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平成27年(2015年)3月

平成27年(2015年)3月31日(火曜日)

桜の花が満開の様子

いよいよ平成26年度最終日。県庁でも明日からの新体制に備えて、机の移動や部屋の模様替えで慌ただしくなっていました。

午後は、今日で退職する県職員への辞令交付。長年にわたり県政を支え、豊かな経験を持った仲間が県庁を去って行かれることに寂しさを感じます。志を受け継ぎ、今後の県政をしっかりと担っていきたいと思います。

平成27年(2015年)3月30日(月曜日)

琵琶湖疏水に関する契約締結式の様子
殉職された方々の慰霊碑の前で、黙とう、献花を行う様子

週末の間に、県内でも桜の開花があちこちで見られるようになりました。今年度も残すところ、あと2日。4月には新たな体制でのスタートです。

今日は、滋賀県伝統的工芸品として新たに「いぶし鬼瓦」(大津市)と「神輿(みこし)」(東近江市)の2件が指定されることになり、事業者の方へ指定書をお渡ししました。鬼瓦は著名な寺院の屋根にも用いられている実績があるそうです。神輿とともに人々の祈りの文化と伝統を守る工芸品が揃っての指定となりました。

午後は、京都市内の「琵琶湖疏水記念館」を訪れ、琵琶湖疏水に関する契約締結式に出席。京都市民の皆さんの飲み水として琵琶湖の水が使われていますが、その水源涵養への感謝の気持ちを表す感謝金について、京都市と今後10年間にわたる契約を締結しました。

併せて、100年以上前の琵琶湖疏水の難工事に際して殉職された方々の慰霊碑の前で、黙祷・献花をさせていただき、改めて大事業に尽力いただいた方々への敬意を表しました。

夕方には、湖東地域の4町との税務事務共同化に関する調印式を行いました。公正・中立・簡素を原則とする税の徴収業務などを、行政の枠を越えて共同で行うための仕組みで、既に高島市と連携して実施していますが、今回新たに、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町とも連携させていただけることになりました。今日は各町長4名もご出席のもと、協定書を交わしました。

平成27年(2015年)3月29日(日曜日)

国道8号塩津バイパスの開通式に出席
「近江商人再生プロジェクト」に取り組む高校生の皆さんとの記念撮影

早朝から長浜市へ。国道8号塩津バイパスの開通式に出席。木之本以北の国道8号は、幅員が狭く急カーブが連続し、歩道も整備されていない区間などもあり、昭和59年度から国の直轄で事業が進められています。今回、塩津港大橋を含む0.9kmの区間がバイパス化され、交通事故の減少や、近くにある道の駅「塩津海道あぢかまの里」を拠点とした地域の活性化、さらには広域的な代替路の確保といった効果が期待されます。事業に関わった全ての皆様に感謝申し上げます。

午後からは、近江八幡商業高校にて「近江商人再生プロジェクト」に取り組む高校生の皆さんと12回目の「こんにちは!三日月です」。このプロジェクトは、昨年の夏休みに東北や関東などを7日間でまわり、各地で特産物を仕入れて別の訪問先で販売するという近江商人の伝統商法「産物回し」を行い、利益は東日本大震災の被災地支援のために寄付するというもの。近江商人の「三方よし」の精神を学ぶ実践的な研修です。ヴォーリズ設計の歴史を感じられる会議室にて、高校生の皆さんと近江商人の精神や滋賀の未来のことを語り合い、大きな元気と勇気をもらいました。

平成27年(2015年)3月28日(土曜日)

「びわ湖・アート・フェスティバル」で作品を鑑賞する様子
日本音楽の合同演奏のリハーサルに立ち会う
高校茶道部の皆さんの呈茶席で一服する様子

朝は近江高校の試合をテレビで観戦。惜しくも敗退となりましたが、熱戦、健闘に感動。部員の皆さん、指導者・ご家族はじめ支えていただいた方々、お疲れ様でした。

甲子園に負けない熱気がびわ湖ホールにも。滋賀に文化の春を告げる「びわ湖・アート・フェスティバル」。オープニングセレモニーで開会の挨拶の後館内を視察。次世代文化賞を受賞された唐仁原希さんの作品展、ジャグリング体験、切り絵ワークショップ…。高校茶道部の皆さんの呈茶席では一服。びわこ総文に向けて練習を重ねられている日本音楽の合同演奏のリハーサルにも伺い、和のひと時を楽しませていただきました。

