体験者の語り (地元男女18名による) 聞き取り日:平成26年8月9日
【この調査は、立命館大学歴史都市防災研究室と協働で行いました】
平成2年9月19日早朝より降り始めた雨は、風と共に強くなり、夜には県下全域が台風の暴風雨県内に入った。時間雨量20~30mmの強い雨が連続して降り、近年にない激しい豪雨を記録した。そのため、河川から溢れた水で、道路や田畑の冠水や床上浸水、堤防や家屋の損壊など、甚大な被害が発生した。愛知川が今町で決壊し、近辺の住宅や工場が大洪水に巻き込まれた。
総谷(そうや)川と丹生川の合流地点にある4号橋に木が引っ掛かり、水が溢れて一面浸水した。総谷川の水位が一気に上昇し、30分ぐらいで橋が通れなくなった。
平成27年の丹生川と総谷川の合流地点
撮影:滋賀県