ゴールデンウィーク初日。前日までの雨もあがり、イベントやお祭りを準備されていた方々も一安心かと思います。
朝、なぎさ公園にて第87回滋賀県労働者統一メーデー中央集会に出席し、祝辞を述べさせていただきました。
その後、びわ湖ホールへ移動し、ラ・フォル・ジュルネびわ湖2016を視察。
今年で7回目を迎えますが、もうすっかりゴールデンウィークの風物詩となりました。今年のテーマは「ナチュール-自然と音楽」。琵琶湖のほとりにたたずみ、比叡山や比良山の美しい山並みを望むびわ湖ホールにぴったりのテーマです。
開会の挨拶後、いくつか公演を見せていただくとともに飲食ブースなどを回らせていただき、本当に多くの方々や企業等の協力により成り立っているイベントであることを、改めて実感いたしました。
関係者の方々に感謝申し上げますとともに、ぜひ県内外の多くの方に足を運んでいただきたいと思います。
午前中、内部協議や決裁を行った後、午後の会議のため大阪へ向かう。
まず、関西広域連合協議会に出席し、次期広域計画のあり方とこれまでの関西広域連合の取組について意見交換。
各委員から提出された意見書に対して、関西広域連合委員会からお答えするとともに、計画策定に向けた協議会の専門部会としてアドバイスをいただく「広域計画委員会」の設置、若者世代による意見交換の実施、関西広域連合シンボルマーク選定の流れなどについて話し合いました。
続いて、関西ワールドマスターズゲームズ2021組織委員会の会議に出席。
会場地選定の考え方、開催候補地の事務局案をもとに議論しました。
最後に、関西広域連合委員会に出席し、熊本県を中心として発生した地震への対応、関西創生戦略(案)について意見交換を行うとともに、琵琶湖・淀川流域対策にかかる研究会(第10回)の結果、政府関係機関の移転の取組などについて報告を受けました。
午後、ベトナム国クアンニン省人民委員会ならびにハロン市人民委員会の皆様とお会いし、ごあいさつさせていただく。
世界遺産「ハロン湾」を有するクアンニン省は、この地域のグリーン成長政策の推進をめざし、JICA(国際協力機構)を通じて環境保全・観光振興の取組を視察するために来県されました。
水を大切にする暮らしを実践する地域、工場における排水処理事例、下水道や研究機関など行政の取組を見学されたとのことで、今後の多層的な交流、ビジネスへの発展を期待しております。
その後、株式会社伊藤園様から琵琶湖の総合保全(ヨシ保全)に対する寄附を頂戴し、感謝状を贈呈させていただくとともに、「お茶で琵琶湖を美しく。」フォトコンテストの表彰式を行いました。
夕方には、今年度第1回目の総合教育会議に出席。
今回のテーマは、「子どもたちの学ぶ力を高める取り組み」。平成28年度全国学力・学習状況調査の問題の概要を確認するとともに、昨年度から実施している「学力向上のための教員長期派遣事業」で秋田県、福井県に派遣されていた2人の教員の報告を基に意見交換を行いました。
子どもたちの主体性を伸ばす、校長のマネジメント力など、各県の特徴をうかがい、どのように本県で取り入れていけるか早急に検討したいと思うと同時に、「多様性があるのが滋賀らしさ」、「若い教員が多いことはプラスにも捉えられるのでは」といった声もあり、滋賀の良さを生かしたより良い方策を皆さんと一緒に考えてまいりたいと思います。
快晴の朝、滋賀県公館のもみじの新緑がまぶしい。
本日は県議会招集会議。議長、副議長の選挙の結果、野田藤雄議長、奥村芳正副議長が選出されるとともに、6件の提出案件について可決いただきました。
県として、「人口減少を見据えた豊かな滋賀づくり総合戦略」のプロジェクトを着実に実行し、しっかりと成果を出して、基本構想に掲げる「新しい豊かさ」の具現化に着手していく大切な年。今年度も議員の皆様との活発かつ真摯な議論を通じ、県政がその役割と責任を果たせるよう努めてまいります。
