平成28年度の最終日を迎えました。
新しい組織への模様替え、新しい部署への引っ越し準備などで、県庁の中を慌ただしく人が行きかう一日。
午後、それぞれの思いの詰まった県庁での仕事に敬意と感謝を表し、退職者一人ひとりに心を込めて辞令交付を行いました。
また、平成24年4月から2期5年の任期を終えられた滋賀県立大学理事長の大田啓一様に感謝状を贈呈。在任期間中には、国際コミュニケーション学科を開設し、留学生の受け入れ体制の整備や学生の海外派遣を積極的に進めるなど、同大学の国際化や社会情勢の変化に対応できる人材の育成等にご尽力をいただきました。
一緒に仕事をさせていただいた方々との別れは寂しいものですが、異分野や地域など、新たな場での皆さんのご活躍を祈念するとともに、先輩方の志をしっかりと引継ぎ、より良い県政運営に努める決意を新たにいたしました。
県人事委員会の益川委員長から、時間外勤務の縮減に向けたご提言をいただきました。
職員へのアンケート結果を踏まえ、業務量や人員配置、職員のマネジメントなど、多岐にわたる視点から課題や改善方策をご提示いただきました。
これまでの県の取組が十分に機能していなかったことを反省し、いただいたご提言にも十分留意しながら、今年2月に策定した働き方改革緊急行動に基づく取組を、早急かつ着実に進めてまいります。
その後、第45回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会に出場される、「LAKE SHIGA BBC」の選手の皆さんの訪問をお受けしました。
メンバーには県外在住の方もおられ、練習の時間や場所などの制約がある中で、近畿地区予選会で優勝しての全国大会出場です。
転倒や接触など、車椅子バスケットボールならではの危険もあるそうですが、ケガには注意しながら、このチャンスを活かして日本一を目指してほしいと思います。
夕方、映画「関ヶ原」のプロデューサーである鍋島寿夫氏と懇談をおこないました。
鍋島氏からは、滋賀には雄大な自然景観が残ることや大都市に近いこと、交通の便が良いことなど、映画撮影の拠点となる要素があるとお褒めいただき、ロケーション撮影や撮影所の誘致の可能性などについて意見を交わしました。
また、映画「関ヶ原」と本県が取り組んできた石田三成のPR事業の連携など、双方の魅力発信に向けて連携した取組を進めていくこととしました。
午後、JAグループ滋賀様および農林中央金庫大阪支店様へ、県から感謝状を贈呈させていただきました。
JAグループ滋賀様からは毎年、本県の農業振興や研究推進のために様々な機器を寄贈いただいており、今年度は果樹の病害虫防除機をいただきました。
本県の果樹生産量は全国と比べてまだまだ低い状況にありますが、彦根梨や今津の柿といった地域ブランドも生まれています。いただいた機器を大切に活用させていただき、滋賀の果樹振興により一層努めてまいりたいと思います。
また、農林中央金庫大阪支店様からは、県立びわ湖こどもの国に県産材の遊具等を寄贈いただきました。
折しも、県では1週間前にウッドスタート宣言をおこない、木育や県産材の利活用に向けて、さらなる取組を進めていくことをお誓いしたところです。
これを機に、びわ湖こどもの国を木育の拠点とし、多くの子どもたち、そして保護者の方々に県産材が持つ木の温もりややさしさを感じてもらい、これまで以上に来訪者に喜んでもらえる施設にしていきたいと思います。
その後、日本赤十字社滋賀県支部長として、紺綬褒章および厚生労働大臣感謝状の伝達をさせていただきました。
受章者はそれぞれ日本赤十字社に多額の寄附をなされたものであり、赤十字の活動に対するご理解とそのご厚志に感謝を申し上げました。
本日は、滋賀県商工会議所連合会の川瀬会長から、「びわ湖の日の休日化」への賛同とご当地ナンバー「びわ湖」の導入推進についての意見書をいただきました。
今年に入り、「びわ湖の日を県民の休日にしたい」と発信しておりますが、商工会連合会様にご賛同いただけたことを大変うれしく思います。「びわ湖の日の休日化」、そして、ご当地ナンバーの実現、両方とも簡単ではございませんが、琵琶湖を守り、滋賀を盛り上げていくため、関係機関と検討を進めていきたいと思います。
