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ようこそ、大杉住子副知事!「ひと言オオスギ(多過ぎ)」大歓迎です!

皆さん、おはようございます!

吹く風や聞こえる虫の音、進む稲刈りなどに「秋」を感じています。

皆さん、お元気ですか。

 

9月は、野山を飛び戯れるトンボ、栗東のイチジクや彦根梨、湖国を彩る彼岸花や金木犀の香りが楽しみです。

初秋の湖国での情景を感じながら、私も拙い俳句をひねれればと思います。

 

では、早速。

湖国にて 無心の月の 明るさよ

 

秋の月の光に感謝しながら、「無心の月」「こころの月」となり、世の中を照らしていけるよう努めてまいりたいと存じます。

 

先月8月、皆さんの「思い出」は何ですか?

夏の甲子園での近江高校の快進撃は凄かったですね!

春の選抜大会も含めて、3季連続の四強入りは快挙です。

また、四国で開催された夏の高校総体では、アーチェリーで大津商業高校が女子団体戦で優勝、ウエイトリフティング男子55kg級で、堅田高校の上坂選手が優勝という素晴らしい成績もありましたし、文化部の祭典「とうきょう総文2022」では、新聞部門で虎姫高校と彦根東高校の新聞部が4年連続で最優秀賞を受賞されました。

 

先日、大津市の葛川中学校は、「第24回日本水大賞」で文部科学大臣賞を受賞した!とご報告に来てくださいましたし、夏休み期間中に参加いたしました県内中学校生徒会の皆さんとのオンライン交流会では、コロナ過に負けず、地域や未来、学校のために様々な活動を精力的に進めてくれていることに感動しました。

悩み多き年代ながら、素晴らしい個性や力を持つ中学生や高校生達と一緒に、湖国滋賀県をつくっていきたいと思います。

 

さて、本日の知事談話にはゲストをお招きしています。

先月8月22日に副知事として着任していただきました大杉住子さんです。

早速、ご挨拶をいただきましょう!

お声だけでなく、動画も配信していますので、ご覧いただければと存じます。

それでは、大杉さんどうぞ!皆さん拍手でお迎えください。

 

【大杉副知事】

 

皆さん、おはようございます。8月22日付けで副知事を拝命した大杉です。

今日は、皆さんにご挨拶ということで、少しお時間を頂戴いたしました。

滋賀県に来るまでは文部科学省に勤務しておりまして、これまでに学習指導要領の改訂や、幼児教育、キャリア教育、イタリア大使館での勤務など、教育、文化、スポーツの勤務経験をさせていただいております。

 

自治体での仕事は愛媛県教育委員会での保健スポーツ課長での勤務に次いで二度目となります。

 

滋賀県にはこれまでにも観光や遊びで何度か訪れたことがありまして、文化・自然が豊かで非常に良いところという印象があります。今回ご縁をいただいて、滋賀県で仕事し、生活できることを大変嬉しく思っております。

 

豊かな自然環境、歴史、文化、そして近江商人をはじめ数多くの人材を輩出してきた、この魅力あふれる滋賀県の副知事として仕事ができることを光栄に思うと同時に、その責任の重さをかみしめています。

 

知事からは、これまでの経験を生かして、文化芸術・スポーツの振興、教育の充実、子育て支援の強化、女性の一層の活躍推進などに力を発揮してほしいとのお言葉をいただきました。県職員の皆さん、市町、関係団体、県民の皆さま、多くの方からお話を伺って、出来る限り現場を訪れたいと思っております。

 

また、少し霞が関で不摂生がたたっておりますので、「健康しが」を自ら実践してまいりたいと思います。

 

江島副知事は滋賀県政を隅々まで知り尽くしておられます。私には、外からの視点、国との協議・調整が期待されていると思います。僭越ではありますが、江島副知事と二人三脚で知事をお支えし、県政の発展に尽力したいと思います。

 

