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平成28年(2016年)7月

平成28年(2016年)7月31日(日曜日)

第51回滋賀県消防操法訓練大会に大会名誉会長として出席
日野少年少女合唱団第22回定期演奏会を鑑賞

朝一番で東近江市にある消防学校に向かい、第51回滋賀県消防操法訓練大会に大会名誉会長として出席。

地域防災力の要として、それぞれに仕事を持ちながら、いざという時に住民の生命・財産を守る大変重要な役割を担っていただいていることに深く感謝申し上げますとともに、日々の厳しい訓練で鍛えられた機敏な動作や大きな掛け声に、皆さんの真剣な思いを間近で感じ、心強く思いました。

午後は、日野町町民会館「わたむきホール虹」で開催された日野少年少女合唱団第22回定期演奏会を鑑賞。

「合唱のまち日野」をリードしてこられた25年の歴史と実績をお持ちの合唱団では、異年齢の子どもたちが音楽を通して交流し、まちづくりの担い手として育っているとお聞きしました。出演者、観客、支える地域の方々が一体となった素晴らしい舞台と華やかなハーモニーに感動しつつ、心の潤いと元気をいただきました。

平成28年(2016年)7月29日(金曜日)

全国知事会議in福岡
自然エネルギー協議会の第11回総会に出席
「しがエネルギービジョン」冊子
アビスパ福岡の雁ノ巣クラブハウスを訪問

本日も、昨日に引き続き「全国知事会議in福岡」に出席。

私からは以下の議題について発言しました。

  1. スポーツ・文化・観光について
  2. 米軍基地の負担について

沖縄県から提案された米軍基地の負担については、全国知事会内に研究会を設置することについて賛成の立場から意見を述べさせていただきました。基地問題については、県の幹部職員とも共有したいと思います。

全国知事会議終了後には、自然エネルギー協議会の第11回総会に出席。

「自然エネルギーの導入目標の設定」をはじめとする政策提言の内容に賛成するとともに、「しがエネルギービジョン」について紹介させていただきました。協議会を通じて全国規模で情報を共有していきたいと思います。

昼食の後、福岡市をホームタウンとするアビスパ福岡の雁ノ巣クラブハウスを訪問。平成28年2月から「しがスポーツ大使」に就任していただいている井原正巳監督と懇談させていただきました。滋賀県出身の井原監督には、今後とも滋賀の誇りとしてご活躍いただきたいと思います。

平成28年(2016年)7月28日(木曜日)

「全国知事会議in福岡」

本日は、「全国知事会議in福岡」。

議題は多岐に渡りましたが、私からは以下の議題について発言しました。

  1. 防災や復興について
  2. 高齢者認知症対策および児童相談所および社会養護施設の体制強化について
  3. 参議院議員選挙の合区問題について

特に合区問題については、多くの知事から発言があり、活発な議論が交わされました。今年はじめて全国知事会議に出席させていただきましたが、知事の皆様の考えや自治体が抱える課題を深く学ぶことができました。より良い地方自治に向けてさらに勉強していきたいと思います。

平成28年(2016年)7月27日(水曜日)

プレイベントに出席の様子
官営八幡製鐵所の旧本事務所と修繕工場を視察
安川電機未来館を視察
ロボットがロボットを作る工場を視察
福岡滋賀県人会の皆様と意見交換

本日は、「全国知事会議in福岡」にて福岡県入りしました。

プレイベントとして、北九州市にて視察。世界文化遺産に登録されている官営八幡製鐵所の旧本事務所と修繕工場を視察した後、株式会社安川電機様の「安川電機未来館」でロボットがロボットを作る工場を視察させていただきました。

明治期の日本が誇る製鉄所と最先端技術を組み合わせた産業用ロボット工場を同日に視察することができ、産業の歴史を体感することができました。

また、福岡市内のホテルにて福岡滋賀県人会の皆様と意見交換。この日は、7名の方々にお集まりいただきました。仕事の関係で滋賀を離れて福岡に住んでいらっしゃる方や戦争中に滋賀県に疎開されていた方など、いろいろな滋賀での思い出をお伺いすることができました。

皆様が誇れる滋賀をつくっていきたいと思います。

平成28年(2016年)7月26日(火曜日)

野洲川改修促進協議会および日野川改修期成同盟会の要望を受ける
山室木材工業株式会社様が取り組んでおられる木質バイオマスボイラーを利用したマンゴー栽培の成果報告を受ける
みつなりマンゴー
マンゴーを食べる様子
大田学長との意見交換会に出席
滋賀県立大学と日本電気硝子株式会社との産学連携の協力推進に関する包括協定締結式に立会

