タバコでの困りごと【高校生】

タバコでの困りごと【高校生】

私は彦根のベルロードを通って通学をしているのですが、頻繁にタバコを吸いながら自転車を漕いでいる人や、歩きながらタバコを吸っている人によく出逢います。特に自転車に乗りながらタバコを吸っている方とすれ違った時には匂いが結構長い間して、吸ってしまい苦しくなります。ベルロードは小学生も中学生も通学道路として使用している場所なので、小さい子に被害が出るのが本当によくないと思います。また、タバコが身長的に小さい子に当たってしまい、火傷をするということも考えられると思います。路上でタバコ禁止の条例を作ってほしいです。

お返事(へんじ)

 お手紙のとおりたばこを吸うことは、子どもの火傷はもとより、喫煙者本人や周囲の人がたばこの煙を吸ってしまうこと(受動喫煙)による健康リスクといった課題があり、県民生活の全般に関わることから、県では市町や関係者と連携してたばこ対策を進めているところです。

 お住まいの彦根市ですが、「彦根市路上喫煙の防止に関する条例」を制定されており、市民等が路上喫煙の防止に努める旨の規定をはじめ、路上喫煙禁止地区の規定があります。ベルロードは禁止地区には該当しませんが、お困りになっている状況を彦根市にお伝えします。

 健康増進法において、喫煙者は望まない受動喫煙を生じさせることがないよう周囲の状況に配慮しなければならないという配慮義務が規定されており、喫煙者の周囲への配慮はルールとなっています。現在、本県での条例制定は考えていませんが、配慮義務や喫煙が及ぼす健康影響等について情報発信に取り組んでいます。今回お知らせいただいた内容も参考にさせていただきながら、引き続き子どもの健康を守ることを重要なテーマとしてたばこ対策に取り組んでいきます。