平成27年(2015年)3月27日(金曜日)

災害時における被災動物救援活動に関する策定締結式の様子
災害時における高齢者福祉施設等への支援に関する協定締結式の様子

午前中、公館にて2つの協定をそれぞれ締結する。ひとつは災害が発生した際に、滋賀県獣医師会が被災動物救護本部を設置し、傷ついた犬猫などの救護活動を行ってもらうという協定。もうひとつは滋賀県老人福祉施設協議会との災害時における高齢者福祉施設等への支援に関する協定。人も、動物も、いのちが大切にされる安全・安心の「共生社会」の実現を目指してまいります。

午後から関西広域連合委員会に出席するため大阪へ。「関西圏域の展望研究会中間報告及び近畿圏広域地方計画への対応」については五百旗頭真座長から報告があり、関西の課題や強みについて意見交換。続いて「高浜原発3、4号機の新規制基準適合性審査結果」では原子力規制庁から説明があった後、規制庁として安全性の担保にどう責任を持つのかといった点や防護対策の機能などについて確認を求める。

平成27年(2015年)3月26日(木曜日)

滋賀県防災会議を開催
株式会社ローソンとの包括的連携協定締結式に臨む様子

午前中、関係団体の皆様にお集まりいただき、滋賀県防災会議を開催。私が議長を務め、災害対策基本法や土砂災害防止法の改正を踏まえた滋賀県地域防災計画の修正案について審議いただきました。年度末の多忙な時期にお集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

午後からは、公館に移動し、株式会社ローソンとの包括的連携協定締結式に臨む。お忙しいところ玉塚元一代表取締役社長にお越しいただきました。滋賀県としても10件目の節目となる連携協定です。早速本日から、県の地産食材とご当地メニューを盛り合わせた弁当と、びわこ総文実行委員会の高校生の意見が取り入れられた商品4品が販売されます。私も試食しましたが、いずれも大変美味しいです。是非、皆さんご賞味ください。

平成27年(2015年)3月25日(水曜日)

滋賀労働局、連合滋賀、滋賀経済産業協会、県の四者で「女性の活躍促進」と「働き方改革の推進」を最重点課題として取り組む共同宣言を実施
議場で子ども議員との記念撮影

本日、新年度の組織体制を発表。新たな基本構想と行政経営方針に基づき、「新しい豊かさ」の実現に向け、対話・共感・協働により、新体制で県政を進めてまいります。

午前中、公館にて滋賀県雇用促進行労使会議に臨む。滋賀労働局、連合滋賀、滋賀経済産業協会、県の四者で「女性の活躍促進」と「働き方改革の推進」を最重点課題として取り組む共同宣言を行いました。

午後からは、県議会議場での子ども県議会。昨年7月末の任命式から約8カ月間、県内各地での体験活動や勉強会などを通じて取りまとめられた16項目の提案や質問を執行部がお受けし、私は「滋賀の産業発展のために」「無農薬野菜のよさを味わうイベントの開催」「日々の暮らしと防災マップ」「車を乗せることのできるフェリー」についてお答えしました。いずれの質問・提言も素晴らしい内容で答弁にも力が入りました。何より、一生懸命に滋賀のことをみんなが考えてくれたこと、一緒に議場で議論できたこと、他の人の質問・答弁も真剣に聞いてくれていたことに感動しました。

平成27年(2015年)3月24日(火曜日)

新生美術館連携推進懇話会の様子
「滋賀CSR経営大賞」表彰式での記念撮影

午前中、関係団体の皆さんにお集まりいただき「新生美術館連携推進懇話会」を開く。新生美術館についての長谷川祐子顧問によるブリーフィングや意見交換。新たな美術館の整備については、設計者を決定し、いよいよ建物、周辺公園の基本設計、実施設計に着手。「みんなで創る美術館」を合言葉にプロセスを大切にした美術館づくりを進めていきます。

