自社の野菜でプレートを埋め尽くす！苦手な野菜も克服できる！？人気レストランべじらいす

体験レポートの内容を動画でも公開中！

ぜひご覧ください。

県公式YouTubeチャンネル↓

https://www.youtube.com/watch?v=KXd_irNDu18&list=PLz5WWvVQew69AsQCPuGnFEUL0e2S078jB

【農家レストランべじらいす／滋賀県甲賀市】

採れたての野菜をふんだんに使ったメニューでおもてなしするのは、
農家が直営するレストラン「Vegi Riceべじらいす」。

滋賀県環境こだわり農法（※）で育て上げた自社作物を中心にメニューを作り、
自社にない物は地元農家さんからご協力をいただき地産地消を心がけています。
畑の面積が116ヘクタールある敷地の中ではお米以外に野菜と果物を約50品目育てています。

（※）滋賀県環境こだわり農法とは
化学合成農薬および化学肥料の使用量を慣行の5割以下に削減するとともに、
琵琶湖をはじめとする環境への負荷を削減する技術で生産すること。

社長の奥さまの夢は、ご自身で育てた農作物をお客様に提供することだったそうです。
また、農家の一番の喜びは、食べた人に「美味しい！」と言ってもらえる瞬間を目の当たりにする事だと思い、
そのコミュニケーションをとるためにもレストランを始めたそうです。

おすすめは、どの季節に来ても新鮮な野菜を味わうことができる「季節のプレート」。
名前の通り「季節によって」デザートを含めたメニューが変わります。

メインの料理は年に数回単位で変わりますが、小鉢などはその日の朝に収穫したものを提供するため日々異なります。
初冬のプレートは季節野菜のレンコンの天ぷらや大根の贅沢煮、
人参を豊富に使用したハンバーグなど14種類ものお惣菜がプレートをぎっしりと埋め尽くしており、
どれから箸をつけたらいいか迷ってしまいます。

おかずが豊富なのでご飯がぱくぱく進み、
ついついお代わりをしてしまうので食べ過ぎ注意です！

開店と同時に続々とお客さんが入店し、あっという間に満席に。
大人気のレストランであることが伺えますね。

今はどの時期でも旬ではない野菜が並んでおり、いつでも買って食べることができる時代です。
しかし実は春夏秋冬で、旬の食材の栄養の高さは異なるそうです。

例えば、ほうれん草は鉄分が豊富ですが、夏にとれたものには旬である冬に採れたものと比べて1/20しか鉄分が入っていないそうです。
ほうれん草は冬の寒さに耐えるために栄養を溜めていくので、「べじらいす」では栄養を考えて、旬の季節である冬に提供しています。

北限で南限な滋賀県では色々な農作物が育つので県を代表する野菜というのは特にありませんが、他県の野菜に引けをとるものはありません。

県民にとってはプレミアム感がない滋賀県産の農作物を、日頃支えてもらっている感謝の意味も込め、
地域の方に美味しく味わってもらいたい、という気持ちで提供しているそう。

野菜本来の旨味や甘味を味わえる「あなたの元まで数時間」というのが「べじらいす」のコンセプト。
そのコンセプトの通り、今朝採れた食材を昼に提供することが実現しており、
苦手で食べられなかった野菜を、ここ「べじらいす」で克服された方もいらっしゃいます。

採れたての野菜は、レストランでいただく以外にも、
隣接する直売所「るシオール」で購入することも可能です。
お米から野菜まで種類豊富な色とりどりの旬の食材に出会えます！