文字サイズ

平成27年(2015年)9月

平成27年(2015年)9月30日(水曜日)

山中慎介氏と三日月知事の記念撮影

 朝、湖南市出身で第29代WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介さんが、先日22日の9度目となる防衛戦の勝利報告に来てくださる。いつも以上にタフな試合展開で、私も緊張しながらテレビで応援しておりましたが、見事な勝利により、今回も県民の皆さんに大きな感動と勇気を与えてくださいました。また、2020年の東京オリ・パラ、2024年の国体・全国障害者スポーツ大会などの開催に向け、滋賀のスポーツを更に盛り上げていくため、新たに「しがスポーツ大使」を設置し、本日、山中選手にその第一号にご就任いただきました。共にスポーツで滋賀を元気に!してまいりたいと思います。

 10時には県議会が開かれ一般質問(3日目)が行われました。今日は、今江議員、井阪議員、川島議員、下村議員、岩佐議員、目片議員、蔦田議員、節木議員の8名が質問に立たれ、答弁をさせていただきました。

平成27年(2015年)9月29日(火曜日)

シカ肉カレー販売の風景

昨日に引き続き、秋晴れの一日となりました。今日は火曜日。県庁の火曜日といえば、獣害対策の取組として鹿肉を使ったカレーの移動販売の日です。県庁職員だけでなく、近隣の皆さんやサラリーマンにも好評を得ているとのこと。

県議会一般質問2日目です。今日は、藤井議員、大野議員、中村議員、柴田議員、佐藤議員、海東議員、塚本議員、加藤議員が質問に立たれ、うち5名の議員の皆さんからの質問に対し、答弁を行いました。

平成27年(2015年)9月28日(月曜日)

日本遺産パンフレット1
日本遺産パンフレット2

さわやかな秋晴れの一日。夜はスーパームーン。昨日、開かれた「日本遺産フォーラムin滋賀」にあわせて「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」のパンフレットを作成しました。認定を受けた滋賀の誇る文化財や食文化を写真付きで紹介しています。

さて、本日から、県議会9月定例会議の一般質問が始まります。今回は31名の議員の皆さんが質問に立たれます。今日は、冨波議員、杉本議員、成田議員、九里議員、佐野議員、駒井議員、生田議員、木沢議員の8名から質問をお受けし、答弁をさせていただきました。

平成27年(2015年)9月27日(日曜日)

協議会風景
委員会風景

秋晴れの日曜日、第9回関西広域連合協議会と第61回関西広域連合委員会に出席するため、大阪国際会議場へ出張しました。

連合協議会では井戸連合長の挨拶のあと、各種団体の代表者らで構成する分野ごとの委員、大学教授等の有識者、公募委員の方々から、広域連合に今何が求められているのか、5年目を迎える関西広域連合の運営と今後の展開に向けて、それぞれの立場で活発な意見が出されました。最後には、私も委員としてコメントをさせていただきました。

連合委員会では、関西人口ビジョン及び関西版総合戦略の策定や、奈良県加入に伴う関西広域連合広域計画の改定について協議を行うとともに、京都府の山田知事からは東南アジアトッププロモーションの実施結果などの報告がありました。

今日は十五夜。帰りの車窓から見えた満月が、大変大きく輝いていました。

平成27年(2015年)9月26日(土曜日)

和歌山国体開会式
滋賀県選手団

第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」の総合開会式に出席。

天皇・皇后両陛下のご臨席のもと、河本英典団長をはじめ本県の選手とともに入場行進をさせていただきました。観覧席からの大きな声援と拍手が響くなか、炬火が灯され、力強い選手宣誓を受けて鳥肌が立つほどの感動を覚えました。国体は来月6日まで開催されますが、本県選手が日頃鍛えた力と技を十分に発揮し、活躍されることを期待しています。

9年後には、滋賀県で「第79回国民体育大会・第24回全国障害者スポーツ大会」を開催します。県民の皆さんとともに夢や感動、連帯感を共有できる大会、滋賀らしさあふれるすばらしい大会にしたいと思います。

