午前中、定例の記者会見を行う。
私からは、滋賀県庁就職セミナーの開催、琵琶湖の全層循環(琵琶湖の深呼吸)が確認されたこと、県政モニターの募集とともに、「今月のイチオシ」として、米原市商工会が市内事業者と協働で特産品や伝統工芸の販売、観光情報等を提供するプロジェクト「orite米原」をご紹介いたしました。
午後は内部協議が続く。
途中少し時間ができたので、県政資料室に「神社に祀られた県令―籠手田安定の治水事業―」の企画展示を視察しました。
明治時代の初め、第2代滋賀県令を務めた籠手田(こてだ)県令は、大雨のたびに大きな氾濫に見舞われた田川・高時川・姉川の合流地点の水害対策に懸命に取り組んだ知事です。木製の伏越樋(ふせこしひ)の代わりに、煉瓦製カルバート(暗渠)の建設を試みるも、多額の工費や税支出の公平性の観点から、県議会で何度も否決されたことをはじめ、ようやく起工に至った湖北の治水工事(田川カルバートの建設)の歴史が紹介されています。
この事業の是非をめぐっては、「公共ノ利益」とは何かが繰り返し問われたとのこと。「公共事業は誰のためのものなのか」という古くて新しい課題に、私もしっかりと向き合い、考えてまいりたいと思います。
冷たい雨の降る中、登庁。
本日は終日、県議会各会派の皆さまとの政策協議会を行いました。
午前中は日本共産党滋賀県議会議員団の皆さまと、午後は、公明党滋賀県議団および良知会の皆さまと、今年度の施策や課題、そして今後の施策の方向性等について意見交換をいたしました。
夕方、その会議中に山田新二元滋賀県副知事の訃報を受けました。
あまりに突然のご逝去であり、他の職員ともども驚きと悲しみに暮れました。
偉大な先輩のご逝去に対し、謹んでお悔やみ申し上げます。
本日午後から、米原市で開催された「鉄道を活かした北びわこ活性化フォーラム」に出席。
はじめに、人口減少時代を迎え、鉄道や駅を中心としたまちづくりや地域の活性化について、みんなで一緒に考え、思いを共有する場となることを期待してごあいさつを申し上げました。
その後、鳥取県にある若桜鉄道株式会社の山田社長の講演を拝聴しました。
人口減少の著しい地域にあって、鉄道は地域の「血管」であり、他の公共交通機関にない訴求力、人と人、地域を結び付ける力を持っている。お金がなくても沿線地域をはじめ多くの関係者と連携することにより、地域に活力と誇りをもたらし、地域の価値をあげることができることについて、具体的な成功事例を交えてご紹介いただきました。今後の地域の活性化や鉄道のあり方を考えるうえで大いに参考とさせていただきます。
午後から、「滋賀テックプラントグランプリ」のビジネスプラン公開プレゼンテーションと審査会、表彰式に出席。
これは、本県の研究開発型ベンチャービジネスの発掘・育成をめざし、大学や企業から生まれる先進的な科学技術をビジネスとして事業化するための計画や十分な体制を構築できるまで、その成長を促す「滋賀テックプランター」という支援の役割を、株式会社リバネス様に委託事業として担っていただき進めている事業です。
昨年8月からビジネスプランを募集したところ、学生、研究者、企業等の様々な立場の皆さんから、排水処理、IoT化、コミュニケーションロボット、医療、農業等の分野から応募があり、本日は、事業化への相談・支援を経て、22組中から選ばれた9組がファイナリストとして公開でプレゼンテーションされました。
最優秀賞は、チーム・ミッドワイフ(滋賀医科大学臨床看護学講座) に決定。
母乳での育児を希望する母親への産前・産後の乳頭ケア用品の開発・普及により、産後うつの要因を一つでも減らし、母親のメンタルヘルスを支えたいという助産師の視点からのご提案でした。
惜しくも賞を逃された方々にも、専門家による相談機会、マッチング支援等を継続し、様々な関わりで応援していく土壌をつくり、「滋賀から世界を変える!」という流れを皆様と一緒につくってまいりたいと思います。
