朝から滋賀県公館にて、高校生海外相互派遣事業の一環で来県されたミシガン州派遣団の高校生15名をお迎えする。
ミシガン州と本県の姉妹提携は昨年50周年を迎えました。この姉妹提携を通じた“people to people(人と人との交流)”は両県州の誇りであり、貴重な財産です。
縁あって本県にお越しいただいた高校生の皆さんには、約2週間の短い滞在期間ではありますが、滋賀での生活を大いに楽しんでいただき、ホストファミリーをはじめとする多くの県民の皆さんと末永い友情と絆を築いていただきたいとお伝えいたしました。
続いて、滋賀県農業協同組合中央会・滋賀県信用農業協同組合連合会・滋賀県厚生農業協同組合連合会の通常総会に出席。
本県の基幹産業である農業を今後も成長・発展させていくために、「産業政策」「社会政策」「ブランド力向上」という3つの側面から、農業振興にしっかりと取り組んでいく決意をお伝えするとともに、農業濁水やプラスチックごみといった環境負荷の課題についても、JAグループの皆さんと力をあわせて向き合っていきたいとご挨拶申し上げました。
本日は、草津市立渋川小学校にて、ゴミ拾いをしながら琵琶湖を一周していただいている「野洲のおっさん」様に感謝状を贈呈。
その後、守山市役所にて、日本コカ・コーラ社のホルヘ社長と面会。日本コカ・コーラ社は、守山市に工場を立地していただいております。ホルヘ社長は、地元の赤野井湾をきれいにしようと、社員400名の方々とともに琵琶湖の清掃活動をしてくださいました。
草津市立渋川小学校の4年生の皆さんも環境美化活動に熱心に取り組んでいただいており、琵琶湖を守る運動の輪が広がっていることを大変うれしく思います。
また、午後からは「こんにちは!三日月です」で交通安全女性団体連合会の皆さんと意見交換。
子どもや高齢者の交通事故が県内外において多発しています。交通事故の防止には、交通安全女性団体連合会の皆さんが実施してくださっているような地道な啓発活動が大変重要になってきます。
交通事故の被害者も、加害者も生み出さない「交通事故のない滋賀」を目指して、皆さんとともに取り組んでまいります。
午後から、びわこビジターズビューローの首都圏等教育旅行誘致キャラバン結団式に出席。
多くの子どもたちに滋賀に来ていただき、心に残る、滋賀ならではの体験をしていただけるよう、滋賀県の歴史的・文化的資産や、琵琶湖での自然体験といった素材をさらに磨き上げ、工夫しながら、PRしてまいりたいと思います。
続いて、日清食品株式会社関西工場を訪問。
平成30年10月に操業を開始され、第3期工事まで完了すれば日産400万食の生産能力を持つ国内最大級の食品工場となるそうです。最新鋭設備の導入とIoT技術の活用により「人の力」だけに頼らず、品質と安全性の向上を図った、まさに「次世代型スマートファクトリー」です。
世界に誇る食品工場を創ろうとする、技術と英知と心意気を大変素晴らしいと思いました。
※当面、工場見学は栗東市近隣の小学生のみ受け入れる予定。
続いて、映画「あの日のオルガン」の試写会に出席。
第二次世界大戦末期に、若い保育士たちが園児たちを疎開させ、戦火から守ったという史実を映画化したもので、今の時代に改めて、子どもたちの命の大切さや保育士の仕事のやりがい、平和の尊さを訴えるものです。この映画の県内での上映に向け、気運を盛り上げてまいりたいと思います。
午前中、守山市の赤野井湾再生プロジェクト「びわ湖湖底ごみ回収大作戦」にて、ごみの回収とプラスチックごみの実態調査を視察。
短時間の回収作業ながら、湖底にも大量のプラスチックごみが分解されずに存在すること、ビニール袋や農業で使用される肥料袋等の多いことなどに気づきました。
在来魚介類など、生き物が住みやすい琵琶湖に向け、今後どう取り組んでいくべきか、皆さんからの意見もいただきながら、検討してまいりたいと思います。
続いて、令和元年自由民主党滋賀県支部連合会定例大会に出席。