午後からは大津市内で開催された、滋賀経済同友会の皆様による「知事を交えての春季懇談例会」に出席。第1部の「滋賀CSR経営大賞」表彰式では、大賞に株式会社近江物産、準大賞に株式会社永樂屋、ベストプラクティス賞に株式会社マツナガが選ばれ、私から表彰させていただく。

第2部では、5つの研究会を設け、まとめられた「『際立つ滋賀』へー際立たせるのは地域資源」と題した同友会の提言をお聞きする。県の施策や計画などにも取り入れていきたいと思います。

第3部では私から基本構想で掲げる「新しい豊かさ」についての想いや、第2部での提言に関連しての県の施策や検討していることなどをお話させていただく。
こうした場を設けてくださった経済同友会の皆様に感謝申し上げます。

平成27年(2015年)3月23日(月曜日)

滋賀県造林公社の理事会にて挨拶をする様子
滋賀県観光事業審議会にオブザーバーとして参加

午後から滋賀県造林公社の理事会に出席。冒頭に理事長として、下流地域の社員の皆様や県民の皆様への感謝と、県土の約40分の1を占める公社林の長所を活かした本県林業の振興に向けた決意のご挨拶をさせていただく。

続いて、滋賀県観光事業審議会にオブザーバーとして参加。来年度の滋賀県「観光交流」振興指針アクションプラン(案)について、委員の皆様から様々な意見を頂戴する。知事に就任以来、滋賀の観光を一段レベルアップしたいと考えています。滋賀の観光素材、人材、発信、組織などに力を入れ、世界から滋賀へ、全国から滋賀へ、強い思いを持って観光誘客を進めていきます。

平成27年(2015年)3月22日(日曜日)

中田全一氏の記念祝賀会に来賓として出席、挨拶をする様子

春の陽光あたたかい日曜日。

旭日雙光章を受章された、中田全一氏の記念祝賀会に来賓として出席し、ごあいさつさせていただく。

宅地建物取引業界の発展に貢献いただいているのはもちろんのこと、伝統的建物の保存活動、地元の公民館長としてコミュニティ活動にもご尽力されてこられたそのご功績に改めて敬意を表したいと思います。

午後は、私的な活動の時間。県内各地をまわり交歓・交流そして充電。

平成27年(2015年)3月21日(土曜日)

滋賀県立大学・大学院の学位記授与式に出席
旭日雙光章受章記念祝賀会にてお祝いの言葉を述べる

春分の日。柔らかな日差しの中を彦根に向かい、滋賀県立大学・大学院の学位記授与式に出席。湖畔の学び舎を巣立つ皆さんの晴れやかな顔を頼もしく拝見。私からは三つのメッセージをお伝えしました。まずは、皆さんの存在、皆さんの活動が、滋賀を元気にしてくれたことへの感謝。二つ目として、時代が変化する中だからこそ、滋賀県・琵琶湖の知恵と力、技術と経験を大切にしていこう、磨いて次の時代に伝えていこう、世界に発信しよう、ということ。三つ目に、この滋賀県・琵琶湖をふるさと、第二のふるさとと思っていただきたいということ。

どうか、本日卒業・修了された皆さんが、希望を持って社会で活躍されることをお祈り申し上げます。

その後、大津市内で開催された、元大津商工会議所会頭・大津板紙株式会社代表取締役社長の宮崎君武様の旭日雙光章受章記念祝賀会へ。宮崎様には県の人事委員会委員、委員長としてもご尽力をいただきました。長年にわたる滋賀県経済へのご貢献に感謝申し上げ、お祝いの言葉を述べさせていただきました。

夕刻には、大津中央ロータリークラブ創立30周年記念式典に来賓として出席。昨年の「アートフロムザレイクス」の支援をはじめ、文化や福祉など幅広い分野での長年にわたる活動に敬意を表します。

平成27年(2015年)3月20日(金曜日)

近江高校野球部の勝利を祈念し近江米「みずかがみ」を贈呈

第87回選抜高校野球大会に出場する近江高校野球部の勝利を祈念し、近江米振興協会の会長として近江米「みずかがみ」を贈呈させていただく。

近江米をおなか一杯食べていただき、元気で活き活きとしたプレーをされ、勝ち進むことで、「近江」の名を全国に発信して欲しいと思います。

頑張れ!近江高野球部!

