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知事定例記者会見(2022年1月11日)

令和4年1月11日
(県政記者クラブ主催)

【知事】

今日もよろしくお願いいたします。

まず、今夜から明日にかけて雪が再び降るということでございます。既に気象庁、気象台からも注意喚起がなされておりますが、年末から年始に降った雪がまだ残っている地域も多くございますので、県民の皆さんに呼びかけ、県としても体制万全を期してまいりたいと存じます。

週末は大変、天候にも恵まれました。多くの地域で成人式が開催されました。また、晴着を着て御参加された方も多いと思います。県内の新成人は15,205人ということで、心から祝福をしたいと思います。

新型コロナの状況ですが、(会見室前方のモニターの)グラフにもありますとおり、11月下旬から毎週、2倍、2倍と増えていることに我々は注意をしておりましたが、年末、また年始にかけて8倍ということで、本県としても急激な増加となりました。また、クラスターが発生していることもございますし、オミクロン株の市中感染が疑われるケースも確認されてきているということでございます。

先週、本県の対応をレベル1からレベル2、警戒すべきレベルに引き上げました。改めて、基本的な感染対策を徹底していただくことを呼びかけたいと思いますし、既に医療体制の非常事態に陥る前の緊急的な対応に入っております。最大病床の確保、臨時の医療施設、安心ケアステーションの運用に向けた準備と。また、入院勧告措置の対象者の臨時的な取り扱いの運用を行っているところでございます。

学校も再開され、また、様々な行事等も行われるということでございますので、改めて繰り返しになりますが、基本的な対策を取っていただくことと併せまして、体調不良を認められた場合には、自宅待機、受診をしっかりと行っていただきますようによろしくお願いをいたします。

また、無症状であっても、不安を感じる方々に対するPCR等無料検査を年末から実施しております。(モニターに表示した)記載の地図のとおり、現在18か所で実施しておりますが、例えば、土・日・祝日がお休みであったり、十分な検査キットがそろえられていなかったりという問題が伝わってきておりますので、状況確認のうえ、改善を行っていきたいと存じます。既に複数の事業者の皆様方と、さらなる店舗拡大、すなわち検査個所拡大に向けた協議・調整を行っているところでございまして、順次、お知らせをしてまいりたいと存じます。

また、最後になりますが、人権侵害への共同メッセージということで、この感染症はどうしても差別等に繋がるということが懸念されております。心ある団体の皆様方と共同でメッセージを発出する機会、来週1月17日の月曜日に危機管理センターでメッセージの発出式を行いますので、報道機関の皆様方の御取材等をお願いできればと存じます。

それでは資料に基づきまして、私から2点の情報の御紹介をさせていただきます。まず1点目は、県独自のデジタル商品券「ここクーポン」が1月8日から利用開始となっております。1月8日から1月10日までの3日間で約8,000万円分が県内の約2,000店舗で利用されたという状況を確認しております。引き続き、このクーポンも御利用いただいて、県内のお店を応援していただければと存じます。これまでに約4万セットの購入をいただいておりましたが、残りまだ9万セットをございます。

今回、追加販売をさせていただきます。前回と同様、5,000円で7,500円分、10,000円で15,000円分が使えるプレミアム率50%としてデジタル商品券を販売いたします。本日15時から1月28日まで販売をさせていただきます。上限に達し次第、終了とさせていただきますので、できるだけ早くお申し込みいただければと存じます。昨年12月からの一時販売に申し込まれた方も再度、購入が可能となってございますので、ぜひふるって御応募いただければと存じます。ぜひ、報道機関の皆様方にもお知らせ等にお力添えいただければ幸いでございます。

もう1つはWEB物産展についてでございます。数次にわたり、このコロナ禍においても実施いたしまして、御利用いただく方、また、事業者の皆様方の双方から御好評いただいているところでございます。これまでも約9億7,000万円の販売に繋がっているという実績の報告を受けております。本日1月11日から今年度最後となるWEB物産展といたしまして、楽天市場とヤフーショッピングでスタートいたします。今回は、購入金額に応じて定額で割引を実施するというものでございまして、例えば1万7,000円以上の御購入であれば5,000円分を割引するという、こういうお得なこともございます。それぞれ専用サイトにアクセスをいただきまして、楽天、ヤフーショッピングのそれぞれにアクセスをしていただいて、割引クーポンの取得をいただいたうえで、お気に入りは商品などを選びいただければと存じます。

