・案件説明省略
<質疑・意見等>
(江島副知事)
整備と運営が両方入っているということは、整備が終わった後も基金として残って、その残高は運営に使われるという理解でよいか。
(東総合企画部長)
おっしゃる通り。この基金は整備だけの財源に充てるのではなく、整備後の運営についても財源として活用していきたいということで、条例の名称にも運営基金という形でいれている。
(江島副知事)
県のお金はもちろん入ると思うが、寄附も受け入れるということでよいか。
(東総合企画部長)
県からの積立だけでなく、企業やいろいろな関係の皆さんからのご寄附も想定しており、そうしたものを積極的に受け入れていくという趣旨も含めさせていただいている。
(知事)
どれぐらいの規模を想定、目標にしているのか。
(東総合企画部長)
寄附については目標という形で特段の定めはしていないが、積極的に企業版ふるさと納税なども活用できればと思っており、獲得に努めていきたい。
(知事)
運営というときによく学費や寮費が話題になったりするが、そういうものも視野に入れるのか。
(東総合企画部長)
学費は当然運営に対する大きな財源になるとは思うが、その使途はこの基金で合っているのか、またいろいろな奨学金というような制度を設けていくことも考えられるので、そうしたことも含めて今後検討させていただきたい。
<鶴代警察本部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(谷口文化スポーツ部長)
1年以上前から、コース設定も含めまして、具体的なアドバイスを警察の皆さんからもいただいており、今回、丁寧な警備体制を敷いていただいて非常にありがたく思っている。
あわせて、警察本部の皆さんのみならず、交通規制以外にもおもてなしであったり、医療救護ということで、全庁的な皆さんのご協力をいただいている。先般も、具体的な説明会をさせていただいたが、当日約400人の職員の皆さんに力を貸していただき、主にボランティアの皆さんをまとめるリーダー的な役割を果たしていただく。
ランナー7000人、ボランティア3000人の参加をいただいており、これからもずっと継続的に続けていくための、1回目の大会ということで、担当部局として緊張感を持って臨んでいる。引き続き、皆様方のご協力をお願いしたい。
(知事)
びわ湖マラソン、しっかり成功させましょう。
今回やることで気づいたこと、コース設定を含めて改善したらいいこと、走る人、ボランティアする人、応援する人、それぞれどういうふうにやればいいか、また共有したいと思う。
<鶴代警察本部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(知事)
全庁的に特殊詐欺の被害を防ぐ80を共有したい。
(1)特殊詐欺被害件数の今年の目標80件以下。
被害者アンケートから出てきた、(2)被害にあった手口を知らなかった約80%、(2)自分は騙されないと思っていた約80%、(3)防犯対策をしていない約80%、(4)自宅で1人でいるときの被害約80%。これらを少し下げたり、改善したりすることが被害防止に繋がるのではないかと思うので、警察だけではなくて、それぞれの部局でできること、呼び掛けなど、いろいろなチャンネルで強化していきたいと思う。
<鶴代警察本部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(江島副知事)
どこでも増えている傾向があるということ、それぞれの県によって特徴があるというのはよくわかった。広域犯罪が増えてきているとはいえ、近隣との犯罪は見ていかなくてはならないと思う。こういう形で今後もデータに基づいて、対策など良いものを取り入れていただければと思うので、引き続きEBPMをしっかりとお願いしたい。
(藤田防災危機管理監)
コロナとの付き合い方滋賀プランにおけるレベル判断について。
現在、判断指標となる最大確保病床の占有率が、本日で18.8%となり、20%台前半以下の状況が、一定期間継続しているところ。また、1週間の10万人当たりの新規陽性者数は現在61.9人と100人を下回る状況が一定期間継続している。
このようなことからレベル判断につきまして、この週末の状況を見た上で各本部員にレベル1に移行することへの意見を求めましたところ、特段の意見はございませんでしたので、昨日、本部長に報告し、レベルを1に引き下げることをご判断いただきましたのでこの場でご報告する。
また、レベルの引き下げにつきましては、この後の定例記者会見で知事からご報告いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
なお、今回のレベルの引き下げに当たりましては、県民の皆様には引き続き基本的な感染対策をこれまでと変わらずお願いすることになり、特段の変化がないことから新型コロナウイルス感染症対策本部を開催せずに各本部員の皆様にメールで意見を求める形をとらせていただきましたが、一部、趣旨説明や意見の確認など手続きにつきまして、もう少し丁寧にすべきだとの意見もいただきましたので、今後の本部運営において注意して参りたい。
(市川健康医療福祉部長)
円滑な移行に向けて準備に力を入れており、10日にも国の方から方針が出るということだが、一部聞こえている話でいうと、財政的に市町に対する負担が増えるのではないか、特にワクチン接種に関してそういった話も出ているので、我々からも意見を厚生労働省にも伝えており、全国知事会、市長会町村会からも意見を挙げていただいている。
一方、今のレベルを下げていただくに当たり、マスクの着用について、本日の会見でわかりやすいマスクの着用についての考え方をお話しいただくということになっているのでよろしくお願いする。
(知事)
レベル判断について、指標が変わったとはいえ、レベル1は11月21日以来。
マスクについては、基本的にもう外してよしというのを基本メッセージにし、症状のある人、病院に行く人、顔を隠したい人は別につけてもいい。こういうことで差別とか攻撃とかがないように、呼びかけをしていきたい。
(大杉副知事)
来週から県庁内あるいは県が主催するイベントにおいては、個人の判断というところは前提にしながら、マスクは外していくということでよいか。
(市川健康医療福祉部長)
全庁の調整はもう少し丁寧にやらせていただくが、基本はそれをベースにと思っている。
(知事)
ベースは個人の判断になる。
ただ、県が主催するイベント、会議などでどうするのかということについては都度言ってあげた方がいい場合は言ってあげた方がよい。学校はどうするのか。
(福永教育長)
4月1日からということで文部科学省がおっしゃっているので、3月中は今まで通り。
(知事)
文部科学省だけはマスクのルールを何か作って現場に周知しようとされていると聞いている。ただ、滋賀県としては基本的には個人の判断で、外してよしという、そういうメッセージを届けたいというふうに思う。
(福永教育長)
今のお話は、議会や会議でも一般参加や傍聴、報道などもあるが、それも同じ考え方で統一してやろうということでよろしいか。
(知事)
基本的には外してよし。そのベースのベースには個人の判断ということを皆さんに呼びかけたいと思う。
(箕浦議会事務局長)
議会については、13日から基本的にマスクについてはもう求めない。
アクリル板や消毒については、それはそのまま引き続き置いておくこととし、議員、執行部に関わらず傍聴に来られる方も含めて、対応はそういう形でやるということで決まった。
(東総合企画部長)
窓口のしきりなどどうするのか、またその辺のところも全庁的に取り扱いを示していただければありがたい。
(知事)
博物館の水槽のことはまた相談しましょう。企業庁は特に問題ないか。
(西村企業庁長)
先般、吉川浄水場で水道用水の浄化に使っている粉末活性炭を誤って工業用水に混入した事案があったが、大事に至らなかった。