その後、「関西エコオフィス大賞」の表彰式に出席。
この賞は関西広域連合として創意工夫に満ちたエコオフィス活動を実施されている事業所を表彰するもので、今年は、「大塚製薬株式会社神戸支店」様が大賞を受賞されました。また、奨励賞として、エコ・トップ(株)紀南エコセンター様、(株)クボタ本社様、(株)GE様、(株)シガウッド様、不二電設工業(株)様に表彰状を授与させていただきました。環境の取組を継続して着実に実施していただいており、大変ありがたく思います。こういった活動が広がるよう、行政としても広報活動等に力をいれていきたいと思います。
午後からは、滋賀県防災会議に出席。
今回の防災会議では、滋賀県地域防災計画の修正案等について、ご審議いただきました。
今年度は、熊本地震や台風10号による水害をはじめ、地震や風水害、雪害の多い一年でありました。災害はいつどこで起こるか分かりません。対策についても不断に見直してまいりたいと思います。
また、15時頃に大阪高裁において、高浜3、4号機の再稼働禁止仮処分決定を取り消す決定(=再稼働を認める決定)がなされたとの一報が入りました。
実効性のある多重防護体制の構築が道半ばであり、原子力の「静脈」部分が未整備のままであることなど、国全体として原子力政策についての根本的な議論や解決策が見られない現状においては、再稼働を容認できる環境にはありません。
国、および原子力事業者には、国民、県民に不安感が残る現状を重く受け止め、地域になお残る懸念に対して誠意と責任をもって対応していただきたいと思います。
本日は、公館で開催された雇用推進行労使会議「チャレンジしが」に出席。
「働き方改革」を進めるうえでの重要課題である「長時間労働の抑制、有給休暇の取得促進」と、さらに働きやすい職場を実現するための「仕事と生活を両立させるための取組」について意見交換をさせていただきました。
行労使が課題を共有し、一体となって取り組んでまいりたいと思います。
その後は、ワールドマスターズゲームズ2021関西・実行委員会の設立総会に会長として出席。
4年後の平成33年(2021年)5月15日から5月30日までの16日間、滋賀県をはじめとする関西でワールドマスターズゲームズが開催されます。
滋賀県では、野球やホッケー、ボートなど7種の競技が開催されます。世界各国からたくさんのお客様をお招きし、スポーツや観光を楽しんでいただけるようしっかりと準備をしていきたいと思います。
本日は、午後から大津市内で開催された民進党滋賀県総支部連合会第2回(2017年)定期大会に来賓として出席し、県政へのご理解とご協力に対し、厚く御礼を申し上げる。
また、これまで滋賀県民がつくりあげてきた価値観や行動を大切にしながら、国連の17の持続可能な開発目標「SDGs」に謳われている『誰一人取り残さない』という理念を共有し、「新しい豊かさ」を実感できる滋賀をめざし、自然と人、人と人との共生も含め、「琵琶湖新時代」を皆さんと一緒につくってまいりたいとごあいさつ申し上げました。
本日は、県内で3箇所目となる「小谷城スマートインターチェンジ」の開通式典に出席。
2年前に竣工式を行い、待ちに待った開通です。周辺には、戦国大名「浅井氏」の居城として有名な「小谷城」の城跡や夕日が美しい「湖北水鳥公園」など観光地がたくさんあります。スマートインター開通を機に、湖北地域のますます活性化を期待します。
その後、同じく長浜市で開催された道の駅「浅井三姉妹の郷」の開駅記念式典に出席。
長浜市や東浅井商工会の皆様が中心となり、起業者支援や特産品開発など地域のにぎわいを創出する拠点となります。地域の皆様の活躍の場、魅力発信の場として発展していくことを期待します。
また、その後は、湖南市の「認定こども園水戸幼稚園園舎竣工式」に出席させていただきました。
昭和60年に幼稚園として開園以来、たくさんの子ども達の育ちを支えてきていいただきましたが、この度3歳児未満の待機児童や多様化する地域の教育・保育ニーズに応え、幼保連携型認定こども園として新たにスタートされることになりました。
「人は人の中で人になる」。
自然や社会とのつながりの中で、大きく成長できる場にしていっていただきたいと思います。
午前中、まず一般社団法人滋賀県造林公社の理事会に出席。