本日は、午前中に野洲川改修促進協議会および日野川改修期成同盟会の要望を受ける。県民の命・財産を守るため、関係市町と連携して治水事業に取り組んでまいります。

その後、山室木材工業株式会社様が取り組んでおられる木質バイオマスボイラーを利用したマンゴー栽培の成果報告を受ける。自社工場から出る廃材をチップにして燃料として木造温室ハウスの温度管理をされています。実際に出荷された「みつなりマンゴー」を試食させていただきましたが、濃厚で芳醇な甘みが口いっぱいに広がりました。

新たなエネルギー創出とその利用の形です。ぜひ広めていきたいと思います。

昼食後、滋賀県立大学に向かい、大田学長との意見交換会に出席。

県立大学からは、文部科学省「地(知)の拠点」事業による地域教育プログラムの深化、県内への就職などによる定着を進める取組、ICTを活用して地域課題を解決する(仮称)「地域ひと・モノ・未来情報研究センター」の設立、水草からのバイオガス生成研究などについてご説明いただきました。

私からは、地域貢献大学の先駆けとして、また県内の他大学や企業を巻き込む産学官連携の中心的な存在としての期待と、積極的な行動をお願いいたしました。

続いて、滋賀県立大学と日本電気硝子株式会社との産学連携の協力推進に関する包括協定締結式に立会させていただくとともに、日本電気硝子株式会社様からの寄附により平成19年度から設置されている「工学部ガラス工学研究センター」を視察し、本日の公務を終えました。

平成28年(2016年)7月25日(月曜日)

髙橋啓子様より「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」の受賞報告を受ける
第1回「近江の地酒もてなし普及促進協議会」に出席
近江の地酒一覧
草津市、高島市、甲賀市からの要望

本日は、午前中に髙橋啓子様より「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」の受賞報告を受ける。髙橋様は男女共同参画センターが開設されて間もない頃から相談アドバイザーとして、本格的な相談業務の開始に向けて大いにご尽力をいただきました。現在もスーパーバイザーとして相談室を支援していただいております。また、男女共同参画審議会委員として10年間にわたり計画の策定等にご尽力いただきました。この度の受賞誠におめでとうございます。

午後には、記念すべき第1回「近江の地酒もてなし普及促進協議会」に出席し、締めのあいさつとともに乾杯の発声をさせていただく。近江の地酒を普及促進するという志のもと集まっていただいた皆様とともに、近江の地酒を盛り上げていきたいと思います。

また、草津市、高島市、甲賀市より要望をいただきました。各市と連携してよりよい滋賀をつくっていきたいと思います。

平成28年(2016年)7月24日(日曜日)

滋賀県立障害者福祉センターで開催されている「第26回夏まつり」に参加
交流を深める様子
野田藤雄議員の第九十六代滋賀県議会議長就任を祝う会に出席

夏の日差しが照りつける中、午前中は、滋賀県立障害者福祉センターで開催されている「第26回夏まつり」に参加。

今年度のテーマは、「共に生きる~広がり・つながる・仲間の輪~」です。当まつりは、センターの開所以来ずっと続けられておりますが、こうした取組は関係団体や地域の皆様の御協力、そして職員の熱い思いのおかげと感謝しています。

障害のある人もない人も共につどい、交流を深めることで、誰もが暮らしやすい社会へとつなげていきたいと思います。

午後は、野田藤雄議員の第九十六代滋賀県議会議長就任を祝う会に出席させていただきました。野田議長は、42年間の県職員としての御経験を基に平成19年から9年余にわたる県議会議員としての豊富な経験をお持ちです。

昨年度の副議長就任以降、「自転車条例」など議員提案による条例を4件制定されるなど議会改革の成果を着実に積み上げていただいています。

滋賀の強みや可能性を最大限に引き出し、希望をもって滋賀の未来が明るく見通せるよう、野田議長と共に県政の発展に努めていきたいと考えています。

平成28年(2016年)7月23日(土曜日)

朽木短期居住6日目
集合写真
高島トレイルを視察
ガイドから説明を受ける様子
WATCH in Shiga2016に出席
石山土曜夜市を視察
知事がステージで話をする様子

朽木短期居住も6日目、最終日となりました。

朝、お世話になった針畑地域の皆さんへ御礼に伺うとともに、懇談を行う。

針畑地域の活性化はもとより、鯖街道を通じた福井県や京都府との連携についてもご意見を頂戴しました。高島トレイルや生杉の原生林などの地域資源を活かした観光誘客や地域交流に、県も協力していきたいと思います。

