今回は、米原市の大野木長寿村まちづくり会社の皆さんと対話を行いました。
8年前、このまま過疎・少子高齢化が急速に進むと大野木は限界集落となり廃村に追い込まれるかもしれない。そんな危機感から集落の将来のために「今元気なうちに何をしておかなければならないか」が検討されました。このことが基盤となり平成23年9月、7人の有志によって「大野木長寿村まちづくり会社」が立ち上げられました。
会社と名乗ってはいますが法人ではなく、地域の課題は地域で解決すること(「小さな新しい公共」にチャレンジ)をコンセプトに、インフォーマルな組織で地域福祉活動を展開しています。5年が経過した今日、大野木集落では高齢者にとって安全・安心な暮らしを送るために、なくてはならない存在となっています。
今回は、集落内の空き家を改装した「たまり場“よりどころ”」にお邪魔し、大野木長寿村まちづくり会社の活動を見学するとともに、「小さな新しい公共」にチャレンジする大野木の皆さんと、高齢者の“働く場”、“やる気”、高齢者ビジネスについて語り合いました。