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知事定例記者会見(2026年1月27日)

令和8年1月27日
(県政記者クラブ主催)

【知事】

今日もよろしくお願いいたします。総選挙が公示されまして、寒い中、それぞれ取材対応お疲れ様でございます。私たちも、公正な選挙が執行されるよう万全を尽くしてまいりますので、大切な1票を投票していただきますようにお呼びかけ申し上げます。選挙に関連しては、全国知事会としても各政党にアンケートを実施いたしまして、その回答結果を昨日公表させていただきました。その後にできた河村たかしさん、原口一博さんの政党には持参できませんでしたし、お持ちした政党でも一部回答いただけていないところもございますが、ぜひ選択のいち材料にしていただければと存じます。

また、雪の関係、多くの地域で多くの積雪がございまして、御苦労をいただいているところもございます。また、寒波が来て雪が降るようでございますので、この危機管理にも皆で力を合わせて取り組んでまいりたいと思います。

会見の様子

今日は2点申し上げます。1点目は、琵琶湖に関してでございます。お手元に資料がありますように、琵琶湖博物館が今年開館30周年ということで、記念のロゴマークが決定いたしました。大変カラフルで可愛い出来上がりになっていますが、成安造形大学2年生の清永凪海さんのデザインだということでございまして、琵琶湖博物館のコンセプトを汲み取って、琵琶湖の固有種などを柔らかなタッチで描いていただきました。このログマークは今後、ホームページ、SNSをはじめ、記念事業のチラシ、ポスター等で活用し、30周年を盛り上げていきたいと思います。また、この30周年記念事業の一環といたしまして、3月にナイトミュージアム、プレミアムナイトツアー、この2本立てで実施いたします。ナイトミュージアムは3月8日日曜日。夜間ならではの照明演出があったり、クラシックコンサート、近江の地酒の試飲などが行われ、普段とはまた違った博物館の雰囲気をお楽しみいただけます。3月20日、これは祝日の金曜日でございますが、プレミアムナイトツアーということで、琵琶湖博物館としては初めての取組でございます。これから観光を充実させるために、ナイトアミューズメントをさらに充実させようという取組の一環でもあります。学芸員によるクルーズ船内でのレクチャー、貸切の館内での展示の解説、ナイトクルーズ、宿泊をセットにしたこの日だけの特別ツアーでもございます。JRグループとの連携によるデスティネーションキャンペーンが来年秋に行われます。そのプレの企画でもございますし、これからナイトタイムエコノミーを活性化させていくためにも、こういったコンテンツを活用してまいりたいと思います。

また、琵琶湖に関連いたしましては、既に御案内しておりますし、今日お手元にチラシもお届けしていますが、2月6日、世界湖沼の日制定記念フォーラムを栗東市SAKIRAで開催させていただきます。これまで歩んできた歴史なども振り返りながら、これからのこの湖沼、琵琶湖の価値について、みんなで考える、そういう機会にしてまいりたいと存じます。

今1つは、職員採用試験の見直しについてでございます。こちらも資料があると思います。人材確保が技術系職員を中心に極めて厳しいということでありますとか、民間との競争の中で様々な取組が行われている中で、例えば内定時期が早まっていたり、社会人採用が以前よりも増えていたりということを受けて、採用試験を変革していこうという取組です。3点申し上げます。1点目は、春・夏・秋・冬に試験を実施して、受験機会を拡大しようというものでございます。具体的には、技術系と社会福祉の大卒程度試験を春に前倒しする。研究や留学などで、夏までに就職活動をしていなかった方も受験可能な、秋・冬試験を新たに設けようと。また、これまで年1回だった社会人採用試験を夏・冬の年2回に拡充してみよう。さらに技術系職種では一部、大学3年生の受験も可能にしようという改革でございます。また2点目、試験方法をより受験しやすいものに見直してみようということでございまして、こちらは、特別な公務員試験対策をしなくても受けられるよう、技術系職種、社会福祉、資格免許職種の教養試験を廃止いたしまして、民間企業で広く実施、利用されているSPIを導入してみようと。また、受験者の都合の良い日時・場所で受けられるよう、SPIテストセンター方式を本格導入してみようということでございます。3点目、本県におけるDXを推進するため、行政職に特別枠の「行政DX」というものを新設いたしまして、デジタル技術の知識、経験を有する人を積極採用しようということでございます。春の試験につきましては、本日、受験案内をお配りしておりますし、3月2日から申込受付を開始するということでございます。カラーのパンフレットも一緒にお配りしていると思いますので、御参照の上、報道等でお知らせいただければ幸いでございます。私からは以上です。

[読売新聞]

