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知事定例記者会見(2016年4月12日)

平成28年4月12日
(県政記者クラブ主催)

記者会見に臨む様子

4月も12日となり、桜も散り、新緑が芽生える季節となりました。「行く春を近江の人と惜しみける」という句がぴったりの情景なのではないでしょうか。

今日は私から大きく2点、話題提供をさせていただきます。

1点目は、お手元にプレス資料がいっているのではないかと思いますが、先週2度、フランス国との関わりがございました。1点目は滋賀県顧問をお務め頂いております長谷川祐子さんがフランス政府から芸術文化勲章(シュヴァリエ)受勲されました。その叙勲式とレセプションがございまして、私もお招きいただき、出席をさせていただきました。

このシュヴァリエという勲章はお手元の資料にございますように詩人の大岡信さんや宗教家の池田大作さん、小説家の筒井康隆さん、歌舞伎の五代目坂東玉三郎さん、十一代目市川海老蔵さん、漫画家の松本零士さんをはじめ多彩な、ご高名な方が受勲されているものであり、滋賀県としても名誉なことと存じます。

なおその場でも新生美術館で仏教美術、近代現代美術、アール・ブリュットの3つの花束を融合した新しい領域の美術館を建設中であることを公式な場ではないんですけど、申し上げさせていただいたところであり、SANAAさんも当日出席されており、文化庁長官もお越しでしたので、皆様と有意義な懇談を行うことができました。

今一つは4月9日でありますが、外相会談のためにご来日され、翌日の広島訪問を控えていらっしゃったジャン・マルク・エロー外相夫妻主催の夕食会が開催され、テーマがアール・ブリュットでしたので私や舛添東京都知事、篠田新潟市長などが出席させていただいたということでございます。

ジャン・マルク・エロー氏は、元ナント市長、元フランス国首相であられ、昨年滋賀県にご来県され、アール・ブリュット等関係施設を視察された方でいらっしゃって、ご夫妻ともにこの分野にご造詣の深い方でいらっしゃいますので、東京都知事とアール・ブリュットのPRについても意見交換をすることができました。

なお、報道等で知りましたが広島での外相会談も歴史的な大きな意義のあるものになったのではないかと私自身も評価させていただいておりますし、ぜひ核廃絶、核兵器縮減に向けた具体の取組を進めていただけるように期待するものでございます。

もう一つは、これもお手元に資料がございますように今年も「ラ・フォル・ジュルネ2016」を開催させていただくこととなりました。今年で7回目ということでございまして、4月29日、30日、5月1日と3日間開催させていただきます。ゴールデンウィーク、湖国の風物詩であります。

ラ・フォル・ジュルネ、もともとは、フランスの港町ナントで始まったクラシック音楽の祭典でございまして、フォルは「熱狂」、ジュルネは「日」を指すものだそうでございまして、「熱狂の日」という意味になっているということでございます。

私自身もそうだったんですけれども、クラシック音楽といいますと、敷居が高いとか、時間が長いとか、料金が高いとか、そういうイメージをお持ちで縁がないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでは非常にリーズナブルな料金で、いくつかのコンサートをはしごして過ごすことができるということでございます。

今年のテーマは「ナチュール 自然と音楽」で、昨年この構想が発表された折りにもルネ・マルタン氏と非常に琵琶湖と合致した、びわ湖ホールにぴったりのテーマだということで今から楽しみにしています。海や川、森、山、四季、動物とさまざまな切り口で楽しめるプログラムが用意されているということでございます。昨年は3万9千人、日数の関係で一昨年に比べて減ってしまったんですが、今年は4万5千人の来場者を見込んでいるところでございます。

この音楽祭は、日本では東京、金沢、新潟、そして滋賀で開催されておりますが、今年の滋賀びわ湖の目玉はですね、およそ400名の大合唱団が大ホールで歌う「森の歌」、これは4月29日15時15分から開催される黄色の左側のプログラムでございます。

そして、昨年から始まった遊覧船ミシガンを専用運航して実施する湖上コンサートも大変好評でございまして、琵琶湖オリジナルとして大切に続けていきたいなと思っております。

