午後から7つの団体の皆様とお会いいたしました。
県道伊香立浜大津線整備促進協議会、京都大原今津小浜間国道整備促進期成同盟会、鯖街道まちづくり連携協議会、麻生古屋梅ノ木線改良促進協議会の皆様からは、それぞれの道路整備について、滋賀県議会農村基盤整備推進議員連盟、滋賀県土地改良事業団体連合会、国営農業水利事業滋賀協議会の皆様からは農業農村整備事業についてご要望をお受けいたしました。
皆様からのご要望をしっかりと受け止め、国や市町と連携して整備を進めてまいりたいと思います。
その後、タイ王国大阪総領事が知事室にお越しくださいました。
今年は、日タイ修好130周年の記念年となります。
本県もこれまで、水環境や治水分野を専門とする県職員を派遣する「Local to Local(地方間交流)プロジェクト」や観光と食のトッププロモーションを行ってきており、これからも経済、環境、農業分野をはじめとする様々な分野でタイ王国と連携し、友好関係を深めてまいりたいと思います。
本日は、平成29年11月県議会定例会議の開会日。
私からは、当面の諸課題への所信として、平成30年度の県政運営にかかる予算編成方針とがん対策、魅力発信による滋賀への誘客促進、滋賀と世界をつなぐ取組などについて申し上げました。また、激甚災害に指定された台風21号被害の早期復旧にかかる補正予算、提出議案について説明いたしました。11月定例会議においても、議員の皆様としっかりと議論してまいりたいと思います。
午後、全国すべての都道府県と海外十数か所にある滋賀県人会の活動を地元滋賀から支えてくださっている「ふる里滋賀県人会」の総会に出席。
ふるさとを愛し、人と人とのつながりを大切にする方々がたくさんいらっしゃるのが滋賀県の強みです。滋賀県人会の皆様と一緒に、全国そして世界へ滋賀の魅力を発信していきたいと思います。
県庁正面のイチョウの木も葉を落とし始め、朝、黄色いじゅうたんとなっていました。
午前中、野洲・湖南・竜王総合調整協議会の皆様のご要望をお受けしました。
県内での広域交通ネットワークの整備は産業振興や居住者の利便性等において大変重要なものです。いただいたご意見をしっかりと受け止め、引き続き大規模道路事業から段階的に進めてまいりたいと思います。
午前中、丹生ダム対策委員会の皆様から地域整備に関する要望をお受けしました。
要望いただいた地域整備については、引き続き、丹生ダム対策委員会、国、県、市、水資源機構の5者で設置した「地域整備協議会」を通じて、しっかりと話し合い、互いに協力して進めてまいりたいとお伝えいたしました。
続いて、監査委員の皆様から本庁の定期監査の結果について報告をいただきました。
琵琶湖の漁獲量回復への取組や防災訓練の充実・強化など多岐にわたるご指摘をいただきました。いただいたご指摘をしっかりと承り、改善に向けて引き続き真摯に取り組んでまいります。
午後からは、大津市内で行われた県商工会連合会との行政懇談会に出席。
後継者不足など小規模事業者を取り巻く厳しい現状を踏まえた御意見や御提案をいただき、経済の持続的発展・成長に向けて前向きな意見交換を行うことができました。
午前中、県公館にて中川雅治 内閣府特命担当大臣(原子力防災)、伊藤 忠彦 副大臣と面会し、原子力政策に関して意見を交わしました。
中川大臣からは、先日取りまとめられた福井県大飯地域の緊急時対応について報告いただきました。私からは、現時点において、避難計画の実効性を担保する仕組みが不十分であること、実効性のある多重防護体制の構築が道半ばであることなどから、原子力発電所の再稼働を容認できる環境にはない、という本県の主張をあらためてお伝えしました。
続いて、草津市内で開催された近江漬物と近江米のPRイベントに出席。
近江米PR副隊長であるファミリーレストランのお二人、ゲストとしてお越しのココリコ遠藤さんとともに、「みずかがみ」をはじめとする近江米の魅力、本県が進める環境こだわり農業の取組などをPRしました。
今年も農家の皆さんの努力によって美味しい新米が県内各地で収穫されています。多くの皆さんにご賞味いただけるよう、今後も関係者の皆さんと一緒に発信に取り組んでまいりたいと思います。
近江八幡まちや倶楽部にて開催された商工会議所女性会の皆様との意見交換会に出席しました。
地域経済を担われる中で、地域社会が直面する課題にも真摯に向き合い、よりよい社会づくりに多大なご尽力を賜っている皆様に深く感謝申し上げるとともに、私から、現在の県の施策について説明し、皆様から県政への様々なご意見を伺いました。
