本日は、午前中に大津湖南エリア地域公共交通活性化協議会に出席。
協議会で検討していただいている「びわこ文化公園都市」地域については、平成32年3月に新生美術館の開館が予定されているとともに、平成36年に開催される国体・全国障害者スポーツ大会に向けた新しい県立体育館の移転整備が予定されているなど様々な事業が計画されており、交通のインフラ整備が必要な地域です。
全県的にいえることですが、今後自動車を運転できない高齢者が増加することを踏まえると、地域公共交通の整備はますます重要になってきます。地域公共交通をどのような形に整備していけばよいのか皆さんとともに考えていきたいと思います。
その後、彦根市で開催された滋賀県首長会議に出席。今回は以下の3テーマについて、意見交換をさせていただきました。
県内市町の首長の皆様と課題を共有し、対話・議論を重ねてまいりたいと思います。
本日は、東レアローズ女子バレーボールチームの菅野監督と選手の皆さん(峯村選手、田代選手、迫田選手)より、V・プレミアリーグの滋賀県開催試合とチーム状況等についてのご報告をいただきました。
またキャプテンの峯村選手からは、ユニフォームをプレゼントしていただきました。背番号は、45!(私の年齢です。)チームの一員という気持ちで応援したいと思います。
本日は、11月定例議会の開会日でした。県議会議員の皆様との質疑を通して、県民の皆様からのご意見を承り、よりよい県政運営を進めていきたいと思います。
議会終了後、(一社)全国古民家再生協会の滋賀支部の皆さんからの要望を受けました。古民家の持つ価値やその可能性を検討してまいりたいと思います。
本日は、午前中に「野洲・湖南・竜王総合調整協議会」の皆様より道路の新設や拡幅などについてご要望をいただく。
その後、第27回全日本大学アルティメット選手権大会で見事優勝された「びわこ成蹊スポーツ大学レイカーズ」の選手達が優勝報告に来てくれました。おめでとうございました。
午後からは、日本共産党滋賀県議会議員団の皆様との政策協議会に出席。
その後、市長会主催の「県市行政会議」に出席し、各市からの要望事項および琵琶湖保全再生計画に対する意見交換をさせていただきました。
朝から米原市に向かい、「第55回滋賀県老人クラブ大会」に出席。
今月上旬にフィリピン戦跡慰霊巡拝に同行させていただき感じたこと、戦中・戦後の大変な時代を生き抜かれ、今は地域において支える側の役割を多く担っていただいていることへの深い感謝とともに、クラブの活動を通してそれぞれの健康、生きがいを実感されながらますますご活躍くださることを願い、ごあいさつをいたしました。
午後は大津に戻り、私が知事として支部長を務める日本赤十字社の「支部創立120周年記念滋賀県赤十字大会」を執り行う。
戦時救護、明治42年の姉川地震の救護活動、守山小学校で始まった我が国初の少年赤十字団など、先人の想いと尊い活動を受け継ぎ、直面する新たな課題に対して期待される役割をしっかりと担ってまいりたいと、気持ちを新たにいたしました。
夕方、第22回世界マスターズ陸上競技選手権大会でメダルを獲得された曽野政男さん、大江良一さんのお二人が知事室にお越しくださる。
60歳から64歳のクラスでのご活躍で、「同年代の方々から励みになると言われる」、「何かを始めるのに遅いことはない」といった言葉に説得力を感じるとともに、自分も何か始めてみようかなという気持ちになるひとときでした。
滋賀県公館の庭の紅葉が見ごろを迎えています。
午前中、県議会会派である公明党滋賀県議団の皆様との政策協議会に出席し、意見交換を行う。
その後、重点施策や懸案事項に関する内部協議、今後出席予定の行事にかかる事前打ち合わせなどを行い、本日の公務を終えました。
秋晴れのもと、朝から近江八幡市へ。
県立八幡商業高等学校の創立130周年記念式典に出席し、祝辞を述べさせていただきました。
創立以来、国内外で活躍される多数の人材を輩出されるとともに、地域に根差し、「八商」の愛称で多くの方々に愛されてきた学校です。