その後、和歌山駅へ移動。私は、県外に出張する機会をとらえて、各地で活躍されている滋賀県人会の方にお会いするようにしています。今日は和歌山県で活躍されている皆さんにお会いし、先代から伝承されている話や滋賀県に帰郷された時に感じられていることなど伺うことができました。このような縁を大切にし、同郷の絆を深めていきたいと思っています。

平成27年(2015年)9月25日(金曜日)

地元の方からの説明
山内小学校へ移動
山内小学校の子どもたちとの座談会
各市長との会議

夜どおし降り続いた雨は朝になってもまだ止んでいません。

甲賀市土山町黒川の民家で朝を迎える。朝早くに近くの田畑の周囲に設けられた獣害防止柵や、里山再生と森林の健全化のために整備された林道など、管理が行われている現場を歩いて見て回りました。この里山再生現場は、野生動物の生活範囲と人里との間の緩衝帯(バッファゾーン)」にもなり得ることが期待されています。

8時前に山内小学校の子どもたちが登校するのを見守った後、一旦宿泊先で朝食。そして再び山内小学校へ向かい、全校30名の子どもたちと一緒に集会を行いました。子どもたちからは学校の紹介や、鈴鹿馬子唄の披露、さらにお願いして素晴らしい校歌も歌って頂きました。帰り際には、みんなが「知事さん、さようなら~」といつまでも手を振ってくれていたのが印象深く、また名残惜しいままに土山を後にしました。

大津へ戻ってお昼までは、厚生会館で県内各市長の皆さんと会議。10月までの策定を目指している「人口減少を見据えた豊かな滋賀づくり総合戦略」についての意見交換を行い、人口減少とともに、交通や観光、経済などの課題について、ご提案などを頂きました。

午後からは公館で来客応対や協議。夜は、来週から始まる県議会9月定例会議一般質問の答弁協議を夜まで行いました。

平成27年(2015年)9月24日(木曜日)

北川さんへの花束贈呈
野生獣の捕獲作業
山内自治会振興会の皆さんとの記念撮影

好天が続いたシルバーウィーク。県内各地も大いに賑わっていたようですが、明けて今日は雨模様です。

午前中は、県庁知事室にて執務。午後からは彦根へ向かい、県内最高齢者の109歳でいらっしゃる北川みなさんを訪ね、ご長寿をお祝いしました。

その後、甲良町の働き教育センター甲良を視察。障害のある方々の就労支援をJA東びわこと連携して取り組んでおられます。運営されている学校法人関西福祉学園は、他にも県内で企業と連携した取組をされており、このような活動がさらに広がるよう、行政としても応援していきたいと思います。

甲良町の次に向かったのは甲賀市土山。冬の湖北、夏の高島に続いて、今夜は甲賀市土山で体験宿泊をします。宿泊先へ入る前に、獣害対策として網を使って鹿やイノシシを捕獲・駆除する作業を視察させていただきました。頭数が増え過ぎたり、行動範囲が山から里へ広がってしまったために、農作物が荒らされてしまったり、不運にも走行中の車と衝突してしまったりと、獣害は大きな問題となっています。とはいえ、獣たちも生きるために必死であり、うまく住み分けができるなど、人間と野生動物とが共生できる環境づくりが大切なのだと思います。

夜は土山町黒川の公民館で、地元の山内自治振興会の皆さんや、地域おこし協力隊の方々とともに意見交換を行いました。公共交通がバスに限られた地域ですが、山の幸の活用や新たな特産品の開発など、元気に活動されている様子を頼もしく伺いました。

平成27年(2015年)9月23日(水曜日)

じんけんフェスタしが2015での挨拶
エフエム滋賀パーソナリティとの共演

朽木短期居住も6日目、最終日となりました。

朝、お世話になった針畑地域の皆さんへ御礼に伺うとともに、懇談を行う。

針畑地域の活性化はもとより、鯖街道を通じた福井県や京都府との連携についてもご意見を頂戴しました。高島トレイルや生杉の原生林などの地域資源を活かした観光誘客や地域交流に、県も協力していきたいと思います。

