丹生川沿いの家
激しい水の流れに護岸が崩壊し、家の地盤がえぐられている
提供:県民
荒れ狂う丹生川
流木が流れを妨げ、激しい水流が道路のアスファルトをはがす
9月16日 撮影
提供:県民
体験者の語り 地元の男女18名による 聞き取り日:平成26年8月9日
【この調査は、立命館大学歴史都市防災研究室と協働で行いました】
「平成25年9月の台風18号の時には、早い段階から土砂が流れ始め、石が流れる音がし、短時間で川床が上がったため、水が流れにくくなった。流木等が、宮前橋や中央橋に引っ掛かってダムのようになり、丹生川の氾濫により、道路が川のようになって、アスファルトがはがれて流れていくのを見た。
午前6時頃が、雨風のピークだったと思う。その後、周辺の沢からも水が出てきた。」
丹生川の護岸の石垣が、何カ所も崩れた。丹生川は、上流側の川床がでこぼこしており、そこに流木が引っ掛かって跳ね上がり、橋に引っ掛かって川をせき止めたので、浸水被害も大きかった。川沿いにある駐車場などが、1mぐらい浸水した。幸い住宅は少し上側にあったので、浸水は免れている。
写真提供:県民
水の溢れる丹生川
水が運んできた流木やゴミ