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令和元年(2019年)8月

令和元年(2019年)8月31日(土曜日)

午前中、「令和元年平和記念滋賀県戦没者追悼式」に出席。

先の大戦で亡くなられた3万2千余の本県戦没者の御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げるとともに、心からご冥福をお祈りいたしました。

 式典では、先日出席させていただいた戦争遺留品返還式で改めて強く感じた恒久平和への思いを胸に、令和という新しい時代においても、平和の尊さと戦争の悲惨さを次の世代にしっかりと語り継ぎ、二度と戦禍を繰り返さないという決意を申し上げました。

 

続いて、「マザーレイクフォーラムびわコミ会議」に出席。グループディスカッションとコミットメントの発表に参加しました。

今年は「びわ湖のこれまで、そしてこれから」として、上流と下流、魅力発信、水草、山など14の視点から琵琶湖との関わり方について話し合いました。初めての参加者も多く、企業の方、県外の方もおられ、このフォーラムの広がりと深化を実感しました。

広がりとつながりを大切に、ともに琵琶湖の健康に向けて取り組んでまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月29日(木曜日)

本日は大阪府堺市で開催された関西広域連合委員会および関西広域連合議会に出席。

 

午前中の委員会では、広域環境保全の担当として、関西広域環境保全計画および関西地域カワウ広域管理計画の改定について説明するとともに、琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会のリスクファイナンス部会、水源保全部会の状況報告を行いました。

リスクファイナンス部会および水源保全部会では、流域全体での水循環や防災・減災に関して、非常に先進的な議論が行われています。今後は出された知見や視点をどのように活かすか、周知するかという点についてもしっかり考えていきたいと思います。

 

午後の議会では、14名の議員の皆様が質問に立たれました。

私は、徳島県の岩丸正史議員から、“再生可能エネルギー導入等の推進”に関するご質問をお受けし、小水力発電の可能性および再生可能エネルギーの普及促進に向けた取組状況などについて答弁いたしました。

令和元年(2019年)8月28日(水曜日)

本日は、午後に大津市内で開催された滋賀県市長会議に出席。

市長会議は、県内13市の市長で構成する会議ですが、本日はお時間をいただき、「大戸川ダム」に対する本県の考え方を説明させていただきました。

平成30年度に実施した「今後の大戸川治水に関する勉強会」の内容や大戸川ダムが必要であると判断した経緯、現在の国や他府県への対応状況などについて、私から直接説明をさせていただき、市長の皆さんからもご意見等をお伺いすることができました。

今後も県内市町長や地元住民の方々とさらにコミュニケーションを深めながら、大戸川ダム本体工事の早期着工に向け、国に働きかけてまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月27日(火曜日)

午後から、近江鉄道沿線自治体首長会議に出席。

近江鉄道線については、昨年12月に「近江鉄道線活性化再生協議会」を設置し、学識経験者や近畿運輸局にも参画いただきながら、今後のあり方について議論を重ねてまいりました。

今回、沿線の5市5町、近江鉄道(株)、県のトップが初めて一同に会し、これまでの検討経過等について確認した後、「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づく協議会の設置について合意しました。

法定協議会では、地域の将来像と公共交通が果たすべき役割といったまちづくりの観点も含めて、近江鉄道線の今後のあり方について、県がリーダーシップをとり、丁寧に議論してまいりたいと思います。

 

夕方からは、滋賀経済産業協会の若手経営者による活動である「あさって塾」に参加し、人材確保や事業承継、物流、観光振興など幅広いテーマについて意見交換を行う。

本県の経済を担う若手経営者の皆さんが現場で感じる課題や今後のビジネスの展望など、大変参考になるお話を聞かせていただき、私自身も大いに刺激をいただきました。

令和元年(2019年)8月26日(月曜日)

本日は、市や団体の皆様からの要望をお受けするとともに、庁内各課との協議を行う。

午前中、栗東市長と大津市長が来庁され、要望をお受けしました。

午後からは、高島市の鴨川河川改修・安曇川治山治水事業促進協議会の皆様から河川の改修についてご要望を、続いて、JAグループおよび滋賀県農政連盟の皆様から農業施策についてのご要望をいただきした。