その後、高島トレイルクラブの皆さまのガイドにて高島トレイルを視察。

今回は一部区間のみの歩行でしたが、尾根から広がる滋賀県側、福井県側の景色を見て、観光資源としての確かなポテンシャルを感じました。

一方で、鹿に皮をはぎ取られた木々が散見されるなど山の荒廃も進んでおり、山を守る取組が急務であることも実感いたしました。

大津に戻り、県内の病院で臨床研修中の研修医が集う「WATCH in Shiga2016」に出席。意見交換をさせていただきました。

この日は12病院で働く約100名の研修医が参加。県外出身の方も多い中、縁あって本県で勤務されている皆様には、この機会に滋賀の自然環境や歴史文化、住みやすさなどを体感していただき、ぜひ研修後も本県で活躍していただけることを期待しております。

夜、大津市の石山商店街で開催された石山土曜夜市を視察。

石山商店街では、商店街や周辺地域の活性化のためのアクションプランを策定し、中長期的な展望をもって活性化事業やインフラ整備などを計画的に展開

今日は秋分の日。午前中、「じんけんフェスタしが2015」に出席し、主催者を代表してごあいさつさせていただく。

私は「新しい豊かさ」を皆さんと共に実現してまいりたいと常々申し上げていますが、その基盤となるのが一人ひとりの人権が尊重され、全ての人に居場所と出番がある共生社会。フェスタへの参加をきっかけに、多くの方々が人権尊重の具体的な行動に踏み出していただきたいと思います。

午後は、エフエム滋賀のe-radioで今年の4月から新番組としてスタートされた「e-ジャーナル」に出演。

番組内の「フォーカス・イン・滋賀」というコーナーで、パーソナリティの竹中美彩さん、川本勇さんのリードのもと、約1時間にわたって県政全般や知事としての想いをお話させていただきました。

ラジオならではの話しやすい雰囲気と、生放送という緊張感。生活者の視点でわかりやすく伝わるよう心がけましたが、リスナーの皆さんに届いたでしょうか?放送中にたくさんのメールやメッセージを頂戴し、ありがとうございました。

されてきました。この取組により今年度、経済産業省が選定する「はばたく商店街30選」にも選ばれています。

衰退する地域商店街が多い中で、他のモデルとなる取組を続けておられる石山商店街に私からもエールを送らせていただきました。

平成27年(2015年)9月20日(日曜日)

みずかかみデビューイベント風景
みずかがみ
湖国とインドの絆展テープカット
イナズマロックフェス2015

シルバーウィーク2日目、家族連れなど大勢の来店客で賑わうイオンモール茨木店で、滋賀県産近江米『みずかがみ』の新米発売イベントに参加し、イオンリテール株式会社 後藤支社長やマスコットの「みずかがみん」とともにデビュー3年目を迎える『みずかがみ』をPRしました。全量が環境こだわり農業で栽培され、安全で、冷めてもおいしく、お弁当にも最適と、ファミリー層にアピール。関西圏に放映しているテレビCMや、琵琶湖の豊かな水を連想する鮮やかな青いパッケージなどの効果により、売行きは順調のようで、今後県外でも一層知名度が向上し、消費が拡大され、競争力のある独自ブランドに育っていってほしいと思います。

午後は、大津に戻り浜大津で開催される「湖国とインドの絆展」の開会式典に出席。ディーパ・G・ワドワ駐日インド大使らとともにテープカット。インドの文化や歴史をパネルで展示しているほか、インドの古典舞踊などの伝統芸能も披露されました。この展示会をきっかけに日印の交流が深まればと思います。

夕刻からは烏丸半島に向かい、「イナズマロックフェス2015」でこの2日間、魂を揺さぶるパワーあふれるステージで大いに滋賀県を盛り上げてくれた、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんをはじめ関係者の方々にお礼を申し上げました。琵琶湖の環境保全と地域振興がテーマになっている野外音楽フェスの開催に対し、琵琶湖、滋賀を愛する西川さんの熱い思いに改めて感謝するとともに、大いに元気も頂きました。

平成27年(2015年)9月19日(土曜日)