(モニターやチラシの)左側の楽天市場は103事業者2,101アイテムを対象に2月10日まで割引を実施。右側のヤフーショッピングは104事業者3,646アイテムを対象に2月23日まで割引を実施するという、少し両者によって違いがあるようでございますので、それぞれお選びいただいて御利用いただければと存じます。いずれにいたしましてもクーポンに限りがあるということですので、早めに御利用をいただければと存じます。私からは以上でございます。

[読売新聞]

新型コロナウイルスについてお伺いします。改めて、まん延防止等重点措置を発令するかなど、新型コロナウイルス感染症の状況への受けとめと、今後の対応についてお考えを聞かせてください。

 

【知事】

先ほどのグラフにありましたように、感染状況は年末から年始にかけて急拡大と、この傾向は全国的にも同様の傾向がみられると感じております。したがって、今回の変異株にはこういった特徴があるのだということを県民の皆さんと共有したいと思います。改めて基本的な感染対策を徹底しながら、様々な措置等、機動的に行っていくということです。

本県では、既に病床を最大まで確保することでありますとか、臨時の医療ケアステーションの開設ですとか、また、病床ひっ迫というものに備えながら入院勧告ですとか、宿泊療養の措置、これらについても臨時的な取り扱い、具体的に言えば、すぐに入院していただくというのではなく、必要な方には入院していただきますけれども、宿泊療養施設や自宅での療養ということも行っていきながら、医療提供体制をしっかりと維持していくといったことも、今、行っているところでございます。

したがって、これをしっかり機能していくように体制も整えていきたいと思います。現時点で、法律で認められている措置、まん延防止等重点措置等を県から要請するということは考えておりません。

 

[時事通信]

コロナの関係ですけれども、先ほど総理が記者会見で、3回目のワクチンを3月以降は一般の人も前倒しするというような内容の発表をされたのですけれども、改めまして県内の3回目ワクチン接種に向けての対応をお伺いしたいです。

 

【知事】

本県でも既にそういった方向性・方針を持ちながら今、準備を急いでいるところです。市町で接種される場合においても前倒しを積極的に御検討いただくこと。県といたしましても、県で設置する大規模接種センターを4月から(開設)の予定でしたけれども、前倒しを指示し、検討・準備しているところでございます。

その際にも、重要になるのはワクチンの確保ということでございますので、今日の総理の方針発表を受けて、確実にワクチンが確保され、配分されることを期待したいし、我々もそのことを確認していきたいと思います。

 

[時事通信]

学校の関係になるのですけれど、教育委員会のお考えになるのかもしれませんが、県立高校の受験に向けて考えられているところありますでしょうか。

また、学校を再開されましたけれども、感染が増えてきた場合に、何か教育委員会と協議されるのか、その辺りをお伺いできればと思います。

 

【知事】

まず、学校でのお友達、先生方との学びの機会というのは大事にしたいと思います。感染対策を取ったうえで、しっかりと学んでいただく、その環境を維持していきたいというふうに思います。必要であれば、それ以外の対応・対策というのも検討していきたいと思います。

また、前段述べられた受験シーズンでもございますので、それぞれの学校法人や、それぞれの主体をして、受験・試験のあり方についてもしっかりと対応していかなければならないと思っております。

一定、国からは国公立大学等の方針が示されておりますので、そういったものを確認しながら、順次、対応すると同時に、県でお預かりしている県立高校等の対応についても、基本的にはそれにならう形で、準備を整えていきたいと思います。

 

[京都新聞]

昨日、大津市の高齢者施設でクラスターが認定されたということで、ブレイクスルー、2回のワクチン接種されている方が感染されたということですけれども、県内の感染者の現状で、ワクチン2回接種されていても感染した方の割合、全感染者に占める割合というのを把握されていれば教えてください。

 

【知事】

速報ベースですけれども、1月になってから感染された方、1月9日まで発表された方々397名に対し、1回なのか、2回なのか、いずれにいたしましても接種されていて、感染された方の割合が68.5%、272人と報告を受けております。

したがって、ワクチンを受けていらっしゃっても、かかる可能性というのはぬぐえない、当然ある、多くの割合でいらっしゃるという状況だと思います。

[京都新聞]

分析はまだかもしれないのですけれども、接種後からどれぐらい経過している方が感染しやすいとか、そのあたりわかりますでしょうか。

 

【知事】

わかりません。

 

[京都新聞]

先ほどもおっしゃっていたのですけども、改めてワクチン接種3回目の前倒しが必要であるという認識ですとか、県民の方への呼びかけをお願いできますでしょうか。

 