午前中は庁内で執務。午後、「滋賀県地域防災アドバイザー」認定式を行う。
昨年9名、今回3名認定した12名の「地域防災アドバイザー」の方々には、組織づくり、減災のための備えや避難所運営方法など自主防災組織の活動への助言・指導役を担っていただきます。
熊本地震により県内でも防災・減災の意識が高まっているこの時期、地域の研修会や防災訓練などの講師として地域防災アドバイザー制度を積極的に活用し、それぞれの地域の自助、共助の力を高めていただきたいと思います。
続いて、日本赤十字社滋賀県支部の支部長として、近江鍛工株式会社の坂口社長から熊本地震の義援金をお受けする。
寄託いただいた義援金は、日本赤十字社本社から熊本県の義援金配分委員会を通じて全額被災された方々へのお見舞金としてお渡しいたします。
その後、滋賀の伝統的工芸品として指定されている「雲平筆(うんぺいふで)」の伝承者、15世藤野雲平さんがお越しくださる。
芯毛を上質の和紙で巻き固め、その上に上毛をかけ麻糸で締める製法で制作される大変貴重な「巻筆」をお届けくださいました。大切に使わせていただき、滋賀の伝統的工芸品をPRしたいと思います。
夕方、臨時の記者会見を開き、2点ご報告させていただく。
1点目は、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」に長浜市が構成団体に加わり、石山寺、彦根城、菅浦の湖岸集落景観、西教寺、竹生島の追加認定が決されたこと。これにより、琵琶湖を取り巻くストーリーのつながりが、一層厚みと魅力を増しましたので、旅行会社等へのプロモーションの強化、「水の文化」をテーマに県内各地を巡る「水の文化ぐるっと博」を通じた観光まちづくりの取組などを進めてまいります。
2点目は、「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」に基づく基本方針が4月21日に策定されたことを受け、「琵琶湖保全再生計画」の策定に着手することをお知らせしました。日本遺産として評価されている点も踏まえて今年度中の策定をめざし、関係する皆さんと意見交換を重ね、自然と共生する社会のモデルを築いてまいりたいと思います。
本日は、平成28年自由民主党滋賀県支部連合会定例大会に来賓として出席し、挨拶をさせていただく。
大会が盛大に開催されたことをお祝いし、県政に対して日頃から格別の御支援・御協力をいただいていることにお礼申し上げるとともに、先人から受け継いだ大切な滋賀の輝きを次代につなぎ、基本構想に掲げる「新しい豊かさ」の実現に一層の御理解とお力添えをお願いしました。
朝一番で堅田漁港に向かい、「湖族の朝市」を視察。
堅田で水揚げされた新鮮な琵琶湖の魚、貝やコアユの醤油煮などを堅田漁業協同組合の皆さん自らの手で販売される年に一度の朝市。今年で4回目だそうです。
昨年9月に「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」が制定され、食べることを通じて滋賀の食文化や漁業、琵琶湖を守ることにつながるこうした取組はますます重要となっています。準備が大変だと存じますが、ぜひ今後も湖魚の魅力を多くの方々に広めていただけるよう期待しております。
その後、昨年秋の叙勲で「旭日双光章」を受章された谷康彦さんの受章を祝う会に出席。
町議会議員、県議会議員として住民福祉の向上や地方自治の振興に尽くされた谷さんの御功績に対し、心からの感謝とお祝いの言葉をお贈りいたしました。
午後は米原に移動し、司馬遼太郎没後20年記念シンポジウム「『街道をゆく』は近江からはじまった」に出席。同シンポジウム実行委員会会長として歓迎のごあいさつをいたしました。
司馬さんが滋賀・近江に関心を寄せられたのはなぜか、そこに向けられたまなざしにどんなメッセージが込められているのか、登壇者の方々、そして全国からお集まりくださった約1,500名の参加者の皆さんと共に考える2時間半となりました。