県政を動かしているのは皆さんお一人お一人です。皆さんの目指すところが実現できるよう、また、高等専門学校の設置や、国スポ・障スポ大会の開催、学力の向上など県政の重要かつチャレンジングな課題に対して、私も一緒に取り組んでまいりたいと思います。皆さんとお仕事できることを本当に楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【三日月知事】

 

はい。今のご挨拶は、大杉住子副知事からでございました。

ご挨拶にもありましたように、文部科学省からいらっしゃいました。

「子ども・子ども・子ども」「子どものために、子どもとともに」つくる滋賀県政を目指して、国、政府との各種協議、調整や「学ぶ力や読み解く力」の向上をはじめとする教育や子育て支援施策の充実、文化・芸術・スポーツの振興、女性の活躍推進など、お知恵やお力をいただきながら一緒に頑張っていきたいと思います。

 

神奈川県のご出身ですよね。

イタリアや愛媛県への赴任経験もお持ちで、直近は、文部科学省初等中等教育局の幼児教育課長でいらっしゃいました。

「一言大杉です!」と笑わせていただくほど、積極的に発言、質問をなさっていただいております。大歓迎です。

ご家族の猫ちゃんと滋賀県でお住まいになられるそうです。大いに期待しています!

 

さて、今月9月29日は、滋賀県が今のかたちで誕生してから150周年の記念すべき節目を迎えます。パートナー企業・団体様にもご協力いただき、県内各地で記念事業を展開しています。

日本郵便様からは滋賀県政150周年記念切手も今月発売予定です。

この150周年を機に滋賀県史の編さん事業も始めることとなります。滋賀県史編さん大綱を策定するための「滋賀県史のあり方検討懇話会」を本日開催していただきます。

明治、大正、昭和、平成、令和とつくり、歩んできた「滋賀県の歴史」、その中での先人のご苦労やご足跡等を紐解き、学びながら、より関心を持つ人が増え、もっと好きになることができれば良いですね。

 

来年度に向けた施策構築の検討や議論も始めています。

伴う予算の検討や組織体制の検討も進めていきます。

「北部振興」や「交通ビジョンや交通税の検討」をはじめ、「シガリズム」や「ひとづくり」、「公園づくり」や「健康づくり」、「世界農業遺産」認定後の取組や滋賀県のCO2ネットゼロの施策などは、注目も期待も高まっております。

先月の知事談話で、「県民の皆さんのニーズに答え、新たな仕事にチャレンジするために、業務の見直しをしよう!」と呼びかけたとおり、私たちのため、みんなのため、未来のためへの業務の見直しもしっかり進めていきます。

「ものさし」を変えなければいけないことも多いでしょう!

意気に感じながら大いに検討していこうではありませんか。

 

 

最後に、今日9月1日は「防災の日」。

先ほどは地震の揺れから身を守る防災行動シェイクアウト訓練放送が流れ、それぞれ行動をとっていただいたところです。

政府・官邸では、南海トラフ大地震発生を想定した訓練も実施されています。

今月からは台風も次々発生し、日本列島、滋賀県に襲来することも予想されます。

「琵琶湖の水位」も今日から10月中旬までは、マイナス30cmに調整されます。

災害復旧や防災対応に日々尽力してくれている職員の皆さんに感謝しながら全ての部局で、意識や知識の向上、組織や体制の強化に緊張感を持ちながら取り組んでいくことを要請いたします。

 

長引くコロナ過の中、連日長時間、部局も越えて、また応援する職員の分も支えながら、県民のためにご奮闘いただいている職員の皆さん、本当にありがとうございます。

残暑の中ですが、夏の疲れを癒す時間や機会も持って、時には自分を労ってくださいね。

 

それでは、今この時、滋賀県の職員として、滋賀県民のために仕事が出来ることを「誇り」に感じながら、また、一緒にできる「ご縁」や「偶然」に感謝しながら、仲良く助け合って仕事をしていきましょう!