いただいたご意見をしっかりと受け止め、今後の県政運営に活かしていきたいと思います。
午後から、「滋賀の”縁”(えにし)」認証式に出席。
滋賀の“縁”認証事業は、生活や福祉に関して現行制度ではカバーすることが難しい課題の解決に取り組む地域活動を県、滋賀の縁創造実践センター、県社会福祉協議会の三者で認証するもので、今年で4回目となります。
認証式では、若者支援や多世代の居場所づくりなどに取り組む4団体に認証書を、9団体に奨励書を授与いたしました。
認証を通じて、「誰一人取り残さない」共生社会づくりを各地域で実践されている団体の皆さんの活動を発信し、多様な取組の輪が県内各地に広がることを期待しています。
詳しくは、滋賀の縁創造実践センターHP(外部サイトへリンク)をご覧ください。
続いて、県議会会派との政策協議会に出席。
良知会、公明党滋賀県議団の議員の皆様と県政の課題等について意見交換を行いました。
本日は、東京で終日、平成30年度に向けた国の施策および予算に関する提案・要望を行う。
本県の実情や課題、取組状況を踏まえた提案・要望を、両副知事と分担して関係省庁に説明させていただきました。
私は文部科学省、財務省、農林水産省、国土交通省、環境省を訪問し、スポーツと文化の振興、環境保全型農業の推進、道路整備・治水事業への支援、琵琶湖の保全・再生などについて提案・要望いたしました。
財務省では、本県選出のうえの賢一郎財務副大臣にお会いし、環境保全型農業の一層の推進について重点的に要望しました。
本県は、「環境こだわり農業」を農政の核として取り組んでおり、全国トップの普及率となっています。国の財政的支援をいただきながら、より一層環境に配慮した農業を推進してまいりたいと思います。
午前中、滋賀県体育協会様よりご要望をお受けしました。
「2024国体の成功とスポーツ立県滋賀を目指して」をテーマに、競技力の向上やスポーツ環境の充実、生涯スポーツの推進などについて意見交換を行いました。
ご要望をしっかりと受け止め、滋賀県体育協会様と密に連携・協力して、競技力の向上、スポーツの普及、健康の増進に取り組んでまいりたいと思います。
午後は、甲賀警察署新庁舎落成式に出席。
甲賀警察署は、県内でも最も広範囲の地域を管轄する警察署です。新庁舎は昭和44年に建てられた4代目の庁舎から場所を移転し新築され、災害拠点としての機能を高めるとともに、女性職員が活躍できる設備も充実されました。
住民の皆様が安全・安心の生活が送れるよう、警察職員の皆様には、気持ちを新たに犯罪や事故の抑止に取り組んでいただきたいと思います。
滋賀県公館の木々も鮮やかに色づいてきました。
午前中、チームしが県議団の皆様との政策協議会に出席し、11月議会に向けての意見交換を行いました。月末から県議会の11月定例会議が開催されます。県議会議員の皆様とともに、よりよい滋賀県政のために尽力してまいります。
朝から滋賀県原子力防災実働訓練に参加。
今回は、長浜市立永原小学校区住民約300名を対象に、関西電力株式会社の美浜発電所で事故が発生したという想定で、バスによる避難訓練、スクリーニングや除染の訓練などを実施しました。早朝から多くの方々にご参加、ご協力いただき誠にありがとうございました。
電力事業者には原子力災害が発生しないよう要請するとともに、最小限に抑えるため、本県においても様々な状況を想定し、実践的な訓練を積み重ねてまいりたいと思います。
その後、県立男女共同参画センターで開催された「第2回滋賀県私学振興大会」に出席。
県内の公立学校と私立学校が連携を密にして、教職員の指導力向上に取り組み、学校と地域の連携を進めてまいりたいと思います。
本日は、ものがたり観光行動学会第7回年次大会に出席。
観光で訪れる人と、迎える地域や人のやりとりが生む様々な「ものがたり」を考え、社会に還元しようという目標を持って活動されています。今回は「遊ぶように学び/学ぶように遊ぶ」をテーマに開催されました。松尾芭蕉翁が愛し、多くの歌を詠まれ、司馬遼太郎先生が訪れ、たくさんの作品を残された滋賀県に、全国から遊学について考える方々が来ていただいたことを大変うれしく思いました。本県にある日本遺産や多くの文化財、何より琵琶湖を学びと遊びの資源として、活用に力を入れていきたいと思います。
午前中、東京海上日動火災保険株式会社様との包括的連携協定締結式に出席。
