。
その後、大津市の北老人福祉センターで行われた「シニア教養講座」において、「人生100年時代を生きる~いつまでも自分らしくいきいきと~」をテーマに講演を行う。
高齢者の皆さんが安心して暮らし、いきいきと活躍いただける滋賀県をつくっていくために、医療・福祉・介護のネットワークづくりや地域の実情に応じた公共交通の充実などに積極的に取り組んでいきたいという思いをお伝えしました。
本日は、公益社団法人滋賀県書道協会創立70周年記念式典と鼎談に出席。
鼎談の冒頭、書道協会の神田理事長とともに席上揮毫を行いました。私も書道は好きで、時折、神田理事長にご指導いただきながら書を嗜んでいるのですが、大勢の皆さんの前での揮毫はとても緊張するものです。70周年にちなんで古稀の「稀」をしたためました。
鼎談では、おごと温泉びわ湖花街道代表取締役社長の佐藤祐子さんに加わっていただき、書の魅力や滋賀の文化の可能性などについて語り合いました。今、滋賀県には海外からたくさんのお客様が来られています。滋賀で育まれた文化を共有することで、皆さんと交流を深め、「世界から選ばれる滋賀」を目指してまいりたいと思います。
その後、河本英典様の叙勲記念感謝の集いに出席。
河本様は、滋賀県選出の参議院議員として、本県経済の発展や地方自治の進展に大きくご貢献いただき、栄えある旭日中綬章を受章されました。近年では、スポーツの振興にも大変ご尽力いただいているところです。
今後とも豊富な識見と経験を活かされ、本県と地域の発展のため、ご活躍いただきますことを心より祈念申し上げます。
午前中、滋賀県立大学で開催された「SDGs学生大会」に出席し、基調講演を行う。
“なぜ、今SDGsが重要なのか?”“なぜ、滋賀からSDGsなのか?”という観点から、SDGsに対する私の思い、琵琶湖と共生する滋賀県で育まれてきた暮らし・歴史・文化・思想の重要性、今後学生の皆さんに期待することなどをお伝えしました。
講演に続いて、「SDGsでつながり、地域の課題解決を考える」をテーマとしたパネルディスカッションに参加。まちづくり活動やSDGsの啓発などを実践する大学生お2人から取組内容や課題に感じることなどを聞かせていただきました。
学生の皆さんの地域の課題を解決したいという思いや実践するエネルギーは、大変うれしく、心強く思います。私からは、SDGsの目標達成だけに捉われず、地域のために何ができるのかを考えて、企業や行政も巻き込んで、今後も様々な取組にチャレンジしていただきたいとエールを送りました。
その後、琵琶湖博物館の篠原徹館長の記念事業祝賀会に出席。
篠原館長には平成22年の就任以降、9年間館長として琵琶湖博物館を牽引いただいておりましたが、この3月末をもって退任されることとなりました。
琵琶湖博物館のリニューアル事業に多くの企業の賛同を募っていただくなど、琵琶湖博物館の新たな飛躍への基盤づくりに多大な貢献をいただいた篠原館長のご功績に心から感謝を申し上げました。
本日は、県議会2月定例会議の最終日。平成31年度当初予算案について無事可決いただきました。
今回の議会では、来年度からスタートさせる次期基本構想や“滋賀県障害者差別のない共生社会づくり条例”“滋賀県公文書等の管理に関する条例”など今後の滋賀県政の土台となる重要な案件について議論をいただきました。すべての人に居場所と出番のある共生社会をめざして、より一層県民に開かれた滋賀県をつくってまいりたいと思います。
その後、知事室にて香港の駐東京経済貿易代表部シェーリー・ヨン首席代表の訪問をお受けする。
滋賀県では、昨年11月に香港貿易発展局との間で相互協力の覚書を締結しています。今後、物産・観光・ビジネスなど様々な分野で、香港と滋賀の交流が活性化するよう協力を依頼しました。
監査委員より、行政重点監査、財政的援助団体等の監査、定期監査(学校・警察等)の結果に関する報告を受領。各委員の皆様からご意見をいただきました。
また、引き続いて、県立病院の財務に関する事務の執行をテーマに行われた包括外部監査の結果報告書を包括外部監査人である西野裕久様から受け取りました。
いただきました指摘をしっかりと受け止め、改善に努めてまいりたいと思います。
「キラリ☆スポーツ応援の日」に出席。
今月開催予定の全国大会に出場される高校生の皆さんを激励いたしました。
13競技54名の選手の皆さんお一人おひとりと握手をさせていただき、皆さんの力強さや自信あふれるまなざしに、活躍への期待が高まりました。
これまでの厳しい練習の成果を十分に発揮され、納得のいく結果を残していただきたいと思います。