イナズマロックフェス2015
おいでーな滋賀びわ湖
太田国交大臣視察風景1
太田国交大臣視察2

シルバーウィーク初日。晴天に恵まれ、絶好の行楽日和となりました。全国のファンの方が楽しみにしていただいている「イナズマロックフェス2015」の会場となる烏丸半島へ。まず「おいで~な滋賀体感フェア」を視察。滋賀ならではの様々な体験型観光を楽しめるブースが勢ぞろい。このブースで滋賀の魅力を知っていただき、再び滋賀に来ていただければと思います。オープニングのご挨拶では、熱気あふれる約2万人の皆さんの前で、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんへの感謝と、滋賀の魅力をたっぷりとお伝えさせていただきました。

その後、来県中の太田昭宏国土交通大臣に同行し、まず野洲栗東バイパス建設予定地付近を視察。野洲市~栗東市間の交通混雑の緩和、交通安全の確保等を目的としたバイパスで、済生会滋賀県病院へのアクセスも向上します。関係市町長と共に大臣へ現状の説明や要望をさせていただきました。続けて、多賀サービスエリアでは、多賀SAスマートインターチェンジの設置について説明・要望。視察を終えた太田大臣からは、「滋賀県は交通の要衝であり、全国の中でもインフラストック効果が高い。多くの企業が集積し、雇用も増えている。また、琵琶湖をはじめとする自然、歴史、文化といった点で観光の可能性も大きい。それぞれの地域でネックとなっているところを解消できるよう力を注ぎたい。」と心強いコメントをいただきました。国や市町と一層連携して、県内交通の整備を進め、地域の活性化に取り組んでまいりたいと思います。

平成27年(2015年)9月18日(金曜日)

県民の皆様からのお手紙に署名

今日は県議会9月定例会議の代表質疑。

自由民主党滋賀県議会議員団、チームしが県議団の各会派を代表してご質問に立たれた方々から、平成28年度予算編成に向けての課題、地方創生・人口減少社会の総合戦略のほか、各個別の分野に関する施策など多岐にわたるご質問をいただき、答弁をさせていただきました。

憩の合間に、県民の皆様へのお手紙に署名。

お一人おひとりの手元に届くことを思いながら、一枚一枚、心を込めて書かせていただきました。

平成27年(2015年)9月17日(木曜日)

第34回全国社会福祉法人経営者大会
出場選手の自転車

午前中、びわ湖ホールで行われた第34回全国社会福祉法人経営者大会に出席。
全国から約1,200人の方々が滋賀にお集まりになり、社会福祉法人の果たすべき責任と役割、経営のあり方を研究・協議される大会です。

社会福祉法人が持つ資源を最大限に発揮いただき、様々な困りごとを抱えて生活する方々の安心、福祉向上のため御尽力を賜りますよう、開催地を代表してごあいさつさせていただきました。

その後県庁に戻り、第84回全日本自転車競技選手権大会ロード・レースU23の部において優勝され、日本チャンピオンとなった中井路雅選手(大津市出身・京都産業大学3年生)、第28回全日本マウンテンバイク選手権大会U23の部において三連覇を達成された沢田時選手(野洲市出身・ブリジストン・アンカーサイクリングチーム所属)の表敬訪問をお受けする。

実際にレースで使用する自転車を見せていただきながら、競技のおもしろさや難しさをお聞きしました。チャンピオンだけが着られるという「日の丸」のユニフォーム姿が誇らしいお2人。国体、オリンピックを目指して、益々頑張っていただきたいと思います。

平成27年(2015年)9月16日(水曜日)

関係省庁の皆さんとの面談
県庁での取材対応
びわ湖の風景

朝一番で東京へ向かい、参議院の本会議を傍聴し、「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」が全員一致で可決、成立する瞬間に立ち会う。

その後すぐ、法律の制定に御尽力いただいた国会・省庁の関係者の皆様を訪ね、お礼を申し上げました。

夕方、県庁に戻り、「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」成立について報道機関から取材をお受けする。