県立高校の志望の倍率が1を切ったということで、これは記録が残る1978年以降初めてということなんですけども、昨日の自民党県議団との政策協議会でも、議員さんの方からいろいろな意見、例えば県教委に任せてはダメだとか意見があったかなと思うんですけども、改めて知事は、この低下の要因をどう見ているかということと、今後の県立高校の魅力化に関して、対策をどのように考えているかお聞きしてもよろしいでしょうか。

【知事】

こういった形で、志望調査の段階で平均志望倍率が1を下回るという初めての状況になったということは、厳粛に受け止めなければいけないと思います。そういう時代に入ったということですね。原因如何ということでございますが、やはり全体の子どもの数が減っているということはあろうかと思いますし、無償化の流れを受けて、私立・私学との選択によって公立の倍率が相対的に下がってきているという面もあるのではないでしょうか。こういう事態を受けて、既に教育長も会見で述べていらっしゃいますが、改めてこの県立高校の魅力化を速度を上げて進めていかなければいけないということもあろうかと思いますし、こういう状況下で、各学校の定員のあり方も議論していかなければならないのかもしれません。また、検討会も立ち上がりましたので、様々な観点から御意見もいただき始めていますので、そういう議論をさらに進めていくということとか、昨日は県議会の会派との意見交換の場でも統廃合をどう考えるのかという提起もされておりますので、こういったことも視野に入れた議論をどのように進めていくのかということを考えていかなければいけないのかもしれません。

 

[時事通信]

先週22日に滋賀県に顕著な大雪に関する情報が発表されましたが、大雪で何か衆院選に影響はあったのでしょうか。また、大雪で影響があればどういった対策を取るなど方針がありましたら教えてください。

【知事】

まず、顕著な大雪。長引く大雪。これまで積もったことのない量の積雪。これは命に関わることですので、こういうことで命が奪われないように、まずそれぞれが対策を講じていくということと併せて、みんなで助け合って、雪かきとか声かけとか、こういうことで暮らしていきたいというのがまず大事ですね。その上で、この雪による経済へのダメージ、悪影響が起こらないようにするために、道路の除雪ですとか、様々な物流、経済活動、こういったものを停滞なく続けていくと、そのための下支えを自治体をやっていくということと、今、目下行われております衆議院選挙に向けましては、雪の影響も克服しながら、看板を設置したり、様々な案内物を届けたり、投票所を開設したり、市町、また関係者、関係機関、協力しながら、今、準備を進めているところです。一部、選挙はがき等が届けられないので、変わる手段で投票できますよということもあるようでございますが、極力、投票に関するマイナスの影響が起こらないように、受けなくてもいいように、最善を尽くしたいと思います。

[時事通信]

今のところ、具体的にこういった影響が出ているとか、そういった声は特段上がっていないのでしょうか。

【知事】

どうしても雪の状況下だと、投票に行く出足が鈍るということがあるのかもしれません。直近、福井県の知事選挙がどうだったのか。投票率は下がっていたようですけど、前回よりも。それはまた別の要因もあるのかもしれませんが。そういう事々を見ながら、投票率が下がらないように、投票機会があまねく確保できるように努めたいと思います。

[共同通信]

先ほど福井県知事選のお話が出ましたが、保守分裂を制して最年少の知事になるということですが、この結果をどのように見ておられますか。

【知事】

前の知事が非常に残念な事態で辞職され、それを受けての知事選挙でしたので、急遽、寒い中行われた選挙だったのだと思います。どういう構図で、どういう争点で選挙が行われたかということは定かではありません。ただ、福井県民が選んだ結果として、新たな知事が誕生されたということでございますので、隣県として、これまでも福井県、滋賀県と対話をしたり、様々な連携を行ってきましたので、そういう関係はこれからも大事にしていきたいなと思います。

[共同通信]

連携していきたいというお話でしたが、当選された石田さんと電話で挨拶などはされましたか。

【知事】

まだしていません。御就任がいつなのかというのも定かではありませんし。ただ知事が今空席ですので、できるだけ早く知事としての公務につかれると思いますが、様々な経験を共有しながら、またお互いの事情等も共有しながら、いい連携がつくれたらいいなと思っています。

[NHK]

職員の採用試験について、かなり幅が広がり、いろいろな方が受験できると思いますが、知事としてはどういった方に受験してもらいたいなどの希望はありますでしょうか。

【知事】

専門職種様々ですし、県政幅広く担っておりますので、どういう方というのは一概に言えないです。いろいろな方に入ってきてほしいなと思うのですが、カラーのパンフレットをめくっていただくと、滋賀県職員としての志、パーパスと書いています。「琵琶湖とくらしを守る。三方よしで笑顔を広げる。豊かな未来をともにつくる。」こういう志、パーパスを共有できる人、それぞれの専門職として、こういうものを根っこに頑張ろうという人たちに入ってほしいなと思いますし、以前は新卒、そして定年まで勤め上げるということが主流でしたけど、今はいろいろな経験をして、そして次は県職員という選択肢も受験のしやすさを含めて広げていますので、ぜひそういう滋賀県職員として頑張ってみたいなと思う人にチャレンジしてもらえたら嬉しいなと思います。