その後、高島トレイルクラブの皆さまのガイドにて高島トレイルを視察。

今回は一部区間のみの歩行でしたが、尾根から広がる滋賀県側、福井県側の景色を見て、観光資源としての確かなポテンシャルを感じました。

一方で、鹿に皮をはぎ取られた木々が散見されるなど山の荒廃も進んでおり、山を守る取組が急務であることも実感いたしました。

大津に戻り、県内の病院で臨床研修中の研修医が集う「WATCH in Shiga2016」に出席。意見交換をさせていただきました。

この日は12病院で働く約100名の研修医が参加。県外出身の方も多い中、縁あって本県で勤務されている皆様には、この機会に滋賀の自然環境や歴史文化、住みやすさなどを体感していただき、ぜひ研修後も本県で活躍していただけることを期待しております。

夜、大津市の石山商店街で開催された石山土曜夜市を視察。

石山商店街では、商店街や周辺地域の活性化のためのアクションプランを策定し、中長期的な展望をもって活性化事業やインフラ整備などを計画的に展開されてきました。この取組により今年度、経済産業省が選定する「はばたく商店街30選」にも選ばれています。

衰退する地域商店街が多い中で、他のモデルとなる取組を続けておられる石山商店街に私からもエールを送らせていただきました。

平成28年(2016年)7月22日(金曜日)

ブナの原生林を視察
樹齢300年といわれているブナの大木
林業体験
チェーンソーでの伐採体験
林業に携わる皆さまと集合写真
近江金石会に出席

朽木短期居住5日目。

本日は、午前中に生杉地区のブナの原生林を視察。景観もすばらしく、学術的にも貴重な存在であることから県立自然公園第1種特別地域に指定されています。

樹齢300年といわれているブナの大木は圧巻。巨木に触れることでエネルギーを充填することができました。

その後、桑原地先にて、林業に携わる皆さんとともに「こんにちは!三日月です」で林業体験と対話をさせていただく。

フォワーダーを運転しての木材の積込みやチェーンソーでの伐採体験をさせていただきました。木材の伐採は初体験だったので、緊張しましたが、大きな達成感を得られました。山の仕事を学ぶことができ、とてもよい時間となりました。

午後からは、県内企業の方々との情報交換の場である「近江金石会」に出席。

18回目となる今回は製造業を中心とした8社に参加いただき、産学官連携や人材確保等をテーマに意見交換を行いました。各企業からの問題提起に対し参加された大学側からも連携への提案や意見がなされるなど、大変活発な意見交換を行うことができました。

平成28年(2016年)7月21日(木曜日)

関西広域連合委員会に出席
シンボルマーク表彰式の様子
関経連との意見交換

朽木短期居住4日目。

本日は、大阪市内にて開催された関西広域連合委員会に出席。

合わせて実施された、関西経済連合会(関経連)との意見交換会および関西ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021組織委員会、市町村との意見交換会にも出席しました。

関西広域連合委員会では、私からは9月に予定している委員による琵琶湖視察について説明させていただきました。委員の皆様と滋賀の自然的景観の雄大さや琵琶湖の価値と現状を共有させていただきたいと思います。

また、新たに関西広域連合のシンボルマークが決定しました。

その後の関経連との意見交換では、文化・観光・産業などあらゆる分野で連携していくことを確認しました。また、関西WMG委員会では会場地選定について議論し、市町村との意見交換会では、市長会など市町村の代表者の皆様に関西広域連合の取組を紹介するとともに、連携できる取組について意見を交換しました。

平成28年(2016年)7月20日(水曜日)

地域の皆さんとの座禅
針畑地域を訪問
思子淵神社
ウェブ会議する様子
長浜信用金庫様、滋賀中央信用金庫様、湖東信用金庫様および信金中央金庫様との産業振興に関する協定締結式に出席
「滋賀プラス・サイクル推進協議会」に出席

朽木での短期居住3日目。地域の皆さんとの座禅にて一日をスタート。

午前、朽木西部に位置する針畑地域を訪問し、針畑地域振興協議会の皆さんから歴史や暮らしについてご説明をいただきました。

この地域は、古くは京都と福井県小浜を結ぶ鯖街道として栄え、奥深い自然の中で独自の文化を育んでこられたとのこと。その後に拝見させていただいた重要文化財の思子淵神社も大変素晴らしく、地域の方々が守り継いでこられた文化や歴史の一端に触れることができました。

その後、針畑と県庁とをインターネットで繋ぎ、県庁にいる職員とウェブ会議を実施。

山奥のため通信環境が不安でしたが、音声も映像もはっきり、くっきり。とても快適に会議を行えました。

ICTを活用することで、育児や介護等により職場に赴けない人も自宅等で仕事をしやすくなります。新たな人材確保や働き方改革に繋がることが期待でき、県庁でもぜひ積極的に活用していきたいと思います。

