本日は、2月定例会議の一般質問3日目。
本会議の前に、新型コロナウィルス感染症対策本部員会議を開催しました。
昨日、県内で初めて新型コロナウィルス感染症の濃厚接触者が確認されました。検査結果は陰性であり、県内において感染者は今のところ発生していませんが、国内での状況を踏まえると、状況は新たな局面に入りつつあります。
県主催のイベントは、原則中止することとし、総理大臣より要請のあった小中高校の臨時休校については感染症拡大防止の趣旨を尊重し、県立中学校・高校・特別支援学校を休校することとしました。
県としては、今後とも正確な情報を迅速に県民の皆様にお伝えしてまいりますので、ご協力をお願いいたします。
本日は、県議会2月定例会議の一般質問1日目。
今回の一般質問では、4日間で27名の議員の皆さんが質問に立たれます。
1日目は、杉本敏隆議員、有村國俊議員、目片信悟議員、大橋通伸議員、柴田清行議員、節木三千代議員、本田秀樹議員の7名から質問をお受けし、各担当部長らとともに現在の県の取組、今後の方針などを答弁いたしました。
議会終了後、近江米の「みずかがみ」と「コシヒカリ」が、一般財団法人日本穀物検定協会の令和元年産米で最高ランクの特Aに評価されたという大変うれしい報告を受けました。
近江米の主力品種である「コシヒカリ」が特Aに評価されたのは今回が初めて、「みずかがみ」は4回目の特A評価となりました。
今回の結果は、気候変動の影響などの非常に厳しい環境のなか、生産者の皆様にご苦労をいただき、丹精込めて栽培していただいた証であり、誇りに思います。
これからもより多くの方から支持いただけるよう、生産者の方々や関係者の皆さんと一丸になって、そして自信と誇りをもって、この近江米ブランドを守り、高めていきたいと思います。
本日は、「琵琶湖とつながる生きものたんぼ物語推進協議会」の皆さんと「こんにちは!三日月です」を開催。
「琵琶湖とつながる生きものたんぼ物語推進協議会」は、環境こだわり農業に取り組み、かつ生きもののくらしに配慮した水田である「豊かな生きものを育む水田」の取組を一層拡大することを目的として活動されています。
各地域において、先頭に立って取組を推進している皆さんから、滋賀県ならではの「魚のゆりかご水田」の取組を県内各地に広めることの重要性や、意欲的な示唆に富むご意見をお聞かせいただきました。
皆さんからのご意見をしっかりと受け止め、取組を県民の皆さんに広く知っていただくとともに、県内各地で意欲的な農業者を増やすことができるよう、本県としてもできることを検討してまいりたいと思います。
午前中、県立膳所高校1年生の美術の授業を視察。全5回のカリキュラムで実施されている文化財に関する連続授業の最終回で、グループごとに考えた「文化財の活用方法」をお聞きしました。
生徒の皆さんからは若い視点で斬新な文化財の活用方法を提案いただきました。全国屈指の文化財保有県である本県で、若い世代が文化財に興味を持ち、そのあり方を真剣に考えていただいたことを大変心強く感じました。
午後は、「しがのふるさと支え合いプロジェクト協定締結式」に立会人として出席。
取組開始2年目となる今年度は、成安造形大学と仰木自然文化庭園構想八王子組、龍谷大学農学部食料農業システム学科と高島深清水オリーブ産地協議会、滋賀県立大学 近江楽座「政所茶レン茶゛-」と政所茶生産振興会、そして滋賀県立大学 近江楽座「座・沖島」と沖島町離島振興推進協議会の8者4協定が締結されました。
出席された皆様からは、地域や人への愛と熱い想いを強く感じました。今後、それぞれの地域が、地域振興のモデルとなって取組を広めていただくことを期待しています。
続いて、株式会社高岡屋様からの農業用ドローン寄贈式に出席。
本県では、持続可能な農業を展開する強い農業づくりの実現に向けてスマート農業を推進しているところであり、今回の寄贈に心より感謝を申し上げます。
今後、農業技術振興センターでの試験研究や農業大学校での学生実習など、大いに活用させていただきたいと思います。
その後、彦根城の世界遺産登録推進に関する協定締結式に出席。
彦根城の世界遺産登録は、平成4年に暫定一覧表に記載されて以降、様々な課題が指摘され、課題解決に長い年月を必要としてまいりましたが、いよいよ世界遺産登録に向けた本格的な作業が始まります。
令和6年度の世界遺産登録の実現を目指して、彦根市とともに、彦根城の価値をさらに掘り下げるとともに、未来に向けて、確実に守り、伝える体制を整えてまいります。
