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気づきと学びを活かそう!

皆さんこんにちは。8月に入りましたね。暑中お見舞いを申し上げます。

開催中の東京オリンピックでは、見事、金メダル2つの「2冠の快挙」を達成された競泳の大橋悠依選手をはじめ、滋賀県ゆかりの選手など、連日繰り広げられる激闘や熱戦、選手の皆さんのひたむきな挑戦に感動をいただいています。滋賀で、テレビなどで応援するオリンピックとパラリンピック!引き続き実践していきましょう!

私も昨日、「お墓参り」に行きましたが、8月は先祖や戦没者を想う人も多いのではないでしょうか。先の大戦の終戦から76年。戦争で尊い命を奪われた、失われた方々に祈りを捧げながら、平和を守り、つくることを、ともに誓い合いたいと存じます。

さて、新型コロナウイルス感染症は、感染再拡大しています。すでに「第5波に入った」と見ています。これまでの波と比較しますと、ワクチンの効果なのでしょうか。高齢者の感染は大きく減っています。しかし、変異株の影響でしょうか。20代など、若い人の感染が急増しています。

感染拡大のスピードは、4月5月に私たちが経験した、第4波の「約2倍」のスピードで広がっています。これまで経験したことがない速度で感染が拡がっており、早くもいくつかの指標で『ステージ3(警戒ステージ)』に入ってきました。

本日後ほど開催する対策本部員会議で決定しますが、『ステージ3』への移行を県民の皆さんに呼びかけることとし、今週中には『ステージ4』への引き上げも視野に入れています。病床と宿泊療養のためのホテルは増やして対応していますが、多くの人が動くこの8月、夏休みお盆の時期を迎えますので、大変心苦しいのですが、これまで滋賀県は言ってきませんでしたが、旅行や帰省の延期見合わせをお願いするなど、本日夕方開催する対策本部員会議で、県民の皆様に協力を要請することとします。

ただお願いだけではなく、すでに始めている故郷・湖国の物産をお届けする取組の発信や、秋以降のさらに魅力ある旅行への支援策づくりなど、次の議会に向けて、間断なく支援策と必要な予算補正をつくっていくこととしますので、関係部局のより一層の取組をお願いします。

今年度に入ってから、職員の皆さんと直接会って語るため、また仕事の状況を確認するため、副知事と手分けして現場を回っております。

総合病院や、小児保健医療センター、甲賀や高島の保健所や土木事務所、公営事業である競艇ボートレースを運営する事業課、彦根にある消費生活センター、守山にある自動車税事務所など、私が伺ったそれぞれの職場で、コロナ感染症と闘いながら、担う使命の遂行や、一人一人の県民の皆さんへの丁寧な対応に尽力していただいていることを実感し、一緒に働いていることを誇りに、また心強く思いました。

県民の皆さんに、頼りにされる現場の様子を目の当たりにしましたし、専門職の皆さんや、若い職員の皆さんの活躍も、まぶしく見ることができました。伸びる事業などには可能性を感じる一方で、少ない人数で多くの仕事を過重なストレスの中で担っていただいていることなど、まだまだたくさんの改善の必要があることも分かりました。

すでに直接コメントしておりますが、私自身もしっかり関与して、可能性は伸ばすために、課題や問題は克服するために、努力します。一緒に頑張りましょう!

今週は私も高島市において、14回目となる「知事の移住」を実施いたします。旧高島町や旧今津町などの歴史・文化を学ばせていただくとともに、自然環境の豊かさを生かした京阪神などの都市部との交流促進による活性化や、「ワーケーション」について、体験を通じて発信していきたいと思います。事前調整などに御協力いただく現場の皆さんに感謝いたします。

現場で得られる「気づきと学び」を施策づくりに生かしていこうではありませんか。

また、皆さんもそれぞれの仕事や職場の中で、また日々の生活の中で得られる「気づきと学び」を大いに生かしてください。歩みを止めなければ、可能性は無限大です。

さあそれでは今月もしっかり寝て食べて、健やかに、にこやかに過ごしていきましょう!