平成27年(2015年)3月19日(木曜日)

知事とのツーショット
「ふくい南青山291」を視察する様子

東京出張の二日目。人民日報海外版日本月刊の取材を受ける。

本県における食の安全、水の環境保全の取組や滋賀の観光の魅力などについて、お答えさせていただきました。

その後、南青山に移動し、「ふくい南青山291」を視察。

平成14 年4 月に設置され、福井県内企業の首都圏でのビジネス支援やU・Iターン就職の促進、 またショールームとイベントスペースによる福井県の情報発信の拠点として運営をされています。

首都圏での滋賀のブランド力の向上のため、参考にさせていただきたいと思います。

平成27年(2015年)3月18日(水曜日)

羽田空港国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジを視察
国土交通省に向かい、国道161号の新規事業化に向けての要望を行う

本日は早朝から大津を出発し東京へ。JALグループ地域コラボレーション企画“JAPAN PROJECT”で、滋賀の魅力を発信していただいている、羽田空港国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジを視察。

滋賀県の5つの銘酒を取り揃えていただいております。ぜひご賞味ください。
その後、近畿圏地方創生コンシェルジュ等顔合わせ会に出席。

地方創生のキーパーソンとなるコンシェルジュの皆さんとしっかり連携することで、滋賀らしい地域の創生を効果的に実践していきたいと思います。

午後には、国土交通省に向かい、国道161号の新規事業化に向けての要望を行う。

これからも交通網の整備が地域をどのように活性化し、どれだけ地域の方々に活用されているのかを、地域の皆様と一緒に、しっかりと国へ伝えていきたいと思います。

平成27年(2015年)3月17日(火曜日)

川淵チェアマンとの記念撮影

午前、バスケットボール界の改革を主導するタスクフォース(特別チーム)に就任された川淵チェアマンが来訪され、意見交換を行う。

平成36年に本県で開催する国体・全国障害者スポーツ大会を見据え、滋賀レイクスターズなどのプロスポーツチーム等と連携し、スポーツの力を活かして元気な滋賀をつくっていくための取組を進めていきたいと思います。

午後には、平成27年国勢調査滋賀県実施本部の看板設置を行う。

この調査は、5年ごとに実施される、我が国の最も基本的で重要な統計調査です。すべての方に調査・回答へのご協力をお願いしたいと思います。

平成27年(2015年)3月16日(月曜日)

近江高等学校硬式野球部の皆さんの激励を行う

朝、県庁正面玄関において、第84回選抜高等学校野球大会に出場される近江高等学校硬式野球部の皆さんの激励を行う。

努力を積み重ねてきた自分自身、そしてチームメイトを信じ、決して諦めない粘り強い試合を見せていただき、県民の皆さんに夢と感動を与えていただけるものと期待しています。

そして、本日は平成27年2月定例会議の最終日。

平成27年度当初予算を始めとした提出案件全てが議了となりました。終始熱心にご審議をいただきましたことにお礼申し上げます。

また、これまで県政に対し大変なご尽力を賜り、来る4月をもって任期を終えられる議員の皆様へ心から感謝を申し上げました。

平成27年(2015年)3月15日(日曜日)

日野町町制60周年記念式典に出席

昼から、日野町町制60周年記念式典に出席。

伝統ある歴史・文化や恵まれた自然を引継ぎ、守ってこられた皆様に敬意を表します。ハンドベルの音色ではじまった式典では、中学生が司会をされ、最後は子どもたちの合唱を聞かせていただき、「歴史」とともに未来を担う子どもたちの「力」を感じました。日野町の今後ますますの発展を期待します。

平成27年(2015年)3月14日(土曜日)

「第60回びわ湖開き」に出席し、黄金の鍵を琵琶湖に投げ入れる様子
平成27年度滋賀県自衛隊入隊・入校予定者激励会に出席

湖国・滋賀に春の訪れを告げる「第60回びわ湖開き」に出席。
一日船長の柳ゆり菜さんらとともに、春の扉を開く黄金の鍵を琵琶湖に投げ入れました。

多くの方々にさまざまな形で琵琶湖を楽しんでいただき、その魅力を大いに感じていただきたいと思います。

午後には、平成27年度滋賀県自衛隊入隊・入校予定者激励会に出席。

新しく入隊、入校される皆様が、「使命感」と「誇り」と「熱い想い」を忘れずに職務に邁進され、国民から信頼されるたくましい自衛官に成長されることを期待しています。

平成27年(2015年)3月13日(金曜日)