本格的なクラシックを楽しめると同時にファミリーで楽しんでいただけるプログラムも用意しておりますし、恒例になりました大好評の「ゼロ歳児からのコンサート」を1日に2回、また「にゃんばら先生の音楽アトリエ」としてたくさんの趣向をこらした子どもさん向けのプログラムもたくさん用意されております。

びわ湖ホール専属のびわ湖ホール声楽アンサンブルも活躍してくれます。今年はオペラ制作の強みを生かし、オペラ「森は生きている」をラ・フォル・ジュルネ特別バージョンで演奏してくれます。びわ湖公演の後は、東京国際フォーラムにも出演するということです。「森は生きている」は5月1日11時15分から中ホールで開催されるものでございます。

私もこの仕事をさせていただく前からよく子どもと楽しんでいる、大変楽しいイベントでございますし、私もチケットを買って、参加する予定をしておりますので、皆様方もお楽しみいただきたい。また、お披露目いただければ幸いです。私からは以上です。

[京都新聞]

夕食会でも、ラ・フォル・ジュルネとアール・ブリュットで一緒に交流していきたいと発言されたということなんですけれども、具体的に、知事の想いとしてこういうことが出来そうとか、こういう交流をしたいという具体的なお考えがあれば、お聞かせください。

[知事]

アール・ブリュットはですね、滋賀が戦後福祉を作る過程で糸賀一雄先生、田村一二先生はじめですね、皆様方がこの子らを世の光にということで進めてこられた。その教育活動、福祉活動の一環として創作活動というものがございました。八木先生を中心にですね、大変専門的で、かつ独創的な創作活動を、ある意味では障害の有る無しにかかわらず、障害の有る人達もその可能性を見出すということで、大変精力的に展開をしていただきました。で、作家さんも大変多くいらっしゃいますし、その価値の分かる人たちもたくさんいる。その価値を広めようとして努力してくださるNO-MAをはじめですね、支援してくださる方々もたくさんいらっしゃる。ここに来て東京オリンピック・パラリンピックを控え、さらにスポーツだけではなく文化で、日本の持っているものを、世界に発信という中で、このアール・ブリュットというものにも、光が当たり、より強く当たり、近年、世界的にも評価され始めているこのアール・ブリュットをこの機に世界に向けてPRしようという機運が高まってきました。東京舛添都知事も大変このことにご理解を示され、是非東京にもそういうものを作っていきたいと。また滋賀県だけではないんですけれども、東京都を含む関係自治体とのネットワークを作ってですね、例えば作品の展示をし合うですとか、相互に行き来をする交流をするということをしようと、そういう自治体連合も年度末に立ち上がったということでございますので、滋賀県としては、先進的に取り組み、非常に裾野も幅広いアール・ブリュットの先進県として、この全国的な取り組み、また世界から認められつつある取り組みに、中核的に参画をして参りたいと考えておりますし、併せて新生美術館を含むそれぞれの拠点でのこの展示会等も充実をさせていきたいというふうに考えています。

[京都新聞]

先日避難計画を案ずる関西連絡会の方々が、県庁に訪れられて、原発事故時には福井県側が避難計画の代替ルートで滋賀県を通るルートを追加されたということで、滋賀と福井の市民の方の避難のルートが重なってしまって大渋滞が起こる可能性も指摘されましたが、それについて県民への説明がなされてないということで、県主導でそういう説明なり、福井県側とのどういう協議をされたのか説明をして欲しいという要望書を提出されましたけども、それについてどう対応されていくのかというのをお聞かせください。

[知事]