日本郵便株式会社の皆様と、地域のニーズと郵便局のあり方について、意見交換を行いました。観光キャンペーンをはじめ包括連携協定の取組に御礼申し上げるとともに、CO₂ネットゼロ推進での連携など、引き続き、持続可能な形で地域づくりを進めてまいりたいとお伝えしました。
午後から、びわこビジターズビューロー地域懇談会 in 彦根に出席。
「戦国キャンペーンを盛り上げていくためには」をテーマに、会員の皆様とディスカッション。大河ドラマ「麒麟がくる」の放映効果を一時的なものに終わらせず、県全体でおもてなしの機運を高め、盛り上げていくよう引き続き取り組んでまいりたいと思います。
見送りに集まってくださった杉野の皆様にご挨拶をさせていただき出発。湖北の皆様の優しさをたくさんいただいた短期居住となりました。ありがとうございました。
本日は、滋賀県立大学で講義。毎年お世話になっている「地域コミュニケーション論」にて、学生の皆さんと意見交換をしました。
皆さんから「知事に聞きたいこと」を質問してもらいながら、知事としてどのような仕事をしているのか、日頃何を考えているのか、滋賀の魅力は何なのかなどについて話させていただきました。なお、この様子は古林拓也さんとあるがゆうさんがファシリテーション・グラフィックで記録してくれました。
学生の皆さんの顔を見ながら話していると、こちらもたくさんパワーをいただけます。若者が未来を明るく捉えられる滋賀にしてまいりたいと思います。
午前中に源昌寺の上丹生薬師堂を訪問。地元世話人の浅井様や長浜歴史博物館の秀平館長に解説いただきながら、じっくりと観音様を拝観させていただきました。
価値ある文化財が地域に受け継がれていることに歴史の深さを感じるとともに、長年にわたって地元の皆様の手で大切に守っていただいていることに深く感謝申し上げます。
その後、高月町の兵神装備株式会社様を訪問。
1973年から滋賀事業所を創業いただき、モーノポンプをはじめオンリーワンの産業用ポンプを製造・販売されています。平成29年に開設されたプロダクトスクエアでは兵神装備株式会社様の様々な製品が展示されており、見て、触って、確認できる場となっていました。人材育成にも力を入れていただいており、県内の高校教育にも多大なご協力をいただいています。引き続き、滋賀の地に根付いたご操業をよろしくお願い申し上げます。
午後からは、雨森芳洲庵で開催された「誠信の交わり隣国への思い特別座談会」に出席。呉泰奎駐大阪大韓民国総領事もご出席いただき、有識者や県民の皆様とともに日韓両国をはじめ諸外国との友好関係や多文化共生社会の構築について雨森芳洲先生の教えを振り返りながら意見交換をしました。
「地方自治体」だからこそ、「地域」だからこそできる役割を考え、実行していきたいと思います。
今年度末をもって閉校する杉野小学校、中学校を訪問。4月から木之本小学校、中学校に統合されます。
卓球大会や小学生のみなさんとの合唱、中学生のみなさんとの杉野百景の制作など、子どもたちと貴重な時間を過ごすことができました。
先生や地域の方々の温かいご指導、見守りを実感するとともに、子どもたちの地域を思う心、真剣に学ぶ姿に心打たれました。
新たな門出を迎える子どもたちに心よりエールを贈ります。
続いて、ウォームアップスクール「ここから」とその卒業生が経営されるカフェ「心風流 simple」を訪問。理事長や在校生、卒業生、地域の方々も一緒に「こんにちは!三日月です」を実施しました。
「ここから」は旧丹生小学校の廃校を活用し、不登校の20歳までの子どもたちが共同生活を送っている寄宿自立支援施設です。
自然の中で、先生や仲間たち、地域の方々との交流を通じて、子どもたちが自信を取り戻し、力強く育っていく姿に心打たれました。
午後からは、長浜まちづくりセンターにて開催した「第5回滋賀県総合教育会議」に出席。
今回は、スクールソーシャルワーカーとして活躍されながら、米原で子ども食堂を運営されている北居理恵様を講師にお迎えして、教育と地域・福祉の連携をテーマに意見交換しました。示唆に富んだご意見を今後の施策に生かしてまいりたいと思います。
朝から、長浜養護学校の生徒さんのご自宅を訪問し、装具の装着やスクールバスへの乗車などの介助を体験しながら、子どもたちと一緒に通学しました。