自然、歴史、人の暮らしを映す風土など、先人から受け継いだ滋賀・近江のかけがえのない魅力や価値を、今の時代に生きる私たち自身が学び、自信を持って伝えいく。そうした真の地方創生のスタート地点に立った思いがいたしました。
皆さんのご意見をうかがいながら、次なる展開につなげてまいりたいと思います。
お昼前、滋賀県日野町、三重県松阪市、福島県会津若松市の蒲生氏郷公顕彰会から、日本酒「氏郷公」づくりについてご報告をいただきました。
日野町の酒米、会津若松市での仕込み、松阪木綿での包装と、2市1町の顕彰会が連携し造られた「氏郷公」。各領地で地場産業の育成に努められた名将の功績に思いを馳せながら、香り高いすっきりした味わいの純米大吟醸を試飲させていただきました。
夕方、熊本地震支援要員の出発式にて、今回派遣される7名の職員を激励しました。
現地にて被災者のためにできる限りの支援を行うとともに、その経験を持ち帰り、本県の今後の危機管理対策にも活かしてもらいたいと思います。
午前中、「第41回ふれあいグリーンキャンペーン」による苗木の寄贈式に出席。今年度も滋賀トヨペット株式会社様から多数の苗木をいただきました。
これまでに本県へ寄付いただいた本数は延べ1万3千本余りにもなります。緑豊かな街づくりのために長年にわたりご貢献いただいていることに感謝申し上げました。
午後は、今年度の組織目標について、企業庁・病院事業庁・警察本部と協議を行いました。
朝、南草津駅の交通混雑の状況を、草津市長、学校法人立命館および近江鉄道株式会社の関係者とともに視察しました。
県内の鉄道駅において最も乗降客数の多い同駅では、朝の通勤通学の時間帯にバス待ちの行列ができるなど、混雑が激しい状況にあります。そのため、対策の一つとして4月から、近江鉄道株式会社が輸送能力の高い連結バス「JOINT LINER」の運行を開始されました。
今回は、交通混雑の状況や連結バスの運行状況を確認するとともに、学生から利用者としての声を聴かせていただきました。現地視察を通して把握した課題について、対策や対応を早急に検討したいと考えています。
午後は、映画「マザーレイク」の試写会に出席させていただきました。沖島や学習船うみのこを舞台として取り上げ、地元住民をキャストとして採用されるなど、本県の魅力あふれる映画となっておりました。公開は6月からとのこと、ぜひご覧いただければと思います。
その後、平成28年度赤十字奉仕団委員長会議に支部長として出席。委員長へ委嘱状を交付した後、意見交換を行いました。各地域のリーダーとして重責を担っていただいていることに感謝するとともに、皆さんが赤十字の活動に誇りを持ち、奉仕活動に自発的に取り組んでいらっしゃる姿勢を見て、大変心強く感じました。
午前中は庁内にて執務を行うとともに、定例記者会見では熊本地震への対応などを報告させていただきました。
被災者の支援に役立てるため、県でも広く義援金を募っておりますので、県民の皆さんのご協力をお願いいたします。
午後は、県庁各部局の組織目標についてのディスカッション。
滋賀県基本構想で掲げる「夢や希望に満ちた豊かさ実感・滋賀」の実現にむけて、今年度の各部局の目標を設定、共有しました。次の時代を支える新しい豊かさ、新しい価値観の創造に県民の皆さんとともに全力で取り組んでいきたいと思います。
また、良い仕事をするためには、我々職員自身に活気が溢れていなければなりません。ワーク・ライフ・バランスを重視した、残業の縮減などの「働き方改革」についてもあわせて議論を行いました。
午前中、「琵琶湖疏水とさざなみの道の会」会長である日本画家の鈴木靖将さんらの来訪をお受けしました。
琵琶湖疏水を活用した観光振興についてご提案をいただき、私自身も先週11日に琵琶湖疏水通船に試乗した際の感想をお伝えいたしました。滋賀と京都にまたがる先人の遺構をうまく活用し、両県市の観光振興に活かしていければと思います。