 

[NHK]

県職員の採用試験について、より受けやすくということを念頭に置かれた新しい取組だと思うのですが、一方で、これまで知識や教養がある程度必要だというふうに見なされていたから、こういった試験が設けられていたのかなというふうに思います。ここを一律に廃止することによって受ける数が増えるのと同時に、実際に県職員として必要な人材というところの見極めも難しくなるのかなと思いますが、そのあたりのバランスとか、効果とマイナスの部分になる部分はどういうふうにお考えでしょうか。

【知事】

まだ試行錯誤の段階なのかもしれません。これで完全、完璧、正解ということではないのかもしれません。いろいろな方に受けてもらいたい。そして、もちろん民間との競争ということもあるのですが、国家公務員との選択、他の府県公務員との選択、市町村の職員との選択、そういうものの中で、より受けやすくするという面も必要ではないかと思います。その試験でも十分能力というのは、比べて、測定できるのではないかということであるとか、入ってからの様々な教育。こういったことで補完できることもあるのかもしれません。そういったことが、公務員職場の公務労働の質を保ち、高めるためにどういう効果、影響をもたらしているのかということについては、まだまだこれから検証しなければいけない面もあるのかもしれません。

[毎日新聞]

今日の選挙の公示について、出陣式に行って知ったのですが、知事は候補者に対して頑張れというような趣旨のメッセージをいくつか出されているのでしょうか。

【知事】

現職の方で次も出られる方については、為書きとともにメッセージをしたためて事前にお届けしていますので、そういうものを紹介されるところもあるのかもしれません。

[毎日新聞]

リクエストがあって答えているというよりも、知事の方から与野党問わず送られているのですか。

【知事】

はい。現職で国会議員をされていた北野ゆうこさんにもお届けしましたし、いろいろな形で県政、国政で関わり、お世話になっている面もあるので、そういう意味で現職でいらっしゃって次も出られる方についてはお届けしたり、例えば県議会を辞めて出られる方にお届けしたり。政治、理念と政策、人と人とのつながりという、そういう中でお届けすることもあります。

[日本経済新聞]

 福井県知事について、石田氏は何が何でも小浜・京都ルートと言われていましたが。

【知事】

福井県知事としてやはり小浜というのは意識されるのかもしれませんね。小浜市付近というのが嶺南地域の基本計画にも入っていますので、そこは私が福井県知事でも重視せざるを得ない、そういうポイントではないかなと思います。

[日本経済新聞]

小浜と京都を結んで、小浜がものすごく関西から近くなる。ほとんど通勤、通学圏にしたいと。小浜に住んで新幹線で大阪に通うとか、そういうベッドタウンにしてもいいのではないかということをかなりはっきり言っています。

【知事】

高速鉄道ネットワークの新幹線でつながるというのは、その地域から大都市圏に通勤、通学できるという可能性を広げることにもなると思います。

[日本経済新聞]

ナイトミュージアムについて、琵琶湖博物館では初めてなのでしょうか。

【知事】

過去にもやったことありますが、このような舟運と連携してやるようなプレミアムナイトツアーは初めてです。

[日本経済新聞]

びわ湖大津プリンスホテルが絡んでいるし、これも西武グループとの協定の一環になるのでしょうか。以前のびわ湖大津プリンスホテルの中で、琵琶湖博物館の部屋を設けたことは西部グループとの協定の一環だと思いますが、これは違うのでしょうか。

【知事】

今回、西武ホールディングスさんとの協定を直接意識してやったわけではありませんが、つながりはありますので、いろいろな形でまたPRなどで連携してやれればなと思います。やはり、夜に楽しめるミュージアムツアーということの可能性を広げたいです。

[日本経済新聞]

要するにナイトエコノミーですよね。何か他のところでも、こういうことができるのかなという感じはします。

【知事】

あると思います。これから考えていきたいと思います。美術館、博物館、琵琶湖博物館以外にもありますが、そういったところの可能性ですね。びわ湖ホール、ボートレース場、いろいろなところでのナイトタイムエコノミーというのはまだまだ可能性はあると思っているので、それが連泊、滞在、そういったことにつながる1つの重要なコンテンツではないかと思います。

[日本経済新聞]

ボートレース場はもっと何か活用できるのではないかなと思って見ています。

【知事】

あると思います。騒音等の近隣住民の皆さんの御理解というのは不可欠ですが、やはり公営競技の可能性としてのボートレース場というのはまだまだあると思います。

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