午前、県政経営会議に臨む。
原油価格・物価高騰等への対応について議論を行いました。5月補正予算として各分野における対応を行ったところですが、ウクライナ情勢や急激な円安進行等により影響は長期化しています。国の動きも注視しつつ、県民の皆様、事業者の皆様の声も聴きながら、今後の対応について検討を進めてまいります。
続いて、定例の記者会見を開催。
びわ湖マラソン2023ランナー募集開始(7/22~)、7月1日「びわ湖の日」の取組、「滋賀の眺望景観ビューポイント」一般投票開始(7/1~)などについてお話しました。
キラリ通信は本日をもってしばらくお休みします。梅雨前線の停滞により不安定な天候も続きます。皆様どうぞご自愛いただき、また、気象災害への備えの意識も高めながら、お過ごしください。
梅雨に入り、蒸し暑さが本格化していますが、涼しげに咲く紫陽花を眺めると爽やかな気持ちになります。
朝から、副知事を含めた定例ミーティングを開き、情報の共有を行う。
先週末より能登地方を中心とした地震が発生し、南海トラフ巨大地震も想定されるなど警戒が高まっています。加えて、大雨や長雨の降りやすい時期でもあり、水害、土砂災害に対しても感度を上げて、対策を講じてまいりたいと思います。
県民の皆様には、お住まいの地域や学校、職場など身の回りに災害のリスクがないか、また、避難所や避難経路、非常持出品などの備えや準備ができているか、今一度、確認をお願いします。
県立美術館で開催中の「山元春挙生誕150年」展を視察。
山元春挙の出身は滋賀県大津市です。力強く壮大な画風や華やかな色使い、とりわけ鮮やかな“春挙ブルー”を堪能しました。最終日間近とあって、多くの人が訪れていました。
その後、全国滋賀県人会連合会総会に出席。
県人会の皆様から、活動状況やご意見を聞かせていただきました。私からは、日頃の活発な活動にお礼申し上げるとともに、滋賀の魅力の発信に引き続きご支援をお願いしました。
本日は、朝から上京。
午前中、大会会長細田衆議院議長、金子農林水産大臣、天羽林野庁長官を訪問し、第72回全国植樹祭の御礼を申し上げる。
午後から、皇居に参内し、賜物をご伝達いただくとともに、御礼言上のご記帳申し上げました。
開催規模の縮小や天皇皇后両陛下のオンラインでのご臨席の変更等もありましたが、3か所のサテライト会場と3か所の一般植樹会場の設置などにより、県民をはじめ多くの方々のご参加のもと開催することができました。
また、下流府県の方にも関わっていただいたり、本県との姉妹友好州省の国の総領事をお招きするなど、森と湖、人とのつながりを広く再確認し、次の世代につなげる機会になったと感じています。
人と山の関わりを大事にし、碧く輝くびわ湖と健全で緑豊かな森林づくりにみんなで取り組んでまいりたいと思います。
午前中は、高島で世界農業遺産現地調査の概要説明に出席。
琵琶湖と共生する農林水産業「琵琶湖システム」を、世界農業遺産の認定に向けて申請していましたが、コロナ禍の影響でなかなか実現されなかった国連食糧農業機関(FAO)調査員による現地調査がようやく実現しました。
調査員であるブスタマンテ氏に、私から「琵琶湖システム」の概要について説明させていただきました。
滋賀県では、古くから琵琶湖とともに生活があり、皆が琵琶湖に関心を持ち、琵琶湖をはじめとする自然環境を大切にする思いを特に強く持っています。人は自然の一部として、生き物と共生し、人と人との絆を育みながら、「琵琶湖と共生する農林水産業」を代々継承してきました。
「琵琶湖システム」の世界農業遺産認定を目指して、関係者の皆様と取組・発信を続けてまいります。
午後は、大阪で開催された、西日本地区日中友好交流大会に出席。
中国駐大阪総領事館の薛剣総領事のスピーチでは、本県の三方よしをご紹介いただき大変嬉しく感じました。私からは大会開催へのお祝いを申し上げるとともに、これからの50年をともに作っていきましょうと呼びかけました。
会場では、日中国交正常化50周年を記念した、これまでの日中交流をたどるパネルが展示されていました。本県は中国の湖南省と友好提携を締結し、来年で40周年を迎えます。今後とも友好を深め、日中交流のさらなる発展に貢献してまいりたいと思います。
続いて、次世代育成支援対策プロジェクトチーム会議に出席。
チームリーダーとして、「将来世代が希望をかなえられる社会を目指した提言」と「誰ひとり取り残さない社会を目指した提言」について議論を行いました。昨日、こども基本法およびこども家庭庁設置法が成立し、子ども政策のさらなる推進が期待されています。全国の都道府県の皆様と協力して、地方の声を国に届けられるよう力を尽くしてまいります。
