本庁の部課および試験研究機関が相互に連携して行政課題の解決に向けた研究を行い、その成果を施策に反映することにより、琵琶湖および環境に係る課題を解明し、持続可能な滋賀社会を構築するため、平成26年に琵琶湖環境研究推進機構を設置しました。
琵琶湖の水質は改善傾向にある一方で、水草の大量繁茂やプランクトン種組成の変化など生態系において新たな課題が顕在化しています。特に在来魚介類については、種苗放流やヨシ帯造成、外来魚駆除などを行っているにもかかわらず、琵琶湖漁業全体の漁獲量は減少傾向にあり、大きな課題となっています。
このような状況に対して、琵琶湖環境研究推進機構では、平成26年度より、在来魚介類の減少に対する総合的視点からの改善に向けた研究として、「在来魚介類のにぎわい復活に向けた研究」を実施しました。
在来魚介類のにぎわい復活に向けた研究
参考資料