記者から成立の感想を聞かれ、今日国会で傍聴し成立を見届けたばかりの昂揚した気持ちとともに、「琵琶湖の価値を国が認めた画期的な法律であり、私たち滋賀県民にとって、長年の悲願が叶い大変喜ばしい。琵琶湖は国民的資産であり、その再生は我が国の湖沼再生の先駆けとなる」とお答えしました。

世界有数の古代湖であり、60種を超える固有種をはじめ、多くの生き物でにぎわう生態系の豊かさ、近畿圏の生活・産業を支える貴重な水資源、自然と共生しながら育んできた独自の生活様式や文化、景観、レジャーなど、多面的な価値を持つ琵琶湖。

その価値が国民的資産として位置づけられた意義は非常に大きく、未来世代から琵琶湖を預かっている滋賀県として、法律の目的を果たすため、国や関係自治体、流域府県の住民の皆様、事業者の皆様と連携を図りながら、今後、取組をより一層進めてまいることを改めて心に誓いました。

平成27年(2015年)9月15日(火曜日)

9月定例会の様子
近江の茶PR

県議会9月定例会議の初日。

午前中の本会議において、提出いたしました諸案件の概要、当面する諸課題についての所信、補正予算案等の説明を行いました。

昼休み、本日から発売が解禁された「極煎茶 最澄」をいただく。

一煎目、二煎目、三煎目と味わいが変わり、それぞれに美味しい。

滋賀県茶業会議所では、「近江の茶」を象徴する統一銘柄として販売されている「極煎茶 最澄」、「琵琶湖かぶせ」の2つの商品をブランドとして育てていくため、今年から、9月15日を発売日と決めて、県内一斉に販売開始することで発信力を高めようという取組を始められました。

ということで、私も「近江の茶」のPRに努めたいと思い、自らお茶を淹れて、新茶とは異なる熟成されたお茶の味を楽しみました。

午後は、最終日となる政策課題協議で、「子どもの生きる力を育み、若者や女性が輝く社会の実現」をテーマに議論しました。

平成27年(2015年)9月14日(月曜日)

第47回日米合同会議の開会式
第47回日米合同会議の開会式記念撮影
第47回日米合同会議PRブース

今日も東京です。昨日からの第47回日米合同会議の開会式では、参加されている県知事、州知事の方々とともに挨拶。土曜日にお会いしたミシガン州のリック・スナイダー知事のご挨拶では、滋賀県との長い交流のこともご紹介いただき、とても温かいメッセージでした。

午後も引き続き、日本とアメリカの関係をビジネスや技術協力の視点で捉えた様々なスピーチやディスカッションが行われ、大変勉強になりました。

平成27年(2015年)9月13日(日曜日)

ちゃばらでの高橋ひかるさん
松尾貴史さんとの対談
米国中西部会の第47回合同会議レセプション

今日、東京に滋賀県の新たな発信拠点がオープン。秋葉原の商業施設「ちゃばら」内に、滋賀県コーナーがオープンし、県内各地の美味しい食品・季節を感じる品々が並べられます。

私も朝から上京し、オープンに合わせたイベントに参加。この度、しが広報部長に任命させていただいた髙橋ひかるさん、Can’ce浜姫の皆さん、松尾貴史さんにも応援に来ていただき、滋賀県についてのトークや餅つきで盛り上がりました。秋葉原近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき、滋賀県の産品をお買い求めください。

夕方には、今日から始まった日本・米国中西部会の第47回合同会議に出席し、合同常任委員会やレセプションで参加されている各県・各州の皆さんとご挨拶。滋賀のおいしい地酒も紹介させていただきました。日本とアメリカ中西部の交流・連携のために毎年、日本またはアメリカ中西部で開催されている会議で、友好提携などで関係する日本の県知事やアメリカの州知事が参加しています。明日14日は、私も開会式に臨み、英語でのスピーチをさせていただきます。

平成27年(2015年)9月12日(土曜日)