 

各関係者の皆様の現場の声をよく聞いて、予算化につなげてまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月25日(日曜日)

本日は、大津市内で開催された「医療福祉・在宅看取りの地域創造会議」総会・研修会に出席。

「医療福祉・在宅看取りの地域創造会議」が発足してから8年が経過し、会員数も400名近くまで増加してきました。この間、県内各地の関係者の方々には、「顔の見える関係」のもと、滋賀県の在宅医療、在宅看取りに尽力していただいております。

滋賀県の目指す、在宅医療福祉の姿は、「県内のどこに住んでいても、高齢になっても、病気になっても、障害があっても、住み慣れた家庭や環境で自分らしい生活を送りたい。」、「なじみの人に囲まれて最期を迎えたい。」という県民の皆さんの願いをかなえることです。

この姿を実現するため、会員の皆様を始め、医療、福祉、NPO、行政といった関係者がそれぞれの持ち場で意識を高めながら、「一人ひとり」を大切にする社会をつくっていきたいと思います。

令和元年(2019年)8月23日(金曜日)

本日は、鹿児島から戻り、甲賀広域防災協会創立45周年記念式典に出席し、“危機管理対策について”と題して講演。

45年の長きにわたって、地域に密着して消防活動に励み、地域防災力を高めていただいている皆様の活動に敬意と感謝を申し上げるとともに、昨今の災害での反省を踏まえた、受援計画の策定や女性防災力の向上等の取組についてご紹介しました。

いざという時に速やかに決断し、命と暮らしを守る行動をとれるよう、住民、地域、企業、行政それぞれが防災意識を高め、防災力を向上していけるよう、引き続き連携して取り組んでまいりたいと思います。

 

続いて、物流システム・マテハン機器の世界トップメーカーである、株式会社ダイフク滋賀事業所様を訪問。

総合展示場「日に新た館」では、大規模保管設備、仕分システムなど設備の実稼働を見ることができ、規模の大きさや技術力に圧倒されました。

また、緑化推進に積極的に取り組まれ、事業所内にある結の森や草原、湿地、池と多様な環境の中で700種にもおよぶ生き物が住んでいるとのこと。創業以来、除草剤を使わずに、社員の皆様が一丸となって保全活動に取り組むなど、自然と共生した姿勢に深く感銘を受けました。

未来へと幸せが続く「健康しが」、「世界から選ばれる滋賀」の実現に向け、連携して取り組んでまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月22日(木曜日)

本日は、朝から熊本県の八代へ。

肥薩おれんじ鉄道を視察し、出田代表取締役社長と地域交通について意見交換。

沿線人口が減少する中、地域と連携した公共交通としての便益向上や誘客促進の取組などについて、意見交換を行いました。

本県においても、持続可能な地域公共交通のあり方について、先進事例を参考にしながら、検討を進めてまいりたいと思います。

 

続いて、鹿児島市に移動し、「ふるさと知事ネットワーク第13回知事会合」に出席。

「地方における人材(財)確保・育成対策」をテーマに、地方にとって今後ますます深刻な課題となる人材確保について、好事例の紹介や意見交換を行うとともに、昨年の議論を受けて国土交通省で検討されてきた、地域交通について、引き続き議論を行いました。

今回の会合で、人材確保・育成に向けた取組や今後の地域公共交通について、県の施策を進めるにあたって、多くの刺激とヒントをいただきました。しっかりと今後に活かしていきたいと思います。

令和元年(2019年)8月21日(水曜日)

信楽短期居住5日目(最終日)は、朝から多羅尾でお世話になった方々にご挨拶をさせていただき、甲賀市甲賀町油日に向かいました。多羅尾の皆様、あたたかく迎えていただき、誠にありがとうございました。

 

油日では、「こんにちは!三日月です。」で、油日上野共有生産森林組合と生活協同組合コープしがの皆様と森づくりについて意見交換させていただきました。

油日会館近くに位置する「コープのもりあぶらひ」では、琵琶湖森林づくりパートナー協定に基づいて、コープしが様の協力を得て、クヌギ林の造成を行っていただいています。

「やまの健康」「琵琶湖の健康」「地域の健康」のためにも、企業と地域が一体となって森づくりを推進していける体制を県としてつくってまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月20日(火曜日)