本県では、地域の活性化や県民サービスの向上のため、これまで16の企業様と連携協定を締結しております。今回の協定では、国内外のネットワークを活かした滋賀・琵琶湖ブランドの魅力発信をはじめ、事業継続計画(BCP)策定支援や、県民の交通安全対策等について、一緒に取り組みを進めてまいります。
午後には、県議会会派である自由民主党滋賀県議会議員団の皆様、続いて日本共産党滋賀県議会議員団の皆様と政策に関する意見交換を行いました。
本日は、朝から大阪で開催された関西広域連合の会合に出席いたしました。
午前中は、関西広域連合委員会に出席。
北陸新幹線建設促進に向けた要請活動などについて協議を行うとともに、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の準備状況などについて報告をいただきました。
午後は、関西広域連合議会に出席。
本日の議会では、14名の議員の皆様が質問に立たれました。
私は、堺市の吉川敏文議員からエネルギー検討会を代表して出された水素社会実現に向けた取組に関する質問に答弁いたしました。
「水素社会の実現に向けた取組の推進」は本年4月に改訂した「関西創生戦略」にも位置づけている重要な課題です。低炭素社会の実現に向けて、水素エネルギーの利活用を今後さらに進めていけるよう、関西広域連合として域内の自治体や民間企業に対する働きかけを強化するとともに、本県でも積極的に取り組んでまいりたいと思います。
午前中、熊本地震への支援に対する感謝の気持ちを伝える「くまもとから感謝をプロジェクト」の一環で来訪した熊本県のPRキャラクター「くまモン」を県公館でお迎えしました。
くまモンの心のこもったハグや感謝の色紙に、私も笑顔と元気をいただきました。熊本県には現在、河川や文化財の復旧業務に従事するため3名の職員を派遣しています。熊本県の「創造的復興」に向けた取組を、本県としても引き続き支援していくことをお約束しました。
午後からは、鴨川水系河川改修事業促進協議会および安曇川水系治山治水事業促進協議会の皆様のご要望をお受けしました。
いただいたご意見をしっかりと受け止め、引き続き、堤防強化や放水路の整備などの治水対策に取り組んでまいりたいと思います。
その後、県公館で行われた追手門学院大学との就職支援に関する協定の締結式に出席。
就職支援協定の締結は今回で7大学目となりますが、大阪府に立地する大学との締結は初めてです。
追手門学院大学様は本県からの進学者も多く、2016年には県教育委員会とも連携協定を締結いただいております。今後は、県内高校と大学、大学と県内企業という双方のつながりを深めていけるよう、協定に基づく取組を充実してまいりたいと思います。
本日は、「第10回滋賀県首長会議」に出席。
会場となった近江八幡市立桐原小学校は、2016年に新校舎に建て替えられたところで、地域のコミュニティーセンターも併設され、災害時には地域の防災拠点と活用できるよう非常用電源や給水設備が備わっています。明るく、木のぬくもりが感じられる素敵な校舎でした。
会議では、教員の働き方改革、琵琶湖の保全再生に向けた琵琶湖活用の推進、地方創生・奨学金変換支援制度の導入の3テーマについて意見交換を行いました。
いずれのテーマについても、県ができること、市町ができることをそれぞれに連携しながら真摯に取り組んでまいりたいと思います。
特に、琵琶湖の保全再生については、琵琶湖を「守る」ことと「活かす」ことの好循環の推進に向けて、市町のご意見をいただきながら、琵琶湖と琵琶湖を取り巻く山々など自然の望ましい活用の方向性をしっかりと検討してまいりたいと思います。
大津市内で開催された「第27回太陽光発電国際会議(PVSEC-27)」に出席。
国内外から約700名の方々が参加される会議の開会式において、開催地の代表者として歓迎のあいさつをさせていただきました。
再生可能エネルギーである太陽光発電に関する諸問題や普及施策などを発表・討議する国際会議が滋賀で開催されることを大変うれしく思います。この会議を通じて持続可能な「新しいエネルギー社会」づくりの輪が、滋賀から世界に広がっていくことを期待します。
その後は、知事室にて町村議会議長会の皆様より平成30年度県予算ならびに施策に関する要望をいただきました。
空き家対策や企業誘致、河川・道路整備、教育問題などを最重点要望とされた地域の実情・課題をしっかりと捉え、議長会の皆様とも意見交換しながら今後の施策を実施してまいりたいと思います。
午前中、草津市で行われた滋賀県戦没者遺族大会に出席。
