滋賀県の中山間地域は、県土の約56%、人口の約16%を占め、農林業の営み等を通じて水源のかん養や県土の保全などの多面的、公益的な機能を発揮してきた魅力あふれる重要な地域です。
その一方で、人口減少や高齢化が進んでおり、基幹となる農林業の担い手も減少していることから、地域活動の維持・継承が困難となることが予想されます。
そこで、中山間地域に存在する地域資源の活用や、地域の問題の解決についての話し合いを助ける情報を集めた「滋賀県中山間地域振興の手引き」(以下、手引き)を作成しました。
地域の皆様で地域振興の取組を検討される際に、ぜひご活用ください。
なお、手引きの「本編」に併せて、本書の紹介のための「PR版」、内容を簡素化した「簡易版(一般向け)」、簡易版に中山間地域の現状に関するデータや行政担当者の活用におけるポイントを加えた「概要版(行政向け)」を作成しましたので、適宜ご活用ください。
■第1章:現状の把握と振興の方向
(滋賀県の中山間地域の現状と課題や、目指す姿について掲載)
■第2章:中山間地域の10の振興策
(具体的な10の振興策を設定し、それらを実現するための方法について掲載)
■第3章:地域で話し合う
(地域診断シート等を用いた話し合いの手順について掲載)
■第4章:振興策別事例集
(県内を中心とした10の振興策別の取組事例について掲載)
■第5章:資料
(事例で紹介した制度や統計データについて掲載)