午後、海上自衛隊舞鶴地方総監の下海将と面会。
国家防衛と地域の安全・安心の確保のため訓練や任務に励まれる皆様の日々の御尽力に感謝申し上げました。舞鶴自衛隊の皆様には本県の総合防災訓練や文化交流等で連携をいただき心強く感じております。県民の命とくらしを守る立場から、防衛、災害対応などにおける連携を引き続き進めてまいりたいと思います。
続いて、昨年8月大津市で起きた女児死亡事例について、有識者検証部会が報告書をとりまとめられ、野田部会長から、その報告をお受けする。
今回の事案は複数自治体・関係機関が関わる事例であり、ケース事案の引き継ぎ共有やリスク判断、ケース変化に応じたアセスメントの必要性など様々な観点から問題提起をされたものであります。奇しくも同日、「こども家庭庁」設置関連法が成立いたしました。Children Fristの施策推進が加速する中、検証部会からの改善方策・提言を真摯に受け止め、すべての子どもが安心安全な環境のもとで育つことができるよう取り組んでまいります。
夕方、第61回滋賀県新型コロナウイルス感染症対策本部本部員会議を開催。
県内の感染動向が減少傾向にある中、「コロナとのつきあい方滋賀プラン」のレベル判断基準を見直すこととし、新しいレベル基準に基づき、「レベル1(維持すべきレベル)」へ移行いたします。
基本的な感染対策は徹底をしたうえで、コロナに負けない健康づくりも重要です。熱中症のリスクも高まる中、「着けてよし!外してよし!みんなよし!!」のマスク着用基準も柔軟に運用してきただき、社会経済文化活動の回復を進めていきましょう。
本日は午後、びわ湖大津プリンスホテルにて開かれたGI「滋賀」(清酒)記念発表会に出席。
この春、滋賀の清酒22蔵29種類が、地域の風土や文化と結びつき、一定の品質・基準を満たして生産される農林水産物等であることを示す、地理的表示(GI)の指定を受けました。
滋賀で収穫された良質なお米と、滋賀を囲む山々を源とする豊かで清らな水から作られた滋賀の地酒。
今回のGI指定にご尽力いただいた県酒造組合様はもとより、生産者の皆さんや蔵元の皆さんの営み、そして自然の恵みに心から感謝するとともに、滋賀で楽しめるコンテンツの一つとして、GI「滋賀」の魅力を国内外に発信してまいりたいと思います。
本日は午後から、県内初の女流棋士になられた木村朱里さんと面会。
昨年の8月に面会させていただいた際に、「将来の夢は女流棋士になること」と語られておられましたが、あれから1年もたたないうちに、夢を叶えられたことに心から拍手を贈りたいと思います。これからのますますのご活躍を期待しております。
夜には、ベトナム ハノイ工科大学日本語講座受講生とのオンライン交流会に参加。
講座の受講生に対して、本県とベトナムのこれまでの交流事業や本県の政策展開、「三方よし」の理念など紹介させていただきました。
その後の意見交換では、受講生からの質問にお答えするなど、受講生との交流を深めることができました。
近い将来、受講生の皆さんに就職地として滋賀を選んでいただけるよう、また、滋賀県民となってお会いできるよう取組を進めてまいりたいと思います。
本日は、長浜文化芸術会館で開催された「第4回びわ湖音楽祭」に出席。
この音楽祭は、加藤登紀子さんプロデュースによる県民参加型コンサートで、毎年さまざまな企画で私たちを楽しませてくださっています。
100年以上前に生まれた「琵琶湖周航の歌」がこのようなかたちで、多くの方々に親しまれ、歌い継がれていることを誇りに思います。
文化芸術はコロナ後の新しい滋賀を生み出す原動力。琵琶湖周航の歌が今後も歌い継がれるよう、琵琶湖の風景を守り、生かしていくとともに、文化の持つ力で、心豊かに健やかに暮らせる滋賀づくりを進めてまいりたいと思います。
午前中は、滋賀県農業協同組合中央会と滋賀県農政連名の皆様から、肥料の急激な価格高騰等に対する緊急要望を受ける。
急激な肥料価格の高騰は、農家の皆さんの経営に大きく影響すると認識しています。県としても、国に対し早急な負担軽減策を強く求めているところであり、引き続き要請してまいります。
午後からは、報道各社の皆様との懇談。県政に関わる様々な話題について意見交換を行いました。
続いて、株式会社カネカ社長と面会。
太陽光パネルなどCO2ネットゼロに向けた取組や、生分解性プラスチック素材の開発など環境保全に資する取組について、お話しいただきました。本県でも力を入れて取組を進めている分野ですので、連携を模索していきたいと思います。
