滋賀県では、「滋賀県流域治水の推進に関する条例」第13条に基づき、特に浸水リスクが高い地区を浸水警戒区域に指定していますが、地域の合意形成をへた上で、「水害に強い地域づくり計画」を策定した後に指定しているため、一定時間がかかります。
そこで、関係者が自ら浸水に対する安全性を確認できるよう、「特に安全な住まい方が必要なエリア(浸水)」を公表することとしました。
「特に安全な住まい方が必要なエリア(浸水)」は、「地先の安全度マップ」の200年に一度の雨で3m以上浸水するおそれがある区域です。
浸水深が3mを越えると2階床面まで水没し、人命が失われるおそれがあるため、浸水リスクに適応する取組として、安全な住まい方などにより被害を最小限に「とどめる」対策や避難計画の作成など水害に「そなえる」対策を推進することが重要な区域です。
住民・市町・不動産取引業者など関係の皆様に、浸水リスクに対する検討や相談が必要なエリアであることを再認識していただき、どのような洪水であっても命を守るための取組を実践していただくためです。
全県で公表します。
令和3年度中滋賀県防災情報マップにおいて「特に安全な住まい方が必要なエリア(浸水)」を表示します。
市町ごとの「特に安全な住まい方が必要なエリア(浸水)」は以下をご覧ください。
「特に安全な住まい方が必要なエリア(浸水)」は、公表中の「地先の安全度マップ」の家屋水没発生確率図をもとに調製しています。着色の無いところも浸水リスクはありますので、以下の滋賀県防災情報マップからご覧ください。
また、「地先の安全度マップ」に関する解説は以下をご確認ください。