第72回全国植樹祭推進室しが2022

お手植え・お手播き樹種

滋賀にゆかりのある樹種を選定。

天皇陛下のお手植え3種…少花粉スギ、トチノキ、アカガシ。

少花粉スギ

スギ(近江さわやか杉)

林業の主要樹種です。本県では花粉の少ない少花粉スギを生産しており、人工林の未来を担うものとして期待されています。

トチノキ

トチノキ

県北部にはトチノキの巨木が数多く見られます。トチ餅など、トチノキの実は昔から大切な食材として利用されてきました。

アカガシ

アカガシ

国の重要無形民俗文化財である「大津祭」の曳山の車輪にアカガシの材が使われているなど、本県の文化と深い関わりがあります。

皇后陛下のお手植え3種…ヒノキ、イロハモミジ、エドヒガン。

ヒノキ

ヒノキ

前回大会の天皇陛下のお手植え・お手播き樹種です。本県ではスギの次に人工林面積が大きく、スギと同様、林業の主要樹種です。

イロハモミジ

イロハモミジ

前回大会の皇后陛下のお手植え・お手播き樹種です。「モミジ」は本県の「県の木」として、県民に広く親しまれています。

エドヒガン

エドヒガン

春に紅色や淡紅色の美しい花をつける桜の木です。本県の百瀬川流域には自生のエドヒガンが群生しており、巨木も見られます。

天皇陛下のお手播き2種…クロマツ、コウヤマキ。

クロマツ

クロマツ

本県では琵琶湖岸に多く見られます。近江八景のひとつである「唐崎の夜雨」で描かれているなど、県民になじみの深い樹種です。

コウヤマキ

コウヤマキ

琵琶湖水運の丸子船に使われた「槇材」はコウヤマキを指していると考えられており、琵琶湖と歴史的な関わりのある樹種です。

皇后陛下のお手播き2種…ウツクシマツ、ホンシャクナゲ。

ウツクシマツ

ウツクシマツ

アカマツの変種で形が特徴的な樹種です。県内の「平松のウツクシマツ自生地」は国内唯一の自生地であり、国指定の天然記念物です。

ホンシャクナゲ

ホンシャクナゲ

「シャクナゲ」は本県の「郷土の花」です。県内の「鎌掛谷ホンシャクナゲ群落」は国指定の天然記念物で、毎年美しい花を咲かせます。

お問い合わせ
琵琶湖環境部
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