先の大戦において最愛の肉親を失うという深い悲しみに耐え、様々な困難を乗り越えながら、今日の平和で豊かな社会を築いてこられた御遺族の皆様に改めて敬意を表するとともに、恒久平和の実現に向けて、戦争の悲惨さを風化させることなく、次の世代にしっかりと引き継いでいくことをお誓い申し上げました。
午後は長浜市に移動し、雨森芳洲関係資料ユネスコ「世界の記憶」登録記念シンポジウムに出席。
雨森芳洲先生の「誠信の交わり」の心は、現代の平和外交や異文化交流においても大切にすべき思想です。今回、日本と韓国の共同提案により「世界の記憶」に登録されたことは、まさに「誠信の交わり」の実践です。地元の皆様が資料の収集、保存に尽力してこられた結果であり、大変うれしく思います。
今回の「世界の記憶」登録を契機に、芳洲先生の思想や貴重な資料を、教育や観光、まちづくりなどに活かすとともに、世界に向けてもしっかりと発信してまいりたいと思います。
午前中、滋賀県と大谷大学、滋賀県と花園大学との就職支援に関する協定締結式を行いました。
両大学とも、滋賀県出身の学生が多く進学しています。この協定締結を機に、連携を一層深め、県内企業が求める人材とのマッチングを図り、地域経済の持続的な発展につなげてまいりたいと思います。
午後、全日本小学生ソフトテニス選手権大会で女子個人戦(ダブルス)3位入賞報告に、選手のお二人がお越しくださいました。
10月末に行われた西日本小学生ソフトテニス選手権大会でも個人戦(ダブルス)でベスト16、団体戦では優勝を果たし、今月末にはジュニアジャパンカップ、来月には全日本小学生東西対抗ソフトテニス大会に出場されます。滋賀県の若い力の活躍を応援したいと思います。また、7年後の国体に向け、スポーツの魅力を広めていただくことにも大いに期待しています。
本日は、天皇、皇后両陛下が主催された秋の園遊会にお招きを賜り、出席させていただきました。
快晴のお天気の下、午後2時過ぎから東京の赤坂御苑で開かれ、天皇陛下、皇后陛下や皇族の方々と懇談させていただきました。
各界から招待された2,000人以上の方々が集った会場では、リオデジャネイロ・パラリンピックでメダルを獲得された栗東市出身の競泳選手・木村敬一さんにもお会いしました。
雅楽の演奏の中、和やかな時間を過ごすことができました。
本日は、早朝より上京し、7名の滋賀県選出国会議員の方々と意見交換をさせていただく。
平成30年度に向けた施策および予算に関する国への提案・要望、台風21号災害復旧への支援について、国会議員の皆様から貴重なご意見を伺いました。
今秋の国への提案・要望が、滋賀の課題を解決し、強みを伸ばしていくために最大限の効果を得られるよう、今回いただいた皆様からのご意見を反映してまいりたいと思います。
その後、小此木内閣府特命担当大臣(防災)をはじめ、文部科学省、国土交通省、農林水産省を訪問し、台風21号災害の被害説明と復旧支援に関する要望を行いました。本県における甚大な被害を説明申し上げ、可能な限り早急な対応をしていただくようお願いいたしました。
国をはじめ関係機関と密に連携し、支援を進めてまいりたいと思います。
午前中、震災復興支援に対する御礼に来県された内堀福島県知事を知事室でお迎えしました。
内堀知事からは、復興が着実に進んでいるという力強い報告をいただくとともに、福島県のアンテナショップが「ここ滋賀」と同じく東京・日本橋に立地していることから相互PR企画を実施してはどうかという前向きな提案もいただきました。
本県からは、現在10名の職員が福島県において災害復旧業務に従事しております。この絆を大切に、今後も様々な分野で連携を深めてまいりたいと思います。
午後からは、平成29年度滋賀県文化賞、文化功労賞、文化奨励賞、次世代文化賞の贈呈式に出席。42回目となる今回、美術、音楽、陶芸、写真、民族工芸の幅広い分野から10の個人・団体が受賞されました。
文化芸術は、人生を豊かに、まちを元気にする力を持っています。受賞された皆さんには今後もそれぞれの分野での活動を通して、私たちに夢や感動を与えていただくことを期待申し上げます。
夕方には、連合滋賀との意見交換会に出席。
産業・雇用・労働政策をはじめ、環境政策や交通政策など幅広い課題について議論を行いました。特に、社会全体で取り組む課題となっている「働き方改革」については、行政だけでなく、労働組合、経済界が一緒になって進めることが大切であり、さらなる協力をお願いいたしました。
午前中、平成29年度秋の褒章・叙勲伝達式を執り行う。
今回は、2名の方に褒章、19名の方に叙勲を伝達させていただきました。