午後、熊本地震を受けての第1回滋賀県災害支援本部会議を開催。
第1陣として現地に派遣している職員から、被災地の様子や不足物資などの情報について電話報告を受けるとともに、幹部職員へ今後の対応を指示しました。情報の収集・発信を防災危機管理局に一元化し、被災地の情報やニーズを迅速・的確に把握しながら、必要な支援を行ってまいります。
また、今回の災害を本県での発災と置き換えて、再度必要な対応を確認、想定しておくことで、万一の事態への対応に万全を期したいと思います。
本日は、台湾からのお客様の歓迎交流会に主催者として出席。
昨年10月に来県された中華大学観光学院の蘇成田院長は、「ビワイチサイクリング」の体験を大変気に入ってくださったとのことで、今回は観光・交通関係者、将来の観光業界の一翼を担う学生など、台湾の観光業界で影響力のある方々とともに滋賀に招請。より多くの関係者の方々に、サイクリング体験をはじめ滋賀・びわ湖の魅力に触れていただき、さらなる誘客につなげようというものです。
県では、「自転車によるビワイチの推進」等を盛り込んだ、自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の施行により、安全にビワイチを楽しんでいただくための交通政策に力を入れております。
同時に、これまでから自転車の活用推進に取り組んでこられた地域の皆さん、新たに守山にショップを開設された世界最大の自転車メーカー株式会社ジャイアントの方々、市町・観光関係事業者の皆さんと共に、滋賀らしい観光ルートづくりに知恵を出し合ってまいりたいと思います。
本日は、昨夜の熊本県を中心とした地震に関して関係部局と協議、必要な対応を指示する。
その後、東レ株式会社の創立90周年記念式典に出席、祝辞を述べる。東レ株式会社様は、第一工場を滋賀・石山の地に設置され、その工場設置認可日の4月16日を創立記念日とされています。
その後、株式会社メタルアート様の創業100周年記念式典に出席。昭和39年に滋賀工場を開業され、その後滋賀工場を本社工場とされ滋賀の地で半世紀以上操業いただいております。
これら2社をはじめ、多くの企業様には滋賀県を重要な拠点として選んでいただいております。今後とも企業の皆様に末永く滋賀の地で安心して、地域に根差した企業活動を続けていただけるよう支援をしていきたいと思います。
本日は、午前中、組織運営支援研修(管理職コース)にて知事講話を行う。
課長級以上の管理職に対して、知事として大切にしていること、職員に大切にしてほしいことなどを伝えました。ともに「まわりを見て、未来をみて、意気に燃えて」職務に取り組んでいきたいと思います。また、管理職の皆さんとイクボス宣言を実施。「職員の仕事と生活の調和を応援しながら、自らも仕事と私生活を楽しむイクボスとなる」ことを宣言しました。
午後は、テニスのジュニアデビスカップ世界大会の日本代表として見事ベスト4の成績を収められた滋賀県出身の清水悠太選手(16歳)が大会結果の報告に来てくれました。世界中からトップ選手が集まる中での見事な成績。オリンピックや国体をはじめ、これからの世界レベルでの活躍を期待します。
また、夕方からは、日吉大社山王祭、大津祭とならび「湖国三大祭」一つである「長浜曳山祭」の夕渡りに参加。子ども狂言の役者と共に長濱八幡宮から曳山博物館まで歩きました。現在、長浜曳山祭は、ユネスコ無形文化遺産登録の候補となっています。この伝統を、ぜひ、後世に伝承していっていただきたいと思います。
本日は、日中、庁内にてお客様を迎えての意見交換および職員との協議を行う。
夕方から湖国三大祭の一つ、日吉大社山王祭を視察。
4月12日から行われている山王祭の2日目の本日は「宵宮落とし神事」が行われました。大山咋神・鴨玉依姫神による出産、御子神誕生の儀式で、山王祭の神事中、最も勇壮な神事です。