長浜養護学校は、肢体不自由、知的障害、医療的ケアが必要な子どもなど、小学部57名、中学部62名、高等部86名の子どもたちが在籍しています。
学校では、まず、それぞれの子どもたちのペースに合わせて体と心の緊張を解きほぐし、その後、授業に入ります。障害の状況はさまざまですが、一人ひとりの課題に丁寧に対応し、持っている力を十分に発揮できるよう学習をすすめられています。
障害の有無に関わらず、一人ひとりの個性を尊重し、その子の可能性を伸ばしていくことこそ教育の原点だと感じました。
その後、丹生ダム対策委員会の皆さんとともに、県道中河内木之本線を下流から中河内まで現場視察を行い、今後の地域整備について意見交換を行いました。
今後も、国、県、市、水資源機構が連携・協力し、地元の皆さんとともにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
午後から、にしあざい診療所の皆さんと「こんにちは!三日月です」を実施。
西浅井地区唯一の医療機関として、在宅医療など、地域の医療ニーズに対応した、持続可能な地域医療の実現を目指し、この4月から拠点化されました。
医療資源が限られているなか、住民のニーズにあった、持続可能な地域医療を確保することは、安心して暮らせる地域づくりの基本となるものです。次世代の僻地医療の担い手育成にも取り組まれており、意欲的な取組を心強く感じました。
続いて、滋賀県木材協会伊香支部の皆さんと「こんにちは!三日月です」を実施。
伐採期を迎えていながら、植栽保育費用がまかなえず、県内各地に手入れ不足の森林が見られます。
森が多面的機能を持続的に発揮できる「やまの健康」を目指し、県民の皆さんとともに、50年後、100年後の未来を見据え、課題やビジョンを共有してまいりたいと思います。
「文化で滋賀を元気に!」を合言葉に、文化により活力あふれる地域社会を目指し、多様な主体と連携しながら活動を展開しています。今回は、「暮しの手帖」前編集長の澤田康彦様に「ふるさと、どんどん、ちかくなる―大好きなだいすきな近江-」と題してご講演いただきました。
引き続き、豊富な文化財をはじめ、本県の多様な文化の魅力を高め発信してまいりたいと思います。
本日から、長浜市木之本町杉野に入り、12回目の短期居住をスタート。
木之本町杉野に住まうのは4回目となります。今回も地元の皆さんに温かく迎えていただきました。
15日までの5日間、湖北の各地域を訪ね、課題や可能性について、地域の皆さんと一緒に考えてまいりたいと思います。
民生委員・児童委員として、日々の困りごとを抱え、生きづらさを感じ、支援を必要としている方に身近に寄り添っていただいている皆様に改めて感謝を申し上げました。
これからもすべての人に居場所と出番がある社会、誰一人取り残さない社会の実現に向けて、県民の皆様と力を合わせて取り組んでまいりたいと思います。
その後、滋賀県スポーツ顕彰、滋賀県民スポーツ大賞ならびに滋賀県民スポーツ賞表彰式に出席。
今年度、スポーツの分野で活躍された皆様に各賞を授与させていただきました。受賞者の皆様には、今後一層活躍いただき、スポーツの普及にご協力いただくことを期待しています。
今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。来年にはワールドマスターズゲームズ2021関西、令和6年には国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会の滋賀県開催とスポーツのビッグイベントが続きます。これを契機として、スポーツがもつ様々な魅力を発信し、スポーツで滋賀、そして日本を元気にしてまいりたいと思います。
昨日に引き続き、「障害者の文化芸術フェスティバル」および「第24回アメニティフォーラム」に出席。
まず、東京オリ・パラに向けた障がい者の芸術文化活動推進知事連盟、障害者の芸術文化振興議員連盟の皆様とのアートフォーラムに出席。
鳥取県の平井知事、岩手県の達増知事をはじめ、愛知、岡山、徳島の各県副知事の皆様とともに登壇し、各県の特色ある取組をご紹介しました。また、障害者の芸術文化振興議員連盟から、衛藤晟一 一億総活躍担当大臣と古川康 衆議院議員にもご登壇いただき、国の動きのご紹介や各県の取組への激励をいただきました。
古川議員からは、とくに障害者が芸術文化を観賞したり、楽しむ権利や環境を保障するために、社会や心のバリアをなくしていくことが必要だとのお話をいただきました。今回のフェスティバルでは、障害の有無に関わらず、すべての人が演劇や映画を楽しめる工夫が随所にこらされています。