【知事】

まず、ワクチン接種につきましては、重症化予防等効果があるということが示されておりますので、積極的に接種を御検討いただきたいと思います。

ただ、接種したからといって、2回終わったからといって、ずっとかからないかというとそういうわけではなくて、一定期間が経てば、やはりかかってくる。かかる可能性もぬぐえないということでございますので、追加接種を自治体としても前倒しをして準備をさせていただきますので、ぜひ、それぞれの方をして接種を行っていただきたいと思います。そういった御案内等、できるだけわかりやすく行っていきたいと思います。

これまで打ってきた会社製のワクチンと異なるワクチンの接種に戸惑われる方、不安を持たれる方もいらっしゃると思いますので、丁寧な説明を心がけていきたいと思います。

 

[京都新聞]

先ほどのワクチンの交差接種で、違う種類のワクチンの話ですけれども、アンケートなどでも違う種類をあまり望まないというような結果もあったかと思うのですけれど、そのあたり現状、現場で、どのような支障が出ているなど把握されていますでしょうか。

 

【知事】

今、ここで述べられる現場での支障というようなところまでは把握をしておりませんが、お尋ねいただいたように、また先ほど述べたように、1回目、2回目で打った会社のワクチンと違うワクチンになるということに対する心理的な抵抗などが多くの方々にあるということは理解をしております。

ただ、交差接種をしても問題がないこと、また効果があること、できるだけ早く打った方が対策として有効であることなどを丁寧に説明しながら、それぞれの方の御検討に寄与していきたいと思います。

 

[中日新聞]

関連してですけれども、先日、角野理事の会見ではオミクロン株の重症化は少ないというような、どちらかというと経済活動をまわしていくことが重要というニュアンスの発言をされていたのですけれど、知事としては、オミクロン株の特性や、それに基づいた対策の取り方など、どのような立場で考えてらっしゃるのでしょうか。

 

【知事】

私はまだこういった会見の場で、現在、流行が広がっているといわれているオミクロン株に対して、その重症化の程度、割合がどうなのかということを述べる知見を持ち合わせておりません。巷間、そういった傾向があるのではないかというような発表や報道があることは承知をしております。本県において、国内において、どういう特徴があるのかということはもう少しみていきたいと思います。

ただ、現時点での数字というのは、毎日、発表させていただいているとおりの数字ですので、新規陽性発表が増えていく割合に比して、中等症、重症化の方の割合がどの程度なのかということについては、5波やこれまでの波と比べながら、その特徴を掴んでいく必要があると思います。

若い方、抵抗力がある方、免疫力のある方は重症化しない一方で、免疫力のない方、抵抗力が落ちていらっしゃる方、御高齢の方などは重症化のリスクが高いといわれておりますので、その辺りのことは、何か一部の情報だけをもって、大きく緩める方に舵を切ることだけではいけない面もあるのではないかと思っています。

 

[中日新聞]

今の時点では、オミクロン株はそれほど重症化しにくいから、あまりきつい対策を取らないとか、そういうわけではないということでしょうか。

 

【知事】

今、お尋ねいただいたようなことだけをもって、何か対策をする・しない、強化する・強化しない、ということではないと思います。

我々でもっているレベル指標ですとか、病床のひっ迫度合いですとか、そういったこともみながら判断していくということではないかと思います。

 

 

[中日新聞]

以前もどこかで言われていたかもしれないのですが、レベル判断のうえで重視していく指標というのは、病床使用率ということでしょうか。

 

【知事】

まず、レベル0、レベル1、レベル2までは、10万人あたりの全療養者数と、直近1週間の10万人あたりの新規報告者数という指標をもっておりますし、レベル3に移行する際には、病床のひっ迫度合いというのももっておりますので、この指標に基づいて判断していくことになると思います。

[中日新聞]

あと、検査キットの不足の件ですけれど、今の時点でわかっている状況と、今後どういうふうに再開していくかという辺りを教えていただけますか。

 

【知事】

再開というか、今でも検査は行っているのですけれども、聞いておりますと、受けたいと思われる御希望に対して、それぞれの店舗に揃えられている検査キットが十分ではないという御指摘ですとか、ある意味でのお尋ね等がございますので、その辺りはどのようになっているのか。毎週どのような状況だったのかというのを、週明け、すなわち今日報告を受けることになっていて、この時点で手元にございませんので、直近どのようになっているのということは定かではないですけれども、大きくとらまえて受けたいと思われる数に対して、受けていただく数の検査キットが十分揃っていないという現状があると認識しております。

したがって、我々としてはそれぞれの事業者様にきちんと数を確保していただくこと、これをしっかりとお伝えしていくと同時に、できるだけ幅広い事業者の方々に、この事業に御参加していただけるように、さらに協議の幅を広げ店舗数を増やしていく努力をしていきたいというふうに思っております。

 

[京都新聞]