皆様には消防や地方自治、健康増進、地域福祉などに長年にわたり多大な御貢献をいただき、これまでのご活躍に感謝を申し上げるとともに、今後とも引き続き県政ならびに後進への御指導をいただきますようお願いいたしました。
午後には、商工会議所会頭・副会頭会議に出席。
各地域の商工会議所など10団体の皆様からIoTやデータサイエンスを活用した商業振興、観光や文化振興、交通施策など各地域で課題となっている事項に関して意見交換を行いました。地域経済を元気にするため、経済界の皆様と力を合わせて取り組むとともに、県へのご要望については各関係部局においてしっかりと対応してまいりたいと思います。
午前中、放送大学・滋賀学習センターの文化祭で講演をさせていただく。
放送大学は、生涯学習機関として広く社会人に教育の機会を提供されています。本県では、一人ひとりの学びを地域づくりにつなげる生涯学習を推進しており、自ら学び、行動する市民性を育む場として放送大学を利用している方々もたくさんいらっしゃいます。
社会で豊かな経験を積まれた方々が、放送大学での学びを通じて新しい知識を得られることは、個人にとっても地域にとっても大きな力となります。その力を滋賀の未来づくりに活かしていただきたいと思います。
その後、滋賀県公館にて県政モニターの皆様との意見交換会に出席。
9名の方々から健康・福祉政策、交通政策、教育政策、環境政策など県政に対するご意見やご提案をいただきました。県民の皆様からのご意見を真摯に受け止め、県民の皆様方とともに知恵を出しながら、誰ひとり取り残さない共生社会の実現に取り組んでまいりたいと思います。
本日は成安造形大学附属近江学研究所の公開講座として、近江学研究所設立10周年記念対談に出席。
「近江のかたちを明日につなぐ」をテーマに、自然と生活が共生した近江の魅力をはじめ、松尾芭蕉翁や司馬遼太郎先生との出会いから始まる私にとっての近江学、県の取組として進めている「美の滋賀」についてなど、画家でもある岡田成安造形大学学長と対談を行いました。滋賀県に息づいている生活の中の美を全国に世界に発信していきたいと思います。
対談の前に、滋賀県立近代美術館とのコラボ企画である「ワイワイわれらのモダニズム」展を視察しました。成安造形大学【キャンパスが美術館】を会場として、11月26日まで開催しています。展示室ごとに印象の違うモダンアートを楽しめます。芸術の秋のひと時をお過ごしください。
午後、びわ湖ホールで開催された「糸賀一雄記念賞・記念未来賞」の授賞式に出席。
糸賀先生は、戦後まもなく「近江学園」を創設され、生涯を通じて障害者の福祉の向上に向けて、先駆的な実践に取り組まれてきました。この賞は、糸賀一雄先生の心を受け継ぎ、障害者福祉などの分野で活躍されている方々を表彰するものです。
今回受賞された皆様方の取組から多くを学び、糸賀先生の思想が根付く滋賀の地から「誰ひとり取り残さない共生社会」の実践を発信してまいりたいと思います。
その後、県庁に戻り、地域自治組織代表者との意見交換会に出席。
県民の暮らしの原点である地域の自治会やまちづくり協議会の活動に取り組まれている皆様と防災、地域活性化について意見交換をさせていただきました。実践の中での工夫や苦労などをお伺いすることができ、大変貴重な機会となりました。
草の根自治の力が世代をつなぎ、次の世代に引き継がれていくよう、市町行政と力を合わせて課題解決に取り組んでまいりたいと思います。
午前中、平成29年度建設事業功労滋賀県知事表彰および第21回滋賀県優良工事表彰に出席。
この賞は、長年にわたり本県の建設事業に精励いただいた方々、また公共工事において優れた施工をされた事業者に対して贈られるものであり、本県の建設事業の水準維持や発展への多大なご貢献に感謝申し上げました。
また、現在県が取り組みを進めている、国連の持続可能な開発目標「SDGs」について、9番目の目標として災害に強いインフラの整備も含まれていることから、建設事業者の方々にSDGsの視点での取組もお願いいたしました。
午後、平成29年度滋賀県技能者表彰(おうみの名工)表彰式および平成29年度おうみ若者マイスター認定式に出席。
卓越した技能を持つ職人の方々の表彰と、全国大会で優秀な成績を収められるなど若くして優れた技能をお持ちの方々の認定をさせていただきました。工芸、調理、機械、建築等幅広い分野に渡り、滋賀県の人材の多様性を誇りに思いました。おうみの名工とおうみ若者マイスターの益々の活躍を期待しています。