あいにくの雨空でしたが、かえってその力強さを感じることができました。
本日は、午前中、びわこボートレース場で開催される「プレミアムGI.第17回マスターズチャンピオン」のオープニングセレモニーで主催者代表としてあいさつに立つ。
52名のベテラン選手がこれまで培った技術や経験を駆使して争うこのレースは、全国のボートレースファンの皆様に満足していただけるものと確信しております。4月17日までの6日間開催されますので、ぜひご来場ください。
午後は、竜王町で開催された第4回滋賀県首長会議に出席。
県内の市町長が一堂に会する重要な会議です。テーマは、「子育て支援の拡充について」、「滋賀のスポーツ推進と社会体育施設の整備について」、「道路交通ネットワークについて」の3つでした。
各首長から滋賀県施策へのご意見・提言もいただきました。連携しながら、各施策に取り組んでいきたいと思います。
本日の午前中は、桜の舞い散る中、「琵琶湖疏水通船復活」試行事業試乗会に参加。
この事業は、大津市の三井寺付近から京都市蹴上までをつなぐ琵琶湖疏水を船で下るもの。琵琶湖疏水は、明治期の先人たちが築きあげた歴史的にも価値の高い産業遺産であり、新たな観光資源として期待されています。
景色もすばらしく、ガイドの方がわかりやすく見どころを解説してくださるので、1時間の乗船時間があっという間に感じるほど楽しい時間でした。
まだ試行段階ですが、ぜひ多くの皆さんにも乗船していただき、琵琶湖の歴史を感じていただきたいと思います。
午後は、平成28年度滋賀県立農業大学校入学・入校式に出席。
今年度は、2年制の養成科には28名、1年制の就農科には9名の方々が入学・入校されます。これから大変なこともあるかと思いますが、仲間とともに農業に関する実践的な知識や技術、経営手法を学び、滋賀の農業の将来を担う人材に育っていただけることを期待します。
その後、隣接する滋賀県農業技術振興センターを視察。
日本穀物検定協会が実施する食味ランキングで最高の「特Aランク」に評価された近江米品種「みずかがみ」もここで開発されました。
日々試行錯誤して米・野菜・果樹・茶などの品種開発・改良をされているセンター職員、そしてそれらの品種の栽培にご尽力いただく農家の皆さんと協力して、滋賀の農業を魅力的なものにしていきたいと思います。
午後から大津市内で開催されました「瀬田ライオンズクラブ チャーターナイト50周年記念式典」に出席させていただく。
1966年に発足以降、清掃活動をはじめ、薬物乱用防止・撲滅運動、青少年の育成など地域の中で様々な奉仕活動を実施してこられました。その活動を半世紀にわたり世代を超えてつなぎ、継続してこられた皆様の熱意に敬意を表しました。
本日は、午前中に「第9期滋賀県地球温暖化防止活動推進員 委嘱式」に臨む。
第8期の推進員として活動していただいた方や新たに推進員になっていただく方、総勢100名の方々を委嘱させていただくこととなりました。いずれも、地球温暖化防止活動の推進に強い熱意と見識をお持ちの方ばかりです。それぞれの地域におけるリーダーとなっていただけるものと心強く感じています。
その後、奈良県の桜井市民会館で開催された「第16回全国菜の花サミットinやまと」に出席。
この「全国菜の花サミット」は、琵琶湖の水質悪化に対する「せっけん運動」から始まった菜の花の栽培を通した循環型社会を目指す「菜の花プロジェクト」に関わる方々や関心のある方々が集まり、情報を交換する場として2001年4月滋賀県新旭町(現高島市)で始まったものです。
サミットでは奈良で活動されている皆さんの取組発表を聞かせていただきました。この菜の花プロジェクト、そして菜の花サミットの取組の輪が全国に広がっていることを大変うれしく思います。