無料検査の件で、数がもしわかればありがたいのですけれども、12月末から始まって、この3連休も一定、人が来ていたと思うのですが、実施件数の実績はどのような感じになっているのでしょうか。

 

【知事】

 直近の詳細は担当の方に確認してください。私がこの手元に持っている数字では、12月29日から開始。1月5日までの数字として713件。PCR検査で259件、抗原定性検査で454件。

もう一つの内訳でありますが、ワクチン・検査パッケージ等定着促進事業で117件。感染拡大傾向時の一般検査事業で596件と、事業者から報告を受けているという報告を受けております。

 

[京都新聞]

そのうえで、この3連休で(検査キットが)足りないという事態が起こっているようですけれども、こうした足りないという事態が起きたことについての御所感といいますか、あるいは県民のどういう意識がこの事象に反映されているというふうに知事御自身お考えになっておられるのか。そこを聞かせていただけますか。

 

【知事】

まず、保健所や医療機関で把握をした検査が必要な方々に対する検査は行政検査を含めてしっかりと行っております。この点をまずしっかりと押さえていただいたうえで、不安を感じられた方の検査が、本県の場合、年末から開始されておりますけれども、例えば、土・日・祝日でお休みとか年末年始はお休みとか、そういったことで十分に御不安・御期待に応えられている状況ではないという実態があるのだと思います。

そのあたり、何が原因でこうなっているのかということについては、まだ十分掴みきれてないところもございますが、もしかしたら事業者ごとの検査キットの入荷等に見誤りがあったのかもしれませんし、事業者の中で、例えば都市部にそういったものが集中しているのかもしれませんし、事業者ごとの違いもあるのかもしれません。

そういったことなど、我々も(無料検査を)やって10日あまり経ちましたので、どういう課題があるのかというものをしっかりとみたうえで、今後の対応につなげていきたいと思います。

ただ、いずれにいたしましても、本県ももう少し(検査できる個所の)数を増やして、例えば地域的に偏在があるものを解消し、もしくは少数の事業者様にお願いするのではなくて、少し幅広い事業者様に、それぞれのネットワークの中で御対応いただくような体制というのを取っていく必要があるのではないかと思っております。

 

[京都新聞]

チェーン展開しているというか、一定、大きなドラックストアの薬局さんとか、1つ診療所があるのですけれども、検査場として担ってもらっていく事業者の種別について、どのような広げ方をしていこうという見通しになりそうですか。

 

【知事】

それぞれのお店も会社も体制があったり、入ってくる見通しであったり、そういうものを持たれて、それが回っていくのか、ペイするのかということをお考えになるでしょうから、そういったことによるところが大きいのだと思いますが、国も県も予算を計上しやっているこの事業が、民間事業者様の御参画もいただいて、どのように回っていくのかということについては、もう少し詳しく状況をみて、対応を考えていかなければならないと思っております。

 

[京都新聞]

供給するとか、調達することの責任というのは、どこにあるのですか。要は、事業者が手に入れてきたものを受けてもらって、(県が)それにお金を出すということなのか。ワクチンみたいに一定行政の方が検査キットを送り込んでいくという責任があるのか。そこら辺がわからないのですが。

 

【知事】

基本的には民間ベースの供給と需要によるところだと思うのですが、しかし、それらがどの程度、例えば個別の事業者ごとに回っているのか、地域ごとに回っているのか・回っていないのか。こういったところはもう少しみて、今後の方策を考えていく必要があるのではないかと思います。

 

[京都新聞]

あと、もう1点。ブレイクスルー感染のことですけれども、70%近くの人が、ワクチン接種歴がありながら感染していると。2回しているか、1回しているかわからないということですが、私の印象としてはかなり多くの数の方がワクチンを打っていながら感染しているという実態があるのかなと思います。

知事御自身、この68%という数字の受けとめみたいなものをどんなふうにお持ちでしょうか。

 

【知事】

多くの割合の方が打たれていても、かかられるのだろうというふうに思います。

 

[京都新聞]

例えば、その危機感であるとか、あるいは、6波における感染の広がり方を特徴づける要素になっているとか、どのような受けとめをされていますか。ブレイクスルー感染というものが現実化しているという、今の状況について。

 

【知事】

もう少し状況をみてみないとわからないところがあるのでしょうけれども。また、かかられた方がどういう環境で、何をなさってかかられたのかということもみないといけないと思うのですけれど、およそ感染症とワクチンの関係というのは一定期間経てば、抗体・免疫が落ちてきて、次の感染が起こりやすくなるという傾向はぬぐえないのではないかと思います。そういうことを前提にした行動や対策が必要なのではないかと思います。

[京都新聞]

