滋賀県は、富栄養化防止条例をはじめとする水環境保全に関する制度設計や、マザーレイク21計画の策定などにより、企業や市民などによる水環境保全の推進に努めてきました。
また、公共下水道をはじめとする地域特性に応じた汚水処理モデルの採用・整備を通じて、先進的な汚水処理の取組を展開し、水環境保全に努めてきました。
目次
※現在は貸付制度を終了しています。
※全国平均値については、岩手県、福島県の2県において、東日本大震災の影響により調査不能の市町村があるため、公表対象外となっているため、参考値である。
滋賀県での汚水処理には、都市部を中心とした「公共下水道」以外にも、農村部を対象にした「農村集落排水」、家屋が分散した地域での「合併処理浄化槽」があり、都市から農村まで多様な地域特性に応じた汚水処理を行っています。
農業振興地域内の汚水等を集合的に処理するため、同地域内の農業集落を対象に、高度処理および処理水の再利用にあわせて、処理に伴い発生する汚泥を農地に還元し、水と有機資源のリサイクルによる循環型社会の構築を目指しています。
分散して点在する小規模集落などでは、合併処理浄化槽の設置による汚水処理を推進しています。
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