どんな子でも相談できるようにしてほしい(小学生(高学年))

どんな子でも相談できるようにしてほしい(小学生(高学年))

 「一人じゃない」や「いつでも言ってね」とかは、傷ついてる子供をもっと傷つける。どんな子でも相談できるようにしてほしい。相談できる場所はいっぱいあるのに、家では勝手に電話もメールもできない。学校を通じてできたらいいけど、簡単には先生にお願いなんてできない。ほっておいたらそんな子が増えてしまう。そういう子は見た目では気づかない。平気そうに笑顔でいるから。

お返事(へんじ)

 今回「どんな子でも相談できるようにしてほしい」というお手紙をもらいました。

 学校には、担任(たんにん)の先生以外にも、保健室や教育の相談ができる先生、なやんだ時に相談に乗ってくれるスクールカウンセラーなど、たくさんの先生がみなさんの学校生活を支えています。

 滋賀県では、電話相談やLINE相談のほかにも、こまりごとや不安があるときに先生などにいつでも相談できるかんきょうづくりと、みなさんが住んでおられるところで気軽に安心して相談できる居場所づくりを進めています。

 お手紙をくれたあなたの思いにもしっかり耳をかたむけて、子どもたちが一人で悩みを抱えないように、学校の先生をはじめ、地元の大人の人たちともいっしょになって取り組んでいきたいと思います。