今回は、高島市内において、水源の森を守り・活かす活動に取り組む皆さんと対話を行いました。
高島市内では、間伐材の活用などで森を守り・活かす様々な特色ある活動が行われています。「たかしま市民協働交流センター」では、様々な団体や市民が出会い、未来へ動き出す活動を行っている「たかしま・未来・円卓会議」を開催しており、その一環として、豊かな森林資源の多様な活用について学び合う「森へ行こう!プロジェクト」などの活動が行われています。
今回は、琵琶湖保全再生施策に関する計画の策定に向け、地域の声を聴く一環として、「森へ行こう!プロジェクト」の参画団体を始めとする、水源の森を守り・活かす活動に取り組む皆さんと、三日月知事が語り合いました。
なお、会場となった新旭里山体験交流館「もりっこ」は、県内の小学4年生が体験的な森林環境学習を行う「やまのこ事業」などの環境学習を行う場として整備された施設で、現在は、里山を活用した学童保育「学童やまびこ」のほか、大阪市内の子ども達との農業交流や大学生や企業との里山保全活動なども行われています。
今回の対話では、里山のほとりに立地するこの施設で、琵琶湖保全再生に向けて意見交換を行った後に、知事と参加者の方々が、学童保育の子ども達と一緒に里山に入り、山に自生するクリやアケビといった食べられる木の実を採集するなど、水源の森の恵みを実体験しました。