本日は、午前中に県議会女性議員7名から「おうみ犯罪被害者支援センター」と「性暴力被害者総合ケアワンストップびわ湖(SATOCO)」に関するご要望をいただきました。おうみ犯罪被害者支援センターやSATOCOを運営していただいている皆様には、人材確保や財政面においてご苦労をいただいております。女性議員のみなさまからいただきましたご要望も尊重しながら、県の対応策を検討していきたいと思います。
その後、自由民主党滋賀県議会議員団およびチームしが県議団の皆様との政策協議会を行いました。
朝から県庁職員と、滋賀県の将来像や目指すべき姿について検討を行いました。
県民の皆さんが幸せな環境で生まれ、生活し、幸せな最期を迎えるために、これからの地域社会や自然環境、行政のあり方等はどうあるべきか、職員の考えや思いを出し合い共有しました。
その後、大阪に移動し、関西経済界と関西広域連合の意見交換会に出席しました。
経済界からは、防災対策や観光・文化振興、インフラ整備などの多岐にわたる広域的課題についてご意見やご提言をいただきました。想定される南海トラフ地震への対応や2021年に開催される関西ワールドマスターズゲームを起爆剤とした観光誘客等、構成府県市で連携して取り組んでまいりたいと思います。
引き続き、第77回関西広域連合委員会に出席。
北陸新幹線のルート決定にかかる国への申入れについてや、関西広域連合の構成府県市に移転されてくる政府機関等への対応について意見を交わしました。
各自治体がこれまで強く求めてきた政府機関等の移転については、平成29年度中に、京都府に文化庁、徳島県に消費者庁、そして本県には国立環境研究所の分室が設置されることが決定していますが、これで一段落するのではなく、次なる足掛かりとして関西圏へのさらなる移転を求めていくことを確認しました。
公館の梅の木もかわいらしい花が咲き始めした。
本日は、終日にわたり庁内執務。
明日開催される関西広域連合委員会について、議題ごとに担当職員と協議を行った後、県外への情報発信や観光キャンペーン策などの平成29年度予算について協議を行いました。
午前中、滋賀県低炭素社会づくり推進計画の改定について、県環境審議会から答申をお受けする。
将来的には「脱炭素社会」を目指すことを掲げ、気候変動影響への適応策を計画に位置付けていただき、国・県の両方のエネルギービジョンとの整合を図るなど、他府県にはない答申をまとめていただいたことに感謝申し上げます。
答申いただいた内容を踏まえ、パブリックコメント等で県民の皆さんからのご意見をお聴きして計画を策定し、県の温暖化対策を進めてまいります。
午後、滋賀県商工会連合会青年部・女性部設立50周年記念式典に出席。
特産品の開発、創業支援などに加え、地域づくりの担い手として暮らしを支える活動を半世紀にわたり継続していただいていることに敬意を表します。
未来に向けた地域の経済循環、今だけ、自分だけのためではない、「新しい豊かさ」の実現に、青年部・女性部の皆さんの力が求められる中、皆さんと一緒に地域を元気にしていきたいとごあいさつ申し上げました。
その後、「こんにちは!三日月です」で、NPO法人しが盲ろう者友の会の皆さんと意見交換を行う。
当事者の方や支援者の皆さんから、見えない・聴こえないという障害の特性、コミュニケーションの方法をお教えいただくとともに、友の会の活動、通訳・介助支援のあり方、県内の盲ろう者の方の実態把握の必要性などについて、多くのご意見、ご提案をお聞かせいただきました。
共生社会の実現に向けて、私たちの理解や関わりを広げていくことが欠かせません。まずは直接お会いして、盲ろう者の方々の実際を知るということが大切な一歩であると改めて感じました。
先週に引き続き、本日も来年度の予算に関する協議を行う。
夕方、危機管理センターにて、甲賀市との共催による国民保護共同図上訓練で、緊急対処事態対策本部本部員会議を実施。
