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小児肥満が増え続けていることが指摘されています。
小児肥満はそのまま放置すると成人の肥満に結びつき、メタボリックシンドロームを経て様々な生活習慣病を引き起こしますが、最近の傾向をみると、これらの疾患にも低年齢化がみられ、すでに小児期においてこれらの病気になる子どもも多くなっています。まさに成人になってからの危機ではなく現時点で病気になりやすい「今そこにある危機」なのです。
当院の肥満外来ではこれら肥満で悩む子どもさんに対して医師、看護師、保健師、栄養士、心理判定員がチームを組んで肥満解消への指導に取り組んでいます。どんなことでもそうですが、肥満対策は早めに開始した方が効果は高いです。極端に太ってしまう前に「最近太り気味で放っておくとどんどん太っていきそうだ。」という頃に受診していただくのが最も効果的です。ただ、肥満外来と言ってもただ外来に通っているだけでは決してやせることはありません。最終的には外来での指導内容を自宅で毎日継続することが肝心です。外来ではそのための道標を提示させていただきます。
受診時には過去に測定した身長、体重のデータをご持参下さい。
小児肥満
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