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コロナ対策は新しい局面に

6月になりました。

今月の知事談話から、この放送とともに動画配信をしてもらうことになりました。ご都合の良い時に視聴してみてください。

 

そろそろ梅雨入りですね。

梅の実も青さを増して膨らんできました。

職員の皆さんと、今、県民の皆様のための仕事を一緒にできることを嬉しく、光栄に思います。

保健所や健康医療福祉部、商工観光労働部をはじめ、この間、年度末から年度始めもゴールデンウイーク期間中も含めて、日夜、新型コロナウイルス感染症対策、経済雇用対策等にあたっていただいている職員の皆さんの頑張りに、心から感謝します。

この対応のためにさまざまな日程や方針、また体制も変更を余儀なくされています。全庁挙げての協力にも御礼申し上げます。

私自身もそうでしたが、前例のない、かつ、先の見えない中での対応は、精神的な辛さが重くのしかかりましたが、皆さんと力を合わせての、相談や対応が心の支えになりました。知り合いも増えました。反省点も多くあります。

できる限り省察して、顧みて、観察して、これからのコロナとのつき合いや県庁での仕事にも活かしていきたいと思います。

 

新型コロナウイルス感染症対策は、今日、6月1日から、滋賀県においても、「新しい局面」に入りました。

おかげさまで、感染状況が落ち着き、医療提供体制に余力を持てていますので、「コロナとのつきあい方滋賀プラン」におけるステージは、真ん中の赤の「警戒ステージ」にあるものの、現在の状況が続けば、近日中に「注意ステージ」に移行することができる状況、すなわち、感染予防・感染拡大防止に努めながら、感染状況を継続的にモニタリングし、対策を段階的に緩和し、社会活動、経済・文化活動を徐々に再開させていく局面に入りました。

 

観光については、「まず県内から!」活動開始!と呼びかけます。「ビワイチ」などPRを強化していきます。

 

休館や閉鎖をしてきた県立施設や公園等についても順次利用を再開します。県立学校はじめ、学校での教育活動も本格的に再開されます。

ただ、北九州市の事例もあります。お互い気をつけながら、商工観光労働部長の言葉を借りれば「そろりそろり」と、動き出していきましょう。

 

この間、子どもたちにも不安で不自由な生活を強いてしまったことを、本当に心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

これからの教育活動の充実をみんなで応援していこうではありませんか。

 

コロナ対策の各種施策や事業については、多くの財源は債務にたよりますので、将来世代のことを第一に考えた、つくりこみを職員の皆さんに強く呼びかけます。

 

さまざまな大会等も残念ながら中止になりました。

いろいろな課題があるでしょうが、代わりの大会や発表の機会を県内で設けられるのであれば、私は全面的にそれを支持し、応援することを、ここに表明します。

 

最後に、いよいよ出水期に入ります。

洪水や土砂崩れなど災害への備えを再確認しましょう。

だんだん暑くなる6月も元気にともに頑張りましょう!