その後、フランス外相のジャン=マルク・エロー夫妻主催の「アール・ブリュットをテーマにした晩餐会」(於:東京・在日フランス大使館)にご招待をうけ、出席。
滋賀県関係者や舛添東京都知事をはじめとする東京都のアール・ブリュット関係者が招かれ、意見交換をさせていただきました。エロー氏には、外相に就任される前からアール・ブリュットを通じた交流があり、アール・ブリュットを通じてフランスと日本の関係をより一層深めていくことを誓い合いました。
アール・ブリュットに関する日本のトップランナーとして、世界にその魅力を発信していきたいと思います。
午前中、庁内で執務を行い、午後は2つの県立高校の開校式に出席。
長浜高校と長浜北高校の統合により新設された「長浜北高校」は、県のモデルとなる実践的な英語教育、コミュニティ・スクールの指定などの特徴を持ち、彦根西高校と彦根翔陽高校の統合により新設された「彦根翔西館高校」は、生徒が自分の興味・関心や進路希望に応じて主体的に科目を選択して学べる総合学科高校としての魅力を備えています。
ここに至るまで、地域の方々や各高校の関係者の皆様から新たな学校づくりに向けた貴重なご意見、温かいご支援をいただき今日の日を迎えられた、そのことを心に刻み、新しい学校をつくっていける機会を手にされた皆さんの活躍を願い、一緒に新しい学校を応援してまいりたいとごあいさついたしました。
その後、滋賀県水産試験場を訪問。
ヒウオ(アユの子ども)のふ化日を耳石で調べる研究、琵琶湖の固有種「ホンモロコ」の採卵作業、対策が急がれる外来種「チャネルキャットフィッシュ」の生態、アユの尾数測定のための科学計量魚群探知機など、水産試験場で行っている重点研究を中心に視察しました。
他の研究機関と連携しながら、内水面の研究機関として全国で最も早く設置された歴史と知見を最大限に生かし、昨年9月に施行された「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」の具体的な取組に寄与しようと、職員の皆さんと誓い合いました。
午前中、上野・不忍池のほとりに建つ「びわ湖長浜KANNON HOUSE」を視察。
“東京にある、長浜の観音堂”をコンセプトにした情報発信拠点に、長浜から観音様1体が2か月交代でお出ましになるとのこと。
日常から離れ、観音像とゆっくり向き合えるモノトーンの空間、その横には、観音像についての資料、観音様をお守りする地域の皆さんの映像を紹介するギャラリースペースがあり、滋賀に根付く祈りと暮らしの文化が多くの方々を魅了するものと期待しております。
午後は産経新聞社の取材。
文化外国語専門学校長で元NHKエグゼクティブアナウンサーの古屋和雄様と対談をさせていただき、本日の公務を終えて滋賀に戻りました。
午前中、滋賀県立大学・大学院の入学式に出席。
夢と情熱にあふれた皆さんを全国各地からお迎えすることができたうれしさとともに、入学された皆さんには、積極的な学びで自分を鍛え、地域の方々と共に人をつなぐ力を育み、滋賀で「新しい豊かさ」を一緒に創っていこうとの気持ちを込めて、設置者としてのあいさつをいたしました。
午後は東京に向かい、武蔵野市にある「湖国寮」を訪問。
「湖国寮」は、東京都内およびその近郊に所在する大学等で学ぶ滋賀県出身など滋賀にゆかり学生等のための学生寮。私も大学生のときにお世話になり、多くの思い出が詰まった場所です。
現在入寮されている方のうち10名の寮生の皆さんと意見交換を行い、近江米「みずかがみ」をお贈りして激励いたしました。
午前中、滋賀県警察職員任命式・警察学校入校式に出席。
正義感と情熱を持った97名の皆さんに向けて、県民生活の安心・安全のために尽くそうと決意された尊い志を忘れず、厳しい訓練を乗り越えて、信頼される警察職員・警察官に成長してくださることを期待して、ごあいさつ申し上げました。
午後はスポーツの全国大会で成果を上げられたお客様の来訪が続く。
