リハビリテーションに関する様々な技術の向上、リハビリテーション医療における根拠の明確化、各関係機関の連携方法の検討や課題に対する解決策の検討などリハビリテーションに関する調査研究活動を行うことは、リハビリテーションを推進するうえで大変重要であると考えます。
このため、県立リハビリテーションセンターでは、リハビリテーションに係る調査・研究を実施し、その結果を広く周知することにより滋賀県におけるリハビリテーションの推進に寄与することを目的とし、本事業を実施します。
滋賀県では、県民誰もがあらゆるライフステージにおいて、持ちうる能力を活かし、自立して活動、社会参加しながら地域で暮らす姿を目指して、リハビリテーション提供体制の整備に取り組んでまいりました。
昨年度の滋賀県保健医療計画の改訂を踏まえ、今後さらに子どもから高齢者まで将来を見据えたリハビリテーション支援体制の充実を図り、リハビリテーション専門職の確保・現任教育の推進等、今後の体制整備事業の取組に活かすことを目的に県内の状況調査を行います。
県内の医療機関、介護老人保健施設、通所リハビリテーション事業所、訪問リハビリテーション事業所(訪問看護ステーション1-5含む)、通所介護事業所、地域包括支援センター
調査内容 | 対象(送付先) | 調査票 |
---|---|---|
退院患者調査(急性期) | 急性期病床をもつ病院 | 調査票1
|
退院患者調査(回復期等) | 回復期病床等をもつ病院 | 調査票2
|
退院患者調査(精神科) | 精神科病床をもつ病院 | 調査票3
|
外来リハビリテーション患者調査 | 外来リハビリテーションを実施している医療機関 | 調査票4
|
訪問リハビリテーション患者調査 | 訪問リハビリテーションを実施している医療機関、訪問看護ステーション、介護老人保健施設 | 調査票5
|
就学・就労等に向けたリハビリテーション実施状況調査 | 全ての病院 | 調査票6 |
介護保険2号被保険者サービス利用状況調査 | 地域包括支援センター | 調査票7
|
リハビリテーション専門職雇用状況および現任教育状況調査 | 全調査対象 | 調査票8 |
令和6年度8月1日(木)~令和6年9月13日(金)まで
県健康しが推進課および県立リハビリテーションセンターで分担し、調査結果の集計・整理・分析を行い、県立リハビリテーションセンターのホームページにて令和6年度末までに結果を公開します。また、今後の滋賀県におけるリハビリテーション施策の充実を図るため、県(県庁、リハビリテーションセンター、保健所)が主催および出席する会議等の資料に活用させていただくこととします。
株式会社ジッセント・シップ坂梨仁勇 氏
近江八幡市立総合医療センター リハビリテーション技術科 奥村 高広 氏
滋賀医科大学精神医学講座 松野 悟之 氏
各種事業報告ページを参照ください。