理事長としてあいさつするとともに、平成29年度の事業計画など2議案を審議・可決しました。
その後、損害保険ジャパン日本興亜株式会社様と本県との交通安全に関する協定の締結式に出席。
この連携協定をもとに、交通事故防止・自転車保険の加入促進の広報や交通安全教室の開催による自転車ルールの徹底などを通じて、交通事故・自転車事故等の減少を図ってまいります。
午後は、第6回総合教育会議に出席。
平成28年度に開催した5回の会議を滋賀の強み、授業改善、学校校種間のつながり、社会で働くこととのつながり、地域との連携といった視点でふり返るとともに、今後の会議の方向性について意見交換いたしました。
夕方からは、滋賀経済同友会春季懇談例会に出席。
同会が今年度、「変化×創造~新たなSHIGAを発信するため~」をテーマに4つの研究会を立ち上げて活動・研究してこられた内容について発表をお聴きするとともに、滋賀県の取組について報告させていただきました。
いずれの研究会も、パリ協定発効による「低炭素から脱炭素」への変化、国連による持続可能な社会づくりの「誰一人取り残さない」という理念など、グローバルな視点をもって経済界からローカルでどのように取り組んでいくか、前向きなご提言をいただきました。実行においては、経済界と他のセクターが連携することが不可欠であり、行政も積極的に連携の輪の中に入り、その場づくりに関わってまいりたいと思います。
午後は、関西広域連合委員会に出席。
関西創生戦略の改訂案、西国三十三所草創1300年にかかる取組の提案について協議するとともに、北陸新幹線(敦賀以西)ルートの決定、2025年国際博覧会検討会(第3回)の結果、関西広域連合トッププロモーションなどについて報告を受ける。
私は、広域環境保全局担当として、平成29年度関西夏のエコスタイルの実施、交流型環境学習事業、「おでかけにいつも携帯マイバッグ動画コンテスト」優秀作品の決定について報告をいたしました。
終了後、在大阪ベトナム社会主義共和国総領事のお招きで総領事館を訪問。
工業、農業等の分野において、ベトナムの課題をお聴きするとともに、滋賀の強みで関わり、活発な交流を通じてどのように発展させていけるかなど、有意義な意見交換を行うことができました。
午前、「施策提案・キラリひらめき改善運動」の表彰式を行いました。
この運動は、職員が新しい施策や業務改善の取組等を提案・実践し、業務の効率化や県民サービスの向上を目指していこうというもので、その中の優れた取組に対して表彰を行いました。
このような運動を通じて、各職員が日々の仕事の中で業務を見つめ直し、課題の発見や県民の方々のニーズに合っているのかを確認する意識を根付かせていきたいと思います。
午後、びわ湖チャリティー100km歩行大会実行委員会の皆様の来訪をお受けしました。
昨年10月に開催された大会の結果報告とその収益の一部を寄附していただくとともに、今年も引き続き開催したいとの嬉しいお言葉もいただきました。
次回で4回目となり、この大会への参加を楽しみにされている方が大勢いらっしゃるとのこと。滋賀の素晴らしい環境の中で、今年も多くの方が100km完歩に挑戦されることを期待しております。
続いて、東京おもちゃ美術館の多田館長とともに、ウッドスタート宣言調印式を執り行いました。
ウッドスタートとは同館が展開する「木育」の行動プランであり、今回都道府県では初めて、滋賀県が実践宣言をいたしました。
琵琶湖の水源林ともなっている本県の森林は利用期を迎えており、この取組により教育はもちろんのこと、林業の活性化や地域材の需要喚起に繋がると考えます。これを機会に、琵琶湖を「守る」ために森林を「活かす」取組をさらに進めていきたいと思います。
その後、関西電力株式会社と日本原子力発電株式会社が来訪され、美浜発電所1・2号機および敦賀発電所1号機の廃止に際して行う、原子力安全協定の改定についてご説明いただきました。
改定により、廃炉計画の事前説明や定期的な状況報告などの項目が新たに追加されます。
廃炉作業は長期にわたること、また原子炉の廃炉作業はこれまでに経験のないことであり、安全対策や県民の方々の不安解消に万全を尽くしていただきたいとお伝えしました。
ミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)のミシガン州側の代表者であるケイト・サイモン理事とベン・マクラケン所長の来訪をお受けいたしました。
同センターは、1989年に滋賀県とミシガン州の姉妹協定20周年を記念して設立された施設で、県民とJCMUの学生との文化交流や日本人向けの英会話講座など、両国の交流事業に取り組んでいただいています。
来年は協定50周年の節目を迎えます。
県・州のさらなる友好関係を築く機会にするため、記念行事などを開催したい旨をお伝えし、あわせて協力をお願いしました。
午後は、平成29年2月議会の最終日。
平成29年度の当初予算案も無事可決していただきました。しかしながら、社会体育施設や新生美術館に対しては、その整備の進め方、財政運営における収支見直しや影響対応等について厳しいご意見も頂戴しました。
県民の皆さまをはじめとした多様な主体と対話、協働し、より一層の工夫を重ねることで、効果的、効率的な執行に努めてまいりたいと思います。
朝から原子力防災対策の視察のため、高島市および福井県おおい町へ。
まず、旧今津西小学校に設置されている原子力防災用のモニタリングポストを視察。設備の運用状況や事故時の情報周知方法等について説明を受けました。
その後、山間部に位置する今津町天増川区を訪問しました。
本県では、大飯発電所のUPZ(緊急時防護措置を準備する区域)に含まれる多くの集落が山間部に位置しているという地域的課題があります。
この集落も土砂崩れなどの災害時には孤立する可能性があり、これら地域における防護措置や避難体制の課題を深く認識しておく必要があると感じました。
午後、関西電力株式会社大飯発電所を訪問し、原子力発電所の防災体制等を確認しました。
現場視察では、事故発生時の連絡拠点となる緊急時対策所について、現施設および建設中である新施設の工事状況を確認しました。一日も早く整備され、万全の体制を整えていただきたいと思います。
また、意見交換の場では、多重防護体制の構築は道半ばであり再稼働を容認できる環境にはないこと、安全対策について引き続き不断に検証されること、高浜発電所にかかる高島市との安全協定の締結を求めることをお伝えいたしました。
その後大津市に戻り、「近江の新酒きき酒会」にて締めの挨拶をさせていただきました。
「近江の地酒でもてなし、その普及を促進する条例」の制定1周年を記念したイベントであり、県内33の酒蔵と約1600人もの参加者にて会場は大盛況でした。
大変多くの方が滋賀の地酒を楽しまれ、地酒を通じて交友を深める機会になったこと、大変嬉しく思います。
本日は、レークサイドスクエアーズ創立40周年記念大会に出席。
スクエアダンスを愛好される方々が全国各地から、また海外からも集まっておられるとのこと。その交流の広さ、熱意、行動力に驚き、改めて敬意を表します。
長年の活動の積み重ねが、年代や国境を越え、こうした形で結実することは本当に素晴らしいことと思います。平成36年の国体、全国障害者スポーツ大会に向け、「生涯スポーツ」の振興にも、より一層取組を進めてまいります。
午後からは、滋賀レイクスターズの公認ブースター就任式に出席しました。
試合は、東地区首位の栃木ブレックスを相手に終盤までリードしていましたが、惜しくも80対82の僅差で敗れてしまいました。残り15試合、簡単な試合は一つもありませんが、勝利を信じて応援していきましょう。GO!LAKES!
本日は、知事室にてボクシングの山中慎介チャンピオンから12度目の世界防衛成功のご報告をいただきました。当日は、私も、リングサイドで応援させていただきましたが、見事な7回TKO勝利。これからも防衛記録を伸ばして、連続防衛の日本記録を更新していただきたいと思います。
その後、3月に開催される全国選抜大会に滋賀県代表として出場する高校生アスリートたちの激励会に出席。本日は、16競技、17校の選手に集まっていただき、皆さまから大会に向けての決意をお伺いしました。
指導者の方々や関係者の皆さまに感謝しながら、全国大会で最高のパフォーマンスが発揮できるよう準備を万全にしていただきたいと思います。
がんばれ、未来のオリンピアン!!