午後、県庁に移動し、長浜信用金庫様、滋賀中央信用金庫様、湖東信用金庫様および信金中央金庫様との産業振興に関する協定締結式に出席。

地域に根付いた経営を進めてこられた信用金庫様のネットワークを活かし、県内企業の販路開拓や県の観光誘客等への支援、協力をしていただきます。

その後、今年度1回目の「滋賀プラス・サイクル推進協議会」に出席。

本協議会では、自転車を健康増進や観光振興、環境保全等に繋がる、地域の新しい公共交通として捉え、その普及に取り組んでいます。メンバーも、自転車関連の事業者から鉄道等の運輸事業者、交通安全関連の団体、環境保全団体までと、多種多様です。これら幅広い主体による連携から、新しい視点での事業や取組が進むことを期待しています。

平成28年(2016年)7月19日(火曜日)

路線バスに乗る様子
駅のホームを歩く様子
定例記者会見の様子
内外情勢調査会7月例会にて講演

早朝、朽木より路線バスと電車を乗り継ぎ県庁へ。

始発のバスに乗りましたが、乗り継ぎ待ちなどもあり、県庁の始業時間である8時30分には間に合うことができませんでした。遠距離通勤の大変さを改めて実感するとともに、公共交通の役割やその利便性について考える機会となりました。

午後の定例記者会見において、明日20日で知事就任2年を迎えるにあたり、政策の進捗状況や今後の課題等について説明をさせていただきました。

この2年間は、「対話・共感・協働」と「現場主義」を旨として県政を進めてまいりました。引き続き、地域の実情をよく理解しながら真摯に対話を行うという姿勢をもって、困難な課題への対応や新たな施策構築に皆さんと一緒に取り組んでまいりたいと思います。

夜、内外情勢調査会7月例会にて講演をさせていただく。

こちらでも、これまでの知事としての取組を顧みながら、滋賀からみんなでつくる「新しい豊かさ」について、そのビジョンや具現化への施策等についてお話しさせていただきました。

その後皆さまに見送られながら、朽木への帰路に就く。

真っ暗な山道に心細さを感じるも、見上げると街中では見ることのできない無数の星がきらめいておりました。

平成28年(2016年)7月18日(月曜日)

高島市朽木に入り、短期居住をスタート
旧秀隣寺庭園
北川水源地域の木地山地区、麻生地区を訪問
会議の様子
裸足になって安曇川に入る様子

今日の午後から高島市朽木に入り、短期居住をスタート。

高島市役所朽木支所にて、お世話になります地域の皆様に入村のごあいさつをさせていただきました。

23日までの6日間、仮住まいをさせていただき、岩瀬地区をはじめ朽木内の各地域を訪ね、皆様とともに時間を過ごす中で、地域の過去・現在・未来について一緒に考えてまいりたいと思います。

その後、作家・司馬遼太郎さんが訪ねられた曹洞宗興聖寺に向かい、ご住職の森泰孝さんに旧秀隣寺庭園とお寺の本堂をご案内いただきました。

広く開けた空と遠くの山々も含めた趣き深いお庭、本堂を拝見し、静かで穏やかな気持ちになりました。

続いて、北川水源地域の木地山地区、麻生地区を訪問。

県営北川ダムについて、ダム検証により平成24年1月に「建設事業を一旦中止し、河道改修を先行する」とさせていただいたことを踏まえ、昭和40年代から現在までの長きにわたり、地元の皆様にご心労、ご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げました。

それぞれの地域で、皆様からの率直なお声をお聞かせいただき、地域整備事業を着実に推進すること、そして安心して住み続けられる地域づくりを皆様と一緒に進める決意を新たにいたしました。

夕食までの時間、居住先から歩いてすぐの安曇川へ。

裸足になって川に入り、清らかな水に水源の山を想う。

今後の朽木短期居住の予定を楽しみに思いつつ、初日を終えました。

平成28年(2016年)7月16日(土曜日)

滋賀県子ども県議会 子ども議員任命式に出席
子どもたちを前に講義する様子
こども議員との集合写真

本日は、コラボしが21で行われました「滋賀県子ども県議会 子ども議員任命式」に出席。今年度、子ども議員に選ばれた県内の小学4年生から中学3年生までの50名のみなさんに任命書を授与し、これからの活動への激励を込めてお一人おひとりと握手を交わしました。

「子ども県議会」は今年で16回目の開催です。子ども議員のみなさんの活動を手助けしてくれるサポーターの方には、過去、子ども議員を経験された方もいらっしゃるとのこと。滋賀県の魅力や問題等に関心をもち、社会参加への意識を高める活動が次の世代に引き継がれ、支えられていることを、人の輪が着実につながっていることを実感しました。

子ども議員のみなさんには、これから県内での体験活動や、聞き取り調査、勉強会を通じて県政への提言を考えもらい、12月に開催予定の「子ども県議会」で、その成果を聞かせていただきます。子ども議員のみなさんならではの柔軟な発想や豊かなアイデアを、12月の「子ども県議会」で聞かせていただくのが今から楽しみです。