この日の式典には、生徒や保護者、OBや地域の方々、学校関係者など1300人余りの方が集まられ、その歴史を祝い、更なる飛躍を誓われました。
その後、同市加茂町にて大豆種子の圃場を視察しました。
本県で生産される大豆種子の約半分を当地域で生産されており、ちょうど収穫時期を迎えられることから訪問をさせていただきました。
種子生産は、病害虫防除や雑草管理、混種防止などに一般的な農作物以上の手間がかかるとのこと。その御苦労に感謝を申し上げるとともに、今後も高品質の種子を生産、提供していただくようお願い申し上げました。
午後、第1回滋賀県私学振興大会に出席させていただきました。
公教育における私立学校の役割を改めて確認し、県民の期待に応える特色ある教育を実現すべく、関係者の皆さまの発議、御努力により開催されたものです。
多様な人材育成に向けた教育のあり方や教育条件の向上、学校経営の安定化など、各学校が持つ共通課題を検討する場として、大いに発展されることを期待いたします。
その後、大津市内で開催された「新生美術館県民フォーラム2016」に出席。
滝田栄氏のご講演の後、ジャーナリストの佐藤千春氏の進行のもと、成安造形大学学長で画家の岡田修二氏、比叡山延暦寺執行の小堀光實氏、新生美術館の設計者であるSANAA事務所の妹島和世氏、西沢立衛氏とともにパネルディスカッションに参加しました。
滋賀ならではの「美」やその魅力について各々の実感をお聞きした後、「美の滋賀」の発信方法や見せ方について、新生美術館のコンセプトや役割も織り交ぜながら、意見を交わしました。
昨日から引き続き東京で、終日、平成29年度に向けた国の施策および予算に関する提案・要望を行う。
本県の実情や課題、取組状況を踏まえた提案等を36項目にまとめ、両副知事と分担して関係省庁を訪問し、直接説明させていただきました。
私は国土交通省、文部科学省、財務省、農林水産省、環境省等を訪ね、道路整備・治水事業への支援、教員の充実、インクルーシブ教育システムの構築、アール・ブリュットの振興、2024年国体・全国障害者スポーツ大会に向けた財政支援、訪日外国人旅行者に対する酒税の免税制度の創設、環境保全型農業の一層の推進などについて提案・要望いたしました。
環境省では山本公一大臣にお会いし、琵琶湖の保全・再生を協力に推進するための支援、外来生物対策や水草対策への財政的支援等とあわせて、内閣府特命担当大臣として原子力災害への実効性ある多重防護体制の構築に向けた取組の推進について、本県の提案・要望をお伝えし、琵琶湖の保全・再生への注力、訓練を通じて実効性ある避難計画をつくることへの支援など、前向きなご意見をいただきました。
朝一番、県庁での内部協議を終えてすぐに新幹線で東京へ。
近江牛の魅力発信事業の一環で雑誌に掲載する対談を行った後、「延暦寺フォーラム in Tokyo」に出席。延暦寺比叡山と東京とのつながりにふれながらごあいさつをいたしました。
その後、滋賀県への企業誘致を進めるための「びわこ立地フォーラム in TOKYO」に出席。
立地・操業地として滋賀県に関心をお持ちの企業の皆様に対して、三大経済圏のクロスポイントにある地理的優位性、大学や企業の研究部門、大学生等の人材も含めた知的資源の集積、豊かな自然・文化をはじめとする働く人の快適な生活環境など、滋賀の特徴をアピールしました。
夜は、近江肉牛協会交流会に出席。
当日実施された近江牛枝肉共進会で最優秀賞となった方を表彰させていただくとともに、近江牛生産の現状と課題、どのように魅力をPRしていけばよいかなど、生産者の皆さんと意見交換を行い、本日の公務を終えました。
本日は、大津市内で開催された湖南市出身のボクシング世界チャンピオン山中慎介選手のV11祝勝会に出席し、お祝いさせていただいた後、スポーツビジネス・シンポジウム「滋賀県における多機能複合型施設のあり方について」に出席。