少し検討します。5年前の3.11の折にもどのようにどこへどれだけ避難していただいたらいいのかということについては、大変混乱しましたし、多くの方々の苦悩懊悩を伴った。今でもそれは続いているんですけれども、大変難しい、しかし大事なテーマだと思っています。この若狭湾にある原発に万が一の事態が起こったときに、それぞれの地域の方にどう逃げていただくのか、またある意味では留まっていただくのか、私は3.11を経験した国民の1人として、そのステイするということ、留まるということへの現実性というのが非常に難しいのではないかということも申し上げておりますが、少しどういうことが課題としてあるのかということを、これはこういう御要望も含めてですね、検討しながら絶えず、その一番良いと思われるものを住民の皆様方に発信できるように不断に検討していきたいと考えております。

[京都新聞]

説明会を開いてほしいという要望もありましたけれども、それについても検討されるということでしょうか。

[知事]

説明会という形が良いのか、少しどういう形で皆様方にお示しをするのが良いのかということも含めて検討させていただきたいなと思います。

[中日新聞]

先日公職選挙法の改正がありまして、今までみたいな小学校とか指定の場所じゃなくて、共通の投票所で投票できるようになるっていうお話がありましたけれども、県内でそうした投票所をですね、設けるというような動きを進めてらっしゃるか教えていただければと思います。

[知事]

ご案内のとおり、この共通投票所の設置はですね、市町の選挙管理委員会が自主的に判断をするものでございます。現時点でですね、県内でこの共通投票所の設置を予定している市町選挙管理委員会は無いと聞いています。もちろん投票率を上げるために、投票機会を増やすということについては、私は一定の効果があると考えますが、併せて本人確認をどうするのか、それらをオンラインで結びどう確認し合うのかといったようなことに時間並びに費用を要するということでございますので、なお市町選挙管理委員会とこの有り様については、引き続き意見を聞いて参りたいと思います。

[中日新聞]

今の時点で、そういった課題みたいなものが寄せられているというのは、やはり費用の部分が大きいんでしょうか。

[知事]

すいません、私も全ての内容を承知しているわけではないんですれども、もちろん費用もあるでしょう、そして正確性というものもあるのかもしれません。どうすればそういった課題が乗り越えられるのかということも含めて確認が必要ではないかと考えます。

[京都新聞]

国体の関係で、彦根の主会場なんですけれども、Jリーグの方からJリーグ対応ちょっと出来ませんというようなことをですね、県の方に伝えたということを聞いているんですけど、そのことに関しての知事のお考えと、あと基本的に基本計画というものをもう策定していると思うんですが、Jリーグ対応っていうことを、一定まあそこにも記して有識者の議論もした上で策定されたかと思うんですけれども、そこに対して計画の若干の変更とかですね、スペックの部分だったりで、ちょっと変えていかなあかんと思っているところとか、もし今の時点でありましたら、教えてもらえますか。

[知事]

あれはいつでしたかね。Jリーグの担当の方が来られたんですかね。来られて、その彦根でJリーグというものは難しいのではないかということをおっしゃったと。ということを私も聞きました。あの今スポーツを地域活性化のみならずビジネスチャンスとしてですね捉え拡げていこうという動きが国である中で、ビジネスとして興業として、採算性収益性としてどうなんだという視点で捉えられた私はその1つの評価ではないかというふうに受け止めています。ご質問の中にもありましたように、この彦根の公園整備の基本計画の策定過程においてですね、整備を予定してます陸上競技場については、第1種陸上競技場として、J2対応で整備しようと、そういうことで施設拡張の余地を確保したいということを申し上げてきました。このJ2仕様ということは、15,000人入る規模で造ろうではないかということで現在検討中でございますが、今回のこのJリーグさんからのご発言を受けてどうするか検討したいと思います。そうは言いながら、滋賀県のサッカー協会様からは、この国体主会場彦根になり、公園整備・陸上競技場整備をするその過程において、あれは2年前でしたかね、ご要望をその彦根の陸上競技場をJ仕様にということでご要望をいただいていた経過があったり、滋賀県で活動活躍されているサッカーのチームをですね、今は2つあるのかな。それらをより県民の皆様の応援が結集できるような状態にというようなことと併せて話をしたり要望を受けたりした経過もございますので、少しそういった協会さんのご意向も聞きながらですね、今後どう対処していくのかということについて検討したいと思います。

[毎日新聞]