以前に交差接種をどう進展させるかということで、担当課の方にも話を聞いたことがあるのですが、「交差接種して大丈夫なのかどうなのか」という安心材料を提示しなければならないけれども、なかなか国の方もそうした材料を挙げてきてくれないというお声もありました。

知事として交差接種をこの先進めていかねばならないために、何が必要で、県としては何をしないといけないと思っていて、国に対して求めていきたいことはどういうものであるのか。お考えをお聞きできますでしょうか。

 

【知事】

やはり一定の副作用ですとか、初めて打つものに対する不安ですとか、特に最初のワクチン接種で「腫れた」「熱が出た」「しんどかった」という症状が出られた方については、次を打つことに抵抗が心理的にもあるでしょうし、ましてや違う社のもっと副作用なり症状が強いと思われているものを打つということに対する抵抗というのも、これは一定あると思います。

したがって、効果に対するデータですとか、これは打てば打つほど積み重なってくるものでもありますので、それらをきちんと交差接種しても「こういう結果でした」「こういう効果でした」というものをその時々わかりやすくお知らせをし、できるだけ早く「打つ」「打たない」「申し込む」という判断材料になるように届けていくということが重要なのではないかと思います。

 

[京都新聞]

前倒しの対象というのが基本的には高齢者ということだったのですけれども、総理の姿勢も含めて、前倒しの対象自体を広げていくというような流れにあるのかなというふうに思うのですが、県としても同じように、高齢者以外の前倒しを進めていくという姿勢に今は立たれたと理解すればよろしいでしょうか。

 

【知事】

「今は」というよりも、以前からそういった姿勢・方針で臨んでおります。当然、ワクチン2回目を打ってから期間が経てば経つほど、また感染しやすくなるということもございますし、そのことに対する御不安というものも出てくるでしょうから、次のワクチン、したがって3回目の追加接種というものをできるだけ早く打っていくということの必要性、これは我々も感じながら、その準備を行ってきたつもりです。

ただ、肝心なのは打とうと思っても、会場を設けても、ワクチンが入るかどうかということがポイントでしたので、そういったことをしっかりと確認しながらやるということだと思います。今日、総理がこうやって言明されたわけですから、当然そういった見通しも立てていただいていると思いますが、我々はそのことを確認して、市町や打たれる事業者にしっかりと届けていきたいというふうに思います。

 

[京都新聞]

前倒しを検討している大規模接種会場においては、当然、高齢者以外のエッセンシャルワーカーの方々を始めとした高齢者以外の層を射程として打っていくというおつもりでしょうか。

 

【知事】

基本的には1回目、2回目同様、お住まいなっている市町で打っていただくということを原則としつつ、高齢者の方はどちらかというとお住まいになっている地域で打たれる方が多いと思うのですけれど、働かれている方などは職場で打つとか、より若い方などは広域に移動した先で御都合により打つというようなニーズもあろうかと思いますので、そういった機会を確保していくという視点も大事なのではないかと思います。

 

[時事通信]

先日の対策本部員会議でも出されていたのですけれど、クラスターが発生した地域での一斉検査の体制を整備するというのがあって、先ほどもあったようにブレイクスルー感染があるとか、大津市内の介護事業所でクラスターが発生したということがあったので、このあたり何かお考えになっていらっしゃる部分があればお伺いしたいのですけども。

 

【知事】

現時点、ここでお伝えする予定というものがあるわけではありません。ただ、一定、地域で感染が急拡大した場合に、一斉に検査するという制度なり方針を持っていますので、その発動については、またやる時にお知らせをしていきたいと思います。

 

[時事通信]

あと、病床の関係ですけれども、(オミクロン株が)一般的には重症化しにくいという流れの中で、病床全体の割合だけがずっと上がっていって、重症用の病床はほぼあまり変わらないというような形で(最大確保病床の使用率)50%とか、レベル3に病床だけがなっていくということも考えられるのかと思うのですが、そのあたり何かお考えになっている部分がありましたら教えてほしいのですけれども。

 

【知事】

まず、基本的には、我々は指標に基づくレベルを持っていますので、この指標に基づいてレベルの判断をしていくというのがあると思いますし、もう1つは入院が必要な方には入院していただいて、しっかりと治療していただくという原則というのは、まず踏まえなければならないと思います。

そのうえで、これらがどういう傾向で増える状況にあるのかということですとか、入院されている数の中にどういう症状の方が、どういう事情の方が多いのか・少ないのかということなど、わかる範囲内でつかんだうえで、今後のレベル判断というものを行っていく必要があるのではないかと思います。

持っている原則というのは、しっかりと運用するというのが基本になるのではないかと思います。

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