信楽短期居住4日目は、朝から岩永甲賀市長とともに多羅尾小学校を視察。

多羅尾小学校は、全校生徒10名という小規模校ですが、その特徴を活かして一人ひとりに向き合った教育をされています。

特徴的なものとして御紹介いただいたのが、32年にわたり取り組まれている芸術創作活動「トライ・オペレッタ」です。全校生徒でひとつの物語を創り上げ、演じることで豊かな表現力と感性を育み、深い人間関係を構築することができるとのことです。これまでの作品をビデオで見せていただきましたが、迫力のある歌声でいきいきと演じている子ども達の姿に感動いたしました。

またその後、知事チームと市長チームに分かれて、ボッチャ体験。誰もが楽しめるボーダーレスなスポーツでとても楽しかったです。

 

その後、県立信楽学園を視察。信楽学園は、概ね15歳から18歳の知的ハンディキャップを持った子どもたちが、自立に向けて陶器の生産などで「働くよろこび」を感じながら、「社会的自立」に向けて寮生活を送っているところです。

陶器生産の実習では、連続テレビ小説「スカーレット」のカラーである緋色をイメージした「汽車土瓶」作りに励んでくれていました。

信楽が全国から注目されることで、昭和27年の設立から70年近く続けてきた信楽学園の活動にも注目が集まればうれしく思います。

 

その後、朝宮に移動して、滋賀県茶業会議所や信楽茶業協会、朝宮茶生産者の皆さんと「オーガニック茶」への取組についての意見交換をさせていただく。

現在、朝宮では、海外への市場開拓も視野にいれて、化学肥料・農薬不使用の生産に取り組まれている茶農家が増えてきています。

本県としてもブランド力を高め、産地間競争に勝ち残っていくためにも、オーガニック生産の取組を進めてまいりたいと思います。

 

続いて、県立信楽高等学校で開催された一日体験入学を視察、激励しました。信楽高校では、セラミック系列やデザイン系列の特色ある教育を実施しており、毎年県内外の中学生を対象として体験入学を開催しています。

今年も県外から10名の生徒が参加してくれました。県内外から多くの皆さんに入学していただき、信楽焼をはじめ、信楽の地を盛り上げていただきたいと思います。

令和元年(2019年)8月19日(月曜日)

信楽短期居住3日目。

本日は早朝から「こうか・こども朝活サロン」のオープニングイベントに出席。

日本ケロッグ合同会社と県によるSDGs推進に向けた共創プロジェクトの一環で実施するもので、本日から8月末までの10日間、ケロッグのシリアルによる子どもの朝食欠食改善と学習支援に取り組みます。

当日は外国人家庭のお子さんも多く集まってくださいました。本取組が学力向上とあわせて多文化共生の推進にも寄与することを期待しています。

 

その後は県庁に出勤し、県政経営会議等の公務を行った後、京都新聞滋賀プレスビルの竣工披露パーティに出席。

今年創刊140周年を迎えられる京都新聞では、地域に寄り添った取材活動で県内のニュースを日々積極的に発信いただいています。全国植樹祭や国スポ・障スポ大会などの開催を控える本県において、今後も県民の皆さんへの情報発信にお力添え賜りたいと挨拶申し上げました。

 

午後からは、知事室にて湖南市の要望をお受けする。

道路整備や河川改修などいただいたご要望をしっかりと受け止め、今後も市と十分に協議調整を図りながら進めてまいりたいと思います。

その後、再び短期居住先の信楽・多羅尾へ向かいました。

令和元年(2019年)8月18日(日曜日)

信楽短期居住2日目。

午前中、多羅尾の代官陣屋跡や徳川家康の伊賀越えにゆかりのある十王地蔵などの史跡を視察。十王地蔵のある浄顕寺には昭和28年8月に多羅尾で発生した水害犠牲者の慰霊碑があり、当時の状況なども聞かせていただきました。