スポーツを通じた地域活性化について馳浩前文部科学大臣に講演をしていただいた後、二ノ湯武史参議院議員らとともにパネルディスカッションに登壇させていただきました。
これまでスポーツ施設(陸上競技場、体育館等)は、「する」面ばかりに着目して設置・運営されてきました。これからは、スポーツの持つ「集客力」や「収益力」に着目し、民間資金を活用するなどして「公民連携」で持続可能な施設にしていくことが求められています。
平成36年(2024年)には、国体・全国障害者スポーツ大会が滋賀県で開催されます。県内のスポーツ施設が「する人」「みる人」「支える人」にとって使いやすく、地域の賑わいを創出する拠点となるよう、施設ごとの役割分担やバランスを見据えた施設整備を進めていきたいと思います。
朝、第2期滋賀県スポーツ推進計画の策定にあたり、第21期滋賀県スポーツ推進審議会に対し諮問をさせていただきました。
昨年制定された滋賀県スポーツ推進条例を受けて、「障害者のスポーツ活動の振興」や「平成36年の国民体育大会・全国障害者スポーツ大会に向けた競技力の向上」などの視点をどう盛り込んでいけるのか、横山会長と暫し意見交換をさせていただきました。
午後、大津市内で開催された第64回大阪矯正管区教誨師研修大会に出席。
受刑者等の徳性の育成や精神的な安定のため、矯正施設にて奉仕活動をされている教誨師の方々に深く敬意を表するとともに、受刑者の再犯防止や立ち直るきっかけづくりに皆さまとともに取り組んでいきたいと述べさせていただきました。
その後、滋賀県体育協会からスポーツ振興に関する要望をお受けしました。
滋賀県で開催される第79回国民体育大会・第24回全国障害者スポーツ大会に向けた、競技力の向上やスポーツ環境の充実、また生涯スポーツ社会の実現に向けた取組の推進等についてご提言を頂戴しました。
夜、糸賀一雄記念未来賞授賞式記念レセプションに出席いたしました。
昼間に開催された授賞式・シンポジウムには残念ながら出席できませんでしたが、記念未来賞を受賞されたNPO法人UCHI理事長の牧野賢一氏とこの機会にお会いすることができ、知的障害者の「生きづらさ」の解消に取り組んでこられた経緯など、貴重なお話を伺うことができました。
県では現在、障害者福祉に関する滋賀県独自条例の制定に向けて検討を進めています。糸賀一雄先生の思いを受け継ぎ、より多くの方と思いを寄せあい議論をしながら丁寧に取り組んでまいりたいと思います。
朝、国土交通省近畿地方整備局を訪問し、平成29年度にむけた施策提案および予算要望をさせていただきました。
道路整備や治水事業、土砂災害対策の推進、あわせて昨年制定された琵琶湖保全再生法に基づく保全・再生施策への財政支援等をお願いしました。
その後、第75回関西広域連合委員会および連合議会臨時会に出席。
委員会では、政府関係機関が構成府県市へ移転されることにともない、広域連合としても支援策を検討し取組を進めていくことを確認しました。
また、本県が事務局を担う広域環境保全局としては、「関西の活かしたい自然エリア」の公表や第6回EV・PHV・FCVコンテストの結果等について報告させていただきました。
また、午後からの連合議会では、元木議員からの「水素エネルギーを活用した脱炭素社会の実現について」など、3名の議員からのご質問にお答えしました。
原子力規制委員会が美浜原発3号機の20年間の延長運転を認可したことに関して、午後、マスコミの取材をお受けしました。
原則40年という期間を超えて稼働させることに大きな疑問を持つこと、残り十数年しか使えない原発に頼るのではなく新しいエネルギー社会を目指すべきとの思いを述べさせていただきました。
夕方、連合滋賀との意見交換会に出席。双方の幹部が集い、今後の滋賀の在り方や県政運営について意見を交わしました。
長期的な視点に立った地方創生の取組や外来水生植物の駆除といった琵琶湖の保全・再生施策、ワークライフバランスや労働教育など、幅広い内容について議論を行うとともに、連合滋賀の皆さまへ引き続き県政への協力をお願いしました。