平成28年(2016年)7月15日(金曜日)

大戸川ダムにかかる要望を受ける
報道機関からインタビューを受ける様子

午前中、大戸川ダム対策協議会、大鳥居地域開発協議会および牧町地域開発対策委員会の3団体から大戸川ダムにかかる要望をお受けいたしました。

大変なご苦労をおかけしている地域の皆さまの意向をしっかりと受け止めた上で、関係市の意見等を総合的に判断し、意見をまとめていきたい旨ご説明申し上げました。

午後、複数の報道機関からインタビューをお受けしました。

平成26年7月の知事就任から今月で2年が経過します。1期目の折り返しとなる中で、今の思いや自己評価、今後の県政運営等についてご質問にお答えいたしました。

平成28年(2016年)7月14日(木曜日)

県立琵琶湖博物館にて、第1期リニューアルを祝うテープカット
展示物を確認する様子
アザラシとのツーショット
「近江牛」グランプリ枝肉共進会に出席
「あさって塾」に参加

午前、県立琵琶湖博物館にて、第1期リニューアルのオープニングセレモニーに出席。博物館の運営やリニューアルに携わっていただいた方々と、新たな一歩を飾るテープカットをさせていただきました。

本博物館は「湖と人間の新しい共存関係」をテーマに掲げた、琵琶湖を抱える本県にとって大変意義深い施設です。リニューアルにより体感型の展示が増え、楽しみながら琵琶湖の魅力や発見に出会える施設へと生まれ変わりました。

触って、嗅いで、覗き込んでと、まさに「『び』っくり 『わ』くわく 『こ』んにちは」の博物館です!皆さんもぜひお越しください。

午後、2016//「近江牛」グランプリ枝肉共進会に出席し、今年の共進会にてグランドチャンピオンに輝いた(株)井ノ口牧場様に知事賞を授与させていただきました。

近江牛の生産者が一堂に会し、切磋琢磨しながら品質向上を目指す姿を拝見し、この素晴らしい近江牛を滋賀ブランドとして全国へ、そして世界へ発信していきたいとの思いを改めて強くしました。

夕方、滋賀の若手経営者の方々が集う「あさって塾」に参加し、意見交換を行いました。

滋賀の産業界をリードされている私と同年代の方々とじっくりとお話ができ、情報交換もさることながら、皆さまの高い志やモチベーションから私自身も活力をいただけ、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

平成28年(2016年)7月13日(水曜日)

庁舎とすっきりしない空模様
商工観光労働部、健康医療福祉部、農政水産部の課題等について終日議論

本日も大津市は雨が降ったり止んだりと、すっきりしない空模様です。

九州では記録的な大雨が降っているとの報道。震災のあった熊本県でも大雨による土砂災害を警戒し、一部地域に避難指示や避難勧告が出ています。さらなる災害が発生しないことを祈るばかりです。

昨日に続き、各部局との重要課題に関する協議を行いました。

この日は商工観光労働部、健康医療福祉部、農政水産部の課題等について終日議論。産業・商店街の活性化や担い手育成、出産・子育て支援や地域医療対策など、人口減少対策の核となる大変重要なテーマが続きました。

平成28年(2016年)7月12日(火曜日)

集合写真
各部局の重要課題について意見交換する様子

午前中、大津湖南幹線道路整備促進協議会、国道8号野洲栗東バイパス整備促進期成同盟会、国道477号(近江八幡~大津間)整備促進期成同盟会の各構成市長、市議会議長等の皆様からの要望をお受けする。

各市長、部長の皆様が一緒になって国へ働きかけていただいていることに感謝申し上げるとともに、平成36年の滋賀国体に向けた整備促進、琵琶湖大橋ETC化の早期実現や国道8号バイパスまでのアクセス改善、県土木事務所の体制など、県としても尽力してまいりたいとお答えいたしました。

午後は、半日かけて各部局の重要課題について意見交換を行い、本日の公務を終えました。明日も各部局との協議が続きます。

平成28年(2016年)7月11日(月曜日)

災害時における滋賀県公共土木施設等の緊急災害応急対策業務に関する協定締結式に出席
滋賀県測量設計技術協会様、キラリ通信滋賀県建設コンサルタント協会様とスリーショット
滋賀県交通安全対策会議に出席
県立膳所高等学校かるた班の選手の皆さんとの対話

午前中、県危機管理センターにて、災害時における滋賀県公共土木施設等の緊急災害応急対策業務に関する協定締結式に出席。

今回の協定は、滋賀県測量設計技術協会様、滋賀県建設コンサルタント協会様のお力をお借りして、地震や風水害が発生した際の被害拡大の防止、被災施設の早期復旧を行うためのものです。

