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骨関節の高度な変形に対する治療では、詳細な術前計画が必要です。当院では3Dプリンターを用いて、CT画像をもとに立体模型を作製し、術前計画を立てています。プラスチックを材料とするプリンターなので、大きな模型の造形が可能であり、造形した模型を実際に切ったり削ったりして術前計画を立てることが可能です。
3Dプリンターで大腿骨の実寸大模型を造形し、骨切り角度を決定します
骨盤と大腿骨と別々に造形して、インピンジする部分を評価します
変形のある四肢骨を造形します
模型を使って、矯正のための骨切りと創外固定器の設置位置を計画しますデータの作成から造形・加工まで、全て放射線科と整形外科のスタッフで行っています