化学剤の散布、駅での爆発物の発見というテロ事案を想定し、甲賀市長とのテレビ会議も組み込み、実践的な訓練でマニュアルや組織的な動きの確認を行いました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2024年の本県での国民体育大会・全国障害者スポーツ大会を控え、荒天時や多言語の対応も十分考慮し、対策の不断の見直し、職員の対応能力の向上、関係機関との連携強化等について、改めて気を引き締めて取り組むことを訓練の参加者と共有いたしました。
今朝から近江西部、湖北、湖東に発令されている大雪警報が継続しており、気象庁の予報では、今夜から明日にかけて滋賀県は冬型の気圧配置が続くとのこと。
最新情報の収集に努め、大雪への警戒を継続するとともに、積雪・路面凍結による負傷や事故、建物・ビニールハウスの倒壊等の被害が出ないことを祈ります。
午前は、衆議院議員 田島一成「2017年新春の集い」に出席。
午後は、クニエダ株式会社様が新設された、バラ生産のため最新の設備を備えた大型の温室栽培施設の竣工式・祝賀会に出席。
今後も、クニエダ株式会社様が本県の花き生産者のリーダーとして活躍いただくとともに、この地で生産される美しいバラのブランド価値が高まり、地域活性化につながることの期待を込めて、お祝いのご挨拶をさせていただきました。
本日は暦の上で一番寒いとされている 大寒 です。
県内では、今季の最低気温を記録したところが多くありました。大津もマイナス1.6度と、大変寒い朝でした。
今日は終日、庁内にて協議等の執務を行いました。
今年度事業の遂行と並行して、来年度に向けて予算や事業体制等についても調整していく時期となります。限られた予算や人員にて最大限の成果を上げられるよう、事業の選択や工夫等を凝らしていきたいと思います。
知事室に飾ってある万年青(おもと)です。常緑であることから不老長寿としての縁起物であるとともに、成長によって葉の形質や柄が変わっていくとのこと。
楽しみにして育てたいと思います。
午後、滋賀ふるさと観光大使を務めていただいている西川貴教さんが来庁され、イナズマロックフェスの収益金等を琵琶湖の総合保全のためにご寄附くださいました。
ロックフェスは平成21年の初回開催から昨年で8回目。滋賀県で継続的に開催していただいていることとあわせ、毎回収益金等をご寄付いただいていることに心から感謝いたします。
同時に、今年も9月に烏丸半島で開催されることを発表されました。
昨年は一部の公演が荒天で中止になったことから、追加のイベントも予定されているとのこと。多忙な中でもファンの方々や滋賀県のことを大切に思っていただいていることに、改めて敬意を表します。
その後、滋賀県農業協同組合中央会および滋賀県農政連盟から、環境保全型農業直接支払交付金の予算確保に関する要請をお受けしました。
本年度の国からの交付額が減額されたことにより、本県が推進する「環境こだわり農業」の取組が減退することを危惧され、また、現在取り組んでおられる農家の皆様への影響を案じて、緊急要請に来ていただいたものです。
琵琶湖を守るため、安全・安心な農産物を消費者に届けるため、これまで積極的に取り組み、拡大してきた「環境こだわり農業」が減退することは、本県農業にとって大変重大な問題です。国に対して予算措置を強く求めていくとともに、県としてもどのような対応ができるのか、早急に検討してまいります。
夜、滋賀県生活協同組合連合会および電機連合滋賀地方協議会の新年のつどいにて、祝辞を述べさせていただきました。
一昨日の大雪による積雪もだいぶん融け、県庁周辺は普段の景色に戻りつつあります。
この間、県内各地で除雪等に従事していただいた皆様に感謝いたします。また、山間部など雪の多い地域では、引き続き雪崩や落雪に注意していただきたいと思います。
本日は、協議等の庁内執務にて日中を過ごしました。
夜、「自治労滋賀県本部 新年団結旗びらき」に出席し、祝辞を述べさせていただきました。
