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7月1日 びわ湖の日 40周年 (広報誌滋賀プラスワン 令和3年(2021年)7・8月号 vol.192)

みんなで探してみよう 暮らしの中でできること

琵琶湖の富栄養化による水質悪化が大きな社会問題になっていた1970年代に、富栄養化の原因となる窒素やリンを含む合成洗剤ではなく、粉石けんを使おうという「石けん運動」が市民を中心に始まりました。1980年、全国に先駆けて窒素・リンの排出規制を定めた「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例(琵琶湖条例)」が施行され、翌年この条例が施行された7月1日が「びわ湖の日」に決まりました。

「びわ湖の日」40周年を迎える今年、滋賀県は琵琶湖を愛する多くの皆さんとともに、新たに「マザーレイクゴールズ(MLGs)」、いわば「琵琶湖版のSDGs」を策定しました。びわ湖のために身近にできることから始めましょう。私たちの小さな一歩が、日本、そして世界の未来へとつながっていきます。

これまでの取り組み

1. 琵琶湖をきれいにしよう

県内全域で一斉清掃

びわ湖を美しくする運動

「びわ湖の日」前後に、例年10万人以上の県民が参加して、琵琶湖岸を中心に河川や道路など県内全域で一斉清掃が行われています。

2. 豊かな琵琶湖を取り戻そう

「びわこルールキッズ」を開催

ルールキッズ       外来魚駆除
外来植物駆除

小・中学生を対象に、外来魚リリース禁止に協力してもらう「びわこルールキッズ」を開催。

そのほかにも、外来水生植物の調査と駆除が行われています。

3. 琵琶湖にもっと関わろう

広める、食べる、学ぶ

ビワイチ
琵琶湖博物館
滋賀県産品

県内のコンビニやスーパーが滋賀県産品を素材とする商品を企画し、期間限定で発売。

学校給食で湖魚メニューが食べられています。

身近なことから行動を!

NPO法人 碧いびわ湖 代表理事 村上 悟さん

「碧いびわ湖」は2009年、石けん運動などに取り組んできた、全国唯一の滋賀県環境生活協同組合から事業を継承して設立されました。牛乳パックや廃油を回収してリサイクルされた商品を届ける共同購入、山の木や雨水を活用した住まいづくり、子ども・若者が生き生きと育つ地域づくりをはじめ、幅広く活動しています。

石けん運動のベースには、人と人がつながり、みんなが自発的に行動することを助け合う「滋賀の自治文化」があります。これからの10年、あたたかい人のつながりを育んで「次の世代」の可能性をのばせる社会にしていきたいです。子ども・若者の未来を想い、まずは自分たち大人も楽しめることから始めてみませんか。

「びわ湖の日」 40周年記念シンポジウム

日時
令和3年7月11日(日)13:00~16:00

場所
琵琶湖博物館 大ホール(滋賀県草津市下物町1091)

内容
・ココリコ 田中直樹さん、気象予報士 片平敦さんによる基調講演
・知事と「マザーレイクゴールズ(MLGs)」策定に携わった一般社団法 人インパクトラボ代表理事の上田隼也さんによる対談を行います。

申込方法
こちらから、お申し込みください。
(びわ湖放送 HP)

お問合せ
びわ湖放送「びわ湖の日」40周年シンポジウム事務局

TEL
077-524-0153

「びわ湖の日」 40周年記念企画

「びわ湖との約束」絵手紙募集!!

応募いただいた方には「びわ湖の日」40周年景品プレゼント!

フォトコンテスト作品募集!!

琵琶湖をはじめ、未来につなぎたい山や川、人々の暮らしなど、メッセージとともに心動かす作品を募集します。

入選作品は県内で巡回展を開催やプレゼントも実施!

7月1日生配信 「知事と! 西川大使と!「びわ湖」 のこと考えてみ~ひん?」

「びわ湖の日40周年」をテーマとした三日月知事と西川貴教さんのクロストークを生配信します!

日時
7月1日(木)
(びわ湖の日)
10:45~11:15

視聴方法
滋賀県広報課
YouTubeチャンネル
「shigakoho」

2030年に向けてびわ湖とびわ湖に根ざす暮らしに向けた13のゴール
お問合せ
県庁環境政策課
電話番号:077-528-3453
FAX番号:077-528-4844
メールアドレス:[email protected]

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