今回は、「風と土の交藝プロジェクトチーム」の皆さんと対話を行いました。
高島市は、近年の高齢化と少子化により人口減少が進む一方で、水源の郷として豊かな自然に抱かれながらも、京阪神からの交通の便が良い“ ほどよい田舎” であることから、多くの優れた工芸作家が、ものづくりの拠点として移り住んでいます。
「風と土の交藝 in 琵琶湖高島」は、高島を製作拠点に選んだ「 ものづくり(工芸・古民家再生・農林漁業など)」を生業とする人々の自宅や工房を開放するオープンアトリエを中心に、出展作家らと触れあえるトークイベント、古民家再生など各種のワークショップなど、多彩な企画を通じて、来訪者が作家や地域の方々と交流しながら、地方で暮らす魅力を体感できる催しです。
2011年から開催されてきた「風と土の交藝 in 琵琶湖高島」は、来訪者や市外からの移住作家(風の人)と、地域の作家や農家などの地域住民(土の人)が、その暮らしや作品を通じて交流することで高島の魅力を発信し、近年では、高島全域で40を超えるオープンアトリエの参加を得て、6日間にわたる開催期間中に、のべ約5~6千人の来場者を集めてきました。
「風と土の交藝プロジェクトチーム」は、「風と土の交藝 in 琵琶湖高島」を開催するために集まった、出展者やサポートスタッフ、有志などの個人で構成される任意団体で、開催に向けた準備や交流などを年間を通じて行っています。
今回は、「風と土の交藝 in 琵琶湖高島」出展者のお二人のご自宅へお伺いしてお話をお聞きし、その後、風と土の交藝プロジェクトチームの皆さんに知事と語り合っていただきました。