本県が掲げる新しい豊かさの実現にむけて、琵琶湖の価値を再認識し内外に発信していくことで「琵琶湖新時代」をつくりたいこと、SDGs(国連が定める持続可能な社会の実現のための17の開発目標)へ地方自治体として参画していくことなど、今年の決意を述べさせていただきました。
また、昨年問題となった県庁職員の長時間労働についても、その解消にむけて具体的な取組を実施していくことをお約束しました。
午前の定例記者会見にて、阪神・淡路大震災から22年を迎えたことを受けて、引き続き防災対策に緊張感を持って取り組んでいくとの思いを述べさせていただきました。
阪神・淡路大震災以降、東日本大震災、熊本地震など各地で地震災害が発生していますが、幸いにも本県では大きな震災は起きておりません。ありがたいことである一方で、気の緩みが生じたり備えが不十分にならないよう、しっかりと対策を進めてまいりたいと思います。
夕方、「NELIS世界大会」に出席し、次世代を担う世界の若者らと「滋賀の持続可能な成長・発展」をテーマに意見を交わしました。
本県が進めるエネルギー政策、琵琶湖と水資源に関する政策、高齢化対策について発表を行ったところ、参加者からビジョンや取組に対する高い評価をいただきました。また、様々な質問や意見、世界の取組等に関する情報をいただくことができ、新たなアイデアや知見を得られる充実した意見交換となりました。
午後、本年度2回目の滋賀県いじめ問題対策連絡協議会に出席。県内でのいじめの現状やインターネット等によるいじめへの対策について、意見を交わしました。
当日は、子どもの利用者も多い通信アプリ「LINE」の運営会社から、いじめ等のトラブルの発生を未然に防ぐため、学校での啓発活動に取り組まれていることなどをご報告いただきました。
インターネット環境やSNSが広く普及するなかで、それらのツールを規制するよりも、子どもたちがより良く使うための学習や啓発機会を充実させていくべきであり、引き続き、関係者の方々と協力して取組を進めてまいりたいと思います。
その後、来県された「地方創生コンシェルジュ」の方々と関係市町長を交え、本県における地方創生のあり方について意見交換を行いました。
意見交換に先立ち、「地方創生コンシェルジュ」の皆さんには、ビワイチの取組や琵琶湖環境科学研究センター等をご覧いただき、本県の琵琶湖を中心に据えた取組についてご理解をいただきました。意見交換会では、これら取組をさらに伸ばすために国と自治体がどのような連携・協力をしていけるのかを、現場のニーズも伝えながら意見を交わしました。
今季最も強い寒波の影響で、本日早朝より長浜市、米原市、高島市に大雪警報が発令されています。明日まで冬型の気圧配置が続くとのことで、気を引き締めて警戒したいと思います。
本日は、日本精工女子ソフトボール部の「日本女子ソフトボールリーグ1部昇格」祝賀会に出席。
1972年のチーム発足以来、県内女子ソフトボール界を引っ張ってくださっている日本精工女子ソフトボール部の躍進は、正式種目に決定された2020年の東京オリンピックや2024年の滋賀国体におけるソフトボールの人気、スポーツへの関心の高まりにつながると期待しております。
選手の皆様のご活躍を祈念するとともに、一緒に滋賀をスポーツと文化で元気にしていこうと呼びかけ、お祝いの言葉を贈りました。
米原短期居住5日目・最終日の本日は、米原市内の各所を視察させていただきました。
はじめに、春照小学校にお邪魔して、子どもたちの朝の登校の見守り活動に参加。寒い日でしたが、子どもたちは元気にあいさつしてくだり、元気をいただきました。その後、春照小学校が取り組まれている朝の10分間運動を視察・体験。元気よく、楽しそうにダンスや運動に取り組んでくれていました。体力向上だけでなく、学力向上や心の安定に成果があるとのこと。非常によい取組ですので、全県に広げていきたいと思います。
その後は、企業を2社訪問。