多羅尾地域が歩んできた歴史を、限られた時間ではありますが、大いに学ばせていただきました。

 

午後からは、信楽焼の工房や窯元が集まる窯元散策路をめぐり、窯元の皆さんとの交流、陶芸体験などを行う。

登り窯や蛇窯、機械ろくろや大物ろくろの作業現場、窯元の皆さんの創意工夫あふれるギャラリーなどを視察させていただくとともに、セラミックジュエリーという新たな分野に挑戦する女性陶芸家の方と意見交換を行うなど、信楽焼の魅力と可能性をあらためて体感させていただきました。

その中で、多くの窯元の皆さんから外国人観光客の信楽焼に対する関心が高いという話をうかがいました。世界に向けた信楽焼の魅力発信の強化、外国人観光客と窯元をつなぐコーディネート機能の必要性など、今後検討すべき課題であると感じました。

 

夕方からは、「こんにちは!三日月です」で、「スカーレット」で甲賀を盛り上げる推進協議会の皆さんと意見交換を行う。

この協議会は、連続テレビ小説「スカーレット」の放送をきっかけとする地域活性化に向けて、地元の商工会や観光協会、青年会議所などで組織する団体です。

渋滞や駐車場不足が懸念される中で観光客の輸送体制をいかに確保するか、観光客に宿泊・回遊してもらう仕掛けができないか、出席者の皆さんが感じる課題やアイデアなどについて、率直なご意見をお聞きすることができました。

連続テレビ小説「スカーレット」の放送は大きなチャンスです。ドラマで注目が集まる信楽焼は、茶や地酒、スイーツなどと組み合せることにより広く地域の活性化につなげられる可能性を持っています。一過性に終わらせないよう、関係者の皆様の知恵と力を結集して一緒に取り組んでまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月17日(土曜日)

本日から甲賀市信楽町多羅尾に入り、11回目となる短期居住をスタート。

夜から多羅尾区の夏祭りに参加させていただき、地元の皆さんに挨拶をさせていただきました。

皆さん温かく迎えてくださり、信楽独特の「やっちくれ」という盆踊りを教えていただくなど楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

21日までの5日間、多羅尾をはじめとする信楽の各地域を訪ね、抱える課題や可能性について、地域の皆さんと一緒に考えてまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月9日(金曜日)

午前中、「県庁子ども参観日」に参加する子どもたちを知事室にお迎えする。にぎやかな子どもたちに元気をもらって1日をスタートしました。

 

午後、長浜市から令和2年度予算編成に向けたご要望をお受けする。

河川整備や丹生ダム建設事業中止にかかる対応、学校統合など、地域のさまざまな声を聞かせていただきました。

 

続いて、ご当地アイドル「フルーレット」の訪問をお受けする。

活動を通じて滋賀の魅力を改めて感じているとのことで、今後のますますのご活躍と滋賀の魅力発信にご期待申し上げました。

 

続いて、滋賀県土地改良事業団体連合会等からご要望をお受けする。

農業水利施設の老朽化対策やため池の防災・減災対策など、いただいたご意見は地域の今後を考えるうえで大変重要な課題ばかりです。ご要望をしっかりと受け止め、今後の対応を検討してまいりたいと思います。

 

夕方から、第38回江州音頭フェスティバル京都大会に出席。

京都滋賀県人会の皆さんのご尽力で、毎年このように盛大に大会を開催できることを大変うれしく思います。今年もたくさんの会員の皆さんにご参加いただきました。

江州音頭の輪を通じて、京都と滋賀の絆をより一層深めてまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月8日(木曜日)

午前中、草津市から令和2年度予算編成に向けたご要望をお受けする。

国スポに向けた準備や河川整備、交通政策など、地域のさまざまな声を聞かせていただきました。

要望をしっかりと受け止め必要な整備や対策を検討するとともに、市長や地元の関係者の方々等と連携し、必要性や重要性を国に伝えてまいりたいと思います。

 