午後、滋賀県立大学が事務局を担当する「近江地域共育委員会総会」に出席。
関係の大学、自治体、経済団体が連携し、大学生の県内就職率の向上、雇用創出を推進していく方針を検討する場です。
今回は、地域課題の解決や創業に関する教育プログラムの大学における展開、大学生への県内企業の情報提供等について意見交換を行いました。
その後、長浜バイオ大学と滋賀県との包括連携協定締結式に出席。
同大学とは、平成18年にバイオ技術の振興に関する協定を締結し、県内企業等との技術研究・開発といった連携を進めてまいりました。
10年という節目を迎え、同大学が湖北において実施されている子どもたちへの理数教育、大学生が地域に密着した活動を実践する取組等にも連携の幅を広げ、湖北地域をはじめとする県内の活性化に一緒に取り組んでまいりたいと思います。
午前中、平成28年度行政重点監査、財政的援助団体等監査、学校・警察等の定期監査の結果について、監査委員の皆様から報告をお受けする。
続いて、第49回ミス日本コンテストでミス日本「海の日」に選ばれた、大津市出身の三上優さんが受賞報告にお越しくださいました。
全国の日本の海洋事業の理解を広げる活動でのご活躍とあわせて、滋賀・琵琶湖の魅力のPRも期待しています。
その後、第46回日本農業賞・食の架け橋の部で、大賞を受賞された栗見出在家町魚のゆりかご水田協議会の皆さんが受賞報告にお越しくださる。
子ども会、非農家、県内の大学や企業、首都圏の中学生との交流など多様な方々を巻き込んだ活動が素晴らしく、地域における取組のリーダーとして、ますますご活躍いただきたいと思います。
午後、試験研究機関の財務事務の執行および管理運営をテーマに行われた平成28年度包括外部監査について、包括外部監査人の村尾愼哉様から監査結果のご報告をいただきました。
次に、滋賀県文化財保護連盟の方々から、新生美術館の整備にあたっての要望をお受けする。琵琶湖文化館の機能を確実に引継ぎ、寄託者の皆様が安心して貴重な文化財を新しい美術館に預けていただけるよう、精一杯努めてまいります。
その後、淡海フィランソロピーネット設立20周年記念として開催された、企業・団体の社会貢献活動トップセミナーに出席。
児童養護施設からの自立支援を行うNPO法人ブリッジフォースマイル理事長の林恵子様の講演をお聴きした後、企業、NPO、行政それぞれの立場でできること、一緒にできること、1人でも始められることなどを話し合いました。
「誰一人取り残さない」滋賀をめざし、淡海フィランソロピーネットの皆さんと共に取組を広げてまいりたいと思います。
朝、県庁の正面玄関前にて、第89回選抜高等学校野球大会に本県代表として出場される滋賀学園高等学校の選手を激励しました。
昨年に続いての出場であり県内での実力は随一です。ぜひその力を全国の舞台でも発揮し、優勝を目指してほしいと思います。また、大会での様々な経験を通じて、球児たち一人ひとりの心身の成長を期待しております。
その後、県議会本会議に出席。
平成28年度の補正予算に関して細江議員、節木議員からの質疑をお受けいたしました。
午後、来年度の組織・人事異動方針について記者発表を行いました。
来年度予算案に基づく重点的な取組を推進するため、一部組織を再編し、スポーツ局やビワイチ推進室、特別支援教育課等を設置いたします。
また、働き方改革の推進に向けて、働き方改革推進委員会の設置や公共事業対応等のための職員の増員を行うとともに、個々の職員の人事異動の周期を4~5年単位へと長めにすることで、専門性を向上させ生産性の高い働き方へと繋げていきたいと思います。
今年で6回目を迎えました「びわ湖一周ロングライド」に参加いたしました。昨年に引き続き参加させていただき、今年は長浜・豊公園からのスタートです。
まだ日も出ていない早朝5時半に、開会の挨拶。
大変寒い中にも関わらず、今年も1,700名以上の方にご参加いただきました。
大会には「ロングライドコース」「サイクルージングコース」「センチュリーライドコース」の3つのコースがあり、私は「サイクルージングコース」に参加。
開会後すぐにスタートの「ロングライドコース」「センチュリーライドコース」の参加者たちを事故やケガなどなく無事に帰ってこられることを祈りつつ、見送りました。
「サイクルージングコース」の私たちは、7時過ぎに船へ自転車を積み込み、長浜港から近江八幡・長命寺港へ向けて出発。竹島や沖島、遠くに比良山系を望みながら約90分のクルージングを楽しみました。
長命寺港到着後、いよいよ自転車で再度スタート地点である豊公園を目指して出発。本当にいい天候に恵まれ、参加者の皆様と共に、美しい景色の中で気持ちよくサイクリングできたことを嬉しく思います。
サイクリングはスポーツとしての愉しみがあるほか、健康増進にも役立ちます。引き続き関係団体と連携を図りながら「ビワイチ」の取組を進めていきたいと思います。
本日は、東日本大震災の発生からちょうど6年となりました。改めてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、東北の真の復興を目指して、滋賀県知事としてできることを精一杯努めていこうと思います。
さて、本日は、関西の春の訪れを告げる風物詩の「びわ湖開き」に出席しました。今年は、大津京遷都1350年の記念の年でありますので、恐れ多くも「天智天皇」の衣装を着用させていただきました。また一日船長としてNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演中の土村芳さんにもお越しいただきました。本県の観光の盛り上がりと琵琶湖を訪れる皆様の安全を祈念して「黄金の鍵」を投下しました。
その後、びわ湖ホールにてオーストラリア若手政治家3名と交流をさせていただきました。本県の環境政策に非常に興味を持っていただきました。エネルギーや温暖化問題、生物多様性など地球規模で対応しなければならない問題について、今回の交流を活かして連携して取り組んでいければと思います。
その後は、草津市内で開催された「近江米&近江の漬物 魅力発信フェア」に出席。吉本芸人のダイアンさん、ファミリーレストランさんらとともに、滋賀県のコメと漬物の魅力を皆様にお伝えしました。2年連続の特A評価を獲得した「みずかがみ」、そして、滋賀の野菜をつかったお漬物はどれもおすすめです!