1社目は、滋賀県伝統的工芸品にも指定されている「近江真綿」の工場である「北川キルト縫工」様。150年ほど前に現在の地で創業され、高品質な真綿布団等を製造されています。滋賀の特産品として発信していければと思っています。
2社目は、地域産業のモノづくり技術を活かして、アウトドア製品(シュラフやダウンジャケット)を作り出して成功されている(株)ナンガ様を訪問。国内生産にこだわり、米原の地で新しい試みに次々と挑戦されています。このような元気な企業が滋賀を盛り上げてくださると思いますので、県政にもアイデアをいただきながら連携・協力してまいりたいと思います。
その後は、地域包括ケアセンターいぶきを訪問。在宅医療に従事する畑野医師(センター長)や施設スタッフの皆様と意見交換し、在宅医療の現状と今後の地域医療の在り方についてご教授いただきました。医療と福祉を統合して住民の皆様の「暮らし」を守るみなさんの熱意に感動しました。ともに、「新しい豊かさ」をつくっていきたいと思います。
米原短期居住4日目の本日は、2日目と同じく県庁までバスと鉄道を乗り継いで出勤。前日には雪が降っていましたので、朝の積雪が心配されましたが、道路の積雪による交通支障はありませんでした。
日中は、県庁での各種協議。
夕方からは、滋賀県医師会の新春懇談会に出席。
医師の皆様をはじめ、医療関係者の皆様には日頃から昼夜を問わず、県民の健康と安心に格段のご尽力をいただいております。県民の皆様一人ひとりが、心の豊かさを実感しながら成熟した暮らしを楽しむことのできる社会を実現していくため、医師会の皆様と連携・協力してまいりたいと思います。その後は、米原に帰宅しました。
米原居住3日目。前日からの降雪で、宿舎の周辺にはうっすらと雪が積もっておりました。
この日は米原市内にて、医療福祉やエネルギー等に関する先進的な取組を視察させていただきました。
まずは、水力発電事業に取り組んでいる姉川ダムと「木の駅いぶき」を視察。
姉川ダムでは、ダムの放流水を活用した水力発電施設の建設を進めており、今年4月からの発電開始を予定しています。吹雪の中で工事を進める関係者の皆様を労いながら、発電施設の構造等を見せていただきました。
ダムからの帰路、上板並にある木材集積所「木の駅いぶき」に立ち寄らせていただきました。
地域の森林所有者が自伐により木材を持ち寄ることで、一定量を安定的に事業者へ提供できるようになっており、自伐型林業や地域資源の活用を推進する上で大変重要な拠点となっています。
また、実行委員会の方からは、姉川流域の森林やそれに関わる地域住民の方々の営みについて貴重なお話を聞かせていただきました。
その後、新庄地区にある米原市地域包括医療福祉センター「ふくしあ」を視察しました。
病児・病後児保育や児童発達支援、診療所機能等を有する複合施設であり、子どもから高齢者まで全世代を対象とした地域の医療福祉拠点です。
施設や設備の素晴らしさもさることながら、職員の皆さんがお互いの専門性を尊重しながらチームワークを発揮し、きめ細やかなケアをされていることが印象的でした。
午後は、県内初となる本格的なバイオマス発電に取り組んでおられる、いぶきグリーンエナジー株式会社を視察しました。
自社で製造した木質チップを燃料に、最大発電出力3,550kWの木質バイオマス発電所を稼働されており、CO2の排出削減やエネルギー供給、木質廃棄物の適正処理を両立されておりました。
また、県産材の活用検討も進められており、本県の森林資源の活用先として大いに期待したいと思います。
夕方、第33回「こんにちは!三日月です」として、大野木長寿村まちづくり会社の皆様と意見交換を行いました。
地域の課題を地域で解決する「小さな新しい公共」を目指して、高齢者など区民の困りごとに対し、付き添い移送やお手伝い等を有償で行う「高齢者支援訪問事業」を実施されています。また、「たまり場」でのランチ提供や野菜・お惣菜の販売など、様々な取組を行っておられます。