日頃の県政の推進に対するご理解とご協力に感謝申し上げるとともに、将来世代も含めた誰もが新しい豊かさを感じながら、一人ひとりが尊重され自分らしく生きることができる、未来へと幸せが続く「健康しが」の実現に向けて、さらなるお力添えをお願いいたしました。
午後から、鉄道安全推進会議(TASK)解散レセプションに出席。
信楽列車事故を契機に、ご遺族や弁護士の方々が中心になって発足して以来、鉄道事故調査や被害者支援の充実を提言して活動。航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)の設立など、公共交通事故調査、被害者支援に大きな変革を促してこられました。
その大きなご功績に心より敬意を表するとともに、安全・安心な社会の実現に向け、皆様の思いや取組をしっかりと引き継ぎ、取り組んでまいりたいと思います。
湖北での公務が続いた本日。
まずは、「こんにちは!三日月です」で、長浜市にある「子育て応援カフェLOCO」の皆さんと意見交換を行う。
女性の“子育て”と“働くこと”を応援する団体として立ち上げられた「子育て応援カフェLOCO」では、子育て中の女性が気軽に集まり安らげる場所を提供するとともに、行政と連携したキャリア相談やジョブカフェの開催などに取り組まれています。
“産後うつになったが、LOCOに来たことで子育てが楽しいと気づくことができた”など、利用者の皆さんから実感のこもった声を聞かせていただき、こうした居場所づくりの大切さをあらためて感じました。また、出産後の孤立や保育園入園のハードルなど、子育て中の女性が抱えるさまざまな課題についても聞かせていただきましたので、今後の施策づくりに活かしてまいりたいと思います。
続いて、米原市岩脇にて、養蚕業の復活に向けた取組の視察および関係者との意見交換を行う。
本県の伝統的工芸品“近江真綿”の産地である米原市岩脇では、原料である国産繭が入手困難になる中で、今年5月に「いをぎ・まゆっこ倶楽部」を設立。地域住民の皆さんが養蚕復活に向けた取組をはじめられました。
初めての取組であり、安定生産や収益性の確保など課題はたくさんありますが、県産繭でつくった近江真綿はストーリー性も高く、寝具製造の西川株式会社様と連携して進められていることに大いに可能性を感じました。地場産業の活性化、集落の皆さんの元気とやりがいにつながる取組として、県もしっかりと支援してまいりたいと思います。
夕方からは、長浜工業会の総会に出席。
工業会の会員である湖北のものづくり企業の皆様と意見交換を行い、人材確保に向けた課題や健康経営の取組などを聞かせていただきました。
本日は、県議会6月定例会議の代表質問でした。
午前中に自由民主党滋賀県議会議員団を代表して目片議員から、午後からはチームしが県議団を代表して中沢議員からの質問にお答えしました。
交通安全施策や農業施策、琵琶湖を取り巻く状況など、県政の様々な課題や可能性についてご質問をいただきました。
県知事として答弁に立つことで、本県施策の方向性を県民の皆様にお伝えするとともに、議員の皆様との議論を重ねながら、不断に改善・修正してまいりたいと思います。
議会終了後は、滋賀経済団体連合会の定例懇談会に出席。
経済界の皆様のお取組や行政へのご意見などをお伺いすることができましたので、今後の事業に反映させてまいりたいと思います。
県議会6月定例会議初日の本日、提出議案の概要について説明を行う。
令和の時代における最初の定例会議です。県執行部一同、気を引き締めて臨んでまいりたいと思います。
その後、野洲市の林業普及センターで行った「滋賀もりづくりアカデミー」の開講式に出席。
林業従事者の減少と高齢化が進むなか、「やまの健康」を保ち、次の世代へ健全な森林を引き継いでいくためには、森に関わり、山村で暮らす人を増やしていくことが重要です。
新たな森林・林業の人材育成を目的とした「滋賀もりづくりアカデミー」では、新規就業者や市町職員等を対象とした講座を開設します。他府県にはない、滋賀らしい学びの場となるよう工夫しながら、今後取組を進めてまいりたいと思います。
続いて、知事室に戻り、東レアローズ女子バレーボール部の皆さんをお迎えする。