続いて、国道8号線野洲栗東バイパスの起工式に出席。国道8号線の野洲市小篠原から栗東市手原の間は慢性的な渋滞が発生している区間です。沿線は企業も数多く立地し、物流の効率化が求められているとともに、救命救急を担っていただいている済生会滋賀県病院への搬送迅速性の確保などバイパス完成による効果は絶大です。地元からも期待の大きい事業ですので、安全で着実な工事進行を行っていただきたいと思います。
午前は県議会本会議に出席。
平成28年度一般会計補正予算等の議案を上程させていただきました。
午後、国際協力機構(JICA)が実施する「国際協力中学生エッセイコンテスト」にて、見事に最優秀賞を受賞された、県立守山中学校2年生の脇捺夢さんにお越しいただきました。
弟さんがポリオの予防接種でウイルスに感染したことをきっかけに、多くの人にこの病気について知ってもらうことで世界から撲滅できるのではと考え、エッセイを書かれたとのこと。
この受賞をきっかけに、世界、未来に目を向けて、様々なことに挑戦してほしいと思います。
その後、「こんにちは!三日月です」にて、大津・南部地域木材供給協議会の皆さんと対話を行いました。
この団体は、地域の木造建築物に県産材を供給することを目的に、地元の製材事業者等が設立されたものです。複数社での連携・協力体制を構築し、一社では対応が困難な大規模な事業に取り組むことで、県産材の利用機会の拡大を目指しておられます。
乾燥や加工等の製材工程を見せていただいた後の意見交換では、県産材の利用を阻んでいる事業工期の問題のほか、製材の備蓄のしくみづくりや「びわ湖材」の独自規格の策定など、様々な意見やアイデアをいただくことができました。
これらの課題を整理し、県としても早々に今後の取組方針を検討したいと思います。
本日は、県庁就職セミナーで参加者の皆さんにあいさつをさせていただきました。
午前、午後と2部制で開催しましたが、いずれも満席となりました。数多くある企業や自治体の中から滋賀県を選び、参加していただいた皆さんに感謝申し上げます。
私からは参加者の皆さんに「滋賀県が求める人材」として2つのポイントをお伝えしました。1つ目は「やってみよう!」と前向きにチャレンジできる人材、そして2つ目は「一緒にやろう!」という対話・協働の精神を持った人材です。
最初からあきらめるのではなく、「やってみます!」というチャレンジ精神をもち、周りを巻き込みながら、話し合いながら仕事に取り組み、課題を解決していける方と一緒に未来の滋賀県をつくっていきたいと思います。試験等大変だと思いますが、一緒に働ける日を楽しみにしています。
また、午後には京都大学名誉教授でこころの未来研究センター特任教授の佐伯啓思先生と公館にて対談させていただきました。
政治、経済の分野を中心に評論活動をされている佐伯先生と世界情勢や日本の目指す道、そして地方自治体である滋賀県としてとるべき施策などについて幅広く対談させていただきました。グローバル化が進み世界全体が閉塞感に覆われる中、物事をどのようにとらえ、新たな価値観をどのように創造していくのか等たくさんの御示唆をいただきました。
「新しい豊かさ」の具現化につなげられるよう、いただいたヒントを自分のものにしていきたいと思います。
早朝、滋賀を出発し、本日から6日間、東京・日本橋タカシマヤで開催される第29回琵琶湖夢街道「大近江展」の合同朝礼に出席。
食品や工芸品、同店レストランでの滋賀の食材を使ったメニュー、近江の野菜のマルシェなど、様々な形で滋賀の魅力を多くのお客様にお届けできるよう、関係者全員で盛り上げてまいりたいと思います。
続いて、国土交通省に移動し、丹生ダム水源地域等を対象とした地域整備事業への支援拡充を道路局長、水管理・国土保全局長に要望いたしました。
午後は、日本赤十字社本社を訪問。
近衞社長から世界各国で展開されている活動についてお聞かせいただくとともに、日本赤十字社の歴史、最近の活動について学び、理解を深めることができました。