近江鉄道沿線市町首長トップセミナーに出席。冒頭のご挨拶と、意見交換をさせていただく。
一般財団法人地域公共交通研究所代表理事である小嶋光信氏を講師に迎え、地域公共交通の現状等について全国の事例も交えながらご講演をいただきました。また、その内容を踏まえながら今後の本県における地域公共交通のあり方などについて参加者の皆様と意見交換をいたしました。
近江鉄道のあり方は、将来のまちづくりや社会生活に関わる大変重要なテーマです。本県としては広域自治体としてリーダーシップを発揮し、沿線の市町や企業の皆様としっかり連携しながら、検討してまいりたいと思います。
午前中、県政経営会議を行う。
県民の皆様にもご心配おかけしております、県内施設の子メーターの有効期限切れ事案への対応について、県幹部としっかり協議をいたしました。
午後、県議会本会議に出席。昨日上程した議案に対する委員長報告を受けました。
その後、庁内で各部局との協議を行い、本日の公務を終えました。
午後、農林水産省の方々がお越しくださる。
今年5月に、世界の気候変動対策を話し合う国際会議である「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第49回総会が京都市で開催されます。それに引き続き、5月13日~15日にかけて、「気候変動に対応する農業技術国際シンポジウム」が滋賀県で開催されることになりました。国内外から多くの方が参加いただく場で、本県の環境こだわり農業や琵琶湖と共生する農林水産業などを世界に発信する絶好の機会と捉えています。主催の農林水産省とともに、シンポジウムの成功に向けて、連携して取り組んでまいりたいと思います。
小雨がぱらつく中、皇子山陸上競技場へ。
湖国の春の風物詩「第74回びわ湖毎日マラソン大会」のスターターをいたしました。壇上からは号砲を待つ選手の皆様の吐息や緊張感、スタンドで見守る応援の方々の熱気などが感じられ、その大役に緊張感を持って臨みました。
あいにくの天気の元の厳しいレースとなりましたが、当大会で東京オリンピックへの出場をかける試合となるマラソングランドチャンピオンシップ出場の切符をつかんだ山本浩之選手と河合代二選手を誇りに思います。県民の皆さんも沿道から多くの力強い声援を送っていただき、大会の盛り上げとともに、選手の皆様の力となったかと思います。素晴らしい大会としていただいた選手、スタッフおよび関係者の皆様に感謝申し上げます。
琵琶湖の湖面がキラキラと輝く快晴の本日。
湖上観光の幕開け「第64回びわ湖開き」に出席、ご挨拶をさせていただく。
一日船長として、NHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』でヒロイン福子の姪「神部タカ」役で活躍中の女優、岸井ゆきのさんをお迎えし、イベントを盛り上げていただきました。
皆様とともに湖上の安全を祈念し、今年も一人でも多くの方にこの美しい琵琶湖を訪れていただきたいと思います。
次に、安土城跡へ移動。
県の文化財保護課が実施する連続講座「近江の城郭~信長の城と戦国近江」へ参加。参加者の皆様とともに解説を聞きながら安土城跡を巡りました。
今年の年頭に、安土城復元に向けて取組を始めると申し上げてから、大きな反響をいただいており、この講座にもたくさんの申込みをいただいたとのこと。
どのような形で実現することができるか、関係の皆様とともに知恵を出し合い、検討してまいりたいと思います。
続いて、大津へ戻り、翌日に開催を控えた「びわ湖毎日マラソン大会」の歓迎の夕べに出席し、本日の公務を終了いたしました。
本日は、「滋賀県庁就職セミナー」で就職活動中の皆さんにごあいさつをさせていただく。
業務の中身などについては、グループに分かれて各部局の職員との質疑応答などで答えさせていただき、私からは、「現在の滋賀県の魅力」や「滋賀県が目指す未来の姿」などについてお話しさせていただきました。
滋賀県のために頑張ろうと熱い思いを持った皆さんといっしょに働けることを楽しみにしたいと思います。
その後、中部北陸地方の自治体や国の機関、観光事業者などで構成する「昇龍道プロジェクト推進協議会」に出席。
推進協議会の会長である豊田鐡郎様(中部経済連合会会長)を先頭に、行政と経済界が連携し、中部北陸圏のインバウンド観光を推進してまいりたいと思います。
また、午後からは「琵琶湖森林づくりパートナー協定」調印式に出席。
今回、日本精工株式会社石部工場様が東寺生産森林組合(湖南市東寺)の森林づくり活動にかかる費用支援をしていただくことになりました。
