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環境に配慮した取組について

滋賀県企業庁脱炭素ロードマップの策定(令和6年(2024年)3月)

地球温暖化の進展に伴い、近年、地球規模での自然への影響が表れており、世界的に温室効果ガス削減の動きが広がっています。本県においても、「CO2ネットゼロ」の実現に向けた動きが加速化しているところです。

また、企業庁においては、事業の性質上、多くの電力を消費していることから、県の取組推進に対し、率先して行動する必要があります。そのような中で、着実に取組を進めていくため、「滋賀県企業庁脱炭素ロードマップ」を策定することとなりました。

 

環境レポート

企業庁では環境負荷の状況、環境保全への取組状況をお知らせするため、「滋賀県企業庁環境レポート」を 毎年作成しています。

2024年度からは、「滋賀県企業庁脱炭素ロードマップ」に即した内容にリニューアルし、公表します。

取組事例

天日乾燥施設

天日乾燥施設とは、浄水処理の過程で発生する汚泥の一部を太陽の熱や風により乾燥処理する施設で、現在、吉川浄水場・馬渕浄水場に設置しています。
この施設は自然エネルギーを利用し、汚泥を乾燥処理する施設であり、電力等のエネルギーを使用しないことから、CO2の削減・地球温暖化防止につながるものです。
なお、乾燥した汚泥は埋め戻し土として利用されています。

天日乾燥施設の写真

太陽光発電設備

吉川浄水場の浄水施設の上部に57kWの太陽光発電設備を設置し、浄水場の電力に使用しています。約14世帯の使用量に相当する電力量を発電し、消費電力の削減・地球温暖化防止を図っています。
なお、この太陽光発電設備は独立行政法人、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助金および関西グリーン電力基金の助成金を受けて設置しています。

太陽光発電設備の写真

小水力発電

馬渕浄水場の長福寺分水に年間発電量35㎾の小水力発電所を設置し、約50世帯の使用量に相当する電力量を発電し、CO2削減・地球温暖化防止を図っています。

なお、この小水力発電所は水道水に汚染しない水道用ポンプを水車部分に使うポンプ逆転水車方式を採用しています。

長福寺水力発電現場写真
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