今回のフェスティバルには、多くの県職員も会場案内等に活躍してくれています。ぜひ、このフェスティバルを通じて、合理的配慮のあり方について何かひとつでも気づきや発見を持ち帰ってほしい、と願っています。
フォーラム登壇者らとの「ワールドミーティング」の後、先ほどの知事連盟および議員連盟の皆様とともに、再び登壇。共生社会の実現に向けた障害者の文化芸術活動推進宣言を行いました。
その後、衛藤大臣と面談。
障害福祉サービス事業所等施設整備の財源確保や保育環境の充実等について、県の実情をお話しするとともに、国からの支援をお願いしたい旨、要望させていただきました。
本日より3日間、びわ湖大津プリンスホテルにて、「障害者の文化芸術フェスティバル-グランドオープニング-」が開催されます。
これは、東京オリ・パラ開催を契機として、日本の文化芸術を世界に発信することを目的に、文化庁が実施する「日本博」事業の一つとして開催されるものです。今後、2021年度までに全国7ブロックでの開催を予定しており、障害者の文化芸術を通じて「日本の美」を世界に発信するとともに、文化芸術を通じて相互理解を促し共生社会の実現を目指しています。
全国、そして世界から多くのお客様をお迎えし、開催県の知事として、ウェルカムスピーチをさせていただきました。
その後、県庁へ戻り、滋賀ふるさと観光大使、西川貴教様の表敬訪問をお受けする。
西川大使は、毎年、琵琶湖の環境保全のため、イナズマロックフェスの収益の一部をマザーレイク滋賀応援基金へ寄付いただいています。今年も250万円をご寄付いただけることとなり、大変ありがたくお受けいたしました。
西川大使には、連続テレビ小説「スカーレット」へのご出演など、素晴らしい活躍をされる中で、滋賀の知名度や魅力度アップに大きなご貢献をいただいていることをとても嬉しく、心強く思っています。
今年も、9月19、20日に、12回目となるイナズマロックフェス2020を開催されるとのこと。多くのお客様にお越しいただき、県としても、西川大使とともにさらに滋賀県を盛り上げていきたいと思います。
夕刻、障害者の文化芸術フェスティバルと同時開催されている、第24回アメニティフォーラムの「アール・ブリュット-日本人と自然-」展を視察後、大交流会に出席。歓迎のご挨拶をさせていただきました。
その後、「障害者の文化芸術フェスティバル」のためご来県いただいた、フランス元首相、ジャン=マルク・エロー氏らとの夕食会に出席。
フランス・ナント市の文化政策やアール・ブリュットを通じた文化交流などについて語らい、懇親を深めることができました。
滋賀県交通安全スローガンの優秀賞を受賞された方々を表彰させていただきました。優秀賞を受賞された作品は、令和2年度の交通安全スローガンとして、様々な交通安全啓発活動に使用させていただきます。
交通事故のない滋賀を目指し、引き続き、交通ルールの周知やマナーの向上を重点的に推進してまいりたいと思います。
その後、県内企業様と情報交換を行う「近江金石会」に出席。
今回は、ダイキン工業株式会社様から特別講師をお招きし、実践的なIT部門改革と実行力のある組織づくりについてご講義いただきました。聴講された企業の皆様の今後の事業発展やイノベーション創出につながることを期待しています。
県としても、県内企業の皆様方に安心してご操業いただけるよう、引き続き人材確保・育成、インフラ設備等にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
本日は、県政経営会議のあと、新型コロナウィルス感染症対策本部員会議を開催。本県の状況や今後の対策について、幹部職員と共有しました。様々な状況に対応できるよう、体制をしっかりと整えてまいりたいと思います。
午後には、商工会連合会行政懇談会に出席。
県内商工会の代表者の皆さんが集まる中、青年部を代表して東近江市商工会青年部の井出様、女性部を代表して愛荘町商工会女性部の西澤様、そして、職員協議会を代表して東近江市商工会の村上様が事例発表をしてくださいました。
いずれの発表も素晴らしく、皆さんの熱い思いが強く伝わってまいりました。皆さんのお取り組みを大変うれしく、心強く思います。今後も皆さんとともに、地域の商工業の活性化に取り組んでまいりたいと思います。