企業の皆様の御理解でやまの健康、もりの健康を進めていただけることは大変ありがたいことです。さらなる広がりを期待します。
本日は、甲賀市信楽を訪問。
まず、信楽窯業技術試験場にて、「知事と話そう!職員座談会」を実施しました。
試験場内の施設設備や平成23年度から取り組んでいる「TEIBAN展」の展示を見学。
職員の皆さんとの意見交換では、信楽焼にはどういう特徴があるのか、これからの時代に合わせた商品づくりをするためには、など信楽焼全体についての話や信楽窯業技術試験場のこれからの役割や職員の技術・知識を伝承していくための仕組みなどについて話し合いました。
窯業技術試験場の皆さんの熱い思いを信楽の地で形にできるよう、環境を整えてまいりたいと思います。
その後、滋賀県立陶芸の森に移動して、3月12日から6月9日まで開催される「細川正廣コレクション寄贈記念展~近江のやきものの魅力」を細川正廣さんにご案内いただきながら見学させていただきました。この展示作品は、滋賀県在住の細川さんが個人的に収集された滋賀ゆかりの古陶磁を寄贈いただいたもので、貴重なものが数多く展示されています。同時に「陶の花FLOWERS展」も開催されていますので、皆さんもぜひお越しください。
本日は、豚コレラに伴う滋賀県特定家畜伝染病対策本部の本部員会議に出席。
先月5日に県内で豚コレラの疑似患畜が確認されて以降、関係機関の皆様の多大なるご尽力により、発生農場の防疫措置、消毒ポイントの設置などのウイルス蔓延防止策を無事に終えることができました。
会議では、関係者の皆様にあらためて感謝申し上げるとともに、今後の対応などについて情報共有を行いました。今回の経験を教訓として、万が一の対応への備えを、引き続きしっかりと構築してまいりたいと思います。
あわせて、風評被害の防止に向けて、豚コレラに感染した豚肉は決して流通しないこと、万が一感染した豚肉を食べても人体に影響がないことを広く周知するとともに、養豚農家の皆さんが真心を込めて育てた県産豚肉の美味しさ・魅力を消費者の皆さんにPRしてまいりたいと思います。
本日は、予算特別委員会全体質疑の2日目。
富田委員、加藤委員、海東委員、節木委員、大橋委員、佐野委員、角田委員の7名から質疑をお受けし、私からは、観光PR推進事業、農福連携の推進、「やまの健康」推進プロジェクトなどについてお答えしました。
夕方からは、滋賀産業人クラブの講演会・交流会に参加。
「姉川クラゲ(陸上の湿った地域に自生するラン藻類の一種)」を地域資源として発掘、活用しようという龍谷大学農学部の取組に関する講演をお聞きしました。
姉川流域では「姉川クラゲ」を食用にしていた記録が残っており、機能性食品としても期待できるということで、大変興味深く聞かせていただくとともに、県内企業の皆様とその可能性について意見を交わしました。
本日は2月定例議会の予算特別委員会全体質疑1日目。
奥村委員、藤井委員、中村委員、粉川委員、柴田委員、中沢委員、杉本委員の7名から質疑をお受けし、私からは国際観光振興事業や児童虐待防止対策などについてお答えしました。
その後は庁内執務。職員との協議や2日目の全体質疑に向けた答弁協議を行いました。
午後、関西広域連合議会に出席。
本日の議会では、14名の議員の皆様が質問に立たれました。
私は関西広域連合における広域環境保全の担当として、大阪市の飯田哲史議員からプラスチックごみの削減についてのご質問を受け、現在の事業や今後の取組について答弁いたしました。
今年開催されるG20大阪サミットをはじめ、ワールドマスターズゲームズ2021関西、2025年大阪・関西万博など、関西一丸で取り組むイベントが今後目白押しです。しっかりと協力・連携し、滋賀県を、関西を元気に盛り上げてまいりたいと思います。
今日から3月です。早朝、月初め恒例の知事談話の放送を行う。
冒頭、先月に県内で発生した豚コレラの防疫対応に尽力してくれた職員の皆さんへお礼を申し上げ、今月は「働き方改革」をテーマにお話をさせていただきました。
私は職員の皆さんに、より健康な状態で、やりがいを持って日々の仕事を遂行してもらいたいと願っています。チーム・組織で仕事を進める、不要な仕事はなくす、仕事の進め方を見直すなど、必要な改革・改善は着実に進めてまいりたいと思います。誰もがやりがいをもって働ける組織や職場環境にしていくことが、ひいては県民の皆さんに必要な仕事を持続して担っていくことにつながります。しっかり取り組んでまいります。
また、3月は卒業の季節です。今月末をもって退職する職員の皆さんとともに仕事をする時間を大切にしながら、過ごしてまいりたいと思います。