午前、国道8号(東近江区間)整備促進期成同盟会からのご要望をお受けしました。
本県の基幹道路であり、災害時の緊急輸送道路にも位置づけられている国道8号線について、慢性的に生じている渋滞への対策や危険区間の解消を、国へ働き掛けていきたいと思います。
また、京都大原今津小浜間国道整備促進期成同盟会等の皆さまからは、国道303線、367号線および県道麻生古屋梅野木線の道路環境の改善についてご要望をいただきました。
京都-滋賀-福井を結ぶ、生活、産業、観光そして緊急時の避難道路として重要な役割を果たしている道路であり、高島市を中心とした関係者と連携して、引き続き着実に整備を進めていきたいと思います。
午後、第1回の琵琶湖保全再生推進協議会を大津市内で開催しました。
昨年9月に施行された琵琶湖保全再生法に基づき、関係する行政機関が一堂に会する場であり、関係省庁や流域府県市の皆さまにお集まりいただきました。
琵琶湖の再生・保全のためにこれだけ多くの関係機関が集い、意見を交わしていただいたことを大変心強く、また嬉しく感じました。あわせて、琵琶湖を預かる身として、本県がその先頭に立ってこれまで以上に取組を進めていかなければと思いを新たにいたしました。
また、協議会の開催に先立ち、国土交通省の藤井政務官、環境省の比嘉政務官をはじめとした各省の皆さまと琵琶湖の視察を行いました。
調査船「びわかぜ」に乗船し、世界に誇る地域資源である琵琶湖の価値に直接触れていただけた大変貴重な時間でございました。
海外出張から戻ると、木々の紅葉や日中の肌寒さから滋賀の秋が一層進んだことを実感。日本独特である四季の移ろいを改めて新鮮に感じました。
本日は多くの時間を庁内執務に充て、11月補正予算や政策課題等の協議を行いました。また、その合間に2つのご要望をお受けいたしました。
まずは、鴨川水系河川改修事業促進協議会および安曇川水系治山治水事業促進協議会の皆さまから、河川改修についてのご要望をいただきました。
両河川とも、大変広い集水域を有する上に天井川の区間もあり、増水による家屋浸水や農地冠水が発生しやすい状況とのご説明。改修工事の推進はもとより、増水時の避難対策など被害を最小限に抑えるための取組についても意見を交わさせていただきました。
その後、滋賀県建設業協会の皆さまから、土木系、建設系技術者の県内での育成と定着の仕組みづくりについてご意見をいただきました。
県内でも特に若手の人材確保が難しくなっている状況から、県内で技術者を育て、働いてもらうための施策を進めていく必要があります。
そのためには、これら専門技能や関連職種の魅力ややりがいを広く伝えていくこと、育成のための教育機関を備えていくこと、そして県内に十分な雇用先を確保することなど、若者が就労時までの見通しを持って技術習得に励めるよう一貫した取組を考えていかなければなりません。
協会の皆さまと知恵を出し合って、引き続きその方策を検討していくことを確認させていただきました。
早朝、関西国際空港に到着。
無事に海外での公務を終えられたことに感謝申し上げます。
今回の訪問先のそれぞれの場面でご一緒させていただいた、平和、水環境、交通、観光、食の分野で活動されている皆さんの想いに触れ、世界の動きの中で滋賀を見ることの大切さや、これからの滋賀のために必要だと感じたことをしっかりと心に刻み、政策立案や判断に活かしていこうと思いを新たにいたしました。
バンコクでの「観光と食」のプロモーション2日目。
本日は、2017年に完成をめざしている世界最高水準の不動産施設「ICONSIAM」にアンカーテナントとして出店を予定されているサイアム髙島屋(仮称)様、昨年度もおうかがいした、タイにおける訪日旅行実績トップクラスのアサヒトラベル様、泰日旅行業協会の菊池久夫副会長のご協力でお集まりいただいた有力現地旅行社の方々にお会いし、滋賀の食と観光の魅力をアピールしました。
