県外で、他人が小学生の下校をSNSにアップしたことが話題になっています。
私にも妹弟がいますが、下校が心配です。パトロールを増やしたり、見回りを増やして欲しいです。お願いします。
「子どもから知事への手紙」をお送りいただきありがとうございます。
小中学生の登下校の安全対策は、滋賀県でも重要課題の一つとなっています。
滋賀県では、登下校の時間帯には、地域の子ども安全リーダーさん、スクールガードさんなどの子どもの安全を守るボランティアさんのほか、青色回転灯を乗せた「自主防犯パトロール車(通称:青パト)や、警察の白黒パトロールカーも、通学路を中心に不審者がいないか、また、児童が交通事故等にあわないようにパトロールなどをしています。
スクールガードは小学校や市町教育委員会が募集し、警察などと連携して通学路の巡回や地域での登下校の見守り活動を進めています。また、「スクールガード・リーダー(警察OB等)」が学校等に巡回指導を実施し、スクールガード養成研修や教職員・保護者等を対象とした研修を実施しています。みなさんのご協力のおかげもあり、一昨年から滋賀県のスクールガードの数は増えており、これからもより一層小中学生の安全な登下校のためにみなさんに協力してもらえるよう工夫していきたいと思います。
もし、登下校をはじめ、さまざまな場面で、例えば、見知らぬ人に写真を撮られたなど、弟さん、妹さんの身の危険を感じることがあれば、ためらうことなく警察に相談してください。パトロール等を強化してくださることと思います。
また、弟さんや妹さんが万が一危険を感じた時のために防犯ブザーを携帯したり、何か困ったことがあれば助けを求められるお近くの「子ども110番の家」というお店や会社、住宅を確認すること、それでも、怖いと思ったりしたときは、勇気を出して大きな声で周りの人に助けを求めることなど、自分で自分の身を守る方法を教えてあげることも大事なことだと思います。
今回は下校の安全について相談をいただきましたが、解決のために新しい意見やアイデアがあれば是非教えてください、一緒に考えていきましょう。