スナイダー・ミシガン州知事1
スナイダー・ミシガン州知事2
スナイダー・ミシガン州知事3
関西広域連合議会の産業環境常任委員会

朝からさわやかな秋晴れとなりました。今日は、日本・米国中西部会に参加されるため来日中のスナイダー・ミシガン州知事をはじめとする州政府団を滋賀県にお迎えし、お昼前に、交流のきっかけとなったこの琵琶湖を望みながら歓談させていただきました。6月にミシガン州マイヤーガーデンにおける日本庭園開園式でお会いして以来の再会を喜び合いました。州知事には本日、朝から比叡山延暦寺訪問、遊覧船「ミシガン号」での船上昼食会、午後には彦根城の見学とミシガン州立大学連合日本センターでの講演、学生との交流など慌ただしい日程をこなしていただきましたが、存分に滋賀の魅力を体感していただけたのではないかと思います。

わずか3ヶ月の間に両県州知事が、相互に訪問し合うことは過去にもなかったことですし、知事同士の絆をより深めることができ、3年後の姉妹友好提携50周年という記念すべき節目に向けた記念行事の開催など、両県州の交流を一層進めていくことを確認したところです。

午後からは大阪に出張し、関西広域連合議会の産業環境常任委員会に理事者として出席しました。「広域環境保全の推進」の取組について、連合委員の方にご説明し、質疑をさせていただきました。

平成27年(2015年)9月11日(金曜日)

政策課題協議
林芳正農林水産大臣と面会
林芳正農林水産大臣と面会2

台風18号とその後の大雨により、栃木県や茨城県、宮城県で甚大な被害が発生しました。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

朝一、3日目となる政策課題協議。今日は「文化とスポーツの力を活かした元気な滋賀の創造」をテーマに議論しました。

その後、お昼を挟み東京へ向かい、林芳正農林水産大臣と面会。県選出のニ之湯武史参議院議員にも同席いただき、滋賀県で今年3月に作成した「地域農業戦略指針」を紹介しました。滋賀県では集落の営みと稲作経営が密接な関係にあり、今後も集落等が自ら現状を分析し、農業、農村を維持・発展させていくための手引き書として作成したのがこの指針です。全国的にもこのような取組は初めてであり、大臣にも関心を持っていただけたかと思います。みずかがみや魚のゆりかご水田米、環境こだわり農業、近江牛などもしっかりアピールしました。

その後、参議院において審議中の「琵琶湖の保全及び再生に関する法律案」について、関係議員の皆様を訪問し、現在の状況などをお聞きしました。本県にとって長年の悲願であり、非常に大切な法律です。法案成立に向けて改めてのご尽力をお願いしました。

平成27年(2015年)9月10日(木曜日)

議論の風景
平成27年国勢調査

昨日に引き続き、本日も政策課題協議。午前中は「豊かに実る美しい地域づくりと滋賀・びわ湖ブランドの発信」、午後からは「滋賀の強みを活かし、新たな強みを生み出す滋賀発の産業の創造」、夕方からは「すべての人に居場所と出番があり、最期まで充実した人生を送れる社会の実現」を重点テーマに庁内の部課長と夜遅くまで議論しました。

また、お昼の時間に、本日から開始された「平成27年国勢調査」のインターネット回答のデモンストレーションを行いました。5年に一度の国勢調査ですが、今回から紙の調査票の配布に先行して、パソコン、スマートフォン等での回答ができるようになりました。実際に入力してみましたが、“手軽”に“簡単”に入力できました。インターネットによる回答は今月20日まで可能です。これからの時代にふさわしい国勢調査のあり方だと思います。皆様も是非、ご利用ください。

平成27年(2015年)9月9日(水曜日)

海外技術研修員の方の訪問
協議風景

今日は9月9日。「救急の日」。救急の医療、看護、搬送などの業務を担って頂いている方々に感謝します。

朝は、台風18号が接近し風雨が強まる中、登庁。台風情報を収集しながら執務を行いました。

午前中、中国・湖南省、ブラジル・サンパウロから本県にお越しの二名の海外技術研修員の方の訪問をお受けする。湖南省の周さんは観光分野を、サンパウロの坂井さんは獣医学をそれぞれ県内で12月まで学んでいただきます。