梅雨末期の大雨が心配な時期であり、今後、台風シーズンも迎えます。

災害がないことを祈りつつ、もし発生した場合には、本協定により迅速・的確に対応してまいります。

午後は、滋賀県交通安全対策会議に出席。

その後、全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会および全国高等学校総合文化祭広島大会に滋賀県代表として出場される県立膳所高等学校かるた班の選手の皆さんから大会に向けた抱負をお聞きし、優勝を目指してがんばってくださいとエールを送りました。

平成28年(2016年)7月10日(日曜日)

東京事務所で情報誌の対談の様子
株式会社リバネス様とのツーショット

午前中、東京事務所で情報誌の対談に臨む。

滋賀県では、経済成長をけん引する新たな成長産業を発掘・育成することをめざし、今年度、滋賀の強みを活かした研究開発型ものづくりベンチャーに関して、有望な研究から事業化プランを作成するための相談や研修、優れたプランの事業化に向けた継続的な支援をトータルで行う事業を開始。

ものづくりメガベンチャーの創出に必要な知識、経験、関係機関との幅広いネットワークを持つ株式会社リバネス様とともに支援プログラムを実施します。

今回の対談は、その事業の一環で、各地の魅力的な創業者や創業支援プログラム、人材育成の取組などを紹介する情報誌「地域応援」に滋賀県を特集していただくもので、私からは、大学・大手企業等の研究拠点が集積し、琵琶湖を有し水環境に関する研究が盛んであるという強みがあること、滋賀から世界へものづくりメガベンチャーを生み出していきたい思いなどをお話しました。

既存の枠組みや考え方に捉われず、多様な主体が有機的に連携し、研究を事業化に結び付け、新しい技術を生み出す環境づくりに向けて、積極的に取組を進めてまいりたいと思います。

平成28年(2016年)7月9日(土曜日)

埼玉滋賀県人の集い10周年記念総会・懇親会に出席
JFN番組「日本カワイイ計画」公開トークショーに出演
パーソナリティーの篠原ともえさんとのツーショット

本日は、朝から彦根市と滋賀県が主催する平成28年度「びわ湖の日」環境美化活動に参加する予定でしたが、前日からの雨のため中止となりました。

少し予定を早めて埼玉県に向かい、「埼玉滋賀県人の集い10周年記念総会・懇親会」に出席。

日頃の活発な活動に対して、心からの感謝の気持ちをお伝えするとともに、滋賀の魅力を県外の多くの方々にお伝えすることへのご協力をお願いいたしました。

その後、東京秋葉原に移動し、ちゃばら3周年イベント「食べん祭」の企画の一つ、JFN番組「日本カワイイ計画」公開トークショーに出演。

パーソナリティーの篠原ともえさん、みんなの経済新聞ネットワーク代表の西樹さんとともに、滋賀県の魅力的な食や雑貨、女性におすすめのイベントなどを「カワイイ」という切り口でご紹介しました。

イベントの模様は、FMラジオ全国20局で放送されることとなっており、滋賀では7月24日(日曜日)、7月31日(日曜日)の18時30分から25分番組で放送予定。

ラジオを通じて、「滋賀に行ってみたい!」「行こう!」と思ってくださる方がひとりでも増えることを願っています。

平成28年(2016年)7月8日(金曜日)

「観音の里の祈りとくらし展II-びわ湖・長浜のホトケたち-」を視察
仏像を視察する様子
全国知事会での様子

本日は、朝から新幹線にて上京。午前中に、東京藝術大学大学美術館で開催中(7月5日~8月7日)の「観音の里の祈りとくらし展II-びわ湖・長浜のホトケたち-」を視察。

日本屈指の観音の里・長浜から約50軀の仏像が一堂に展示されています。これほどの規模で、一度に長浜のホトケたちに会えるのはまたとない機会です。ホトケたちの優れた造形美とともに、長浜の地に息づく「祈りの文化」を全国の方々に知っていただきたいと思います。

午後からは、全国知事会「高齢者認知症対策・介護人材確保対策プロジェクトチーム会議」にプロジェクトチーム副リーダ―として出席。

認知症対策と介護人材確保対策に関する緊急提言について議論しました。出席者の皆さまから多様な意見をいただきましたので、日本全体が直面している両課題について、各都道府県の意見をまとめ上げ、よりよい提言をつくっていきたいと思います。

平成28年(2016年)7月7日(木曜日)

「食の商談会2016」に出席
「県政経営サマーセミナー」にコーディネーターとして参加
グループディスカッションの様子
近畿ブロック大会の交流会に出席し祝辞を述べる様子