全国大会へ出場する高校生の皆さんとの記念撮影

午前、県議会の予算特別委員会終了後、包括外部監査人から今年度の監査の結果報告を受ける。今年度は県立大学をはじめとする高等教育機関の財務事務が適正に行われているかを監査いただいたのですが、適正でないと指摘される事項があったとのことです。改善に向けて全力で取り組みたいと思います。今回の監査対象のみならず、他にも不適正な事案が生じないように、県庁の各部局に早急に指示を出していく考えです。

午後に入って、公館でスポーツの全国大会へ出場する高校生の皆さんを激励する行事を行いました。60名近い選手の皆さんにお集まりいただき、いつもはゆとりのある公館ゲストルームが、熱気に包まれました。様々なプレッシャーを感じられるかもしれませんが、自分を信じ、日頃応援してくれている方々のことを思い、今回の競技チャンスを大切に、そして楽しんでほしいと思います。

夕方近くには、サッカーチームのMIOびわこ滋賀の皆さんが、ホーム開幕戦に先立ち、知事室を訪ねてくれました。ぜひ上位を目指して今季を全力で戦ってほしいと思います。

平成27年(2015年)3月12日(木曜日)

関西エコオフィス大賞の表彰式に出席
ハチマキを巻いて「環境によし、健康によし、地域にもよし、エコ通勤、みんなで一緒にがんばろう!」と声をあげる様子

今日は午後から坂本へ向かい、半田孝淳天台座主にお会いさせていただきました。今年白寿を迎えられますが、大変お元気に、そして優しくお言葉をかけてくださいました。併せて、今年行うミシガン州での滋賀展のために、かねてよりお願いしていた揮毫書も頂戴しました。

滋賀県公館へ戻り、関西エコオフィス大賞の表彰式に出席。関西広域連合で取り組んでいる省エネ促進事業の一つです。関西で操業されている事業所の中で、特徴的な省エネ取組を実践されている事業所の方々を、井戸敏三連合長から表彰させていただくものです。関西広域連合の広域環境保全局を担っている滋賀県の知事として代読で、表彰された皆様に表彰状をお渡しさせていただきました。

その後、県庁知事室に戻ると、ハチマキを巻いた職員が並んでいました。そのハチマキには「エコ通勤」との文字。

実は、県庁が公共エコ通勤優良事業所として認証登録され、今日、その登録書を近畿運輸局長からお渡しいただく交付式がありました。登録書をお受け取りした後、私から今後のエコ通勤へ取り組む決意を述べさせていただき、最後に、職員とともにハチマキを巻いて「環境によし、健康によし、地域にもよし、エコ通勤、みんなで一緒にがんばろう!」と声をあげました。

平成27年(2015年)3月11日(水曜日)

長浜曳山祭の総当番さんと歓談する様子

東日本大震災から4年。午後に開かれた県議会本会議でも、会議に先立ち議場で議員の皆様とともに黙とうを捧げました。震災で亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈り申し上げますとともに、被災された皆様や、今も避難生活を余儀なくされている皆様に心からお見舞いを申し上げます。

今日の本会議では、補正予算を含む追加議案について可決をいただきました。ご審議いただきました議員の皆様に感謝を申し上げます。

本会議終了後、長浜曳山祭の総当番さんが知事室にお見えになりました。祭まで残り1か月となり、準備で大忙しとのこと。私も大変楽しみにしております。

平成27年(2015年)3月10日(火曜日)

鹿カツカレーのメニュー画像
滋賀特機(株)の皆さんに感謝状を渡す様子

朝は霰も混じった時雨模様でした。午前、県議会の2月定例会議本会議に出席。本会議終了後も昼まで協議を行いました。

お昼ごはんは、鹿カツカレー。今、毎週火曜日に、獣害対策の取組として鹿肉を使ったカレーの移動販売に来ていただいており、お昼になると行列ができる人気ぶり。近頃は鹿肉料理もレシピが増えていますので、ぜひ一度味わってみてください。

