撮影・提供:奥村健一氏
場所:日野町鳥居平
体験者の語り(昭和16年生まれ)
昭和34年8月13日、台風7号の影響で、佐久良川の篠原橋が流失。
そして、佐久良から奧之池の在所まで行く道、通称”地獄谷”の一部が土砂崩れ道路が半分落ちた。その関係で、佐久良から奧之池間が通行止めとなった。そのため、奧之池まで仮設道路を通し、通行を確保した。土砂災害の復旧作業に、泥運び用としてトロッコが使われた。
また、佐久良谷の公民館が浸水し、道路がほとんどえぐられた。
隣の集落の中之郷では、佐久良川が溢れ、水防活動(木流し工)をしていた消防団員の方が1名流され、殉職された。