午後からは、来年度予算に向けた政策課題協議。本日は「琵琶湖をはじめとするめぐみ豊かな環境といのちへの共感を育む社会の実現」と「人やものが行き交う活力ある県土づくりと安全・安心社会の実現」の重点テーマについて議論しました。

平成27年(2015年)9月8日(火曜日)

甲賀市レディースチームS・Tの皆さん
障害者ワークフェアしが
救急医療功労者の知事表彰

午前中、今週11日から長野県ではじまる第20回全国レディースソフトボール大会に出場される甲賀市レディースチームS・Tの皆さんの来訪をお受けする。大会に向けた抱負などをお話いただきました。全国大会での活躍を期待します。

午後から栗東市内に移動し、「障害者ワークフェアしが」で、障害者雇用に熱心に取り組まれた事業所や、優秀勤労障害者の皆さんへの表彰を行う。すべての人に居場所と出番がある滋賀県をつくっていけるよう、県としても障害のある方の自立や社会参加の促進に努めてまいります。

その後、県庁に戻り、救急医療功労者の知事表彰。9月9日の「救急の日」にちなみ、多年にわたり地域の救急医療の確保、救急医療対策の推進に貢献のあった方を表彰しております。今年度は個人の部で4名の方に表彰状を授与させていただくとともに、日頃の救急医療整備に向けたご尽力に感謝申し上げました。

平成27年(2015年)9月7日(月曜日)

議論風景

先週末に引き続き、終日県議会各会派の皆さんと政策協議会を開催しました。午前中は「良知会」の皆さん、午後からは、「公明党」、「チームしが」の皆さんと県政に関する重要諸課題について議論しました。来週15日からはじまる滋賀県議会9月定例会議に向け、今回の議論も踏まえながら、しっかりと準備をしてまいりたいと思います。

平成27年(2015年)9月6日(日曜日)

総合防災訓練本部員会議
防災ヘリ
訓練の様子
第51回明治大学全国校友滋賀大会

午前7時に湖北地域に大きな地震が発生したとの想定で、防災関係機関・団体、企業、地域住民の皆さんなど、160機関、約18,000人の方に参加いただき、総合防災訓練を実施しました。

まず、県庁において災害対策本部の設置運営訓練を行ったあと、主会場となる米原市へ県防災ヘリで移動し、鉄道事故等避難所開設、DMAT(災害医療派遣)訓練、多重事故対応訓練などを視察。

訓練では有事に備え、一人ひとりが自分たちの地域は自分たちで守るという自助・共助をテーマとして実施しましたが、緊張感を持って訓練に臨んでくださり、非常に有意義な訓練であったと感じています。

閉会式では、本日の訓練を活かし、いざという時に迅速かつ的確に行動できるよう、防災に対する意識、知識、組織をさらに高めていくことを誓い合いました。

午後は、大津市で開催されました「第51回明治大学全国校友滋賀大会」に参加させていただきました。

「明治はひとつびわ湖に集う紫紺の旗!」をテーマに、海外をはじめ全国から1,200名あまりの方がお集まりになりました。

私から、琵琶湖をはじめ、豊かな自然や歴史・文化遺産、近江の食など滋賀県の魅力を紹介いたしました。

湖国・滋賀での大会が今後の新たな交流や活動のきっかけとなり、また、再び滋賀を訪れてくださることを期待しています。

平成27年(2015年)9月5日(土曜日)

第60回関西広域連合委員会
第60回関西広域連合委員会2

今日は、終日、関西広域連合の会議で朝から大阪へ。

午前中は、第60回関西広域連合委員会に出席しました。

広域スポーツ振興にかかる規約の改正、関西圏域の展望研究の最終報告を受けての対応、政府関係機関の移転に関する要望、広域連合議会提出議案について協議しました。

午後は、広域連合議会9月定例会に出席。

13人の議員の皆さんから、国の出先機関の移管、原子力発電にかかる防災・安全対策、鳥獣害対策、観光振興等についてご質問があり、各分野の担当委員がそれぞれ答弁いたしました。

平成27年(2015年)9月4日(金曜日)

