地域の人と触れ合う時間をもっと作りたい。
みんなの学校でも、地いきの人が学習のおてつだいに来てくださることがあると思います。むかしのあそび方を教えてもらったり、本の読み聞かせに来てもらったり、地いきのことを学しゅうするときに、先生になってもらったり…。計算や音読がしっかりできるか、聞いてもらったりしたこともあるかもしれませんね。
そのほかにも、登下校のみまもりなどいろいろなことのおてつだいをしたり、学校の先生とお話をするために、学校に来てくださることもあります。子どもが楽しくすごせるよう、「自分にできることはなんだろう?」と、考えてくださっている人もおられます。
もしかしたら、みなさんの知らないところでも、地いきの人は、みんなのためにたくさんのことをしてくださっています。そんな地いきの人たちと、もっとふれあうために、次の3つのことを考えてやってみてください。
1つめ「あいさつやお礼を言おう」
地いきの人たちと出会ったら、元気な声であいさつをしましょう。「おはようございます!」「こんにちは!」とあいさつをすると、にっこりわらってあいさつを返してくださることでしょう。
みんなのためのおしごとをされているところに出会ったときは、「ありがとうございます」とお礼が言えたらすばらしいですね。
2つめ「お話をしよう」
学校に来てくださった方と、学習していることやがんばっていることについてお話しましょう。がんばったことを話すと、「すごいね!」と言ってもらえるかもしれません。
地いきの人のお名前をおぼえて、「○○さん!」とお名前でお話できるようになると、もっとなかよくなれるかもしれませんね。
3つめ「お手紙を出してみよう」
学習発表をするときなどに、先生に、「地いきの人にも見てもらいたいから、みんなで招待状(しょうたいじょう)を出したい」と相談すると、先生も「それはいいアイデアだね!」と、さんせいしてくれるかもしれません。
また、心のこもったお礼の手紙をもらったら、たから物にしてくださるかもしれませんね。
地いきの人となかよしになれば、学校に来てくださる時間がふえて、ふれあう時間がもっとふえるかもしれません。子どもから元気をプレゼントできると、みんなうれしくなりますね。
地いきの人たちに、元気なすがたを見てもらうためにも、病気やけがをしないよう気をつけてすごしてくださいね。