令和4年(2022年)9月に県政150周年を迎えたことを記念して、本県では県史編さん事業を本年度から開始しました。これから編さんされる県史は、これまでの県のあゆみや、先人の努力と知恵を振り返って、県民の皆様にとっての「未来を考える知的資源」となることを目指しています。
その編さん事務局を担う当館では、県史編さん事業の取組みを紹介するため、「第1回県史編さんだより」(『滋賀のアーカイブズ』第14号)を、このたび刊行いたしました。
本冊子では、編さん事業にあたっての伊藤之雄編集委員長のコメントや編集委員の紹介、資料収集・情報発信事業の概要を掲載しています。またその他にも、令和4年度に県警察本部から移管された大津事件関係文書や、昭和18年(1943年)に行われた東久邇宮稔彦王の来県視察に関する文書の資料紹介も掲載しています。
今後も、編さん事業の取組み等について情報発信していきますので、ぜひご期待ください。