滋賀県交通安全推進大会
土地家屋調査士協会総会

午前中は昨日に続いて、県議会会派(日本共産党滋賀県議会議員団の皆さん)との政策協議会に出席。

午後は、甲賀市へ向かい、滋賀県交通安全推進大会に出席。交通安全のために日々ご活躍いただいている方々を表彰させていただきました。

夕方には琵琶湖ホテルでの土地家屋調査士協会総会にて挨拶。その後県庁に戻り、今年度4回目の総合教育会議を開きました。今回は全国学力テストの結果が出た直後でもあり、この結果を踏まえて、今後の取組や課題について意見を交わしました。

平成27年(2015年)9月3日(木曜日)

自由民主党滋賀県議会議員団の皆さん
日本商標協会全国大会

今週は雨模様が続いています。

今日の午前中は、県議会会派(自由民主党滋賀県議会議員団の皆さん)との政策協議会。9月中旬から始まる県議会9月定例会議に先立ち、会派別に県政についてご意見やご提案をいただいています。

午後には、女性活躍を推進している企業をPRするための認証書交付式。先日8月28日にも女性活躍推進法が国会で成立し、女性の登用・活躍を促すための具体的な動きが加速するものと期待しています。県におきましても、いち早く女性の活躍に努められている企業の方々を応援し、またモデル企業になっていただこうと、女性活躍推進企業認証制度を設け、今日は「一つ星」と「二つ星」のランクに認定された企業の皆様へ認証書をお渡ししました。三つ星認定を目指し、県庁自身も含めて女性活躍の取組を広めていきたいと思います。

夕方には、大津プリンスホテルでの日本商標協会全国大会に出席し、お祝いの言葉をお伝えしました。

平成27年(2015年)9月2日(水曜日)

議論の様子
八幡靴の工房
八幡靴の工房2

今日は終日、庁内で老朽化施設に係る課題協議を行いました。県では様々な県有施設の運営管理を行っていますが、老朽化が進んでいるものも少なくありません。今後の改修や建替えなどに向けた方針やスケジュール、コストなどについて、各部局と集中的に協議しました。

夕方には近江八幡へ向かい、八幡靴の工房を訪ねました。作業場では蛍光灯の灯りの下に、使いこなされた様々な道具や年季の入ったミシンが並べられ、職人さんが作業をされていました。まさに工房という雰囲気です。実は先日来、オーダーメイドでの革靴を作って頂いており、今日、完成品を受け取りました。履き心地は大変柔らかく、手作りの温かみとともに、今回の靴には近江牛の皮を用いていることから、命の重みも感じる靴です。大切に使わせていただきながら、伝統の技「八幡靴」の良さをPRしていきたいと思います。

平成27年(2015年)9月1日(火曜日)

大津駅前で「緑の募金」
芋競べ祭り
日野町村井の信楽院

今日から9月。朝一番には、大津駅前で「緑の募金」へのご協力をお願いしました。

午前中は定例記者会見を行うとともに、農業・水産業基本計画の答申、包括的連携協定に基づく取組の報告などをお受けました。

午後には日野町へ向かい、中山地区で行われた芋競べ祭りを視察。県内の数ある祭りの中でも奇祭として知られ、重要無形民俗文化財にも指定されています。中山の東西両区がサトイモの長さを競い合い、豊作か不作かを占うのですが、裃姿で酔ったような立居振る舞いをしながら、自分の方が長いと主張し合い、何度も測りなおす様子が奇祭と言われる理由のようです。

ただ、少子化の影響で、こうした祭の担い手が減っています。県としても伝統的な祭礼の保存・継承を支援するため、まずは県内の祭を知って頂こうと、今回初めて芋競べ祭りの探訪会を企画したところ、多くの見学者にお越しいただくことができました。

その後、日野町村井の信楽院(しんぎょういん)を訪ね、県指定有形文化財である本堂の保存修理の状況を視察しました。江戸中期に建立され、太い柱や装飾などに大変力強さを感じる建物です。今回の保存修理は、屋根全面を葺き替えるという大掛かりな事業ではありますが、安全無事に終え、滋賀の貴重な文化財として今後も守っていきたいと思います。