それらを行う側も高齢者を中心とした地域住民であり、すべての人に居場所と出番のある地域づくりを体現されていることに、大変感銘を受けました。高齢化率32.8%と、滋賀県の平均値を10%近くも上回る地域でありながら、介護認定率は県平均を大きく下回っており、この取組が地域の方々の健康や生きがいに繋がっていることを実感いたしました。
米原短期居住2日目の本日は、県庁までバスと鉄道を乗り継いで出勤。
まだまだ暗い朝6時半に大久保バス停から始発のバスに乗り、JR近江長岡駅を経由して県庁には8時半の到着でした。
県庁では、滋賀県生活環境事業協会様からのご要望をいただいた後、滋賀県民スポーツ大賞(栄誉賞)の表彰式に出席。
第10回アジア水泳選手権2016の水球競技でポセイドンジャパンの一員として日の丸を背負い、見事に優勝された吉田拓馬選手(日本体育大学・県立長浜北星高校出身)に表彰状とトロフィーを授与させていただきました。
2020年東京オリンピックを目指してこれからもますます活躍していただきたいと思います。
県庁での公務終えた後は、宅地建物取引業協会様の新年賀詞交歓会に出席し、米原に帰宅しました。
ます。
本日は、成人の日。今年は、大津市の成人式に出席させていただきました。夢を持ち、人や自然とのつながり、そして琵琶湖を大切にする気持ちを持ち続けて人生を歩んでいただきたいとのメッセージをお贈りしました。新成人の皆様、誠におめでとうございます。
その後、米原市大久保に移動し、米原短期居住を開始しました。
今年は琵琶湖新時代の扉を開ける一年にしたいと思っています。「びわ湖の素、米原」では、取り組まれている各分野のすばらしい先進事例を学び、全国、世界に発信していきたいと思います。
一日目の今日は、米原にUターンや移住されてこられた工芸作家の方々の工房を訪問させていただきました。
うつわ陶芸家の市川孝さん、民藝創生みらいつくり隊として栗東から移住されてきたガラス工芸家の林和浩さん、そして同じく民藝創生みらいつくり隊として大阪から移住されてきた染色家の安達正史さんの工房やご自身で改装された古民家を見学させていただきました。
みなさん、米原の地を愛し、伊吹の自然から着想を得たアイデアをそれぞれに表現されていました。民藝、芸術をもって人が集まり、地域を発信していくまちづくりに大きな可能性を感じました。お互いによい影響を与えあって、よい作品をつくっていただきたいと思います。
その後は、工房を訪問させていただいた3名に加えて、翠雲彫りの伝統工芸士の井尻一茂さん、地域おこし協力隊として大阪から移住されてきた切り絵作家の早川鉄兵さん、そして東草野まちづくり懇話会の法雲俊邑さんと藤田知丈さん、合計7名の方々と「移住促進と民藝創生による地域活性化」について意見交換をさせていただきました。
滋賀の地域にはそれぞれにすばらしい魅力があります。地域の方々が知恵を出し合い協力して、世界に向けて発信していくことの大切さを改めて感じました。
本日は県内の多くの地域で消防出初式が行われ、私も甲賀市での式典に出席しました。
県民の安全・安心のため、日々鍛錬し各種の災害に備えておられる消防団の皆さまに感謝を申し上げるとともに、今年一年の無事を祈念しながら車両パレード等の行事に立ち会わせていただきました。
昨年は全国的に地震や火事等の災害が多くありましたが、今年は平穏な年となることを願っております。
午後は、「川ばた達夫年賀会」に来賓として出席し、挨拶をさせていただく。
琵琶湖を世界一の湖とすべく「琵琶湖新時代」を築いていきたい。そのために、環境や教育、健康、観光などの幅広い分野に及ぶ琵琶湖の価値や魅力を私たち県民が再認識し、自信を持って内外に発信していきたいと、抱負を述べさせていただきました。
本日は爽やかな快晴。
午前中、第32回びわ湖新年互礼会隆昌祈願祭、滋教組新春のつどい・躍進旗びらき、滋賀県労働組合総連合2017年新春旗びらきへ出席。それぞれ、日頃の活動へのお礼と新年のごあいさつをさせていただきました。
