【道の駅びわ湖大橋米プラザ/滋賀県大津市】
琵琶湖の東西を結ぶ琵琶湖大橋。
生活の利便性はもちろん、橋の緩やかなアーチが湖の自然と美しく調和した景色は
名勝地としても滋賀県民や観光客に親しまれています。
そんな橋の西側に位置する「道の駅びわ湖大橋米プラザ」では、
地元の農産物や特産品、地産地消のグルメを景観とともに味わっていただけます。
道の駅があるのは琵琶湖大橋の西側、橋のたもとのすぐそばです。
入り口に着くと、150台ほど駐車できる広いスペースの奥に白く大きな建物が目に入ります。
エントランスの左手には特産品の並ぶ直売所、
右手に地元食材を使用したレストラン、
そして正面は琵琶湖大橋とともに琵琶湖を一望できるテラスへと続いています。
滋賀県全域からこだわりの食材や商品が集まっているとのこと。
遊びに行けば滋賀の良いもの、美味しいものがきっと見つかります。
直売所「おいしやうれしや」には道の駅の名前の通り、
滋賀県産のお米「近江米」がたくさん並んでいます。
訪問したのはちょうど新米の季節でした。
四方を山々に囲まれている滋賀県は、良質な水が豊富で米づくりが盛んです。
お米のほかにも、地元の新鮮野菜がズラリ。
この日は柿やみかん、かぼちゃなど秋の味覚がたくさん揃っていました。
生産者から毎朝届く旬の農産物を買い求め、観光客だけでなく地元住民も多く訪れています。
直売所には滋賀県各地のええもん、うまいもんが集まっています。
冷蔵ケースには、ブランド和牛の近江牛が豪快にパック売りされています。
近江牛のしぐれ煮、近江牛カレーなど加工品も魅力的です。
店内を歩き回ると滋賀県ならではの商品に次々と目を奪われます。
お土産にぴったりの地酒やお菓子、琵琶湖でとれたマスの缶詰、えび豆という郷土料理の佃煮など……。
目に止まったのは赤こんにゃく。
その鮮やかな朱色は初めて見ると少し驚きますが、こんにゃく独特の風味がなく食べやすいのだとか。
きめ細かく弾力のある食感で、近江八幡市を中心に滋賀県の食卓では馴染み深い食材です。
赤い色は唐辛子ではないため辛くありません。
煮物など、一般的なこんにゃくと同じように使ってお料理を彩ります。
高島帆布のトートバッグや
「琵琶湖ブルー」の色合いが美しい信楽焼のカップといった工芸品も手に取ることができます。
直売所で目新しいもの、美味しそうなものを見つけたときの感覚はまるで宝探しのようです。
館内のレストランでは、近江牛御飯定食やニジマス丼定食など
滋賀県でとれる新鮮な野菜や近江牛、魚を使用したメニューが味わえます。
その日は夕方だったため、
おやつにソフトクリームを注文しテラスでいただくことに。
テラスに出ると、
目の前には琵琶湖大橋と穏やかな琵琶湖の美しい景観が広がります。
琵琶湖の景色は2階のバルコニー展望台からも楽しめます。
建物2階は休憩所になっており、
インフォメーションや滋賀の歴史を紹介する案内板、
地域活動に使用されるコミュニティールームを備え、
ベンチに座ってリフレッシュすることができます。
滋賀県各地域の特産品に出会える道の駅びわ湖大橋米プラザ。
琵琶湖の東西を結ぶ琵琶湖大橋は、
ドライブウェイにも連絡しており観光地へのアクセスが良好です。
ドライブの途中や大津港でクルーズを楽しんだあとにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 滋賀県大津市今堅田3-1-1 琵琶湖大橋西詰め |
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営業時間 | 9:00~18:00(12月~2月は17:00閉館) |
駐車場 | 普通車136台、大型車18台 |
アクセス | 名神高速大津ICより35分または湖西道路真野ICより10分またはJR湖西線堅田駅より車で7分 |
電話番号(おいしやうれしや) | 077-574-0510 |
電話番号(レストラン・売店) | 077-572-0510 |
ホームページ | https://www.umino-eki.jp/biwakoohashi/ |