午後、第30回全国中学校駅伝大会実行委員会総会に出席。
滋賀県希望が丘文化公園を舞台に幾度も開催されてきた全国中学校駅伝大会は、本県が誇る大会の1つであります。これまで開催・運営を担っていただいた先生方、野洲市、滋賀陸協その他関係者の皆様の多大な御尽力に感謝を申し上げますとともに、今後更によりよい大会となるよう、県全体が一丸となって取り組むことへの決意を共有いたしました。
夕方、死生懇話会庁内ワーキンググループ第6回会議に出席。
今年度より9名のメンバーを新たに迎え、これまでの議論や今後の活動について共有・意見交換を行いました。死生はあらゆる業務に関わるものです。懇話会で生まれたアイデアや視点が各自の業務のヒントや職場での議論の活性化につながることを期待します。
午後、公館にて滋賀県と西日本旅客鉄道株式会社様との包括的連携協定再締結式に出席。
西日本旅客鉄道株式会社様とは平成23年2月に協定を締結して以降、県内地域や鉄道の持続的発展に向けて連携を図ってまいりましたが、社会の変化、時代の流れに対応するため、新たな連携項目を加えて協定を再締結しました。
本格的な人口減少やポストコロナの先、未来を見据えて、共に歩みを進めてまいりたいと思います。
続いて、クラブアトラクション様の彦根城世界遺産登録応援ポスター贈呈式に出席。
クラブアトラクション様は、滋賀や京都を中心に、子どもたちの「遊ぶチカラ・生きるチカラ」の向上と若者の「地域参画・リーダーシップ」の育成を目的に活動されている団体です。今回、子ども会員の皆さんが彦根城の世界遺産登録を応援するポスターを作成され、その贈呈を受けました。
どれも彦根城や滋賀のことをよく考えて描かれた作品ばかりで、子ども・若者の皆さんの間にも、さらに応援の輪が広がることを期待しています。
午前中、「ホールの子」で開会あいさつ。
「ホールの子」事業は平成23年度から始まり11回目になります。今年は6日間で滋賀県内の子どもたち約10,200人が、びわ湖ホールで、びわ湖ホール声楽アンサンブルと京都市交響楽団による特別なプログラムを聴いていただきます。
一流の楽器の音色や歌声のハーモニーに、会場には歓声を上げ、手拍子で楽しむ子どもたちの姿がありました。子どもたちが優れた芸術に触れて感動を味わう、この「ホールの子」の大切さを改めて実感しました。
続いて、中小企業団体中央会通常総会に出席。
中小企業団体中央会様におかれては、コロナ禍等での事業者の皆様の支援にご尽力いただいていることに心より感謝申し上げます。
本県では、来年度中小企業活性化推進条例施行10年を迎えます。デジタル化、脱炭素、地方への関心の高まりなど、時代の転換点を迎える中、これまでの成果を総括しながら、次世代の中小企業の活性化、本格的な経済回復、経済の持続的な発展に向けて、ともに取り組んでまいりたいと思います。
朝、県政経営会議に出席。
滋賀県過疎地域持続的発展方針(案)について協議を行いました。
午後、公益財団法人びわこビジターズビューロー定期総会に出席。
コロナ禍の大変厳しい中、本県の観光物産振興に対する皆様の日々の御尽力・御貢献に感謝申し上げますとともに、昨日開催しました「第72回全国植樹祭しが2022」を無事に終えられた報告と御協力へのお礼を述べさせていただきました。
本県には自然や文化を大切にしてきた営みや「三方よし」といった本県らしいイムズがあります。滋賀で心と身体のリズムを整えていただく新しいツーリズム「シガリズム」をびわこビジターズビューローの皆様と一緒に盛り上げてまいりたいと思います。
「第72回全国植樹祭しが2022」を、甲賀市鹿深夢の森にて開催。
「木を植えよう びわ湖も緑のしずくから」をスローガンに、森とびわ湖と環境への願いを込めた本大会には、天皇皇后両陛下にリモートでの御臨席を賜り、苗木のお手植え、お手播きをいただきました。
本日の開催に至るまでには、コロナ禍による延期や規模縮小などの苦渋の決断もありました。天候も危ぶまれましたが、皆様の願いが届き、奇跡的ともいえる恵まれた天候の中で無事開催できました。
主会場のほか、県内3か所のサテライト会場・一般植樹会場にはあわせて約12,700人の方にお越しいただき、また中継等の映像を通して、ふるさと滋賀の地域特性である「森―川―里―湖」の繋がりを県内外、そして世界へと発信できました。
滋賀県らしいストーリー性のある植樹祭とすることができたのは、本県出身の西川貴教さん、安蘭けいさんにナビゲーターとしてご活躍いただいたことや、高校生や緑の少年団・卒団生、ダンスや合唱を披露いただいた皆様をはじめ多くの方々の御尽力の賜物であり、誇りに感じています。これまで携わっていただいたすべての皆様に敬意を表し、感謝申し上げます。
