県庁の県民サロンで開催されていた「T・E・I・B・A・N Japan classico 滋賀のモノづくり展」を取材した。私は京都の学校に通っており、県庁でこのような展示が行われていることを知らなかったので、もったいないと思った。展覧会では、滋賀県の伝統工芸の技術を使った製品が展示されていた。例えば、信楽焼でも従来のままだと売れる数には限りがある。そこで、おしゃれなホテルや飲食店をターゲットに信楽焼のランプをつくるなど、技術を別のことに利用し、新しい物をつくっていこうという取組をしておられる。それをどうやってお客さんにみせるかというトレーニングのためにサロンで展示をされていた。展示の仕方で見え方が変わること、見え方が変わるとそのモノの魅力が変わることなどを学んだ。