続いて、戦争遺留品の返還式に出席。

関係者の皆様の熱意とご尽力により、海外等で保管されていた戦争遺留品をご遺族のお手元にお返しすることができました。

故郷への生還がかなわなかった御英霊とご遺族の深い悲しみに哀悼の誠を捧げますとともに、幾多の苦難を乗り越え、本日を迎えられたご遺族へ敬意をお伝え申し上げました。

二度と戦争の惨禍を繰り返さないために、先の大戦から学び取った多くの教訓を次世代へしっかりと語り継いでまいりたいと思います。

 

続いて、書籍「てんびんの詩」贈呈式に出席。

元近江八幡市長の川端五兵衛氏、製作者の竹本梢氏より、県内の学校、図書館に1000冊をご寄贈いただきました。

大正末期の滋賀県を舞台に近江商人を描いた作品で、人を介さずにモノやサービスが売られる現代においてなお一層、近江商人の「三方よし」の心、「商いは人間道」という大切なことを実感させられます。

この作品を通じて、郷土の先人たちが大切にしてきた近江の心を、子どもたちに伝えてまいりたいと思います。

 

夕方から、2019びわ湖大花火大会へ出席。

今年は例年以上のにぎわいの中、「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」と題して、2020年1月からの大河ドラマ「麒麟がくる」にちなんで、本県を舞台に戦国時代を華々しく駆け抜けた武将たちの生涯と夢が描かれました。

来年は、びわ湖大花火大会史上初となる11月上旬の開催を予定しています。

秋の深まる湖国とともに、皆様に楽しんでいただけるよう、しっかりと準備を進めてまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月7日(水曜日)

本日は、午後から公明党滋賀県本部の臨時県本部大会に出席。

県代表の選出が行われ、新たに中村才次郎県議が代表に就任されました。

4年間県代表を務められた粉川清美元県議におかれては、大変おつかれさまでした。引き続き、県政への御指導を賜りたく存じます。

 

その後、県庁に戻り、開催された基本構想審議会に出席。

本日の基本構想審議会では、今後の県の施策のあり方について、4つのグループに分かれ、グループディスカッションをしていただきました。

私も参加させていただきましたが、皆さんが日頃の生活や活動から感じている課題や可能性について御示唆をいただき、有意義な時間となりました。皆様のお考えをこれからの施策に反映させていきたいと思います。

令和元年(2019年)8月6日(火曜日)

本日は、定例記者会見の後、北方領土返還運動の取組により、来県いただいた根室市の中学生5名と知事室で面会。

祖母との思い出を交えながら北方領土返還に向けた熱い思いを発表いただき、大変感動いたしました。これら若者たちの思いは、私から担当大臣にお伝えしたいと思います。

近江商人の活躍や江戸時代の探検家・近藤重蔵翁のお墓が高島にあるなど北方領土と滋賀県の縁は深く、北方領土返還運動も活発に行われています。

北方領土返還の実現に向け、本県の若い世代の皆さんの理解を深め、意識を高め、そして行動に繋げてまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月5日(月曜日)

午前中、第46回日独スポーツ少年団同時交流で来県中のドイツスポーツ少年団の皆さんを知事室にお迎えする。

滞在期間中は弓道、スポーツ拳法の体験やホームステイなどを通じて、県民の皆さんと交流いただきます。こうした機会は、国際感覚の醸成や相互理解を深めることにつながります。今後もスポーツや文化を通じた国際交流を積極的に進めてまいりたいと思います。

 

その後、第1回「やまの健康」推進懇話会に出席。

「やまの健康」を守り、より良い状態で次の世代へ引き継いでいくために、当懇話会では、県民の皆さんと描く将来ビジョンや取り組むべき施策について、専門家の皆さんのお知恵をお借りしながら検討を行います。

私からは、「やまの健康」の取組に対する思いをお話しさせていただきました。山の恵みに感謝し、山で暮らす方々に寄り添った施策をしっかりと考えてまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月4日(日曜日)

本日は、消防学校で開催された第54回滋賀県消防操法訓練大会に出席。

豪雨や台風、地震などによる大きな自然災害が頻発し、県内でも家屋や農作物などに多大な被害が発生している中、地域に密着して消防活動に励み、地域防災力を高めていただいている消防団の皆様の活動に感謝申し上げました。