夏の参院選を前に県内でも野党の統一候補の擁立を目指す動きが出てますけれども、知事はその辺に対してのご感想及び知事自ら関与していかれるご予定はありますか。

[知事]

私は、この場でもいつも申し上げているように、選挙は中立公平、知事としては県政第一、同時に政治は理念と政策、人と人とのお付き合いとういうことでございますので、まあ、公示以降はですね、今日から衆議院の2補欠選挙の告示も行われましたけれども、選挙活動そのものは、もう中立を徹したいと思っています。一国民としては政治に常に関心を持ちながら見ていきたいし、必要な動きはしていきたいと思っております。まあ、野党の皆さんが統一で候補を立てよう若しくは連携共闘していこうという動きそのものにはですね、私は2面あると思っていて、1つは大きな与党に対して対抗しうる力を持つという側面があるでしょう。同時にその連携共闘統一という中でどうしても最大公約数で理念政策を作っていかれる過程でですね、必ずしも有権者の皆様方の思いが反映されないというそういう面もあるのかもしれません。従ってそのことをよく見極められながら議論されながらですね、多くの皆様方の支持・共感が得られるそういう体制が作られれば、もって立憲民主主義が発展すればいいなということを願っています。

[中日新聞]

すいません、御質問ちょっと戻って恐縮なんですが、先程京都新聞さんから御質問あった原発の避難計画の件で、先程御回答の中で、ステイするのは現実性が難しいのではないかってことをおっしゃいましたけれども、そこについてもう少しお考え詳しくお聞かせいただけますでしょうか。

[知事]

これも以前この場で申し上げたことがあるのかもしれませんが、新たに見直した防災計画の中で、一定の範囲内一定の時間、屋内退避という方針がございます。もちろん方針は方針として、現地で我々もそれを旨として自治体として対処致しますが、その場にいらっしゃる方々の感情からすれば、経験からすれば、一刻も早く1kmでも遠く、やはりその場から去りたいというそういう思いを持たれた場合に、さあ、どうその場に留まってくださいと申し上げることが出来るのか、これは非常に悩ましいものがあるなということを感じているという気持ちを申し上げたいところです。お子さんを抱えていらっしゃるお父さんお母さんはじめですね、福島の時も冷静に対処いただいた方が大勢いらっしゃいましたが、一方で、非常にまだまだ十分な知識が共有出来ていないことであるとか、その場の情報がきちんと伝達できていないことから大変混乱をしたということがございますので、そういった経験も踏まえ、そういった感情もしっかりと我々理解しながらですね、さあどういう避難の在り方が良いのかということについては、これは不断に検討していく必要があるだろうとこういうふうに考えています。

[中日新聞]

地域防災計画の見直しで、今おっしゃったように一旦屋内退避するということで、退避場を作るとかその辺りの文言を消されてたと思うんですけれども、それはじゃあ一定その方針がありながらも、その方針とは別で、もう少しその避難したい人達にどういう指示をするとか、その辺りは考えていかれるのでしょうか。

[知事]

あまりいくつもの方針を出すと、混乱の元になりますので、その時点その時点でその方向でいこうとについては決めて計画を作り、また、住民の皆様方にもお示しをしていますし、していきます。ただ、この計画の不備があるのではないか、そして不足があるのではないかということについては、不断に検証していこうというものです。例えば屋内退避をされた時に、どういう換気状態であればいいのかとか、その方々にどう食料をお届けすることが出来るのか、それを誰がやるのかというようなことについても、まだまだ詰め、乗り越えなければならないことがあるのではないかと考えています。そういった屋内退避の現実というものについて、これもやっぱりとしっかりとなかなかその場面場面、その時々を想定することは難しいんですけれども、しっかりと想像力を働かせながらですね、福島の様々な事例なんかも紐解きながらですね、いざという場に備えていきたいと考えております。

[時事通信]

現在国会の方で、TPPに関する審議が進んでおりますが、色々混乱もあるようです。地方の知事として、農業にも大きな影響があるかと思いますが、この審議について、どのように見てらっしゃるのか、お伺い出来ればと思います。