新しいライフスタイルを訴求する物語の大切さ、行政がイメージを売る段階の次にくる、現地でリスクを取って商売をする覚悟を持つこと、旅行者のニーズへのきめ細やかな対応のあり方などをご指摘いただき、トップセールスからビジネスへどのように展開していくか、経済界と連携して取り組む必要性を実感いたしました。
5か国・地域にまたがる今回の海外公務の全行程を終え、深夜の便でバンコクを立ちました。
午前中、ベトナムからタイへ移動し、午後はバンコクで「観光と食」のプロモーション。
重要市場として捉えているタイは昨年に続いて2度目のトップセールスで、輸出入のノウハウで支援いただきたい鴻池グループのKONOIKE COOL LOGISTICS様、滋賀フェアの開催やレストランでの滋賀の食材の取り扱いで協力いただきたいバンコク東急デパート様などを訪問しました。
滋賀の魅力をお伝えすると同時に、タイの方々の嗜好やライフスタイルなどについて、現地に住んでいないとわからない感覚を含めて詳しくお聞かせいただき、有意義な機会となりました。
今日は終日ベトナムでの公務。
午前中、ベトナム最大の水処理技術・サービスの展示会「VIETWATER2016」を視察。
会場には朝から多くの方が来場され、関心の高さがうかがえました。
お昼には、ホーチミン市人民委員会を表敬訪問。
2年前にホーチミン市と本県で「経済・産業分野の協力に関する覚書」を締結し、その後も関係を深めているところです。
午後は、「観光と食」のプロモーションで、ホーチミン髙島屋様、サイゴンツーリスト様を訪問。
滋賀ならではの食材や風景、場所、体験の素材をぜひ取り扱っていただきたいとアピールするとともに、現地の方々の日本や滋賀に対する印象や期待などについてお聞かせいただき、意見交換を行いました。
その後、夜は現地の事業者・関係機関の皆さんをお招きしての交流会で、実際に食材を味わっていただき、滋賀の魅力をご紹介しました。こうした関わりの機会を大切に積み重ね、ベトナムにおける経済・産業分野の交流のさらなる進化、深化につなげてまいりたいと思います。
午前中、インドネシアのバリ島にて第16回世界湖沼会議開会式に出席。
湖沼問題について世界中の専門家、市民活動団体などが集まり、解決に向けた情報交換を行おうと、滋賀県が開催を提唱した会議で、以来、これまでほぼ2年おきに世界各国で開催され、延べ約2万人が参加しました。
私の基調講演では、滋賀県における過去・現在の取組を紹介するとともに、湖沼を良い状態で未来に引き継いでいくために、今後は水処理技術や観光などのビジネス分野とも連携し、より多くの方々に大切な存在であることを知っていただく新たな方法を模索していく必要があり、それを湖沼のある地域、ローカルで取り組み、発信していきましょうとお話しいたしました。
また、インドネシアの子どもたちとの交流、湖沼会議での活動発表をしてくれた滋賀県の子どもたち「びわっこ大使」の皆さんを激励して、インドネシアを出発し、夜にベトナムのホーチミン市に到着しました。
早朝に台北を出発し、11月8に行われる「第16回世界湖沼会議」の開会式に出席するため、インドネシアのバリ島デンパサールに移動。
夜、今回の湖沼会議に日本から参加する方々との交流会に参加。
二年に一度の湖沼会議で積み重ねてきた交流は、国内の研究者、市民団体をつなぎ、力を高める大切な機会となっています。
熱意ある研究者、市民団体の方々とのネットワークを今後も大切にしてまいりたいと思います。
昨晩のうちに台北に移動。
午後、台北で街中の移動に使用され定着しているレンタルサイクルサービス「You Bike」を体験しました。
私が使用の手続きをしている間にも地元の皆さんが次々に自転車を借りに来られたり、返しに来られたりと、駅からの二次交通、日常の交通手段として定着していることを実感いたしました。
その後、11月4日から7日まで開催されている「台北国際旅行博」の会場に向かう。