午後、びわ湖ホールにて「びわ湖ホール四大テノール新春コンサート」を鑑賞。素晴らしい歌声と、普段触れる機会の少ないクラシック音楽に笑いを交えた楽しく親しみやすいステージに感動いたしました。びわ湖ホール四大テノールのみなさんは大変な人気で、来年3月に初の単独東京公演が決定したとのこと。今後もびわ湖ホールを、そして滋賀県を大いに盛り上げていただけることを期待しています。
夕方、滋賀県薬剤師会新年賀詞交歓会に出席。新年のごあいさつをさせていただき、本日の公務を終えました。
午前中、環境省の第4回「グッドライフアワード」において環境大臣賞優秀賞を受賞された野洲市須原の団体「せせらぎの郷」の皆さんが報告にお越しくださる。
都市と地域をつなぐ水田オーナー制度や環境学習の開催、魚のゆりかご水田米での日本酒づくりなど、多様な取組、新たなチャレンジが評価されたとのことで、世界農業遺産への登録をめざす本県の地域主体の取組のリーダーとして、今後ますますのご活躍を期待します。
その後、滋賀県建設産業団体連合会の新春賀詞交歓会に出席。
日夜、インフラ整備にご尽力いただいている皆様にお礼を申し上げました。
午後は、年頭警察署長会議に出席。
365日、昼夜問わず最前線で職務にあたっていただいていることに感謝申し上げるとともに、サイバー犯罪、高齢者ドライバーの交通事故、性犯罪など課題が多様化・複雑化する中、皆さんと共に滋賀の警察力、安全力を一段高めていく努力をし、安心して暮らせる滋賀をつくってまいりたいとごあいさついたしました。
県庁に戻り、湖北圏域河川整備の事業促進に関するご要望をお受けする。
夕方には、連合滋賀「2017年新春の集い」に出席し、新年の挨拶をさせていただきました。
本日は、終日、平成29年度当初予算に関する内部協議でした。
昼休みの時間に、県庁に来ていた献血バスで400ml献血を行う。
がんなどの病気やけがの治療に使われる血液の供給を支える献血。
全国的に10歳代から30歳代の献血者数が減少しているとのことで、本県においても同様の傾向にあり、40歳代、50歳代代の方々に支えられている状況です。
今回は74名が協力しました。
まずは日本赤十字社滋賀支部の支部長として率先して献血に協力するとともに、若い世代の献血者を増やす取組を考えてまいりたいと思います。
県庁は今日が仕事始めです。
職員への新年の挨拶で、「滋賀県民が誇る琵琶湖を世界一の湖にしよう」、「琵琶湖新時代」の扉を開ける年にしようと呼びかけました。
琵琶湖を真ん中に暮らしてきた滋賀県民の考え方や行動が、これからの社会づくりに求められていると思います。世界の中の滋賀として、国連が定める持続可能な社会の実現のための17の目標(SDGs)の取組に地方自治体として率先して参加を宣言すること、「びわ湖の日」を県民の休日にすることに挑戦したいという決意を述べました。
働き方改革も徹底して進め、職員が持てる能力を発揮できる環境をつくり、力を合わせて諸施策に取り組んでまいりたいと思います。
午後に開催された滋賀経済団体連合会主催の「平成29年年賀会」においても同様にあいさつをさせていただき、発信力、県庁力、連携する力を高め、経済界の皆様とともに先人から受け継いだ大切な滋賀の輝きを次代につなぐ取組に尽力することをお誓いいたしました。
新年あけましておめでとうございます。
清々しく、心新たに元旦を迎えました。
早朝より、大津中央郵便局で行われた2017年年賀郵便元旦配達出発式に出席させていただきました。
大津中央郵便局は、昨年の年賀状配達数において、近畿2府4県で2番目、全国でも9番目の多さを誇る郵便局です。年賀状の数は年々減少傾向にあるということで、年賀状を送ることで生まれるつながりを大切にしたい私としては少し寂しい思いがいたします。
日本郵便様と本県とは、昨年の5月に包括的連携協定を締結させていただき、行政だけでは至らぬところ、届かぬところにご尽力いただいています。これからも県民の皆様へのサービスのあり方を一緒に追求していきたいと考えています。