愛知川堤防護岸工事の様子
五箇荘奥町地先
五個荘自治会員談
大正5年6月、奥町(当時奥村)付近愛知川左岸の堤防決壊箇所。
堤防の復旧工事で石張りをしている様子。堤防の上に、馬が引くリヤカーで石材を運んできているのがわかる。
決壊後1年近く経過し、完成間近な、大正6年5月の写真。
それまでの、付近の川底の砂利で作った工法から、新しく石材を貼りつける工法がとられ、丈夫な堤防になったので、地元の区長ら役員が視察に訪れている。
(当時は、ダンプカーがなかったので、遠くから重い砂利などを運べない時代。そのため、リヤカーなどで運べる近くの川底の砂利などを堤防に使用)
写真撮影:大正6年5月 写真提供:五個荘奥町自治会
堤防に貼り付けるたくさんの石材。リヤカーを馬が引いている。
壊れなかった部分は、これまでの近くの砂利や土使用の工法の堤防。写真中央にみえる
川床と堤防の境目を強化するためのじゃかご。
境目は水が当たって崩れやすいので、ずっと並べてある。