本日は、午前中、滋賀中央信用金庫様が主催する「食の商談会2016」に出席。

滋賀中央信用金庫様が県内の食の“名品”“逸品”を発掘し、情報発信と販路拡大の場づくりを目的に今年初めて開催。県内外のバイヤー様と滋賀食材の生産者の皆さんとの商談の場をセッティングいただきました。

滋賀の自然と伝統によって作り出される絶品をぜひたくさんの方々に知っていただきたいと思います。

午後は、県の幹部職員を対象にした研修会「県政経営サマーセミナー」にコーディネーターとして参加。

今回のサマーセミナーは、企画段階から私も関わり思い入れの深い研修です。2つの課題図書を事前に読んでいただき、そこから得られる示唆をもとにこれから県政を担っていくにあたり「新しい豊かさとは」、「県庁組織はいかにあるべきか」についてグループディスカッションを通して考えてもらいました。県庁組織をリードする幹部職員として、共に研鑽し、成長していきたいと思います。

また、夕方には日本食品衛生協会の近畿ブロック大会の交流会に出席、祝辞を述べさせていただきました。協会の皆様には、食品衛生指導員活動を核として食品衛生の向上に取り組んでいただいています。今後とも食品衛生行政へのご協力、ご支援をお願いいたします。

平成28年(2016年)7月6日(水曜日)

「『しがぎん』エコマッチングフェア2016」に出席
ポスター説明を受ける様子
メロンやトマトなどの収穫の様子
近江牛の飼育方法などを確認する様子
近江大中肉牛研究会ウシラボの皆さまとの集合写真

本日は、午前中に大津市内で開催された「『しがぎん』エコマッチングフェア2016」に出席。今回で9回目であり、88もの企業・団体様が出展されていました。エネルギー・環境ビジネスに対して多くの企業の方々が強い意欲と関心を持っていただきいていることは、環境保全と経済成長の両立を掲げる本県としましても大きな喜びです。滋賀から世界に向けて新たな技術や産業モデルを発信していただきたいと思います。

午後は、「こんにちは!三日月です」で近江八幡市を訪問し2団体と対話。

1団体目は県立農業大学校。メロンやトマトなどの収穫を生徒さんに教えていただきながらお手伝い。実習作業を見学させていただいた後は、「農大生の夢を語る!」として学生15名と意見交換をさせていただきました。農業を学ぼうとしたきっかけや卒業後の進路、農家支援策のご提案まで幅広く意見交換させていただきました。

2団体目は、「近江大中肉牛研究会ウシラボ」の皆さま。2つの近江牛牧場を見学させていただきながら、近江牛の飼育方法などをお伺いしました。

「ウシラボ」は、近江牛の一大生産地である大中(近江八幡市、東近江市)の近江牛生産農家の若手後継者(20代~40代)の皆様によって結成された団体で、近江牛の肥育技術の向上と近江牛の更なるブランド化を目的に活動されています。若いメンバーの皆様が熱く近江牛を生産されていて、元気のある方々との意見交換はとても有意義で刺激的な時間となりました。

「近江牛」は世界に通用するブランドです!ベテランの力、若い力をともに活かして、更なる「近江牛」の発展を後押ししていきたいと思います。

若者の夢、そして、滋賀の農業・畜産を守り・育てていくため、これからも現場での対話を重ねながら県政を進めていきたいと思います。

平成28年(2016年)7月5日(火曜日)

バトミントン日本代表早川賢一選手と数野健太選手との会談の様子
劇作家・演出家として著名な平田オリザさんと対談
平田オリザさん

本日は、午前中、バトミントン日本代表としてリオデジャネイロオリンピックに出場される早川賢一選手と数野健太選手が知事室に出場報告に来てくださいました。

お二人とも大津市立日吉中学校出身ということで同じ中学校を卒業した先輩としても喜びがいっぱいです。ぜひメダルを目指して日頃の練習の成果を発揮していただきたいと思います。

また、午後からは劇作家・演出家として著名な平田オリザさんと対談させていただく。平田オリザさんには、以前から滋賀県文化審議会委員として御示唆をいただいたり、障害者芸術をテーマに講演会をしていただくなど滋賀県政に御貢献いただいております。

今回は、「新しい豊かさ」「芸術・文化を活かしたまちづくり」などをテーマに対談。平田オリザさんが全国で関わってこられたまちづくりの実例をもとに、新しくて、楽しい視点から県政へのアドバイスをいただきました。

滋賀の持つ文化の力を最大限に活かした豊かな社会をつくっていきたいと思います。

平成28年(2016年)7月4日(月曜日)

