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更新日:2026年1月16日

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令和4年度若年層向け人権啓発講義

若年層向け人権啓発講義とは?

若年層の一層の人権意識の向上が求められる中、平成25、26年度に実施した学生サポーター会議において「若者の集まる場所へ出向いての啓発が必要かつ有効」である旨のアイデア提示や、「実際の現場で取り組んでおられる人から話をきくことは、より深く人権について考えるきっかけになった」との感想をいただきました。

そこで、若い人たちに人権は身近なものであり、人権の尊重は私たち一人ひとりが考えていかなければならない課題であるという意識をより強く持っていただくことを目的として、県内大学等での講義の中で、各人権分野の最前線で活動されている方からの講話により、人権課題の現状を学ぶ機会を提供しています。

令和4年6月14日(火曜日)開催(びわこリハビリテーション専門職大学)

テーマ「人権基礎講座」

実習前の学生の皆さんに人権のことについてより理解を深めていただくことを目的に、人権の基本的な内容の講義を「人権基礎講座」として滋賀県人権施策推進課職員が実施しました。

人権は、差別を受けている人など、誰か特定の人のものではなく、私たちひとりひとりの普段の日常生活に密接に関係していることを感じていただくため、まず最初に、テレビ、新聞、ネットで気になったニュースの中から人権に関するものを思い出していただきました。

また、医療従事者の方は他の方より高い人権感覚を求められることから、人権の基本的理念が実現されている状況を感知しそれを望ましいと感じる力、逆に人権が侵害されている状態を察知し、それを許せないものとする「人権感覚」を培っていただきたいことをお伝えしました。

講義の様子1

テーマ「実習前に…Quality of lifeのこと、考えてみよう」

次に、実習の際に直接関係する内容の講義を、龍谷大学社会学部現代福祉学科講師の立田瑞穂先生に「実習前に…Quality of life(以下「QOL」という)のこと、考えてみよう」と題し、お話をしていただきました。

講義では、QOLと人権はどういったところが共通しているのか、障害の医学モデルと社会モデルについての考え方の違い、QOLの3つのレベル(1.衣食住、健康、経済など基本的な生活のニーズを満たすこと、2.自分の暮らしで、重要なことが満たされる経験をすること、3.こうありたいという状況になること(自己実現))について教えていただきました。ワークでは、自分自身が大事にしているものを挙げて、それを周りの人と話し合い、同じところ、違うところなどを共有しました。事例から、QOLを考えながら支援していくことについて学びました。

QOLのことを考えていくことは、これから現場で出会う人達との関わりや、支援の中で出会う人の暮らしを豊かにするということの理解を深めることとなるため、QOLのことを考えながら支援することの大切さを改めて考えてもらうきっかけとなりました。

講義の詳しい内容はこちらをご覧ください。

じんけん通信令和4年(2022年)8月第172号

参加した学生たちに、講義とワークをとおして人権について改めて考えてもらえるきっかけとなりました。

講義の様子2

講義の様子3

学生の声
  • 人権やQOLについて理解が深まった。改めて人権の大切さを感じた。
  • 周りの人との意見交流ができ、私の考えていなかったことに気づくことができました。
  • 対象の人に対する大切なものを考えることは治療でいかせるのでよい経験になった。
  • 人によって何を大切に考えるかは異なっている。みんなが同じではないということをしっかりと頭にとめておくことが大切だと考える。
  • 人権について現在のニュースを踏まえて想像しやすかったです。自分が判断して正しいと思うことを考えて生活していけるといいなと思いました。自分のQOLや他人のQOLを考えて、専門職だから考えることができとてもいい刺激になった。
  • 専門職の立場だと、身体の障害をケアしようとしてしまうが、それだけでなく、対象者のQOLにも注目してケアしていくことに気を付けたい。

令和5年2月17日(金曜日)開催(滋賀県立大学)

テーマ「ハラスメントを知って自分を守る-学生間のハラスメントをなくそう-」

滋賀県立大学で毎年2月に開催されている課外活動団体の代表者等を対象にした課外活動説明会において、今年度もリーダース研修として「人権啓発学習会」が実施されました。

昨年度に続き、名古屋大学ハラスメント相談センター相談員の深見久美子さんをお招きし、「ハラスメントを知って自分を守る-学生間のハラスメントをなくそう-」と題し、講義を行っていただきました。

講義では、ハラスメントにまつわるいろいろな知識や、セクシュアルハラスメント(DV・ストーカーを含む)、ソーシャルメディアハラスメントなどの基本的な内容について教えていただきました。また、事例から考えたり、加害者にも被害者にもならないためのハラスメントを防ぐ適切なコミュニケーションの方法や、ハラスメントの被害に遭ったとき、その場面を見聞きしたときにどうしたらいいかなどについて学びました。

参加いただいた皆さんには、学生間の身近なところから、他の人の意見や権利を尊重することについて理解を深めていただき、みんなが安心して学んだり活動したりして過ごせる環境づくりについて考えてもらうきっかけとなりました。

講義の様子4

講義の様子5

学生の声
  • 自分の知らないハラスメントや、ハラスメントの詳しい内容などについて理解を深めることができ、身近な人権について考えるよい機会だった。
  • ここ数年はセクハラやパワハラが問題になっているので、詳しく知れてよかったです。後輩にプレッシャーを与えないような接し方でこれからもやっていこうと思います。相手の気持ちを尊重することを常に考えていきたいと思いました。
  • 自分が先輩になる身として、ハラスメントの基本や、しないようにすることを再確認できてよかった。
  • 学生間でのハラスメントについてあまり考えたことがなく、そもそも存在するのかと思っていました。しかし、起こりうる出来事だなと感じ、まとめる立場として発言や行動に気を付けようと思います。
  • 身近なテーマで知っていると思ってしまいがちですが、理解しているのと実践するのとでは話が違ってき、今回の講義を通して、もしハラスメントにあったらといったシチュエーションに対して具体的にどういったアプローチをすれば良いか分かりました。
  • 相手の気持ちも自分の気持ちも尊重すべきとあらためて理解することができました。

令和3年度若年層向け人権啓発講義

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