近江鉄道のこれから【中学生】

近江鉄道のこれから【中学生】

昔から鉄道が好きで、JRや近江鉄道をよく利用しています。ですが、よくニュースで『日本一の赤字の鉄道』や、『近江鉄道はいらない』などの声を聞き、悲しくなってしまいました。東近江市に関わらず、豊郷町、彦根市、米原市、愛荘町など、自然豊かな場所を通っていて、観光名所になってほしいという所もあるのに、もし無くなってしまったら本当に嫌です。
これから近江鉄道はどうなるのでしょうか。2024年から上下分離方式と聞いたのですが、あまり安心してません。滋賀の自然豊かな場所を全国の人々に見てもらえるし、たくさんの人に来てもらえると思うので、存続して欲しいです。

お返事(へんじ)

 「近江鉄道の存続について」の提案のお手紙をもらいました。

 お手紙をくれた方は、よく近江鉄道を利用してくれているとのことで、本当にありがとうございます。

 令和6年4月から近江鉄道線は、公有民営方式による上下分離という運営形態に移行します。これは、鉄道運行と線路や電車の管理を別々にすることで、それぞれの責任と役割を分担して、持続可能なかたちで鉄道事業を運営していくものです。ちなみに、近江鉄道株式会社は鉄道運行に専念し、県と沿線の市町で設立した一般社団法人近江鉄道線管理機構が線路や車両を保有・管理していきます。

 そして、ご存じのとおり、近江鉄道沿線にはすばらしい自然や観光名所などがたくさんあります。県民のみなさんをはじめ、県外からも少しでも多くの観光客の方々に利用していただけるよう安全運行を第一にし、交通系ICカードの導入やお得な切符の販売など、鉄道会社と沿線自治体が力を合わせてさまざまな取り組みを進めていきたいと考えています。