昨シーズンはVリーグ準優勝、全日本男女選抜バレーボール大会優勝とすばらしい結果を残されました。
スポーツの力で滋賀を熱く元気に盛り上げていただけるよう、来シーズンの更なる飛躍をご期待申し上げました。
午後からびわこビジターズビューロー総会および理事会へ出席。
このなかで、びわこビジターズビューロー会長に、2年間の任期で選任されることとなりました。
滋賀の観光は、ゴールデンスポーツイヤーズに突入すると同時に、今年の秋からNHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」が、来年1月から大河ドラマ「麒麟がくる」が放映されるなど、千載一遇のチャンスを迎えています。
ビワイチやびわこ花火大会、多彩な歴史・文化財といった観光資源の魅力を磨き上げるとともに、観光・物産を支える多くの方々とおもてなしを大事にしながら、この「天の時」、「地の利」を最大限生かしていけるよう、観光・物産振興の舵取り役として、会員の皆様とともに、しっかり務めてまいりたいと思います。
前会長の佐藤良治様には4年間の長きにわたって精力的に牽引いただいたことに感謝申し上げるとともに、顧問として、引き続きご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
本日は上京し、ローカル鉄道・地域づくり大学特別講座で講演。
“「新しい公共交通」のあり方を問う!”と題して、地域における多様な社会的便益を踏まえながら、地域公共交通の今後のあり方について、検討を進めている滋賀県の現状をご紹介しました。
その後、大学を主催されている、ひたちなか海浜鉄道の吉田千秋社長や、登壇者のみちのりホールディングスの松本順CEO、高松琴平電気鉄道の真鍋康正社長と、地域公共交通についてパネルディスカッション。地域と一緒に考える重要性や地域における活性化・交流のシンボルとしての可能性、モビリティ全体での最適化などについて、意見交換しました。
本日は、午後から中小企業団体中央会通常総会に出席。
中央会の皆様へ滋賀の経済を支えていただいていることのお礼を申し上げました。
最新の滋賀県景況調査によると見通しは厳しいとのこと。引き続き、中小・小規模事業者の皆様への支援の必要性を強く感じているところです。
人材確保や事業承継など小さな企業ゆえの課題は多くありますが、それぞれの技術力・独自性を大切に支援し、滋賀の企業の魅力をさらに伸ばしてまいりたいと思います。
また、夜には日本広告業団体連合会全国大会in近畿に出席。
全国から大津に集まっていただいた皆様に日頃の御礼と滋賀のPRをしてまいりました。今大会を機に、滋賀の景観の美しさ、食や観光の魅力を存分に味わっていただけることを期待したいと思います。
本日は、公明党滋賀県議団および日本共産党滋賀県議会議員団との政策協議会に出席。
滋賀県政の今後の方向性と課題への取組について意見交換しました。
また、昼休みには県庁の生協売店で開催されている「高島ちぢみ等特別販売会」を激励。高島ちぢみのステテコやTシャツなど暑い夏を爽やかに過ごせるアイテムをたくさん販売していただきました。
近江の地場産品をトップセールスで応援してまいりたいと思います。
午後には、JA共済連滋賀様より避難所等看板設置事業の報告をいただきました。これは、JA共済連滋賀様の地域貢献活動の一環として、学校など避難所となる施設の近くの電柱に掲示する看板をご寄附いただいたもので、設置費用などもご負担いただきました。
午後から、6月県議会定例会議に向けた政策協議会に出席し、さざなみ倶楽部の皆様と政策に関する意見交換を行いました。
続いて、滋賀グリーンネット20周年記念フォーラムで講演。
プラスチックごみや食品ロスなど昨今直面する課題も踏まえ、持続可能な社会に向け、県民の皆さんとともに、これまでの取組を高め、広げていくことで、世界とつながり、世界から選ばれる滋賀をつくってまいりたいとお伝えしました。
続いて、WWF(世界自然保護基金)のパヴァン総裁と面談。