日本電気硝子株式会社にて製造工場や最先端技術を結集した製品を見学
知事とのツーショット
展示物を確認する様子
説明を受ける様子

本日は、特殊ガラスのトップメーカーである日本電気硝子株式会社様(滋賀高月事業場・本社)を訪問し、製造工場や最先端技術を結集した製品を見学させていただく。

日本電気硝子株式会社様は、昭和24年に大津市内で設立され、液晶ディスプレー用ガラスや曲げることができる超薄板ガラスの製造など独自技術により世界トップクラスの特殊ガラスメーカーとして活躍されています。

また、早くから環境保全活動に取り組まれ、廃棄物、水、排ガスを中心に環境負荷の低減に努めていただいています。

滋賀に立地する企業様だからこそ“自然との共生”に大切な価値を置いて経営してくださっているのだ思います。

滋賀県立大学工学部のガラス工学研究センターにおいても寄付講座を開催していただき、学術研究や学生への教育に御貢献いただいております。

今後とも産学連携により、滋賀のモノづくりをリードしていっていただきたいと思います。

平成28年(2016年)7月3日(日曜日)

「第43回滋賀県知事杯・第25回若ハト杯争奪平和堂ママさんバレーボール大会」に出席
出場チーム一覧
京都大学体育会ボート部、ヨット部、カヌー部の方へ向けて挨拶する様子

梅雨明けが待ち遠しい蒸し暑い一日でした。

まず朝から、「第43回滋賀県知事杯・第25回若ハト杯争奪平和堂ママさんバレーボール大会」に出席。仕事に、家庭にと忙しい中で、時間を作って仲間たちといきいきとバレーを楽しんでおられるママさんたちにパワーをいただき、生涯スポーツの素晴らしさを改めて実感しました。

その後、「びわ湖の日」環境美化活動の一環として、京都大学体育会ボート部、ヨット部、カヌー部のみなさんが、琵琶湖および沿岸関係地区の清掃活動を行っていただいているということで、柳が崎のヨットハーバーへ向かい、あいさつをさせていただきました。

若い力で琵琶湖をきれいにしていただいたことに感謝し、将来、各方面でご活躍される学生のみなさんに、いつまでも琵琶湖の美しさを忘れずにいてほしいと思いました。

平成28年(2016年)7月2日(土曜日)

豊郷町立日栄小学校相撲大会 50周年記念大会を視察
子どもたちが巨漢の力士にひるむことなく挑む姿
滋賀報知新聞社様の新社屋落成式に出席
挨拶する様子

豊郷町立日栄小学校相撲大会 50周年記念大会を視察させていただきました。

昭和42年にPTAの方々等のご尽力により校内に土俵が作られ、以来、子どもたちの体力向上のため相撲大会を続けておられます。第4回大会からは出羽海部屋の力士も参加され、児童との取組や模範相撲をしていただいているとのこと。

子どもたちが巨漢の力士にひるむことなく挑む姿に心を熱くし、一緒に応援させていただきました。

その後、滋賀報知新聞社様の新社屋落成式に出席し、祝辞を述べさせていただく。

当日訪問すると、約半世紀にわたり拠点とされてきた馴染みのある旧社屋が解体され、3階建ての真新しい社屋に生まれ変わっておりました。

滋賀県に根差した地域密着の新聞社として、新社屋におけるより一層活発な情報発信を期待申し上げます。

平成28年(2016年)7月1日(金曜日)

大津港から県の漁業取締船「あらわし」に乗り込み沖島へ向かう
「びわ湖(漁場)をきれいにする運動」に参加
第66回“社会を明るくする運動”内閣総理大臣メッセージ伝達式に出席
滋賀県PTA連絡協議会の新役員の方々と集合写真
アレン・グリーンバード駐大阪・神戸米国総領事

朝一番で、大津港から県の漁業取締船「あらわし」に乗り込み沖島へ向かう。

7月1日を「びわ湖の日」と定める10年前から始められた「びわ湖(漁場)をきれいにする運動」に参加。

琵琶湖への感謝の気持ちを込めて清掃活動をされる漁業者の皆さんに、湖魚の消費拡大、漁業の担い手育成などに一緒に取り組み、琵琶湖保全再生法を活かし、多くの方々と力を合わせて琵琶湖を守っていくことをお誓い申し上げ、激励をさせていただきました。

午後は、第66回“社会を明るくする運動”内閣総理大臣メッセージ伝達式に出席。

犯罪や非行を防止し、あやまちから立ち直ろうとする人たちを支えるため、関係者の皆様とともに、「居場所」や「仕事」などの生活基盤の確保、県民の理解を広める活動を展開していく決意を述べました。

その後、滋賀県PTA連絡協議会の新役員の方々とごあいさつ。

夜は大阪に移動して、第240回米国独立記念レセプションへの出席し、アレン・グリーンバード駐大阪・神戸米国総領事にお祝いを申し上げ、本日の公務を終えました。