その後、神奈川県小田原市に向かい、鈴廣かまぼこ株式会社を視察。
同社代表取締役副社長で、一般社団法人エネルギーから経済を考える経営者会議の代表理事でもある鈴木悌介様に、エネルギー自給に関する様々な取組についてうかがいました。
取組をきっかけに、地域の中にどんな資源があるのかがわかるとともに、異分野の人たちが出会い、結果として地域の中で顔が見える関係が増えたこと、地域間競争を生まない地方創生としてエネルギーの取組が適していることなど、数々の実践に裏打ちされたご提言もいただき、行政や経済界の役割について改めて考える機会となりました。
本県のエネルギービジョンの実現に向けて、多様な方々と一緒に考え、実践につなげていける関係づくりを進めてまいりたいと思います。
本日は、予算特別委員会全体質疑の3日目。目片信悟議員、清水鉄次議員、小寺裕雄議員、山本正議員、杉本敏隆議員の5名からの平成29年度予算に関する質疑をお受けしました。
私からは、土地改良公共事業、ふるさと納税、琵琶湖漕艇場改修整備事業、(仮称)彦根総合運動公園整備事業についてお答えしました。
ふるさと納税については、本県では「マザーレイク滋賀応援寄附」としていただいた寄附金を「琵琶湖に関する事業」と「歴史的文化的資産に関する事業」の2分野で活用させていただいております。
企業・団体の皆さまからのたくさんのご寄附をいただき、各社の環境保全の取組と本県の取組を連動させていただいていることに非常に感謝しております。一方で、まだまだ認知度が高いとは言えませんので、より皆さまに知っていただけるようPR活動を強化していきたいと思います。
午後からは各部局と今後の政策について協議を行いました。
本日は、予算特別委員会全体質疑の2日目。
加藤誠一議員、佐藤健司議員、海東英和議員、粉川清美議員、柴田智恵美議員、藤井三恵子議員の6名からの平成29年度予算に関する質疑をお受けしました。
私からは、琵琶湖保全再生施策、滋賀らしい健康創生、ブランド推進、次世代育成プロジェクト事業、看護職員の確保定着などについてお答えしました。
本県の琵琶湖保全再生計画については、本年度中の策定を目指して、現在策定中です。これからの琵琶湖を守り、活かしていくための指針となる計画ですので、関係者としっかり議論して作ってまいりたいと思います。
特別委員会終了後には、翌日の質疑に向けて担当部局と答弁協議を行いました。
穏やかな春の陽気のなか、皇子山陸上競技場へ。
湖国の春の風物詩、「第72回びわ湖毎日マラソン大会」および同時開催の「小学生1,000m記録会」のスターターをさせていただきました。
壇上に立つと号砲を待つ選手の吐息や緊張感、スタンドの熱気などが感じられ、その大役にこちらも大変緊張しました。
県民の皆さんも沿道から多くの声援を送るなど、トラックまで優勝がもつれ込んだ2時間余りの熱戦を楽しんでおられました。すばらしい大会としていただいた選手、スタッフおよび関係者の皆さまに感謝申し上げます。
その後大阪に移動し、関西広域連合議会3月定例会に出席。
西村議員から木質バイオマスエネルギーの活用についてご質問をいただき、高コスト等の課題を解消すべく、来年度から先進事例に学ぶ研修会を開催することなどをお答えさせていただきました。
また、本議会にて、来年度の一般会計予算および関西広域連合広域計画の改定について可決していただきました。
午前中、滋賀県立農業大学校の卒業証書・修了証書授与式に出席。
養成科19名、就農科9名の皆さんが新しいスタートを切られます。皆さんの夢の実現に向けて、また滋賀の農業に新しい風を吹き込む原動力として活躍されることを祈念いたします。
午後、「しが『食のおもてなし』~魅せる滋賀の食材~企画メニュー発表会」に出席。
県産食材の魅力を観光客の皆さんにお届けし、需要拡大を図ろうと、県内の料理人、宿泊施設関係者、生産者が集まり、新たなメニューを企画するプロジェクトを進めてこられました。