日々の訓練で培われた消防団の方々の機敏なポンプ操法を間近で拝見し、大変心強く感じました。

 

続いて、野洲市青年農業者クラブの皆さんによる「おいで野洲ひまわり迷路」を視察。

地元の若手農業者が耕作放棄地を活用して、地域のにぎわいと農業をPRしようと始められたとのこと。今年は子どもから大人まで楽しめる、背丈の低い“キッズスマイルプラス”という品種で、琵琶湖を臨む黄色いじゅうたんは多くの人でにぎわっていました。

若手農業者の心意気を嬉しく感じ、共に新しい時代の滋賀の農業に向け取り組んでまいりたいと思います。

令和元年(2019年)8月3日(土曜日)

本日は、甲賀市甲賀町の大鳥神社で開催された「大原同苗講(おおはらどうみょうこう)」に出席。

大原同苗講とは、「甲賀忍者」の子孫である甲賀大原一族の寄合で、毎年8月3日に開催されており、織田信長の重臣であった滝川一益もこの甲賀大原一族であったとのことです。

戦国時代より続く地縁血縁を大切にしてきた寄合が現代まで続いて行われているというのは、全国的に見ても大変貴重です。滋賀の歴史文化を語り、残していくうえでもこの伝統をぜひ守っていただきたいと思います。

令和元年(2019年)8月2日(金曜日)

本日は守山市と彦根市からご要望をお受けする。

琵琶湖の保全再生や保育人材の確保、道路整備など、いただいたご意見はどれも地域の今後を考えるうえで大変重要な課題ばかりです。ご要望をしっかりと受け止め、今後の対応を検討してまいりたいと思います。

 

昼前には、「県庁子ども参観日」に参加した子ども達を知事室にお迎えする。

「県庁子ども参観日」は、県庁職員の子どもを対象に、お父さんやお母さんと一緒に通勤することから始まり、県庁見学や県の仕事を学習する行事として毎年行っています。

子ども達が、滋賀県のために頑張るお父さん・お母さんを「カッコいいな」と感じる機会になれば幸いですし、イクボスとして、子育てしやすい職場づくりを今後も進めていきたいと思います。

令和元年(2019年)8月1日(木曜日)

猛暑日が続きます。

本日は、朝から、2年連続14回目の全国高等学校野球選手権大会出場となる近江高等学校の選手の皆さんを激励。

県大会を勝ち抜いてこられた強力打線と安定感のある守備を兼ね備えた全員野球の力を遺憾なく発揮して、甲子園に“近江ブルー”旋風を起こしてほしいと期待申し上げました。

 

続いて、記者懇談会に出席。知事二期目1年間の取組についてお話しさせていただきました。

引き続き、共感、対話、協働、そして現場主義を大切にしながら、一人の100歩ではなく、100人が1歩進むことを大切にする県政に取り組んでまいりたいと考えています。

 

続いて、野洲市から令和2年度予算編成に向けたご要望をお受けする。

河川改修や道路整備の現状と課題、環境保全型農業直接支払交付金など、地域のさまざまな声を聞かせていただきました。

要望をしっかりと受け止めるとともに、必要なインフラ整備等に向け、市長や地元の関係者の方々等と連携し、その必要性や重要性を国に伝えてまいりたいと思います。

 

午後から、全国市町村国際文化研修所で開催された、第1回市町村議会議員特別セミナーで、“滋賀県の挑戦~みんなでつくろう!健康しが”と題して講義。

三方よしの精神で、今だけ、モノだけ、自分だけではない「新しい豊かさ」を追求し、「健康しが」「世界につながる滋賀」をみんなでつくろうと取り組んでいることをご紹介しました。

全国の市町村議会の議員の皆様とも思いを共有し、共に未来を見据えた地域づくりに取り組んでまいりたいと思います。

 

続いて、大津市との意見交換会に出席。児童虐待防止対策や自動運転の実用化に向けた取組、交通安全対策、大規模スポーツ大会に向けた取組、道路整備等について、意見交換しました。いただいた意見を受け止めながら、連携してしっかり取り組んでまいります。