この植樹祭のレガシーを今後に生かし、近畿1450万人を支え、様々な命を育む水源である森林を未来につなぐ取組をしっかりと進めてまいります。
朝から、竜王町の善光寺川を美しくする活動を平成21年から続けられている「竜王清流会」の皆さんによる河川環境美化作戦に参加。
自分たちの川は自分たちで守るという志のもと、地域の住民や企業の皆さんとともに、安全で美しい川づくりを実践いただいております。
その心意気に感銘を受けるとともに、県内各地に河川愛護の輪を広めていけるよう取り組んでまいりたいと思います。
株式会社平和堂の元会長 夏原平和氏のお別れの会に出席。
参列者、県民を代表してお別れの言葉を申し上げました。在りし日のお写真を前にすると今もなお新たな悲しみが胸に迫り、涙で言葉を詰まらせました。社員の皆様のこと、地域のこと、滋賀県のこと、子ども・若者たちのことを大切に考えておられた姿勢を範として、御意思を胸に日々精一杯の力を尽くしていく所存です。
次に、寄附贈呈式に出席。
夏原工業株式会社様から、ウクライナから滋賀県に避難された方への支援金の御寄附をいただき、深く感謝申し上げました。避難民の方々の生活支援に活用させていただきます。
午後は、滋賀レイクスターズの皆様と面会。
Bリーグ2021‐22シーズン終了に関して、成績や選手の活躍をご報告いただきました。滋賀レイクスターズは、スポーツの力で本県に元気を与えていただける頼もしい存在です。来シーズンの活躍も期待しています。
三重県多気町で開催された第116回中部圏知事会議に出席。
午前中は、日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」を視察。
「癒」「食」「知」をテーマに、敷地内のマルシェやスイーツ、アトリエ、和、薬草、ホテルなどのエリアを拝見させていただき、素晴らしい癒しの空間だと感じました。
午後からは、新型コロナウイルス感染症対策の強化やインフラ整備、地方創生の推進など国への政策提言内容について議論しました。
本県からは、「国民体育大会・全国障害者スポーツ大会開催への支援」や「産廃特措法失効後の安全性の確保に向けた取組への財政支援」、「豚熱・アフリカ豚熱対策と感染拡大防止」について、要望項目として提案いたしました。
午後、滋賀県ニューツーリズム推進協議会総会に出席。
昨年6月に立ち上げた協議会は、本年より新たに4団体に参画いただき全123団体となりました。現在、ポストコロナの新たなツーリズムとして、滋賀の“イズム”と“リズム”を大切にした「シガリズム」として強く発信しています。
ビワイチ推進条例の制定による11月3日ビワイチの日、滋賀の地酒GI取得、直木賞受賞『塞王の盾』の国友衆や穴太衆、令和6年大河ドラマ『光る君へ』(紫式部)など、滋賀県の観光を更に推し進めるチャンスが続きます。本協議会の皆様と一緒に、「シガリズム」観光を盛り上げてまいりたいと思います。
続いて、JAこうかよりカートカン「近江の茶」寄付をお受けする。
本日より「近江の茶」が販売されるにあたり、本県に1,500本の「近江の茶」を寄付いただきました。国産間伐材を30%以上使用するカートカンは、林業振興とプラスチック削減に貢献するものであり、SDGsやMLGsの達成にも資するものです。
今週末に控えました「全国植樹祭しが2022」においても、この「近江の茶」で来場のみなさまをおもてなしさせていただきます。
夕方、第60回滋賀県新型コロナウイルス感染症対策本部本部員会議を開催。
本部員会議も第60回を数えることになりました。これまでの経験で「わかったこと」をもとに、3月28日からの「感染再拡大警戒期間」は本日をもって終了とし、基本的な感染症対策の徹底を前提とした社会経済文化活動を進めていこうとお示ししました。併せて、過度なマスク着用は控える「着けてよし!外してよし!みんなよし!」、特にこどもたちの実践に向けて引き続き発信してまいります。
「今こそ滋賀を旅しよう!第6弾」は本日6月1日より近畿ブロックおよび隣接県の7府県からの滋賀県への旅行が対象となりました。こういった観光キャンペーンやスポーツ、イベントなどを安心して楽しんでいただくためにも、ワクチン接種は重要です。県広域ワクチン接種センターにおいては3回目の「予約なし接種」が6月27日まで実施可能ですので、3回目接種、そして4回目接種について積極的にご検討をお願いします。