まだあまり知られていない守山の伝統野菜「矢島かぶ」を使ったり、湖魚やかんぴょう、近江牛など、おなじみの食材の新しい食感を提案されるなど、滋賀ならでは、春ならではのメニューにワクワク、美味しく試食させていただきました。
その後、びわ湖ホールのプロデュースオペラ「ラインの黄金」を鑑賞。
関東方面をはじめ全国からお客様がお越しくださり、チケットは両日とも完売したとのことで、大変うれしく思います。
続いて、第72回びわ湖毎日マラソン大会の歓迎の夕べに出席し、海外からの招待選手に記念品をお贈りする。
琵琶湖の早春の風物詩となっている、歴史と伝統あるマラソン大会が滋賀で開催されることを誇りに思います。選手の皆さんの健闘をお祈りします。
本日は予算特別委員会全体質疑の1日目。
中村議員、九里議員、生田議員、木沢議員、家森議員、節木議員の6名の皆様から、新生美術館の整備や空き屋対策等に関する来年度予算についてご質問をお受けいたしました。
夕方、大津清陵高等学校馬場分校の卒業証書授与式に出席しました。
卒業生からの答辞では、日中は就業しながら学校に通われた方、一度は退学しながらも目指す職業に就くために再度修学された方など、35名の卒業生一人ひとりが強い思いや志をもって本日まで頑張ってこられたことが伝わってきて、私も目頭が熱くなりました。
大きな夢と希望を抱く皆さんのこれからの人生に期待し、祝辞を述べさせていただきました。
本日は、午後に「しが生物多様性大賞表彰式」に出席。
「しが生物多様性大賞」とは、県と滋賀経済同友会様の共催で平成25年度から実施しているもので、本県の生物多様性保全のモデルとなる素晴らしい活動されている企業や団体を表彰するものです。
今年度は、大賞として(株)ダイフク滋賀営業所様、(株)滋賀銀行様、NPO法人愛まちエコ倶楽部の里守隊様、そして特別賞としてフィールドワークやす様を表彰させていただきました。滋賀県は、琵琶湖をはじめ、個性ある多種多様な生き物の宝庫です。経済界をはじめ、県民の皆さまと連携して次の世代へと守り継いでいきたいと思います。
続いて、滋賀県公館にて開催された「ジェトロ(日本貿易機構)滋賀貿易情報センター設置決定通知書手交式」に出席。
ジェトロ様に「貿易情報センター」の県内設置を要望しておりましたが、それに応える形で、この度、設置の決定をいただきました。
センターは、今年の7月を目途に彦根市に設置されます。県内の皆様には、県産品や県産物、県内企業の商品の海外展開、そして本県への投資呼び込みなどについて積極的に支援を受けていただきたいと思います。
夕方からは、上京して、しがスポーツ大使の山中慎介選手(ボクシングWBC世界バンタム級チャンピオン、湖南市出身)の12回目の防衛戦を応援。ダウンを何度も奪っての見事な7回TKO勝ち。おめでとうございました、ナイスファイト!
午前中、県政経営会議の後、中小企業活性化推進本部、琵琶湖保全再生推進本部の本部員会議を行う。
その後、在大阪インドネシア総領事との意見交換会に出席。
昨年11月に滋賀経済団体連合会の皆様がインドネシアを訪問され、現地の商工会議所の方々との意見交換の中で、継続的に情報交換をしていこうと進めていただき実現したものです。インドネシアと滋賀の経済交流の発展に向けて、率直に意見交換をさせていただき、滋賀の強みを活かした関係づくりを進める上で、重要な機会となりました。
午後は、滋賀での結婚や子育て、ワーク・ライフ・バランスについて、県内の大学生の皆さんと一緒に考える「滋賀でもっと家族になろうよフォーラム」に出席し、主催者を代表してあいさつをさせていただきました。
夕方、県公館にてモンゴル国のダワードルジ・デルゲルツォグト総領事が着任のごあいさつにお越しくださる。
総領事は、環境・観光省の副大臣を務められたご経験から、特に環境への取組に関心をお持ちとうかがいました。財団法人滋賀県国際友好親善協会が中心となって進めてこられた文化交流に加え、環境分野の研究機関、モンゴル国から県立大学に留学している学生など、多様な形の交流が活発になることを期待しています。