一組目は、バレーボールチーム。第27回全国家庭婦人バレーボールいそじ大会で見事準優勝された「マックス」の選手の方々が、県ママさんバレーボール連盟の役員さんとともに報告にお越しくださいました。
二組目は、ソフトボールチーム。第9回春季全日本小学生女子ソフトボール大会で3位入賞された「草津レインボーガールズ」の選手・指導者・保護者の皆さんから、二桁得点で勝ち進んだ大会の様子などをお話いただきました。平成36年(2024年)の滋賀国体では主力選手になる皆さん、ぜひ楽しんで続けていただきたいとお話しました。
小学生から50歳代まで、幅広い年齢層の皆さんがスポーツを楽しみ、生きがいや健康づくりにつながっている、こうした気運をもっともっと県内に広げてまいりたいと思います。
知事室への出勤途上に、県庁正面玄関の窓から見える中庭のしだれ桜も満開です。
午前中、新規採用職員基礎コースの開講式で職員向け訓示を行う。
4月1日の辞令交付式において、地震発生への対応で私のあいさつを中断しましたので、本日改めて新規採用職員の皆さんに歓迎の言葉と県職員として一緒に取り組んでいきたいこと、経営の視点を持ちコミュニケーションを積極的に行うことなど、信頼される存在となるため一緒にがんばろうとお話いたしました。
午後は、新年度のごあいさつに多数のお客様がお見えになり、夕方、公務を終えました。
午前中、東京シティアイで開催中のコクヨの博覧会「コクヨハク2016 feat.Shiga」にて滋賀のPR。滋賀県の産品を販売するコーナーも設けられた会場には、文房具がお好きな皆さんをはじめ、多くのお客様が来場され大盛況でした。
滋賀県にキャンパスノートの工場があり、県と包括的連携協定を結んでいただいているコクヨ株式会社様の滋賀県を紹介する積極的な取組に感謝申し上げます。
夕方、世界自閉症啓発デー2016滋賀県ブルーライトアップの点灯式に出席。
毎年4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」で、全世界で同時にブルーライトアップを行い、自閉症をはじめとする発達障害について理解を広めようというものです。
この日、滋賀県内では彦根城と大津びわ湖プリンスホテルでブルーライトが灯りました。このライトアップをきっかけに、多くの皆さんと共に発達障害のある人を支える輪を広げ、誰もが居場所と出番を実感できる共生社会づくりにつなげてまいりたいと思います。
4月1日、平成28年度のスタートです。
本日は、朝から石山駅で『春の「緑の募金」活動』を行う。ガールスカウトの子どもたちと通勤・通学されるみなさんに募金を呼びかけ、たくさんの御協力をいただくことができました。引き続き森づくりや緑化推進の輪を広げていきたいと思いますので、御理解・御協力をお願いいたします。
その後、庁内にて教育長や部長等の職員へ辞令を交付し、新規採用職員の辞令交付式に出席。一人ひとりに辞令を交付させていただき、みなさんの初々しくも志の高いまなざしを見て、私も初心を思い出して気持ちが引き締まりました。
また、新規採用職員向けの訓示では、現在の社会情勢や県職員として仕事を進めていくうえでの心構え、私が県政を進めていくうえで大切にしていることなどについて伝えさせていただきました。しかし、途中で地震速報が入ったことへの対応のため、訓示はその時点で中止することとなりました。新規採用職員のみなさんも落ち着いて対応してくれました。今後の県職員生活においても災害への備えを忘れないでほしいと思います。
午後からは、職員向けの「年度初めにあたっての知事あいさつ」に臨む。
今年度の重点項目は、「琵琶湖の保全と再生」、「共に生き、共に学び、共に働く共生社会づくりの前進」、「命と暮らしを守る備えの充実」の3項目としています。
未来に向けて、世界に向けて、全国に先駆けて「挑む姿勢」で、県職員が一丸となって県政を進めていきたいと思います。