本県の琵琶湖をはじめとする自然と調和する暮らし、文化を紹介するとともに、在来魚介類の減少といった近年見られる琵琶湖の課題について、お話しし、意見交換させていただきました。
豊かな生態系の保全に向け、ともに取り組んでまいりたいと思います。
チームしが県議団の皆様と政策に関する意見交換を行いました。
午後から、県職員に向け毎月の知事談話を放送。
今月は、森林環境学習「やまのこ」や「日本創生のための将来世代応援知事同盟」のサミット、ビワイチサイクリング、障害者スポーツ大会などに参加させていただいた近況と、こうした様々な場を通して、県民の皆さんと対話を重ね、「気づき」や「学び」を得て、県政に生かしていく大切さをお話ししました。
庁内執務の後、第10回目の「知事と話そう!職員座談会」で、大津・南部農業農村振興事務所の若手職員の皆さんと意見交換。
新規就農者に対する支援や、「近江のキャベツ」など新しい特産品づくりの取組など、それぞれの担当業務のやりがいや難しさを聞かせていただき、意欲と情熱をもって仕事に取り組んでいる若手職員の皆さんの姿を大変うれしく、頼もしく思いました。ベテランの普及員にもサポートしてもらいながら、多くの引き出しのある、農家さんに頼られるスーパー普及員を目指して、頑張ってほしいと思います。
本日は、第57回滋賀県障害者スポーツ大会(フライングディスク競技)開会式に出席。県内各地からお集まりになった選手の皆さんにご挨拶させていただきました。
フライングディスク競技は、年齢を問わず、誰もが気軽に楽しめるスポーツです。今回の大会では、最高齢の方は92歳とお聞きしました。いつまでもお元気で、仲間とともにスポーツを楽しんでいただきたいと思います。
2024年に本県で開催予定の全国障害者スポーツ大会では、フライングディスク競技が、ここ水口スポーツの森で開催されます。滋賀らしい大会となるよう、皆さんとともに盛り上げてまいりたいと思います。
その後、近江八幡市へ移動。摠見寺にて織田信長公忌に参列した後、あづち信長まつりに立ち寄りました。
本日、6月2日は信長公のご命日です。信長公ゆかりの地で、歴史に思いをはせながら、滋賀の豊かな歴史文化を守り続けることの大切さを実感し、それらをまちの賑わいや滋賀の活性化につなげていきたいとの思いを新たにいたしました。
本日は、朝からサミット出席のため来県いただいている知事・副知事の皆さんとともに琵琶湖を視察。
爽やかな青空のもと、琵琶湖の雄大な景色を楽しんでいただくとともに、水草や外来魚に関する問題などを説明させていただきました。
その後、「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinしが」に出席。
冒頭、先日大津市で発生した交通事故を受け、「子どもの安全確保に関する緊急声明」を発表。将来を担う大切な存在である子どもたちのかけがえのない命を社会全体で守っていくために、政府に対し抜本的な対策を求めるとともに、17県の知事自身が先頭に立って子どもの安全確保に向けた対策に取り組む決意を表明いたしました。
続けて、「子育て支援」と「大学等との連携による若者支援」の2つをテーマとするフリーディスカッションを行う。
テーマに関連する県内の取組事例として、長浜市の子育て応援カフェLOCOの宮本代表、株式会社シンコーメタリコンの立石代表取締役社長、龍谷大学農学部の大門農学部長にそれぞれ話題提供いただくとともに、各県知事から関連施策を紹介いただきました。
最後には、参加した知事全員で「しが声明」を発表。
これからの日本を担う「将来世代」の希望を叶えられる社会、「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現に向けて、一致団結して行動を起こすことを宣言しました。
今回のサミットで、保育士の就労環境の改善に向けた取組や子どもの死因分析による社会問題の改善など、本県の施策を進めるにあたって、多くの刺激とヒントをいただきました。しっかりと今後に活かしていきたいと思います。