海外から滋賀へ来られる旅行者のうち最も多いのが台湾です。台湾からの訪日客は、ゴールデンルート以外の地域や体験をキーワードに旅の楽しみ方を深める「深度旅遊」という傾向だとのこと。
個人旅行者を対象に開催される今回の旅行博で、滋賀県ブースで来場者の方々に滋賀の魅力をご紹介するとともに、商品説明のためのコーナーで、自転車でのビワイチ、忍者、ローカル鉄道など、映像を使って宣伝いたしました。
中華大学観光学院の張院長、蘇教授をはじめ、地元の関係者の方々のご尽力により滋賀の地域性を活かした魅力発信ができ、心から感謝申し上げます。来場されたお客様が一人でも多く旅行先に滋賀を選んでくださることを願います。
朝から車で3時間近くかけて、カリラヤ日本人慰霊庭園に移動し、慰霊碑の前で執り行われた平和祈念式典・合同慰霊祭に出席。
今回の戦跡慰霊巡拝を通じて、改めて、ご遺族の皆様の深い悲しみ、日本人だけでなく当地の住民の方々にも多くの犠牲を強いたことなど、感じ、学んだ多くのことを追悼のことばに込めて申し上げました。
戦争の記憶を風化させることなく次の世代に語り継ぐ使命の重さを心に刻み、恒久平和と滋賀の風土を守り継いでいく決意を新たにし、マニラを後にしました。
滋賀県遺族会による今回のフィリピン戦跡巡拝の前半は、ルソン島班とレイテ島班の2コースに分かれており、私はルソン島班に終日同行させていただきました。
マニラ東方山地は、第二次世界大戦において、最も過酷で悲惨な戦場となった場所のひとつといわれています。この地で家族を思い亡くなられた方々、そのご遺族、傷つき命を落とされた現地フィリピンの方々やそのご家族の様々なお気持ちを考えると、言葉にはなかなかまとまりませんが、多くのことを感じました。
特に、この地で命を落とされたご親族に向けて、ご遺族の皆様があふれる思いを込められた呼びかけに、涙が止まりませんでした。
2つの班が合流しての夕食会では、各班からの巡拝の報告のほか、若い世代にどのように伝えていくかなど、皆さんで活発に意見を交換される姿を見て、私自身も、自らのこととして受け止め、行動する大切さを改めて感じました。
早朝に大津を出て関西国際空港へ向かい、フィリピンへ出発。
本日から12日まで、戦跡慰霊巡拝、滋賀から世界へ向けた環境の取組の発信、近江牛・湖魚・和菓子などのセールス、世界から滋賀への誘客アピールなどのため、5か国・地域を訪問します。
午後、マニラに到着。
在マニラ日本国大使館の石川大使を表敬訪問した後、ケソンに入り、11月1日から巡拝を始められている滋賀県遺族会の方々と夕方に合流。お父さまやご親族がこの地で尊い命を失われた参加者の皆様から様々な思いをお聞かせいただき、明日の戦跡巡拝の心構えをいたしました。
本日は、朝の8時30分から11月の知事談話を実施。
今月は、松下幸之助さんの言葉を紹介させていただきました。
その後、11月1日開催のモンゴル国立馬頭琴交響楽団大津公演の団長として来県されているモンゴル国初代大統領のポンサルマーギーン・オチルバト氏にお会いさせていただきました。
モンゴル国とは1990年代後半から2000年代前半には、湖の研究などで交流がございました。今回の公演では、交響楽団の演奏に合わせて、大津児童合唱団の子ども達が「琵琶湖周航の歌」を歌ったことは、モンゴルと滋賀の文化で交流ができたと感じており、大変うれしく思っています。
今日から11月。寒くなってまいりましたが、心厚く、胸熱くがんばってまいります。
本日は、今後の行政経営のあり方について、関係職員の皆様と話し合いました(ブレインストーミング)。
私や職員の皆様が、それぞれに日頃考えていること、感じていることを話し合い、行政経営における課題を洗い出しました。
まだまだ検討段階ですが、ヒントのようなものは見えてきたように感じます。平成29年度に「基本構想」および「行政経営方針」の折り返し時期を迎えます。これから、次期構想・方針の方向性について議論を深めていきたいと思います。