午後には、滋賀特機(株)の皆さんが知事室にお見えになり、防犯カメラの寄附をいただきました。昨年の県内の防犯認知件数が大きく減少したのも、このようなご協力もあってのこと。私からも感謝状をお渡しし、お礼を申し上げました。

平成27年(2015年)3月9日(月曜日)

公館庭の梅の花が綺麗に咲く様子

今日は一日を通して、来訪や次年度に向けた協議が続きました。午後は公館で公務を行いましたが、天気は次第に雨模様に。それでも、公館庭の梅は白く明るい花を咲かせてくれていました。今年度の仕上げと、新年度の準備で、県庁内も慌ただしくなっています。

平成27年(2015年)3月8日(日曜日)

忍者装束に身を包んで記念撮影
ヴェルディの歌劇「オテロ」のスタッフ、キャストと挨拶をする様子

午前中に東京での記者発表に出席。先月22日「忍者の日」のイベントに続いて、「ニンジャ」という資源、コンテンツをぜひ全国に、そして海外に発信していこうと、「日本忍者協議会」設立準備会を立ち上げることとなりました。甲賀市・伊賀市などの忍者にゆかりのある自治体の首長、観光協会の皆さんなどと一緒にネットワークをつくり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックも見据えて、みんなで一緒に盛り上げていこうというものです。今日も記者の皆さんを前に、忍者装束に身を包んでアピールをさせていただきました。

東京から戻って、びわ湖ホールに。昨日も上演されたヴェルディの歌劇「オテロ」を鑑賞。びわ湖ホール芸術監督の沼尻竜典さんが指揮、演出は粟國淳さん、素晴らしいスタッフ・キャストを迎えての公演でした。合唱には大津児童合唱団の子どもたちも出演し、美しい声を響かせてくれました。

平成27年(2015年)3月7日(土曜日)

「子ども・若者参画特別委員会」の活動報告会・解団式に参加

昼から、国体準備委員会「子ども・若者参画特別委員会」の活動報告会・解団式に参加。湖上スポーツの魅力発信に向けた取組について、小学生から大学生までの委員がスポーツ体験を通じて検討した結果の報告を聞かせていただきました。「琵琶湖をもつ滋賀で、選手だけではなく、支える人、見る人も湖上スポーツを楽しんでいただきたい」という思いが共有できた時間でした。

その後、「第2回比良おろしワークショップ」に参加するため、JR湖西線で比良へ。電車に乗りながら、途中の防風柵も見させていただきました。風に強いまちづくりに向けて開催されているこのワークショップは、京都大学、大津市・高島市・長浜市の3市と滋賀県をメンバーとする「湖西線利便性向上プロジェクトチーム」の取組の一環で開催されています。今後とも、産官学が連携し、地域の皆様とともに風に強い湖西線にしてまいりたいと思います。

平成27年(2015年)3月6日(金曜日)

「平成26年度県庁就職セミナー」に出席

午前と午後の2回に分けて開催した「平成26年度県庁就職セミナー」に出席。滋賀県庁への就職を考えている皆さん約120名(各回)を前に、滋賀県庁で働く魅力ややりがいなどを直接お話しました。県では平成13年度からこうしたセミナーを開催していますが、知事自らが出席するのは初めてのこと。

「一緒に働こう!」「一緒に滋賀から『新しい豊かさ』をつくろう!」と、メッセージをお伝えしました。

平成27年(2015年)3月5日(木曜日)

全国市町村国際文化研修所を視察
県立琵琶湖文化館を視察

大津市唐崎の全国市町村国際文化研修所を視察。全国の市区町村長、議員、職員の皆さんが様々な研修を受講する施設として平成5年に設立されました。年間約6,000人の利用があるとのこと。比叡山を望み、前面には琵琶湖が広がる抜群の立地です。

続いて、県立琵琶湖文化館を視察。平成20年4月に休館し、現在、収蔵機能と調査研究機能を残していますが、平成31年度の新生美術館完成に向け、当該機能を円滑に移転できるよう準備を進めています。滋賀の歴史と文化を感じることのできる数多くの文化財。大切に守りつつ、より多くの方に鑑賞していただけるよう有効活用を検討してまいります。