[知事]

私は国会の中の審議また与野党間の日程協議全てを存じ上げているわけではありませんので、どういうことで止まっているのか、また混乱揉めているのということは詳細知りませんが、非常に可能性もあり、課題もあるといわれているこのTPPの審議がですね、滞ってしまっているという状態は良くないことだと憂慮しています。どういったところまで、その関税撤廃が拡げられているのか、またその影響が出るのか、従ってどういう対策を講じなければならないのか、またまた全てを今の時点で明らかにすることは難しいのかもしれませんが、それらはどういう交渉・協議過程で決まってきたのかということについては、一定私たち国民に知らされて然るべきではないかと考えておりますので、そういったことが答えられるような公開審議になることを切望しています。まあ、県としても様々な対策を講じる過程においてですね、この状況というのは絶えず確認しなければなりませんので、非常に重要なテーマだと考えております。

[時事通信]

情報公開の在り方については、どういうふうに知事としてはお考えでしょうか。

[知事]

あれ全て黒塗りなんですか。全てなんですかね。いや、私も国会で色んな情報開示求め求められてきましたけど、全てが黒塗りの情報開示っていうのはあんまりなかったように感じます。一方で何ですか、何か交渉過程を書いているかのような書籍の発売が予定されているということですので、何となく出せない、いや出てるじゃないかということには、少し矛盾があるようにも思います。ただ、こういう状況を見られている生産者の方の不安を思うとですね、今から、米の作付の時期にも入りますし、あの私もこの間、青年農業者の皆さんと、例えば農業大学校の入学式であるとか、あと農業試験場で品種改良に一生懸命に取り組む青年技術者の皆さんと色々と懇談する機会も創らせていただいておりますが、やはりそういう現場の方々の想いに照らせばですね、情報が詳らかじゃない詳らかだという不毛な論争はですね、不安を掻き立てるだけになるなあということで、この点を大変憂慮していますので、出来るだけ早く解決改善されれば良いなということを思っています。

[NHK]

また質問前後してしまって恐縮なんですけれども、先程話題が出た野党共闘の動きについて、2点挙げられたと思うんですけれども、改めて評価するか評価しないかっていう2択で、こう選ばされた時はどちらのお立場になるんでしょうか。

[知事]

選ばされるんですか。そういうことは。私はやったことが無いんで、野党共闘といったことについてはですね、そのご苦労も効果もよく分かりませんが、どうなんでしょう。評価は有権者の皆さんが決めるんじゃないでしょうか。その選挙において。また、何でしょう、その選挙のために共闘するんですか。政権を担うために共闘するんですか。そして、与党に対抗するために共闘するんですか。共闘して何するんですか。ということにもよるんじゃないんですか。まだ、共闘して何をやろうっていうことは出てきて無いように思います。私の反省からしても単に巨大与党に対抗するということだけではなくて、私たちが政権を担わせていただいた場合にどういう国を造りたいんだ、また関連する大きなテーマについては、どういう方向性で臨みたいんだということがやっぱり一定、整理され出された時点で、これは良いねこれはちょっとねっていうことが下されていくんじゃないかなと思うんですけれども。

[NHK]

改めて今の時点では、まだ判断できないっていうのが、現状ということでしょうか。

[知事]

色んな期待を持って、動向を見ていきたいと思っています。

[産経新聞]

今のご質問に関連して、まだその示されていないので判断できないということなんですけれども、一応その野党側としては、安倍政権の暴走とか安保法案の白紙撤回とか大きな3つのテーマを掲げて、それ以外の政策の違いに関しては今後話し合うということなんですけれども、その3つのテーマを実現するために、その野党共闘するということについては、知事としては受け止めは良いと思われますか、それともやっぱりどうなんだろうっていう思いがありますか。

[知事]

期待を持って、動向を見ていきたいと思います。

[産経新聞]

それは前向きに受け止めていらっしゃるということですか。

[知事]

期待を持って、動向を見ていきたいと思います。

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