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第89回 「こんにちは!三日月です」

  • 対話相手大溝の水辺景観まちづくり協議会みなさん
意見交換

大溝の水辺景観まちづくり協議会の皆様方と知事が意見交換を行いました!

「日本遺産滋賀」の構成要素「大溝の水辺景観」を活かした取り組みについてをテーマとして、大溝陣屋総門にて、大溝の水辺景観まちづくり協議会の皆様と意見交換を行いました!

 対話に先立ち、大溝城跡をはじめ龍組曳山、町割水路を視察しました。

 その後、参加者の皆様との意見交換会が始まりました。

 詳細は、後日掲載いたしますが、まずは概要をお知らせします。

視察の様子

概要

大溝祭りについて

最初に、「祭り」を切り口に大溝地域についてご紹介いただきました。

  • 大溝祭りが400周年の際には多くの方に来ていただいた。地元を出た方や、遠くに住んでいて帰ってこられない方もクラウドファンディングに参加するというかたちで祭りに関わってくれた。
  • 大溝祭りが大溝住民の郷土愛をつなげる核であり、コロナ禍でまつりが中止になった時期もあったが、祭りは地域のアイデンティティーであると思う。

大溝まちづくりマルシェについて

次に、まちを活性化させるための取組である「大溝まちづくりマルシェ」についてご紹介いただきました。

  • 株式会社澤村の会社敷地内で実施されている「SAWAMURAマルシェ」は市外から多くの来場者を集める。その来場者に、城下町にも来ていただこうという思いから「大溝まちづくりマルシェ」が始まった。
  • マルシェの最終の目標は城下町、大溝港と乙女ヶ池を含む「大溝城跡水城エリア」の賑わいをつくることである。
  • また、地域に住んでいる子どもが、自分達のまちで楽しめたり、遊んだりするという経験を通じて、郷土愛を育くむきっかけとなってほしいと思っている。
  • マルシェには市外からたくさん人が来られるので、大溝のまちの魅力的な部分を感じてもらって、移住促進につなげたい。
  • 時代とともにお城や祭り、商店やお寺のような空間に求められるものというのは変わってきていると思う。マルシェを通じて、まちに今、必要とされる機能などを探っていき、それぞれの空間の役割を再編集できないかなと考えている。
  • 今年でマルシェの開催が3回目になる。大溝陣屋総門のリニューアルオープンもあり、湖西線開通50周年という記念の年でもあるので、JRさんにご協力いただき大溝陣屋総門と高島駅と株式会社澤村で連携したマルシェの実施を考えている。

まち全体を盛り上げるために

 

この後、様々な話題について意見交換が行われました。

  • 湖西線に乗車し、乙女ヶ池を見て「良いところだな」と思って、大溝地域に訪れる方も多くいらっしゃる。また、お城マニアの方も多く大溝城に来てくれる。
  • 大溝城の周辺については、草刈り等は我々協議会のメンバーや高島学園の生徒が行っている。高島学園の生徒達は「地域に貢献したい」という思いを持っていて、マルシェへにも参加してくれている。また、手作りで乙女ヶ池に写真映えのするオブジェを作成してくれた。
  • 空き家が地域の課題であるが、駅から近く、風情のある街並みであるので移住先として人気もある。実際、大溝陣屋総門を開設し「どこか空き家はないか」という人が訪れてくださっており、協議会のメンバーにも市外から来てくださった方がいる。これからも一人でも多くの方に移住してもらえるようにしたい。

最後にみなさんと談笑も交えながら和やかな雰囲気で記念撮影を行い、終了しました。

集合写真
お問い合わせ(取組に関すること)
知事公室 広報課
電話番号:077-528-3046
メールアドレス:[email protected]
お問い合わせ(対話の内容に関すること)
総合企画部北の近江振興事務所