平成27年(2015年)3月4日(水曜日)

公館の梅のつぼみが膨らむ様子

昨日からの雨もやみ、穏やかな天気に。公館の梅のつぼみも膨らみはじめました。

県議会予算特別委員会の質疑二日目で、生田邦夫議員、小寺裕雄議員、粉川清美議員、山本進一議員、山本正議員の5名の議員が質問に立たれる。

私からは、粉川議員の「親になるための教育について」と、山本正議員の「学習船『うみのこ』新船建造事業費について」の質疑にお答えしました。

平成27年(2015年)3月3日(火曜日)

公館に設置されたひな人形

3月3日、上巳の節句です。

県議会での予算特別委員会の質疑が始まり、佐藤健司議員、岩佐弘明議員、沢田享子議員、木沢成人議員、井阪尚司議員、柴田智恵美議員の6名の議員が来年度予算案に関しての質疑を行われました。

私からは、岩佐議員の「自治振興交付金について」と、木沢議員の「健康滋賀推進費について」と「地産地消推進・流通促進事業費について」の質疑にお答えしました。

平成27年(2015年)3月2日(月曜日)

3者による海外展開支援に関する協定締結式の様子
東近江圏域働き・暮らし応援センター“Tekito-”の野々村光子センター長との記念撮影
「新地域支援事業からまちづくりを考えるフォーラム」にて関係者との記念撮影
生物多様性大賞の表彰者との記念撮影

午前中、公館にて東京海上日動火災保険株式会社、滋賀県産業支援プラザ、県との3者による海外展開支援に関する協定締結式に臨む。東京海上の持つ海外のネットワークやリスク管理などの経験をいかし、県内企業の海外展開を下支えをしていただく、大変心強い協定です。

その後、平成26年度ふるさとづくり大賞(個人表彰)を受賞された東近江圏域働き・暮らし応援センター“Tekito-”の野々村光子センター長がその報告に来てくださる。障害のある方や引きこもりの若者などの就労支援と地域課題とを結びつける活動などが評価されての受賞。見事な、滋賀らしい取組だと感じました。

続けて、低炭素な「まちと建物」コンテストの表彰式。まちづくりや住宅設計などを通じて、低炭素社会づくりに大きく貢献いただいた5つの団体の皆さんを表彰させていただく。

午後からは、大津市内で開かれた「新地域支援事業からまちづくりを考えるフォーラム」にて主催のご挨拶。この4月から介護保険制度が改正され、訪問介護や通所介護が新たな地域支援事業に移行されますが、関係の皆さんにお集まりいただき、制度改正に伴う課題やよりよい方策をみんなで考えたいとの思いから開催したフォーラムです。

その後、公館に戻り、平成26年度しが生物多様性大賞の表彰式に臨む。この表彰制度は、昨年から滋賀経済同友会と県との協働で始めたもので、企業とNPO、地域、学校など多様な主体の協働により生物多様性の観点から優れた取組をされている団体を表彰するという、経済発展と環境保全との両立を掲げる滋賀ならではの取組です。

多くの行事に出席しましたが、いずれも滋賀らしい環境や福祉、地域づくりなどの取組であり、改めて滋賀の「人の力」を実感できた一日でした。

平成27年(2015年)3月1日(日曜日)

「第70回びわ湖毎日マラソン」のスターターを務める様子
関西広域連合議会に出席

今日から3月。

本来ならば琵琶湖から吹く風に春を感じる季節ではありますが、あいにくの冷たい雨が降る中、琵琶湖岸を駆け抜ける「第70回びわ湖毎日マラソン」が開催。

第70回という節目の大会で、スターターという大役を、緊張の中無事に務めさせていただきました。

結果は、ケニアのサムエル・ドゥング選手が2時間9分8秒で優勝、日本人では、前田和浩選手が2時間11分46秒で4位に入られました。おめでとうございます。

午後には、大阪に向かい関西広域連合議会に出席。

大阪府の冨田議員からいただいた「低炭素社会づくりの推進のための普及について」のご質問に答弁させていただきました。